++堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオレポ++
毎週土曜日 22:00〜22:30 bayFMでオンエア中の
堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオ のレポです
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#369

BayFmをお聞きの皆さんこんばんは、堂本剛です。堂本剛とFashion & MusicBook、始まりました。平安神宮さんでのライブ期間中でございますけれども。

10代の方、あんなさんからね、「高校卒業したら京都と奈良に行きたいな。旅行に。京都と奈良は小学校の修学旅行でも行ったけれども、大人に近づいている今、感じ方も違うと思うので再び行っていろいろ吸収できたらいいと思います。そこで剛くんに京都、奈良のおすすめスポットを教えてもらいたいです」と言うことできました。

まあの色々ありますよ、本当に、色々あるんですけれども、僕はいつもね、直感で動くタイプなんでね、「ここ行きたいなあ、そこ行きたいな」ってなんとなく思ったり、あるいは人からなんか聞いて行ったら、「なんか来てよかったなあ」みたいな理由がそこにあったりとかというのがあるんですけれども。

いま自分がどういう状況にあるかみたいなことをちょっと一回冷静に考えた時に、例えばですよ、勉強で何か乗り越えなければいけない、じゃあ勉強に強い神さんとこに行こうとかいうのがあるじゃないですか。多分ね、最初そんなんでいいんですよ。

ただその神社とそのお寺さんがどんなふうにして今ここに存在するのかということをちょっと勉強すると、行く意味、理由みたいなのがすごく深まるんですよね。諸説ありますがみたいなやつも出てくるし、色々な知識を吸収していくと実際行ったら、これはこういう作りになっているって言う事は諸説ありますの中のあのパターンが多分有力なのではないかみたいなことが出てきたりとかちょっと旅行とはまた違うんですけれども。

そういう面白さもあるし、ピンと来たところに行かはったらいいのになあと思いますけどね。奈良も色々見ましたけれども、お勧め大すぎてなって感じもするからね。いきなりだって天川行ってくださいってなると、なかなかヘビーな気もするしなとか。厳かという言葉とか神様仏様がおわすって言葉とか、そこにいらっしゃる、いはるっていう。いろんな表現、キャッチコピーとかいっぱい今まで京都奈良っていうのはあったけれども。

奈良人からすると本当に奈良と京都は話が違うから、違う話二つを楽しむためにセットにするのはいいんじゃないかなっていう気がするけどね。あるいは奈良から始めて京都に行くか京都から遡って奈良にするかですかね。だって元々の都、ここから始まったんかみたいな話、色々あってさ歴史がね。

そこには、僕なりの解釈ですよ、なんかちょっと宇宙人、いたんちゃうって思ってまうなみたいな話が出てきたりとかね。でもこれもしかしたらありえるよな、みたいな今だったりするしね。1300年前ってめっちゃ前な気するけど、そんな前でもないもんね。

人間の一生を例えば今寿命が伸びたんで100と考えた場合、そんな昔じゃないよね。これが30歳とかなるとまたちょっと変わってくるかもしれないけれど、意外と近い話っていうか。という事はこの意外と近い中で、「こんだけ発展しちゃったの?」というのを僕達は今、体感してるわけやねん。その人間の凄さと恐ろしさみたいなものを理解するために、奈良・京都というのは、僕、いいような気がするんですよ。

昔の人はこれを信じていた、その「信じていた」が、いやいやいやこれは迷信やな、で終わるやつと、ちょっと待って、これ量子力学で言うこれに近い話してるんちゃう?みたいなやつとかも引っかかってくるくるんですよ。

だから昔の医学で言えば、この石を飲めばこの病気が治ると思って、本気で飲んでたとかね、でも実際医学的に調べたら、そんなの飲んだらあかんあかん、飲まんほうが絶対いいに決まってる。でもその土地に根付いた色々な物があって、石ってどの文明見ても、そういうポジションに行くんですよ。何かこう薬に使われたり、何か未知なるものとして扱われるってことが多かったんでね、そういうのとかをいろいろ勉強していきながら、それでまた、いにしえの都や、生きた想いとか、その想いがいまだに続いている場所もあったり、途絶えてしまっている場所もあったり、何かこういう途絶えて想いと、途絶えていない今も続いている想いの違いはなんなんだろうとか。

目に見えない話を楽しむために一回知識入れたりして、実際行って肌で感じると、結構面白い。そういう論点で、奈良・京都を見るのはめっちゃ面白いんじゃないかなと思って。それで僕、どんどんはまってっちゃいましたからね。とてもいい経験になると思いますよ。

10代でね、何か僕が今言ったことを感じることができているのならば、これから10年後、20年後、奈良と京都、いわゆる昔の都だった場所の位置、ポジション、役割っていうの、また随分変わっているはずなので、それが良い方に行くのか悪い方に行くのかは、本当僕ら次第なのかもしれないなと、昔の人々の話をおおいに聞く僕らになっているか、全く聞かない僕らになっているのか、というのはこれはもうほんとに僕らの責任と言うか、でもこういう十代の人達が、そういうところを注目して、吸収してくれるというのは、とても安心するなと言うのもありますんで、是非いろいろな大きい視野で見て欲しいなというふうに思います。

1曲目はWelcome to shamanippon - INISHIE groove 聴いてただきましょう。

♪ Welcome to shamanippon - INISHIE groove

堂本剛とFashion & MusicBook、ここで皆さんから頂いきましたメールをご紹介します。まずちよしさんですね。

「いつの日もラジオ聞いていますよ。最近カセットテープに興味がありそうな剛くんですが、私はいつもこのラジオをカセットテープで録音しています。カセットの好きなところは、MDと違って聞きたいところをすぐに戻して聞けるところが魅力。カセットが溜まっていく感じもまた良いですね。アナログはいつまでもなくなって欲しくないなー。剛君はカセットでファンクなど聞いたりされましたか。」

と言うことですけれども、ずっとファンク聴いてて、やっぱりなんかこうクリアで、バーンと飛んでいくようなスピード感がある音質、音楽になってしまうよりも、もわって感じでムードで飛んでくる音楽っていうんですかね、それがやっぱり好きなんでしょうね。

そうするとなんかこう自分が聞いている部屋自体が、ステレオになってるような感じになってくるっていうのかな、そういうのも気持ちよかったりして、すごくいろんなファンク聴いてますけれどもラジカセで、普通に考えたら、ラジカセにとって一番良い状態って何かなって思ったときに、使い続けることやなって思って。

止まってるとそれは不具合起きるよね、車と一緒かなと思って。常に鳴らしといた方がいいもの、僕は逆に言えばカセットテープのいいところという意味合いで、あっと思っても、巻き戻さないと言う。そこで巻き戻すとまた負担がそこで。そういう機能が付いているから、気にしすぎることはないけれど、それ当時の話であって、3○年とか37年、38年ぐらいたってるやつとかで聞いてるんで、尚更余計な動きはさせないっていうか、うん、慣らし運転をするけど、急に加速したり急にブレーキして、また一速に入れて、また立ち上げ直してみたいなことを車でマニュアル車で、60年代とか70年代とかの車乗ってるのと一緒っていうのかな。

とにかくずっとええ感じで流す、車を流してるぐらいの。それがちょうど気持ちいいみたいな。だから今のところ聴き直したいと思っても戻さずにそのままダラダラ聴いて、裏返してまた聴いて、また裏返して聴いたた時にそこが戻って来るくらいの感じで聞くのがが何かおもしろいかなーと思って今はそんな風にして聞いてますけど。やっぱ気持ちいいね、アンティークなものがどうしても昔から好きやからっていうのが特に手伝ってますけどね。

そして24番目のひかりさんがですね、
「関西の大学に通っている留学生です。最近剛くんのT&Uがめっちゃ好きで毎日聞いています。友達にも勧めたら好きになってくれました。私はファンクに詳しくありませんが、剛くんのファンクに夢中になりました。多分剛君の声が好きになったからかもしれません。剛くんは芸能人の中で、「この人の声が好きだ」っていう人いますか?」

というのきたんですけれども。考えたことないなと思ったけど、でも僕スライの声は好きですけれどね、スライの声聴くとやっぱあがるよな何か、うわーってらるっていうか。好きというか、日本の方だと好きっていうことよりも、自分と違う声やから、好きという感じにはならないかな。そのレンジ、この音域、自分はでえへんなとか、自分はそこ出るけど鼻がちょっとコンプかかっちゃうなぁとか、喉締まりやすいなー、その音域。とかクセがあるんで。

僕なんかやっぱりファンクやってるしラックミュージックがすごく好きなんで、低音が欲しいんですけど、ローが。でも僕、ローがないから、でもこれ声帯の長さとか、体格とかそういうのも含めて、自分の声はこうだから、じゃあどんな風にしてファンクやっていこうかな、どんな風にアレンジしていこうかなっていう模索の旅にずっと出てるっていう感じですけれどね。

みんな、いい声してはるよね、なんか、ようこんな声、でんなーみたいな。やっぱあれって、歌ってる人はよくわかるんねんけど、ほんと体がブーって、体が楽器やから、本当ね、ブーみたいな、すごい低い音っていうかな、んーーみたいな。それをこうなんか、わーって歌った時に、体がうわーーんーー、すごい下だから、体がバリバリ鳴ってるっていう。

楽器のやっぱ体みたいな感じありますけれど、僕が求めている声になろうと思ったら、こんな体型とかもあると思うんですよね。極端な話ね、それは年取ってからまたやればいいかと思いますけれど、今はなんか、「ある程度をシュッとしといてください」みたいなところにいるんで、ある程度シュッとするけど、うん、でも楽器もベースが好きやったりするから、やっぱり低いものが好きなんよね。

ということはギターとかピアノとか高い音というよりかは、低い音が好きってことは自分の声もそういうところが鳴ると気持ちいいねんけど、なかなか鳴らへんなーみたいな。だから上の方でファルセットとかなんかんーーとかいってその下でドゥーーってベースが鳴ってて、ふぁふぁーふぁーってその上でわぁーーとか歌って、楽しむ。そのベースのうーうーるるるーっていう下のやつとか、るーるーるーるー、なんか下ですげーグルーヴしてるみたいな歌とか歌いたいねんけど、なんかこうなんか違うなと思ったりとか。

色々ね、僕は僕でコンプレックスってわけではないねんけど、ここの音出たらいいのになぁ、おしいなぁみたいなことを思いながら、色々模索してやってるって感じなんですけれどね。

この留学生の方、お友達が好きになってくれたと。嬉しい話ですね、と思って。ほんとにね、こんな未来あるって思ってなかったから、何度もこのラジオで言うけど、ファンクやってて、でもメールにファンクっていうワードが入ってきていること自体、結構なことやなと思うんですよね。

ロックとかはね、みんな親しみやすいから結構入ってくるけど、ファンクがどう、ファンクがどう、ファンクがどう、なんかこんなところに立つって思ってなかったもんね。一番最初だってエンドリの、よしファンクやっぱやろうって思ってテレキャスベース持ってなんか弾いてたときとか、全然誰も、何をしたらいいの?みたいな、低い音鳴ってますけど・・みたいなぐらいだったから、高い音で派手で伸びる音で、ワンワンてなったらみんなわーってなってた時代やから。

それがドォッドォッドォッドォッとかやってても、なんかみんなどうしたらいいの?どうしたらいいの?っていうムードがめちゃめちゃあった。ジャニーズっていうところを否定するわけではないけど、ジャニーズにはそういう音楽はなかったから、そらしゃあないよね。なんか急に儀式みたいなの始まったんですけど、これなんすかっていう、それぐらいになっても、それはしゃあないよね。

ついてきてくれた人は中々の人たちやなと思いますよ。山奥行って、民族に会って、すげー歓迎されてなんとなく仲良くできる人ですよね。何かわからへんけど、それ俺ちょっと飲まれへんな、でもちょっとを飲んだふりとかして、Oh、yeahとか適当に言って、一応失礼ないように仲良く出来た、でも結果、意外といいなここ、じゃあ俺もちょっと服脱ごうかな、てどんどん脱ぎだして、急に枝削り出して、槍作り出して、俺ここでも住んでけるなー、だんだんだんだんそっちに行けるような人たちがもしかしたらね、最初の方から残ってくれている人だと思うんですけれども。

まだまだ知らない音楽って言うかね、まだまだ知らない感覚とかね、まだまだ知らないムードっていうのは、もっともっとあるわけですからね、いっぱいいっぱい勉強したいし、みんなと共有できたらなあというふうに思っています。それではお話に出ましたのでこちら、聴いていただきましょう。T & U、どうぞ。

♪T & U

堂本剛とFashion & MusicBook、今夜の放送いかがだったでしょうか。今日は色々なファンクの話とか、最後の方になりましたけど。今まで本当にファンクとか好きでやってたけど、「どうせ何か変なあれなんやろ?」みたいな、なんか何かを感じのよね、言葉にされなくても。言葉にする人は、「ロックじゃないんですか?」みたいな感じでくんのよね。

もうちょっと丁寧な人は「自分はロックとファンクの違いが全くわかりません」ってはっきり言ってくれる。その上っていうか、「本当にロックかファンクか知らんけど、まあ楽しいですね」みたいな人がまた出てきたりして、ロックっていう言葉がなくて、「ファンクってなんか楽しいですね」でまた「なんか」がついてて、その後に「ファンク詳しくないんですけどファンク好きです」好きですっていう言葉が入ってくる。詳しくないけどっていう言葉がまだついてる、でその後に「ファンクが好きになりました」その後に「ファンクが好きです」って結構シンプルな言葉になっていくって言うか。

こんくらい時間かかるっていうのかなあ、「俺ファンク好きです」ってシンプルに言えないなんかがね、多分これあれやよね。「あれって美味しいよね」のあれを「何?あれ」っていう人の方が多かったら、あんまでかい声でやっぱいわへんもね。「あれ美味しいらしいで」とか「あれちょっとでもクセあるやん。でもそこがうまいやん、みたいな」女の人ってクセある食べ物すきやん。ちょっと匂いきついとか。全然ファンク合うのにってそういう意味では思うよね。こんなクセだらけの音楽、ないねんけどね。

そういうご飯とかで例えるともうちょっとわかんのかな?意外とクセになるでっていうやつなんですけどね。今日も自分の人生をね、ふわっと振り返るような一行一行あったなあなんて思って。人生ね、何かを続けていれば、それが開花する日もあるんだなぁとかね、30代後半で17歳の子とかからねメールもらうなんて思ってなかったからな、ほんと。幸せやね。10代の人の意見とかも聞かせてもらいながら成長できんねんからさ。とても幸せやなあと思います。これからもこれからも皆さんどんどん送ってくださいね。

メールの方
tsuyoshi@bayfm.co.jp
FAXの方
043-351-8011
はがきの方
〒261-7127 bayfm

までどうぞよろしくお願い申し上げます。
さあどういうことでございまして、今夜はですね、Heart Discを聴きながらお別れしたいと思います。堂本剛とFasion & Musicbook、お相手は堂本剛でした。それでは皆さんまたお会いしましょう。おやすみなさい。
2016/08/27 by こさかママ [377]

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* 08/27 #369

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