堂本剛とFashion&Music Book
bayfmをお聴きのみなさまこんばんは、堂本剛です。 堂本剛とFashion&Music Book 始まりました。
えー今日はですね、梅干しの日なんですって。
で、あのまぁ奈良の隣の和歌山県の南部町の東農園さんが制定した記念日だということで、 「梅干を食べると難が去る」と昔から言われてきたことから「なん(7)がさ(3)る(0)」の語呂合わせということで。 この7月30日難が去るということで梅干しの日とされたということですけれども。
梅干しはクエン酸とかを多く含んでいるから疲労回復とかカルシウムの吸収を促進したり、まあそういう効果が期待できますよという優れた商品と。 まあ塩分がね多いから高齢者の方にはなかなか厳しい食べ物ではある状況もあったり。
僕がちょうど上海で、高多湿・高気温の中で超睡眠不足の中で撮影した事によって走りながらぶっ倒れたんですよね僕。
走ってるところ…まあ仕事なんで走るんですけど、途中にもう意識がぶっ飛んでしまってそのまま倒れちゃったんですよね。それ17.8くらいなんですけど。 その時に朦朧としちゃって何が何だか分からなくなってて、気ぃ付いたらいろんな人のスタッフさんの膝の上にこう抱えられてるような状態で。
その時に現地の梅干しがあって、取りあえずこれを食べなさいと言われたのを覚えていて、それをなんか食べて…食べたんですけどそんなすぐに回復する訳もなく。 ただまぁ少しずつ少しずつ回復していったというか、その後お水も飲んだりとか色々したんですけど。
で、その時のなんて言うのかな、疲労回復速度が早かったような気もして、なんかもうちょっと疲れてるなぁとか、あと自律神経も弱いんで自律神経にも梅干しは結構良かったりするっていうのもあって 結構梅干しはこの年になってもかなり食ってる方で、ごはんの時も家にも梅干しあるからなんとなく、毎食は食べてないですけど食べてる方かなっていう感じです。
だからその時にぶっ倒れた過去があって、その時に梅干しの効果を知るというか。
でまぁ和歌山の梅干しが圧倒的に僕は食べてるのが多いので、まあちょっと奈良の横やったりもしますしね。 和歌山高野山とかいろいろななんかその流れもあって梅干し食べることで自分の地元との繋がりが強い食べ物という認識もあるんで、それで結構梅干し食べてるって感じがしますね。
あの疲れとか疲労だなんだどうこうを含めて大丈夫やろうとか、まあまあこれ食べときゃええかってそういう感じがあるのと一緒でね、 『Paint it,fill it with love』って曲書いたんですけど、愛で塗りつぶしてしまったらしまいやみたいな曲を書きたくて。
一々関係ない人がね、例えば僕が友達の恋愛に「いやそれはお前ちょっと彼女がかわいそう過ぎやろ」みたいな意見ってどこまで言っていいかってあるじゃないですか。 彼女とその人の話があるから、第三者関係ないところの話があるやん。 色々あった上でその答え出してるから、それに対して「お前それどうやねん」って言う権利はないと思うんですよね。
で何かそのそういうようなことを考えないくらい、ピースフルでハートフルでおっきい愛に、人の一人一人の心の痛みや日常の痛みっていうものを僕ら包みなおす必要があるんじゃないかなと。
あいつがこう、こいつがああみたいな話じゃなくてね、俺はこうみたいなそんな話どうでもよくて、全部一つで愛で塗りつぶしてしまったらいいやんと。 ハッピーなものもアンハッピーなものも全部愛で塗りつぶす。 命という意味、そして全ての始まりという意味の込められた愛というムードで言葉で想いで全てを塗りつぶしてしまえば。
あの全部塗りつぶしたからOKっていう発想ではなくて、全部愛で塗りつぶすということの愛を僕たちはもう一度持つべきなんじゃないかなみたいなことをすごく強烈に思ったりして。
なんかこう大人になってもいじめはあるし、学生さんでもそういうのはあるしとか、お母さん同士でもあるしとか、もういろんな人の話聞いてたら大変やなって思って。 うちの子よりもお宅さんの子はこうなんですよねぇみたいな、なんかそんなんとかさ、どうでも良くない?って話。
でもそれって角度変えたらいじめやしストーカーじゃない?みたいな話とかいっぱいあんねんけど、そこはクローズアップされないよね…って。なんかよく分からないなあって思って。
なんかそこの話をするよりは、全部愛情というものをもう一度考え直して学び直して気付き直すことで、愛で全部塗りつぶしてしまったらいろんなことはもっとシンプルな話になるんじゃないかな。 そして僕たちもストレスもなくてとても前向きな気持ちで相手を慕い想いっていうようなことができるんじゃないかなと色々思ったりしながらね、いろんな人の悩みを聞いてたんでね。
そんな中で『Paint it,fill it with love』っていう曲ができました。聴いていただきましょう。どうぞ。
♪『Paint it,fill it with love』
堂本剛とFashion&Music Book、 ここでみなさんからDVDとかアルバムの感想をいただいておりますんで早速ご紹介します。
えー、みさきさんです。愛媛の方なんですが、
「DVD拝見しました。実際にその場にいるような気がして、気付いたら身体がリズムを取っていました。 セッションもすごく素敵でした。私は初めてセッションというものを目にしたんですが、みなさんが楽しそうに音楽を鳴らしている様子を見て、自分もやってみたいなという気持ちになりました。 DISC2の『いま あなたと 生きてる』は感動して自然と涙が流れていました。 ドキュメンタリーも貴重な映像が見れて嬉しかったです。剛くんが本当に本当に楽しそうに音楽をしている姿にこちらまでほっこりした気分になりました。最高の仲間に出会えたんだなと思いました。 私は自分というものは余り出だせず殻に閉じこもってしまうけど、もっと自分というものを出して剛くんのように最高の仲間に出会いたいと思いました」
と言ってくださっております。
DVDの方はね、20人バンド従えてそしてFUNKというジャンルを基盤として軸としてやるっていうライブって、なかなか日本ではないもんですからね。
ミュージシャンの方もとても興奮した状態でやったという状況ですからね。 ライブ前には「興奮するの気を付けてくださいね」と一応釘を刺したんですけども、ステージ上がったら全然みんな興奮しちゃってたから。 でもみんなちゃんとやってましたけどね。
後はもう逆に僕はほったらかしにするということで、無の境地を作ろうということで後はもうほったらかしにしました。
だからあんまり主導権を握り過ぎないようにして、ほったらかしにすることで無法地帯のなるじゃないですか。 その無法地帯の中に「無」となって存在すれば、結果「無」になっていくんで、自分の状態を変えて最後までいくって感じにはしたけれどもね。
あの日非常に貴重な経験で、またやりたいなってこの大所帯で大きいところでFUNKをちょっとやりたいなって思いますけれども。 またそういう機会も設けれると思いますんで、みなさんちょっと楽しみに待っててください。
そしてアルバムなんですけど、ゆみさんが 『Grateful Rebirth』の限定盤・通常盤と両方買っていただいて、ありがとうございます。
「どの歌も大好きで私は『I've found my voice 』が一番好き。 こないだから会社で音楽を聴きながら作業をしていいということで、早速剛くんのアルバムを持って行って仕事場の人に聴いてもらったんですが 男性2人が『T&U』をめちゃくちゃ気に入ってくれて、今では朝から会社で『T&U』を流すのが定番になるほどです。踊りも秘かに教えました。 男性2人はこの曲が流れるとテンションが上がって元気になれると言ってくれて、「堂本剛最高だよ。めちゃくちゃおもしろい」と絶賛でした。 剛くんファンの私にとって嬉しい言葉です」と。
会社で『T&U』がかかってるって状況ですね。すごいですねぇ。
なんかまぁ今回はあれかもね、男性受けしやすいのかな?分かんないですけど。
そういうふうに作ったつもりも特にないけど、まああの自分自身に対して愛情を持って解放してあげた、自分をね。 そういうふうに作った音楽ばっかりなんで、もしかしたら間口が広いのかも知れないなというか。 受け取り手さんが楽に受け取れる何かがあるのかも知れないなぁというふうに思いますけれどもね。
ぜひそのお二人にもそして会社の方々にもよろしくお伝えください。 かけていただけるなんて、会社でかけていただけるなんてね…うん。 会社もなかなか懐の大きい会社ですね。 あれがかかっててみんな仕事をしてる。まあそれで仕事が捗るならほんとにとてもとても幸せなことですから、今後ともぜひよろしくお願い申し上げます。
さあそして、ゆかさんですけれどもね。
「『I've found my voice 』を聴くと涙が滲みます。何回聴いても滲みます。 繰り返して聴くうちにふと思うんです。この“あたし”はどんな未来に行くのかなと。幸せになれるのかなと。 答えは出ないので歌詩の中の“あたし”を想像で温かく抱きしめながら聴いています。 応援歌的なリリックにも見て取れますけどとっても切ないです。『I've found my voice 』はどのようにして生まれた曲なんでしょうか?」
『I've found my voice 』の感想が結構多くてね、韓国のファンの方もそうですけども、MJさん
「『Grateful Rebirth』聴きましたよ。『I've found my voice 』の歌詩が特に心に響きました。『夢とお別れねI've found my voice 』の部分の歌詩がなんか寂しいですね。 聴くたびに寂しくなり切なくなったりします。夜に一人で聴くのがちょっとやばいです。涙を濡らしてしまいます。 その歌詩について剛さんの想いとか考えが気になりました。教えてください」
あのやっぱりなんて言うのかな、例えば自分の地元の奈良でいうとね、奈良の中心部だけで盛り上がってる話とか文化ってあるんですよ。
それは外側の奈良にもこんな文化・伝統・神話・人の生きてきたり様々な色彩がある。ただそれが中心部の人とは話がもう違ってるっていうか。 それがなんか残念だなあって思って。
で、奈良全体の話を奈良の中心部でしていれば、もっと奈良は魅力的なものになっていくだろうに、やっぱりいろいろな人々の都合があるので、その都合の一番いいところをとった奈良になってるなと。
それと同じで東京が日本の全ての話を東京でしていればいいなって思うんですよね。
やっぱりその地方にはいろいろ美味しいものがあったり、その土地特有の儀式とかお祭りとか、感覚・価値観いろんなものがあるじゃないですか。 それがなんか東京で再現されているといいのになって思ったんですよね。
東京の人の都合に合わせた東京ではなくて、日本の全体をそこで集約して表しているようなものが東京であるととてもいいのになと僕はずっと思ってるんですよ。
それは食文化もそうだし、礼儀という道徳倫理もそうだし、建築というものもそうだし、いろいろな知恵というものがある訳ですから、 それが東京の中心・都の中心となってる場所であるということがこれからとても日本にとって大事だろうし、世界にとってのアピールとしてもとっても分かりやすいと思うんですよね。 日本ってこういう国なんだというのがね。
そういうことがなんかこうやれていない、できない。 何でできないんですか?いやちょっと予算がどう、ああだこう、こうだああがすごくあって。
でもそれをできない理由は、もちろんお金や時間があると思うんですけど、もしかしたら僕たちのせいかも知れないよねっていう。自分たちのね。 自分たちが都合のいい毎日を考える率が高いからそうなってるのかも知れない。
だって僕だけが考えてても無理かもしれないけど、僕たちが今話をしたようなことを考え始めたら東京は勝手にそうなるよね。
奈良の中心部の人じゃなくて人たちがそれを考え始めたら、奈良の中心部もそうなっていくよね。それはお金とか時間の話なのかっていう。
それと一緒で自分の今の人生の中でこれが上手くいかない、これがなかなか叶わない、到底あそこに辿り着かない。
それを社会や時代や会社や誰かのせいにしてばっかりいて、一番肝心な自分というもののせいにしないで生きているということはどうなんだろうと。
やっぱりこう自分のせいにするということはとても大事なのかも知れないなっていうことを、いろいろな人の相談を受けた果てに僕は感じたんですよね。 それが奈良であったり東京であったりにも通ずるなと思ったりね。
だからあの自分の声を聞いて、自分が決めた未来、自分に捧げる自分に与える未来っていうものに自分自身が歩いて行く。まあそういうことをしないと。
自分のせいにして一歩でも進んでいかないと何も変わらないよって、何かそんなことをね、相談を受けたりしてる中で感じたんです。
これはでもね自分にも言えることでね、自分にもそう思ったし、自分に対しての歌でもあるのかなって気もして。 だからちょっと切なくなるような寂しくなるような言葉もわざと入れたりしてるんだろうなって感じはします。
安心させるだけの柔らかい優しい言葉で励ますっていうのもどうかなって思って。
自分に対して厳しく自分を励ますならば、こういうような言葉を入れてもいいかな、こうかなって多分自然にできていったかなって感じはします。 だから自分に対して書いているような曲でもあるなと。
この曲の事の発端は友達の相談に乗ったってことなんですけどね。 でもなんか気が付けば自分に書いているなというような不思議な形で生まれた曲だなというふうに思いますね。
みなさんもね人生少しでも、一歩でも前に進むように、本当にそんなことを思いながら心を込めて作った曲です。
『I've found my voice 』聴いて下さい。
♪『I've found my voice 』
堂本剛とFashion&Music Book、今夜の放送はいかがだったでしょうか?ということですけれども。
今日は梅干しの話したんですけど、梅干しの日の。 今日土用の丑の日みたいなこともありまして。
なんか梅干しとウナギはちょっと食べ合わせがあんまり良くないという説もあったり。
クエン酸が食欲を増すからウナギっめっちゃ食べてまう説とか、なんか油が固まってしまって消化不良を起こす可能性がある、そんな人もいるとかなんかいろいろな話があって。 でもこれ和歌山の方はじゃあ梅干し優先して食べてんのかっていうね、どっちなんやろ…うーん。
でもこれはほんとにいろいろこういうね地方によって食の文化も違うじゃないですか。 これが戦略的にではなくてもうちょっと国として国民のみなさんに 「今日はどこどこの地方でこんなお祭りがあるからもし興味がある人はそっちの方角に向かってその神様に手を合わせたりする、そんな時間をつくってみてもいいかも知れませんね」みたいな話とかがあってもいいよね。 HPになんか載ってたりとか。 みんながそれを、一つのことをやってるっていうのはとても清々しい気がするし「俺には到底理解できません」って人は別にしなくてもいいかもしれない。それは強制的にやることではないと思うんで。
でもなんか僕たちが心を一つにするためのね、そういうような行動っていうのはもっともっとあったらいいんじゃないかなって、そういうことを小さい頃から体験できるってとても貴重だと思うんで、 今の若い世代の人たちが、これだけ最先端にどんどん進んでいく中でそういったお祭りとか、そういった土地に根付いている受け継がれているお話とか、そういうものに触れるのはとても、むしろ大事な時代だと思いますけれどもね。
ま今日は梅干し食べるかウナギ食べるか両方食べるか、それは好きにしてくださいね。
さあということでございまして、みなさんからの様々なメールをお待ちしております。
(あて先紹介)
さ、8月の26日から28日の3日間ですね、平安神宮さんで京都の方でライブを行わせていただきます。
来てくださるみなさん、ほんとに暑かったりとか天候も様々だと思いますので、最新の準備をね。 とにかく、こんだけやってたら大丈夫やろってくらいの準備を、なんか色々しながら来ていただいた方がいいんじゃないかなと思います。 お身体ももっとご自愛しながら来ていただければなって思いますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
ということで今夜はですね、『Be grateful』こちらを聴きながらお別れしたいと思います。
堂本剛とFashion&Music Book、お相手は堂本剛でした。 それではみなさんまたお会いしましょう。 おやすみなさい。
♪『Be grateful』
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2016/07/30
by あやめ [373]
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