堂本剛とFashion&Music Book
bayfmをお聴きのみなさまこんばんは、堂本剛です。 堂本剛とFashion&Music Book 始まりました。
えーまずいただきましたメールがですね、小川夫婦ということで、30代の方なんですが
「六本木のライブに初めて夫婦で参加してから」と。
2月に六本木でちょっとライブやったんですけど
「だいぶ経ちますが主人は今もTuTuTuTuよく口ずさんでいます。 アルバムの曲を1.2回しか聴かせずにライブに参加したので盛り上がれるか少々心配でしたが、振りもやってかなりノリノリだったので嬉しかったです。 一緒にラジオを聴いていたらFUNK大学を設立したいという話に爆笑しました。 ちょうどメールをしようと思った時に『TU FUNK』が流れてタイムリー。 5月22日に結婚式を挙げるんですが、手紙を読む時に剛くんの曲、インストゥルメンタルやバラード系を使いたいと思っているんですがおススメを教えてください。 よろしくお願いします」 となってるんですよ。
でまぁこれ話がどういう話かにもよるんですよね、コメントが。ちょっとそのいい感じの話なのかどうかっていう。 まぁちょっとでも『縁を結いて』とかだと重いっていうかさぁ、なんかちょっとこうちょっとどうなんかなぁみたいな。
これほんとにみんな読む時とかに後ろになんか歌っててうっとうしくないのかなぁと思うんですけどね。 こっち読んでるし、みたいな。ちょうるさいし。サビとか入ってきた時気になったり僕はするなあと思うんですけど。
インストの方がいいでしょうけどね。だからそういう何て言うんですかねぇ…うん。 でもやっぱりね日本の人の結婚、一度しかない結婚式。 そこに向かって行くっていうかさ、結婚は一度ですみたいにぱぁっと向かって行くでしょう? で、人生いろいろあるんで、その後はみなさんお互いのいろんなお話し合いでいいんですけど、 あの…なんやろな、やっぱりそれはもう僕が決めることなん?これって話ですけど。
ご自身たちが結局分かってるから、僕やったら「もう『TU FUNK』でいいんじゃないですか?」って言えますけど、来た人たちがね。
僕が例えば結婚する時とかはミュージシャンがほぼ来るみたいな感じになると思うんですけど、その時って何でもありなんでね。
『TU FUNK』かけながら泣ける話してても「おい!BGMと文章の距離!」とか言いながら誰かが突っ込んでくれたりするやん、芸人さんとかが。
「ちょっと全然入ってけーへん、文章!」とかそういうの言いながらできるけど、 「えーみなさま、私と新郎との関係なんですけど、同級生でどうこうでああでこうで…」いう感じでしょ? そうするとやっぱり福山さんとかコブクロさんとかを想像するんでしょ?結婚式っていうたら。
僕はちょっとそのみなさんの楽曲がどうことか言うのではなくて、それもまあ奥さんとか色々な人次第ですけど、 僕はFUNKミュージックとかソウルをかけてたいなとかすごく思うんでね、何じゃこの結婚式ぐらいでいいと思いますけど。
でも奥さんが「ちょっとそれは止めてよ」みたいになったら、そこはちょっとになってしまいますんで。
あの…『TU FUNK』もTuしか言ってないからいいんじゃないの?って思うけど。
これはほんとにハッピーな時にかけてほしいと思って作ってたりお祝い事の時にかけたらいいのにな…みたいな。 まぁちょっと話を…議論いっぱいしていただいて決めてもらう。 僕的には『TU FUNK』でいいんじゃないの?って感じですけど。
二次会で鳴らすってパターンもありますから、ちょっとこうご夫婦で話し合って決めていただきたいと思います。
という訳で、こんだけ話に出ましたのでかけへんかったら変なんで『TU FUNK』聴いてください。どうぞ。
♪『Tu FUNK』
bayfmをお聴きのみなさまね、この中間、間はみなさんからいただきましたメールをご紹介するんですけど、 その前にとうとう決まりましたね。 6月の8日に堂本剛ミニアルバムとライブDVDブルーレイリリース、同時発売ということで。
これね、タイトルが全っ然決まれへんなぁほんまに。「どうすんの?どうする?」なんて言いながら。
で自分の中では“Rebirth”っていうんですかね…うん。 なんかちょっと生まれ変わることが必要なのにそこに行こうとしていない人が多い気もしたし、自分自身も含めて。
なんかあのここに納まっていれば安パイですっていう、その色々な例えばその生き様も含めて、発言とかもそうですけど。
何かこうしておけば何も言われないから、指も指されないから、怒られないからこうしておこうみたいなそういう風潮と、 この組織に入って、こういうふうに仕事をして、、こんなふうに生活していけばまあまあ平和かな?みたいな感じで、そこで留まっているみたいな。
でも自分の心がそれで満足をしていて留まっていて大丈夫なのであればそれは正解なんですよ。
でもそうじゃない、心は動こうとしている、でも身体は動かない1歩も進もうとしない、なんかそういうふうなジレンマっていうんですかね。 それをどうしたらいいか分からないみたいな人も多いと思うんですよね。 なんかいつかそれを救ってくれる救世主に出会えたらなぁ、いつか白馬に乗った王子様が迎えに来たらなぁ、みたいな発想ね。
そういうんじゃなくて、“いやいや己が動け”っていうことをこのアルバムに込めました。 それも自分含めてね。
だから、あの人のせい環境のせい…ちゃうちゃうちゃう、お前のせい己のせい、って自分に思うことがとても大事かなって思うんですよ。
だから僕もこんなふうになりたいあんなふうになりたい、もちろんいっぱいあるんですけど、でも現状こうやしなああやしな…これいっぱいあります。
でもそのせいだけにしていると何も始まらないっていう答えが計算式で出ちゃうんですよね。
何も始まらない、それで満足できるんですね?腹括れますか? はい腹括りますって自分やったらいいんですけど、いや括れませんって何年も思ってるんで。
やっぱりなんかこう自分はこうやって生きてきた、なんて思いながら生きていくことはやっぱり大事だということで、この何年間かは少しずつ少しずついろんなことを自分の変化としてやってきました。
それはあの外見的な話ではなくて自分の秘めたる内の中の変化です。それが一番大事やからね。
でそれを色々することによって今仲間がたくさん集まったなっていう印象です。
でもこういう景色を見れる日が来るって思ってなかったんです、10代の頃の僕は。 孤独に潰されそうに生きてましたから。今も今なりの孤独はもちろんあるんですけどね。
でもなんかそいうことで、こういう景色が見れるようになったのも、自分が変わったっていうのももちろんあるし、 その変わった自分に引き寄せられてくれた人、興味を持ってくれた人たちがこうやって集まって、 こういう時間とかこういう景色を与えてくれてるんだなってことに感謝しなきゃいけないな…なんて思って過ごしてた訳なんですよ。
だからまぁ今回は“grateful”感謝しなさいって言葉と“rebirth”生まれ変わるってね、この『Grateful Rebirth』ってタイトルを付けてアルバムを作りました。
でまぁ今回も、とくべつよしちゃん盤、そしてふつうよしがありますけれどもね。 これはまあ本当に初回盤通常盤って言えばいいんじゃないか?そっちの方が人には分かりやすいよ、ってことなんですけどね。 えー分かりにくくてもいいじゃない?ってことでね、興味がある人だけでほんともういいですからね。
とくべつよしちゃん盤とふつうよしというね、変な名前を付けて1回で終わるかなって思ったんですけど、意外と癖になってましてね。 結果なんなんこれ?って自分で突っ込むような盤の名前がいいなあということです。
あのーとくべつよしちゃん盤はですね、全5曲入ってます、全5曲ね。 えーそしてそこにですねDVDが入ってるんですよ。 先日の2月のライブの映像を使いながら『偉魂』って曲のミュージッククリップ作って見てたりとかドキュメンタリーちょっと入ってます、そのライブの。
なんでちょっとそのライブに来れなかった人たちのために、こんなライブやってたんやなぁみたいなのをちょっとまあ見ていただけるDVD入ってます。 えーファンの方、バンドメンバーへの想いを語ったインタビューね、僕がそういうのとか。
このDVDだけでしか見れないものがあるよ!ってここには書いてますけどね。宣伝文句がいっぱい書いてあります。
で、かつDVD。 このDVDはTU FUNKオールスターズがですね大阪城ホールでやりました、もうほんとにビッグバンドでやりましたライブ、こちらが入っております。 でドキュメンタリーも入っております。濃いドキュメンタリー入ってますからこちらもしょうもないドキュメンタリー入ってますんでぜひ見ていただきたいなと。
で、これもですねとくべつよしちゃん盤とふつうよしがあるんですけど、とくべつよしちゃん盤の方にほっこりドキュメンタリーが入ってるようですね。 ふつうよしの方は「剛と愉快な仲間たちのTU〜苦笑 俺はボスじゃないリーダーだ‼」のダイジェスTUが入っているということで。
まあそんなふうなこんなでですねDVDとミニアルバムと同日に発売、6月8日に発売しますんでみなさんぜひチェックしていただきたい。
そして台湾からのあんちんですっていうことでね。
「去年発売した『TUアルバム』まだまだ聴いていますよ」と。 「ほんまに聴けば聴くほど好きです」
ね、ここ台湾から関西弁で来てます。 「次のアルバムも楽しみです」
楽しみですの“す”は“TU”にしない感じもいいですね。
「次のアルバムには『T&U』入れるの?この曲すごく好きです」 というお便りいただいたんです。
この『T&U』もライブ2月やるっていうのもあったし、新譜何か書こうということで作ってたんですよね。
で僕とあなた、あなたと僕で、そのあなたとか僕とかっていう概念も全て捨てて一つになろうみたいな。 今を一つにしようみたいな、そういう想いで書いたアッパーなFUNKなんですけど。
これがなかなかですね、ライブでやってた、みなさんがねライブで聴いてくれていた『T&U』とはもう全く変わってしまって、全くというか随分と変わってしまったんですよ。
もちろんメロは変わってないですよ僕の、メロは変わってなんですけども。 僕がほんとにね今後アルバムを作るうえで一番大事にしたいこと、あのー取りあえずやれへん?っていうのを大事にしたいんですね。
ほんで、例えばどこかの事務所に所属されてるミュージシャンだと、その事務所さんにやっぱりお断りして、この方お願いしたいんですけどってことでロイヤリティが発生してるぞになっていくんですけど。
フリーでやってらっしゃる方とかは極端ですよ。「ごめんちょっと今日ご飯ごちそうするから来てくれへん?」みたいな。 それで軽くぱっとやってくれるみたいな。
そういうなんか関係性で音楽が生まれるってめっちゃ楽しいやん!みたいな。 で、そういうものを何かこう将来的にはどんどん作っていきたいなって思うんで、そういう関係を作っていきたいって思ってるんですけど。
まぁあのほんとにこの『T&U』ですね、かっこいいコーラス入れてもらったんですけど、 その平岡恵子というね、名越由紀夫さんの奥さんですけどね、恵子ちゃんにはわーわーいつもライブ参加してもらってますが。
恵子ちゃんはね、スタジオにただ挨拶、十川さんにただ挨拶行こかなって挨拶に来はった流れで歌入れてったっていう。 これが『T&U』に入っちゃってるんですけど。
これが歌っていうかね、もうムーディストみたいな、もうムードなんですよね。 あのみなさんが考えてるコーラスってなんか歌詞があってメロディがあってなんですけど。
「取りあえず自由にいってみましょうか」っていう感じでブースに入ってもらって、 で、十川さんも僕も「いや、おんねやから入れぇやほんなら」って冗談でそんなノリが始まったんですよね。
その日はね、もうねTDの日なんですよ。ファイナルミックスしなきゃいけない日で、歌入れる日じゃないんですけどなんかスタッフ・エンジニア含めてみんなマイクも用意してくれて、 「じゃあ2本くらい歌います」って感じでふわ〜歌って帰ってくれたんですよ。
もう強烈な『T&U』に生まれ変わってしまいまして腹捩れるくらい。
ほんとになんかそんなふうにね曲をね楽しく仕上げてくれる仲間がいるなんてねほんとに幸せだなあって思って、感謝が止まないよと。 この『T&U』、僕とあなた、あなたと僕っていうねなんかその全てがとても美しくて煌びやかでほんとに大切だねっていう。
なんかそういうようなね、真っ直ぐな気持ちを込めつつふざけた曲ですから、この『T&U』ももし良かったら、その結婚式の人が大事な話してる裏でかけてもらってもいいです。 ただ全く話入ってこないと思いますけど、先ほどのねご夫婦の一つの思案してはいかがでしょうか?
こちら6月8日発売、堂本剛でですね『Grateful Rebirth』のアルバムから1曲聴いていただきましょう。 『T&U』聴いて下さい。
♪『T&U』
堂本剛とFashion&Music Book、今夜の放送はいかがだったでしょうか?
今日はあのー『Grateful Rebirth』というですねアルバム、ミニアルバムを出すということもありまして、 そのアルバムの意味合いっていうかね、まあこういう想いでアルバム作りましたっていうようなお話をさしていただきました。
まぁあのまた後日ね詳しくこんな曲録ってる時こんなことあったあんなことあったみたいな話をもっとしてもいいと思いますけれども。 まぁあのアルバム聴いていただいてね、みなさんがこう感じ取ってもらったものに対して、またそういう話もできると思いますんで。
で…まあ日頃ね本当にその熊本の地震のこともそうですけれども、報道でいろいろな伝え方でね、みなさんがお伝えになってらっしゃいますけれども。 その中に…えーどこまでが真実で、真実ではなくてとか、いわゆるそのほんとに伝えてほしい事を伝えているのか? えー熊本で震災の被害に合われてない方の欲で伝えたいのか?いろんな事が議論されていると思うんですけれども、みんなほんとに言葉と文字でねいろんな議論してるなって僕は見てます。
こういう時に、何が正しくて正しくないなんていう話は、これ人によって違うから難しいですよね。
それよりも命というものですよね。 自分だったりあなただったりお前だったり君だったり私だったりってなんかそこを感じ合えるように、そして与え合うことができるように過ごすのが一番だなと僕は思うんですね。
だからすごく細かくいろいろな描写を使いながら何かを伝えるっていうのが僕はできないんだろうなって。
でもほんとにあの…なんて言うのかな、こういう天災というものが起きたとしても、起きなかったとしても…という自分で生きれたらいいなっていうのは願ってますけどね。
ただ周りの環境に影響されるっていうのもやっぱり人間なんで当たり前なんだと思うんですけど、 こんな時こそですよね、何かこうほんとに産声を上げて生まれてきてから親にいろいろ教わって、いろんな人と縁を結び、縁のおかげで今の自分があるという。 この中で学んだ全てをあなたに、全てをあなたに捧げたいっていうような思いで僕や己は生きていく事がいいんじゃないかなって思ったりはなんかしましたね。
まぁアルバムを制作しているそのテーマの中にも“自分が決めた未来”とかね“自分に捧ぐ未来”とかね、そういう歌詩を書いてたりとかしてるんですけれども。 やっぱり未来は自分で決める、そんな自分でありたいなて思ったから、すごくなんかそういうマインドが強くてね作ってたんです。
でも人を蹴散らして俺はここに行くからなって決めて行く未来じゃなくて…って思ってたんで“grateful”って言葉と“rebirth”って言葉を付けたんですよね。
感謝を込めて感謝の中で自分は生まれ変わる。 それが絶対的に、僕にとっては絶対的に大事な事だというのが強くあったんで僕は『Grateful Rebirth』ってタイトルに最終的にしました。
その中で『Be grateful』って曲が1曲あるんですけれども、まあ今目に映している全てに感謝しなさい。 なんかそういう自分の目とそして心の目に映るその全てに感謝しなさいっていう想いを込めて作りました。
この曲を聴いていただいて救われる人が一人でも多く生まれればいいなってなんか思いながらこの曲を書いてたんですけれども。
まぁ明日母の日ということもありますしね、僕にとってはお母さんにありがとうっていう想いも込めてね。
そして今このラジオを聴いてくださってる全ての人ね、このラジオを聴いてくださってる全ての人に繋がる全ての人。 もっと言えばほんとにみなさんが知らない人へも命へも感謝ありがとうと愛と温もりを届けるために、今夜はですね『Be grateful』を聴きながらお別れしたいと思います。
堂本剛とFashion&Music Book、お相手は堂本剛でした。 それではみなさんまたお会いしましょう。 おやすみなさい。
♪『Be grateful』
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2016/05/07
by あやめ [361]
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