++堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオレポ++
毎週土曜日 22:00〜22:30 bayFMでオンエア中の
堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオ のレポです
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#289

bayfmをお聞きのみなさんこんばんは、堂本剛です。堂本剛とFashion & MusicBook、始まりました。

ね、僕がほんとにね、一年の中で一番楽しみにしていることバレンタインの日が来ましたけれどもね、(ふふ)2月14日ということでございまして、皆さんは、好きな人にね、チョコレートあげたのかなといつも言いますけど。本来はね、男の人からの話なんですけど、日本では女の人からみたいになっちゃいましたね。

うん、それがいい悪いはまあどうでもいいですけれども、うん、みんなのね、過ごしたいように恋人、好きな人に好きだと告白するきっかけにもなりますから、うん、別に悪いと思いませんけれども、何故こういうバレンタインという日があるんだろうという歴史をたどりながらね、この日を過ごすということもとても大切だと思いますけれども。まあチョコレートの日ということで、日本チョコレート・ココア協会というのがあるんですね。(協会)さんが制定されてね、今では何も実施していないという、うん。

今日はふんどしの日でもあるんです。日本ふんどし協会がね、最近です、2011年に制定して、ふん・・2・・ど・・し・・うんなるほど。なかなかきつい締め方をしましたね、これはね。ふん・・2・・ひふみのふ・・ふん・・ど・・が10、し・4・・うんなるほど。ちょっとこれ一回持ち帰らしていただいてですね、ふんどしの件に関してはちょっと一回持ち帰らしたい。家族会議にかけたいと思います。「どう思う?」っていうの一回かけさせてもらって。

まあ家族で節分、無事に終わりまして、あの恵方巻き?ちょっと太すぎやね。まあ店によって、東京とかで初めてやったときは、「細っ」ってやつ食べましたけど、「なにこれ?棒?」みたいなやつ食べたことあるんですけど、「これ恵方巻きちゃうやろ」みたいな。恵方巻きってやっぱ鬼のこん棒という意味がありますから、細いのなんてスタイリッシュな鬼のこん棒のね、なんか細いの食べたことありますけど、インテリ系の鬼のちょっとしゅっとした人のやつ食べたことありますけど。

おかんに「買ってきてな」って頼むとまあごっついの買ってきますね。今年もまあごっついの。ちょっとレコーディング立て込んでるんで、時間が短かったんですよ、今年。早くぱっと食べて出掛けなあかんというスケジュールの中でやったんで、一応ファッションのテーマとして、全身赤で、鬼の格好というか赤鬼のイメージでね、過ごしたんですよ。

赤鬼がこん棒食ってるみたいなことなんですけど、鬼が、「鬼は外、福は内」の豆を撒いて豆食って、出勤するっていう、まあ一周してなんかわからへん感じのふわっとしたテーマでなんかちょっとパッと思いついたんですよ、明日真っ赤で過ごそうみたいな、全身ブルーもあったんですけど、レコーディングだったんで、赤いほうがテンション上がるなと思って。

で、曲数多かったんですよ、その日。収録するのが、だからちょっと気合いれるっていう意味もあって、全身赤で出かけたんですけど。「鬼は外、福は内」のね福は内の件で3回ほど福は外しちゃってるんですよ。急いじゃってたから。うん、全部豆外撒いてみたなことして。で、途中でお姉ちゃんに「福は中やろ」って言われて。あ、ほんまやっていうて。で、途中から福、中にしてみたいなことして。で、撒いてすぐ掃除機で吸って、で、まあ新しい豆を食べて、無事に鬼を出勤したという感じで。なかなかの鬼っぷりでね。

今年はもう笑うこともなく無事にいきましたよ。うん、お母さんはずっと笑ってたみたいですけど気付かなかったんですけどね。うちに本気仏像じゃない、いわゆるレプリカっぽいやつとかなんの仏像かわからへんみたいなふわっとした仏像とか顔がブサイクやからとかよく買うんですけれども、で、そのうちの1体がお母さんとどうやら目が合ってたみたいで、それお母さんちょっと不意打ちくらったみたいで厳しそうな感じでしたね。うん、あとで言わはったんで、僕は大丈夫やったんですけども。あとでそれ言われて。ああ、そんな中戦ってたんやなという、まあそんな節分を過ごして、うん。

まあ今日バレンタインでございますけれども、16才の子なんですけれども、
あんなちゃんでね、
「最近奈良とか京都に興味を持って、きっかけは剛くんと学校の仏像が好きな日本史の先生が事業中に見せてくれる写真」ということなんですけど「将来TV番組を作るのが夢」なんですって。

「もっとたくさん学んで、日本の麗しさ、美しさを発信しようとしたいなと思うようになった。言葉にするのは難しいのですが、純粋に日本は仏像に限らず美しい国、麗しい国で、日本人なのにそれを知らないまま自分の人生を終えてゆくということがもったいないと感じております。今、一番見てみたい仏像は、新薬師寺の十二神将像です。剛くんが印象に残っている仏像があったら教えて下さい。」ということなんですけど。

仏像はね、僕も今話しましたけど、家にもあるくらいですから、好きなんですよ。奈良で生まれてるんでね、どうしても、なんていうんですかね、安心感というかふるさとの匂いがするんですよね。仏像、神社、鳥居みたいなそういうものを見ると、ちょっと懐かしいなという感じがあるんですよ。1300年前の都ですからね、その跡がまあ残ってますから、どこ行ってもなんとなくありますから、だから瓦見たりとか、土の壁見たりとかいろいろそういうのがちょいちょい入って来てるんで、なんか脳みその中にあるんですよね。そういう昔の人々のクリエイションが。

図形で言うなら線とかラインとか色とか匂いとかそういうのがもう組み込まれているんで、仏像見るとちょっと安心感があるという、これは宗教観とはまた別の話で、故郷に生まれた時に近所にこれが建っていたとか近所によくこの花が生えてたとか、この木が良く立ち並んでいたとか、そういうのとおんなじなんですよ。だから家の近くに桜の木がすごくあったんですよ、だから桜見ると自分のふるさとなんか思い出すんですよとかちいちゃい頃思い出すんですよね、と一緒なくらいなんですけど。

で、仏像と言ってしまうとあれですけども、仏像もやっぱりクリエイションというか芸術家が作ったものですよね、想いを込めて作った、だから我々が音楽作っていることと何ら変わりないというか、人々に対してなにか想いを込めながら作るものもあったでしょうし、自分のことを願いながら作ったものもあるでしょうし、それはやっぱり今のものを作っている人の立場からすると、ちゃんと敬意をもった上で言いますけれども、同じことなんだろうなと。

それくらい大切なものだということはちゃんとわかりながらね、色々な仏像とか、世界遺産とかね、建築とか見てゆきますけれども、奈良にはほんとに世界遺産の神社さん、お寺さん、すごくあるんで、そうですね、大仏さんとかありますけれども、僕は西大寺さんの愛染明王、愛染明王さんが好きですね。あとは薬師寺さんでライブさせていただきましたけれども、その薬師如来さんのですね、サイドに立たれている月光菩薩さん、その月光菩薩さんがちょっと好きですね。うん、すごく綺麗。

ほんとにだから京都もいろいろ行って、三十三間堂とかも行ったんですけど、三十三間堂に行って面白いのは自分の好きな観音さんを勝手に決めるっていうの結構楽しいですよ。顔は全然違くて「あ、あの観音さん好きやな」って言うのを上の段から何番目のみたいなのを僕はやらなかったですけど、例えばメモっといて、でまた次に行った時に「何番目の何段目の」みたいなのやってゆくと「あ、いはったいはった」っていう、なんかその人に会いに行くみたいな。

でもその行った時も上がぽかんと空いていたり、その修復、全部が並んでいるというよりかは、ちょっと要所要所で修復に入らはるんで、まあ仏さんもちょっと休憩してはんのかなとか思うような、昔はこの仕事してなかったらほんとに仏像修復師になりたかった僕ですから、うんそのお手伝いもしてたのかもしれませんけれども。

まあ今はこうやって音楽やったりラジオさせてもらったりしてますけれどもね、奈良は本当に自分にとっていろんなクリエイションのきっかけを与えてくれている場所なんで、まあこれからも色々な形でですね、奈良を通して自分の体を通してね、いろいろ表現してゆきたいなと思います。

ま、その奈良の土地で作った、生まれた曲でもあるんですけれどもね、奈良で2ヶ月間ライブやったときに、お客さんの前でちょっと即興でふわっと歌った曲をブラッシュアップして奈良に対して想いを綴ったこの曲、聴いていただきましょう。それではタイムマシーン、聴いて下さい。

♪彼方(タイムマシーン)

堂本剛とFashion & MusicBook、それではですねここでは、メールご紹介していきます。今日はね、まきさんなんですが、
2015年、新年になって新しい手帖に変えたんですって。それと同時に万年筆をもう一度使い始めたということで、万年筆を使い始めたと。その都度インクを付けるタイプの万年筆ではなくて、カートリッジを付け替えるタイプなんだけれども、普通のペンとは違うと。

均等にインクが出ない時があってそのためにいつもよりゆっくりとね、丁寧に字を書くということに気づいたと。毎日「書く」「書」、書くということを楽しんで予定や出来事などを書いてると。「これは剛さんがお話されている一手間をかけるということにもつながるかなと思いました。剛さんは「書く」ことへのこだわりありますか?と。愛用されている万年筆などありますか?」

僕はお母さんからね、18くらいの時かな、買ってもらった万年筆があって、白の綺麗な万年筆なんですけど、それを買ってもらってそれをいまだに持ってて、まあペンは好きなんで、色々持ってるんですよ。でいろいろお世話になった方に、メモというか2,3行ちょっとバァっと書いて、プレゼントしたりするときには、自分で書くじゃないですか。そういうので、選ぶ台紙というか、紙によってペンは変えますけど。万年筆はやっぱ万年筆でしかかけない字が書けるなというのはあります。勝手に転がってゆく方向がちょっと普通のボールペンとかとはちょっと違うので、面白いですね。線の細さ、太さみたいな、うん。

書くということ、ついこの間も延々墨で延々自分の名前書いたりとか、あのね、堂本って難しいなということに気づいてね、筆で書くときに、「堂」って真ん中で折れるでしょ。「本」も折れるでしょ。そういう字はやっぱ難しいんですよ。あの、くせ付けれないんですよ。田中さんとかも難しいよね。ほんとに田中って最後ちょっと曲がっちゃったりとかするとちょっと落ち着き悪くなったりなんか、記号っぽく見えてきたりするから、離す距離感っていうの?

さっきのタイムマシーンっていう曲は彼方って書くけどこういうちょっとクセがつけやすいやつとかってなんとでもなんねんな。この「方」とかもちょっとこうやったりとかさ、なんか、まあちょっとこうやってみたりとか(何か書いているようです)なんかそのバランスを自分なりに取りやすいというか。

書きながら、堂本ってね、なんか結局ね、うん、もうちょっとね僕、下、もうちょっと長くても良かったなとか、なんかね、毎回うん?ってなんねん。本がね、この左をこのこういったら、右はこの辺から入ってこうとかね、うん。これ今ペンで書いてるからあれやけど、筆で書くとこの小の冠の一番上の三画目は一画目の下につけるのが一番ベストなんじゃないかという答えにいま僕は収めたんですけどね、これを離すよりも、一画目、二画目、三画目は一画目の下につけてからこの小の冠っていうの完成させてゆくみたいな。うん、めっちゃ堂本って書きましたけれどもね、今。

で何故か田中と彼方というね、ふふ、紙の中では共鳴しあってますけど、でもその書くというのは面白いですね。皆さんも自分の名前をね、一度書いてみるのは面白いと思いますよ。意外にうまく書かれへんな、とかね、うん。こういうのは常日頃書いてると何か招待状とかね、わからないですけど結婚する人、僕も増えてきいましたんでね、いろいろ書くこととかあるじゃないですか、うん。そういうのもあってなんか名前書いたりとかしてたんですけど延々楽しくなってやってましたけれどもね。

そして北海道のことこさんがですね、
「剛くんのラカチノトヒのアルバムをたまたま聴いた。で、それ以来大ファンになりました。まだファン歴2年なんですが剛くんの音楽に日々の活力をもらってます。ありがとうございます。」と。こういうファンになってくれるなり方もなんか好きですね。たまたまな感じが、うん。

「私はぜひ剛くんに北海道で毎年夏に開催されているロックフェスティバル、ライジングサンに参加してほしいです。」これもね、ミュージシャンのみんなもライジングとか合いそうやけどな、とか言うんですよね。で、「去年森のなかで聴いたタイジさんのソーラー音源での音楽、そして音そのものは忘れられません。」タイジさんも活動やってらっしゃいますから。で、「KenKenもお母様の金子マリさんとコラボされていてこれが俺なりの親孝行ですと言われていてなんて素敵なんだ、ミュージシャンならではだなと感動しました。絶対、森に囲まれたなんとも言えない雰囲気のshamaFUNK、ぴったりだと思いますよ。」

僕はもともとshamaタンク、shamanippon ship、自分のshamanipponというプロジェクト、日本を思い出そうよというね、そういうプロジェクトの中で一番最初やりたかったのは森の中ですもんね。奈良の森の山奥、うん、混沌としたいろんな人々のね、感情が溢れて生活が溢れかえっているその街の中から、山道に急に入って、その山道を抜けていくとそこにshamanippon shipが建っていると。その中に入ると木の香りとか柔らかいものがあってそこで太陽のエネルギーで音楽が鳴るっていう、それを一番最初に僕が設定したかったshamanippon shipだったんですけど。

まあインフラ関係、ということば良く出てくるんですけどね、それがお金かかるんですよ、とかですね、色んな話がありまして、中々形にはできないということがわかって、ま、普通に普通の電源で、で、shipを建てて、特設会場建ててやりましたけれども、それでももちろんほんとにいろんな人のご協力あってできたんですよ。幸せでしたけれども、一番最初に描いてたのはそれなんでね。

でも僕が叶えられないことを自分の仲間が叶えてくれているっていう感覚があるんで、すごく嬉しいですね。そんな想いを込めてにひという曲を書きました。こちら聴いていただきましょう。どうぞ。

♪にひ

堂本剛とFashion & MusicBook、今夜の放送いかがだったでしょうか?最後に千葉県のなりしさんですけれども

「リクエストします」ということで「HEIAN FUNK」ね。「私が剛さんのファンになってからまだ一年ちょっとなんです」って。コンサートに行って他のお客さんは生で体感したことのある曲で、自分は初めてという曲だらけだったけれども、このHEIAN FUNKに関しては初披露の日にライブで聴くことができたと。すべてのお客さんと初聴きの感動を共有できてほんとに嬉しかったんです。そのあと平安神宮公演では、同じ曲を全く違う雰囲気、空気の中で通常の2割増しで色っぽい歌を聴けて幸せでしたというふうに言ってくださっております。

この曲も平安、平安な日々、うん、それを僕たちはどんどん、どんどん回してゆこうよという平安ミラーボール回しましょうという。そしてちゃんと舞い踊りましょうね、日本人らしくみたいな、そういうような想いを込めて作ったFUNKですけれどもね。

ほんとに今日もたまたま聴いてファンになりましたと、そういう方々のメールもいただきました。どんどんどんどん様々なメール送ってください。

メールの方はtsuyoshi@bayfm.co.jp
FAXの方は043-351-8011
はがきの方は〒261-7127 bayfm
までどうぞよろしくお願い申し上げます。

それでは今日はですね、なりしさんのリクエストにもありましたのでHEIAN FUNKを聴きながらお別れしたいと思います。
堂本剛とFashion & MusicBook、お相手は堂本剛でした。それでは皆さんまたお会いしましょう、おやすみなさい。

♪HEIAN FUNK
2015/02/14 by こさかママ [296]

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