bayfmをお聴きの皆さん、こんばんは。堂本剛です。 堂本剛とfasion&music book 始まりました。
え〜今日はですね、何かここ時期のね、イベントって言うので、20日〜23日までロンドンでね、チェルシーフラワーショーっていうね、ものが行われると。 で、世界中の園芸家が、この技とスキルを競うというショーで、日本のプロフェッショナル達も出展するということですね。
こんなんあるんですね。まぁフラワーアレンジメントというか、まぁそういう何かいろいろ、まぁお花をチョンチョンするんですね、んん。 これがロンドンで行われるということで、まぁ行ってみたら、楽しいでしょうね〜んん。花って、何かしらんけど、ほんとさりげなく、フラワーベースに一輪だけポンってさしてても、何か部屋が明るくなったような気がしたりとか、んん〜凄く不思議な力を持っているなぁ〜と思いますが。
え〜まぁお花といえばね、皆こうプレゼントするとかね、何かこう祝福するとか、思いを伝えるとか、よく薔薇というものも使われますけれども。これね、何かいろいろ本数でね、意味があるようでね、
1本がね“一目惚れ”なんですって。で 3本が“告白”で 7本で“ひそかな愛” んん〜これ貰った時どうしたらいいやろね、ひそかな愛!?ん、どういうこと? みたいなね。んん〜好きかも?みたいなことなのか、何か内緒にしてて下さいね。何かちょっと謎めいてますけど。で 11本はね“最愛”なんですって、んん。10本んん11本が最愛で 50本がね“恒久”という、あの状態が長く変わらないこと、とかですかね、恒久。で 99本がね“とこしえの愛”ということで、まぁいつまでも続くという、まぁ永遠みたいな、んん〜とこしえってね、とこしえの愛。で 100本で“年老いても共に”で 108本はね“結婚して下さい”で 365本で “毎日恋しくてたまらない”で 999本が “何度生まれ変わっても、またあなたを愛します”という、んん。 まぁ〜ちょっとちょっと重たいですね。んん〜何度生まれ変わっても、またあなたを愛します。
凄く有難いねんけど、999本って!みたいな。どこに飾ればいいねんやろう、これってね、んん〜だって頭だけチョンとして、お風呂に入れて薔薇風呂してもね〜999本やからね、んん〜999本薔薇を部屋に飾ったらどうなんやろね〜 楽しいやろうけど。まぁ女の人はいいやろね〜
僕ね、薔薇はあんまりね、興味ないんですよ〜なんか知らんけど。メジャー過ぎるのかな、何か。んん〜なるほどね、これ999本買ったら、なんぼするこれ?どえらい値段になりそうですね〜んん〜こう意味があるやと。
でね、あの〜みちよさん、という方がですね、あの〜 “お茶を始めて3年くらいなんですが”と。 お茶の先生と時々ね、僕の話をしてくれるんですって。 で、グッズの風呂敷とかね、あの〜お歳暮で包んでったら、 「素敵な風呂敷ですね。」と目を止められてね。で、 あの〜巾着にお弁当入れて行ったら「あら、可愛い!」と誉められてね。 あと傘シャマもね、「それ、剛くんでしょ!」って言って、 「和のテーストが個性的で素敵ですね〜」と先生がおっしゃってたと。 その先生がある日突然ね、「剛くんはね、個展をやればいいのに」とおっしゃって、突然だったんでイラストとかの話かな〜と思って 「イラストも上手いですからね〜」って言うたら、あのなんとお花の個展だったらしくて。
朝の番組でちょっと僕がお花生けてたんですけど、んん〜 あの茎用オアシスじゃなくて、枝用のオアシスに茎をささなあかんという、ちょっと大変な撮影になってしまったんですけど。 「オアシス2つぐらいでよろしいですか?」って、スタッフの人に言われて 「はい、2つぐらいで大丈夫です。」って言うて。現場に行って、花生けようと思ったら、あのちょ、“これ枝用でささりませんよ”みたいな大変な撮影だったんです、んん。 で、あのまぁ〜それを観て頂いたんでしょうね。
“「とても面白い素材を使って、斬新!」とおっしゃり、 私も「剛くんはアートとしてお花を使っているのでは〜」と話していました。 で、まぁ〜剛くんのライブ空間に花を取り入れたりしてましたよね〜“
ということで、僕頂いたお花がやっぱりどうしても勿体ないじゃないですか! やったら、折角やし、ステージ飾るようにお花をポンポンポンポンと置いて行ったら凄くいいかなと思って、置いたりして、あのライブのセットにちょっとこうアレンジメントしたりもするんですけれども。
“花は見る間に咲いて、萎んでいったり、散ったりしていくから、素材として使うのは大変ですが、1日限りのライブに使うのは一期一会で素敵ですね。書道の方は母が書道家でよく「書道は結局線なのよ。」と「良い線をひける人は字が上手い。」と言っていたのを思い出します。 お花や書にはどんな想いがありますか?”
ということでね、んん〜書いてくれているんですけれども。 まぁ書は墨の匂いも好きやし、何か奈良を思い出すし〜みたいなところもあったりして好きな部分もありますね。
で、あの何か水が、やはり花もそうですけれど、水が影響してくるじゃないですか!んん、なんかその感じが好きなんでしょうね。水を得ることによって、表情が変わっていくっていう。 だからあの〜それこそフラワーショップとか行って、まだ蕾の状態のもの枝だけを買ってきて、で、枝をフラワーベースにさすと、次の日にもう桜が咲いているっていう、んん。あぁ水はこんなにもやっぱり力があるんだ!みたいなこととか、んん〜そういうものを感じるものなんですよね〜
だから綺麗なものはとても儚いし、とても美しいし、でもとても悲しいなって思っちゃうんですよね。だから綺麗なものを見れば見るほど、これがいつまでも続かないということが無意識に働いて、悲しい気持ちにもなるもの。んん〜だからお花見も凄く楽しいし、綺麗で、気持ちいいなぁ〜と思いながら見上げるねんけど、何かこう悲しい気持ちも、僕は育ててしまうんですよね、んん。
まぁ〜花というものは、ほんとに気持ちを凄く明るくもしてくれるし、時に色々こう学びを与えてくれるというか、んん〜まぁ僕にとってはほんと今、凄く貴重なおっきい存在になってしまったな〜と、んん。まぁ〜これからもちょっとフラワーアレンジメント楽しんで、まぁ家でもいつも定期的にやってますけれども、んん〜まぁいつか個展やりたいすね〜やっていいなら、んん。
そう今度アホなふりして聞いてみようかな〜 “花の個展とかダメですよね〜〜”って聞いてみようか、ん〜 “駄目にきまってるじゃん”“ですよねぇ”(笑)
でもやってみたいな〜何かそこにまた個展にかける桜イメージしてのインストとか、ん〜その花をイメージしたインストをブースブース一個一個分けて、ん〜そこ入るとその曲が流れて〜とか。で、その花を連想して書いた文字とか、墨でね、んん。やりたいね〜ほんまは、そんなん。 で、そういうものを何か外国の人に観て貰える機会があったらいいな〜とも思うね。日本人が日本人に向けて投げるメッセージも凄く美しいし、でもその海外の人に伝えるっていう感覚でやるものって、また変わるからね、んん。
まぁ、そんな色々な思いがありますが、え〜ここでですね、花、命とか、何か花を見て、命連想もしますし、でも僕にとってなんか奈良は、あの空がおっきくて、空を見ても命連想すんな〜とか。あの空に浮かぶ花っていうんですかね、あのこう〜桜とかぱっと見てる奥に青空が浮かんでたりするっていうか、んん、そういう景色も凄く好きなんですけど、花とか連想した時に空というものが、何かこう僕の中では連想されたりするものだということもありまして、 え〜こちら「空-美しい我の空」聴いて頂きましょう。
♬「空-美しい我の空」♬
堂本剛とfasion&music book それではですね、ここでメールご紹介させて頂きます。 なっつんさんがね、え〜 “私にはあのパニック障害のお友達がいる”ってことで、いつもそのお友達の相談とかいろいろ聞いていて、今はね、薬を減らすのに頑張っているんですって。まぁ精神的に落ち着くお薬かな、んん。それをまぁ減らすと。で、一番そばにいる彼氏さんがね、理解がちょっとないらしくて苦しんでいると。 で、友人の症状が酷くて、今は会いに行けないんですって、そんな状態だと。 少しでも元気づけてあげたいんですけれども、私はどうしたらいいと思いますか?”と。 まぁこれはもうほんとにね、んん、まぁその子の力次第っていう、最後はですよ。でもお薬減らしてるんやったら、凄くいい傾向じゃないですか、んん〜
僕しんどかった時も殆ど飲んでないですからね、んん〜何か嫌いなんですよね、んん〜何か風邪薬とかまた違うから。ほんで何か調べたら、あぁこんなマッサージもあんのかとかあるじゃないですか。んん〜御飯でいう化学ケミカル的な食品ではなくて、オーガニックフードを食べて、地道に改善していくみたいなもんだと思いますよ。ハーブティ飲んでデドックスするみたいなね、んん〜。まぁ何かそっちの時間とお金かけて過ごした方がいいかな〜とか思って。んん〜時間かかりますよ、めっちゃね、それは、んん〜って思いました。
でも嫌やったから、んん〜認めたくないとかじゃなくって、ガッツリ認めた上で、ただ治療法は俺が決めんねん!みたいなね。で、友達に相談したり、友達に愚痴聞いて貰ったりとか。まぁこういう時って、あの赤ちゃんと一緒で、あの〜コロコロコロコロやっぱり変わるからね。優しくして欲しいくせに凄い冷たい態度とってたりとかね、んん〜冷たい態度とるから人は去って行くねんけど、去って行くとまた寂しいとかね。んん〜何か動物、猫とか犬とかもそうやけど、何かかまって欲しくて悪戯して怒られてみたいのあるじゃないですか。何かそういう、んん〜何かそんな感覚かな〜と思うけど。
まぁこれでもね、彼氏さんは理解してないっていう、その彼氏さんもしんどいんやと思うけどね。傍にいるとね、愛情で何とかしてあげるとやっぱ思うのはあたり前で、でもよくあるパターンは、傍にいる人の方が、んん〜状況的に悪くなっていくっていうこともあるから。あのそういう状態の人に対しては、まぁ常に傍にはいるけど、こっちもそんなに監視しないっていうか、んん〜が一番いいと思いますよ。
で、ちょっと今日、声おっきいわめいてんな〜みたいな感じの時とかだけ 「どうした?」言うたり、んん〜全部甘やかすとやっぱその子の力でないですからね、んん〜っていう愛情を伝えるんですよ、ん。所謂普通の愛情伝えてもしゃーないでしょ!”あぁ〜よしよし、撫で撫で”じゃ駄目ですよ、んん。 “あっ!これは自分のことを思ってくれてて、敢てこうしてくれてんねんな”っていうタイプの愛情を伝える努力をするのが一番いいんですよ。 そうするとその人は頑張りますから、友人のために頑張ろう!ってなりますから、彼氏のために頑張ろうって。でも今日はあかんなって、ほんとにあかんなっていう時だけ“大丈夫?”って言ってあげて“でも、ここまでこれ出来るようになってんから、一ヶ月前から比べたら、もうえらい成長したやん”っていう、そういう言葉をかけてあげるとかね、んん。
だから治る治らへんの話じゃない話し方の方がいいと思いますよ、んん〜まぁあとは心の病気ですから、もっと簡単にいうと自律神経の病気ですからね、んん〜治せる病気だ、というふうな勇気を持っていけばいいと思うんですよ。 ただ他人から“なんか治ってきたね”とかは聞きたくないかもしれないですね〜んん。 “なんか凄く自分らしくなったね”とか“凄く強くなったね”とか “人間誰だって弱いもんね〜”って“私だって弱いしね”って “だからあなたが別に弱いことは、別にそんなに大変なことでもないんじゃないの”とか“んん〜”なんか病院に帰ってお医者さんにごちゃごちゃごちゃごちゃ言われることでもないんじゃないの“っていう、誰だって弱いでしょ!だって、んん。
このパニック障害は誰にでも起こりうるものですからね、んん。 だってこんななると思ってへんでなるわけやから、んん。でもまあなんか、パニック障害という言葉もいいけど、まぁ〜うつ病って言う言葉もあるし、まぁ〜疲れてるだけっていう言葉もあるし。これね、先入観ですね〜んん。 でも僕ほんまパニック障害っていう言葉も“パニックちゃん”ぐらいになればいいのにって思ってるぐらい、んん〜いや病院とかもさ、なんか壁白いのもいいけど、もうちょっとなんか色で精神的にコントロールしたったらいいのに〜と思う僕、患者さん、音楽とか匂いとか、んん。
だからやっぱりその理数系の人達と感覚系の人達が共存して物事が出来上がっていくのが一番バランスいいような気がするんですけどね、んん〜まぁそんなにだからあの〜お友達の方からも、あんまり深く深く考え過ぎない方がいいんじゃないかなぁ〜なんていうふうに思っております。
さぁ〜そして、え〜とね、 はるぱるさん、十代の子ですけど、初めてメールくれました。え〜 “私は高校二年生です。両親は半年前に離婚して、私と妹と弟は母に引き取られました。離婚の原因は父にありました。離婚してすぐの頃、母の心はズタズタでカウンセリングに通うほどでした。そんなある日、私の持っていたCDを母が聴いていました。その日以降、母の顔色も良くなり、生き生きと毎日を生きているようでした。そして昨日母が「剛くんの『優しさを胸に抱いて』を聴いて生きる勇気を貰ったんだよ。」と話してくれました。母だけでなく、私達家族も剛くんに感謝しています。ありがとうございます。これからも剛くんは剛くんらしいメロディをかかげて下さいね。」
なんてことをね、十代の若き子に言って貰えると有難いですね〜。 まぁこの曲は自分がね、あの初めて書いたもんですから、何かこう〜いろいろ見よう見まねでやっていた部分もあるんですけれども、んん。 この当時、僕〜もまぁ〜若干心疲れてましたからね〜仕事忙し過ぎて。寝る時間ないし、年間3日だけでしたからね、休み、んん。で、そんなたまにの一日が年間にポンポンポンと3回来るだけですから、もう寝るだけで終わりますよね、どうしても。そこで友達と遊ぶとか、親孝行するなんて時間はないです。
だから今時間もらってるから、そこで親孝行しよう〜みたいなことで、親孝行いっぱいしてますけど。でもあの時、親孝行したかったなっていう思いは、今でも拭えませんけれどもね、んん。
でもまぁその〜そんな時期やったんで、優しさとか優しい気持ちっていう言葉に凄く繊細に生きてました、んん。優しいっていうことは罪なのかもしれないとさえ思いながらね、んん。優しさってものを何かこう感じてたんだと思うんですよね。で、初めて曲を書くってことで、んん〜優しさってものを何かこうテーマにして書いたという、まぁそういう記憶もありますけれども。
まぁこの自分が作った曲でね、何か不思議ですよね、自分が悩んでる時に書いた曲って悩んでいる人を救う力を何か持っているような気がしますよね。心が健康な状態の人には響かないという、こう悲しいリアルな現実もあるとも思うしね〜何かその状況に立って初めて何かこう響くものもあるんだろうし、え〜そのね、何か状況に立ってなくても、ぉぉ響いてくれる人もいるしね、んん〜色々ほんとそれぞれだなぁ〜と思います。まぁだからこそ、まぁ自分のこうだって思う歌を作っていくことでいいんだなぁと思うんですが。まぁいろいろな思いを込めてね、この曲作りましたんで、え〜
そのお母さんがね、これからもまた笑顔取り戻して、んん〜で、はるぱるさん含めね、ご家族も楽しい楽しい毎日にまた未来に向かっていけるように。 いろいろな思いを込めて「優しさを胸に抱いて」聴いてください。どうぞ。
♬「優しさを胸に抱いて」♬
堂本剛とfasion&music book 今夜の放送いかがだったでしょうか。 今日ね、え〜人生のお話を多くした、そんな回になりましたけれどもね、んんまぁどうしてもなんでしょうね〜変われない自分もいるし、変われる自分もいるし、皆ほんとに悩んで葛藤して生きてますから、んん。 まぁ物凄く落ち込んで今を生きている人もほんといるでしょうしね。 僕が過去に体感した、あのほんとに不安で仕方ない何か時間とか、怖い時間とか、んん〜でも何て言うんかな〜一番の特効薬という言い方変ですけれど、 “自分らしくいる”っていうことが一番じゃないかなと思います。 ただまぁ〜覚悟はいりますけどね。でも何か自分じゃない自分で心傷ついて苦しくなるよりも、自分で選んだ道で苦しくなった方が物凄く心地いいですね。
苦しみって、あの心地悪いものと、心地いいものがあるっていう、んん〜 そういうもんですから、んん〜“苦しみ”みたいなその言葉の先入観にやられるんではなくて、自分が心地いいと思う苦しみね、んん。
音楽やってて苦しいことなんて、言葉汚いですけど、腐る程ありますからね〜んん。でも“それでもええねん!”って、何かそう言う自分がいれば、 “別に音楽をずっとやってたらいいやん”って思うし、んん〜それはね、我が儘とか、人の言うこと聞かないとか、そういうレベルの話じゃなくてね、んん〜そこもちゃんと理解した上で自分らしくいるっていう、凄く難しいことですけど。でもそれはあの〜頑張れば、努力すれば出来ますからね。今は無理って思ったら、今はやらなくてもいいと思うし、焦らずにね、自分らしさを取り戻して、自分らしく、みんな生きてって欲しいなっていうふうに、そんなふうに思います。
え〜皆さんからのさまざまなメールお待ちしております。 (宛先省略)
さぁっということで、今夜はですね、みんな自分らしく、本音を生きろ!という思いを込めて作った「ジンジャー」という曲がありますので、こちら「ジンジャー」を聴きながらお別れしたいと思います。
堂本剛とfasion&music book お相手は堂本剛でした。 それでは皆さん、またお会いしましょう。おやすみなさい。
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2014/05/17
by オリーブ [256]
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