堂本剛と「Fashion & Music Book」
bayfmをお聴きの皆さん、こんばんは。堂本剛です。
さぁ、堂本剛と「Fashion & Music Book」始まりました。
今週はパワーウィークでございますね。 今週はですね、パワーウィークということで、ちょっと1つだけお話ししたいと思うんですけど。 この5月にね、5月の12日に、改良5千円紙幣というのが、発行される様でね。 ホログラムと透明シートのイメージ・・、左下が現行、あ、これね。 あ、目の不自由な方でも識別しやすくなるからってことね。五千円だけがそうなるんですか?
何か、ファンの方でもね、ライブ来て壁に手あてて、どんな風に音が鳴ってるかって感じようとやってるんですとか、いろんなエピソード貰うじゃないですか。
何か、もっとそんな風に全てがなっていけばいいのにね。 何かご飯食べに行くとか、音楽聴きに行くとか、もうちょっとその、何て言うのかな、自由にいろんな人が自由にそれを楽しめるシステムを考えてくれはったらええのになって、何か思う。
でもすごく難しいテーマとして皆考えがちですけど、そういう自分の立場、自分はこういう人生、人それぞれ違うんだと言う中でいろいろ話をするときにね、皆凄く難しく考えちゃうけど、もうちょっとね、何かフラットに考えれたら良いのにね。 うん、こういうテーマもどんなテーマも。
何か病院とかもさ、勿論白とかでね、いいとも思うけど、もうちょっと安定する色って青とか緑やから、何かそんなの入れてっても良いのになとか、或いは臭いとかね、ま、勿論医薬品の臭いとかしちゃうからあれかもしれないけど、ここの部屋入ったらちょっとラベンダーとか、檜とか、ちょっとリラックスできるとか、そういうようなこともどんどん盛り込んでいけば良いのになって、ベッドのタイプとかね、共同部屋の雰囲気とかね、いろいろいろいろ変えてってあげると、「病は気から」の言葉の意味がもっとわかってくるような瞬間もあるんじゃないかなと思うんです。
お医者さんには理解できないほどの回復力とか、たまに聞きますけど、それをくすぐってあげれるようなことだったりとか、いろいろと物事は少しずつこうやって改良しながら前に進んでいくんですけど。
すごいですね。五千円札だけが今こういう状況ということなんですね。
えーとてすね、1つ、感覚と言いますか、チヒロッティさんがね、 ついこの間父が鼻歌を歌ってたんで耳を澄ませて聴いてみると、何と「shamaspice」を歌っていて、理由を聞くと「気に入った」の一言でしたと。 車で一人で移動しているときも「ロイノチノイ」をかけているそうで、親子共々「ロイノチノイ」に限りませんが、気に入っておりますと。 「良い曲ばかりだね」と言っておりましたので、嬉しくてメールさしてもらいました。これからもすばらしい楽曲を届けてくれることを祈っております。
お父さんに誉めてもらいましたやんか。 この子は高校生なんですけどね、女の子、チヒロッティは。 やっぱあれですね、十代の子が聴く音楽になっているんですね。 多少こういう・・、何て言うんですかね。 「十代に響け」って例えば書いてる訳でもないじゃないですか、これ悪い意味じゃなくてね。 その「たくさんの人に届け」と思って書いてますけど。 こうやって見てみると十代の子達も悩むことが多い時期で、かつ今この日本にあるいろんなテーマとか問題に対してもすごく疑問とか苛立ちも持ってるんだろうなと思いますよね。
でもホントに、何か優しい気持ちでね、いろいろな事が変わっていけば良いですね。
優しい気持ちだけでは物事はホントに動かないけど、お金が要るとか、悪いことを考える人が何かいて、それからどうやって守っていこうとかってなると、悪知恵も働かせなきゃいけないと言う意味でね、優しい気持ちだけではなかなか守ることもできなかったりするんだけど。 でもホントは優しい気持ちだけで目の不自由な方にはじゃあこうしてあげようとか足の不自由な方、手の不自由な方にはこうしてあげようとか、できたらすごくいいのになって思う。
でも何かそんな子供っぽいこと言うてんなって言われる感じもあるような気がするな。 でもトータル的にいろいろ考えて、やっぱり自分は今こういう人生生きてるからこういうことを思ってるんだってことを歌にするということが一番シンプルな様々なテーマに対しての訴えなのかなと言うことで、まあ僕はやって来てますけどね。
この「shamaspice」も本当にshamanippon shipで何か適当にやってたら生まれたやつですからね、シャマシャマシャマシャマシャマシャマニッポンって言ってただけで。 何か知らんけどおもろかった、楽しかったなって、ライブハウスでできた曲ですけど、それがまたお父さんと歌うことに繋がったって言うのが面白いですね。
ぜひ次回お父さんもライブに来て頂いたりね、来ていただけたらなというふうに思います。
さぁ、それではここで聴いていただきましょう。「shamaspice」どうぞ。
♪shamaspice
堂本剛と「Fashion & Music Book」 さあ、ここではですね、メールをご紹介しますけれども。
先ずはですね、ラジオネームともよさん。 ギターをね、弾いてみたいと思ってて、でもきっかけが無くて何も始めてないと。 しかし、今年は一歩踏み出そうと思ってる、完全に独学なんで何もわからないけれどもコードが解るように教則本を買ったり、ギターを買ったりしようと思ってる。
剛さんが初めて買ったギター、今使ってるギター、お勧めのギターなどがありましたら教えてください、私のギターの師匠になってくださいと言われてますけれども。
まー、僕はね、生意気にもギブソンのハミングバードっていうタイプのアコギがあるんですけれども、それをニューヨークに行った時に買ったんです。 自分のお金で初めて買った。 その頃ってホント若くてね、自分がお金をどんだけ稼いでるとか、どんだけどうしてるかあーしてるか、全く把握せえへん状態で、ただただ「これ」やって、また、の「これ」をやっていた。 で、「これ」をやれば皆喜んでくれるから、その「これ」をやる。 それが僕の仕事だし責任感だな感じでやってたんですよ。
でも高校生とか中学生の時期ってそれすらも考えられへんって言うか、仕事って言うのが考えられへん、何か仕事しちゃってるからね、大人にまみれて。 で、学生じゃ無くなった時に「あれ?僕仕事していくんや」みたいな・・そんな感覚でした。それがちょっと怖かったです。
これで・・あ、そっか、お金を稼いで生きていくんかっていうすごく複雑な感情があったりとか、ホントいろいろあって何か音楽というものにひかれていくことになったんだと思うんですけど。
そんな中、お母さんに電話してね「お母さん、僕ギター買いたいねんやけど買っても大丈夫なのかな」って。 「お仕事して、ちゃんとお金もらってちゃんとやってるんだから、あんたが買いたいならちゃんと買いや。自分にご褒美あげてへんやろ、今まで。」 「ん〜」 いろいろ思いながら「じゃあ、買うわ。」って言って買ったんですよね。
で、当時は航空機も今ほどうるさくなかったんで、普通に抱っこして12時間乗って帰ったんですよ。 大切すぎて、何か。
あの「瞬き」っていう曲はそのアコギで作ったんですけどね。 自分の誕生日の日にって思って前日から誕生日にかけて書いたんですけれど。
まぁ、贅沢言えば一目惚れでいいと思いますね。 何故ならば一目惚れをして買ったギター、或いは何か縁(えにし)、縁を感じで買ったギターの方がずっと一緒にいれますから。
エレキはこれもギブソンでしたね。最初ね、ゴールドトップ、あ、ゴールドトップじゃないか、えーと普通にトラ目のやつとかを買ったのかな。 うん、でもそれは番組とかで買っててるから、結果自分で買ってるのはゴールドトップですね、やっぱり。 うん、ボディがゴールドの。 レスポールのやつですけど、それはいまだに良く弾いています。 この間も平安神宮で弾きましたけど。
そういう自分で買うっていうのはドラマティックさが手伝ってで買いたくなる。 それで音悪くてもずっと一緒にいれたりするっていうのがあるんで、そういう風にして何かギター選ぶのがいいんじゃないかと、思いますんで、ぜひ一目惚れでポンと買うのがいいんじゃないかな。
で、こっからこだわっていってマイクにこだわってというか、ピーキーズっていうマイクがあんねんけど、このピーキーズ付いているSGとかいいなってどんどんなってて、今ずっと探してるんですけどね、僕SGっていうギターを。
SG弾くつもりなかったけど、やっぱいいなあとか思って。 SG弾きたいなとか今思いだして、SG弾いてたり、しそうてたりね。
でもこうやってこだわって探し始めたら、楽しいし、わからへんくてもわからへんなりに、感覚です、それも。
見て、触れて、何かいいかもって、鳴らしてみて聴いて、いいかもって、で、あとは予算と相談して予算無理やったら「バイトして貯めて買おうかな」とか、「ちょっと親にごねてみようかな」とか、或いはわからへんけど「つきおうてる彼に買ってもらおうか」なとか、わからへんけど、いろんなことしてそれをゲットするのがいいんじゃないかな。
いずれにしても感覚でね、自分が好きって思ったのを探してください。
そしてアンちゃんがですね、 剛君のラジオ、毎週土曜日楽しみです。 毎日やってくれたら嬉しくて幸せですと。という言葉から始まってますけれど。
え〜突然ですがですが、私は冬よりも春夏の方が日差し対策で帽子を良く被ります。 冬に帽子を被る時はベレー帽が好きだと。 剛君は帽子を選ぶ時のポイントはありますかってことで。
僕は顔の輪郭で選んでるんですけど、僕の場合は頭のてっぺんからちょっと高さを作ることによってバランスが良いんですよ。 だからベレー帽もピタッとしたベレー帽ではなくてちょっとこんもりさせれるベレー帽だったり、とかが重要ですかね。
ニット帽とかもペタッとしたニット帽でなくて、ちょっとフカッてしたものとか、頭にボンボン付いてたりとか、というような物を被った方が服とのバランスとかいろいろが作りやすいということで、そういう風に選んでますね。
あとは、「これ誰被んねん」とか、逆に今ベレーってあんま被らないですよね、人が。 どうしても、どうしても被り辛いアイテム、その被り辛いアイテムを被りたいという。 ことで、ベレーは僕の中でけっこう必須な感ありますよね。 何かどのスタイルになってもはまってくると言うか、かつ「ちょっと変わってんのかな、あの人」感が漂わせられるというところで、ベレー帽はやっぱ好きやなあというのはありますね。
え〜りんごさんがですね、 剛さんの今の髪型本当に似合ってます。でも黒髪に赤のポイントメッシュの時も好きです。 次に考えてる髪型ありますか?
どんな髪型の剛さんも大好きです。奇抜な剛さんも剛さんらしいなと思うし、こう来たかと驚いたりいろいろ楽しませてもらってます。 剛さんの思想を持った世界観好きなんですが、その上で外見も好きなのでどうか坊主だけにはしないで下さい(笑)
これからの様々な活動楽しみにしていますよ。
坊主にしてアーティスティックに、テーマとして、何て言うのかな、こう「あ〜坊主にすることで」みたいなっていう日は来ないと思うんですよね。僕のこの感じは。
まぁ、これお爺ちゃんになってどうイケてるかですね、今ね、ちょっと大人しくしてますからね。わざと。 何かその外見大人しいけど中とんでもないなのを楽しんでるだけですから。 「外見がアレってことはあの人変なんかな」というやり方よりかは「この人と話をしてみたらちょっと変わってらっしゃる所あるな。」みたいな「でもおもろいな。」っていう様なバランス感っていうんですかね。
でも僕は本当にね、何か思ったのはね、前も話したと思いますが、髪の毛めっちゃピンクで眉毛金髪にして無かった時とか、でも「岡本太郎美術館何処ですか?」ってお婆ちゃんに道を尋ねられるという、何かお婆ちゃんが寄ってくるムード感があるようなので、と言うことはピンクの髪型やったと言うことでイコールアート、岡本太郎展を知ってるかもかしれませんけど、それでも声をかけてくれるお婆ちゃんがいるという、まぁ、ちょっと今はそんなこと考えて無いですけどね。
むしろ逆に、考えてるのはあるんですけど、それが叶うんが、ん〜6月半ばか後半ぐらい入らんと叶わんなという状況であるから、っていう感じですかね。 ま、何かやりますけど。 そんな奇抜なものは考えて無いですけどね。
そしてね、しずかちゃんがね、20代の子で。
私は普段雑誌などをほとんど読まずに、流行、流行りを気にせずに着たい服を着ると。 街などに出て流行を知ったり「あの人の服とか靴いいなあ」とか思ったりするけれども、剛君は仕事場や街などで真似したいしたくない関係なしに他の人のファッションが気になってみたりしますか?
まぁ、マジマジとは見てないですね。
でも何か魅せられてしまう人ってやっぱいるから、「お洒落やなあ」とか「何つけてんのかな〜」とか、でもそれはじゃあ、自分に合うかって言ったら合わなかったりするけど、でもそう考えてみると僕男の人のファッションあまり見てないですね、と思う。
そもそも僕がいろいろ着てる服、男の人が着てるシーンあんま無いから。 女の人とが付けてんのとか着てるの見た時「あ、何か良いなあ」って思ったりするときもあるけどね。
なぜならば、僕、女の人の方がファッションの業界も、何て言うのかな盛り上がってる気がしますね。ずっと何年も。 だって、女の人は鞄拘ったりだとかアクセサリー拘ったりとか、化粧品もあるしとか、で爪もあるしとか、でも今では男の人でも僕もマニュキアしたりするときあるけど、マニュキアとかいろいろあるじゃ無いですか。
僕なんかレディースとメンズミックスして服着てますけれどね。 でも昔はそういうのが何て言うのかな、なかったりしたけど、今男の人も女の人のアイテムを愛用するみたいな、そのまま行きすぎてしまう人もいますけど、「あれ?女になっちゃったのかな?」みたいな人もいたりしますけれども、それはその人の人生なんで、そうすんのやと思ったらそうしていただいていいと思いますけれども。
でも何かこう気にしない、気にするの、域じゃないみたいです。 「ん〜」で終わってます。何かいろいろ人のファッションとかはね。 音楽もそうですけどね。「へ〜、面白いな」とか、「俺やったらこうすんな」とか思うてるぐらいです。否定はしないです。もう。
あのいろいろな人の個性というものに対して向き合ってますけれども。 それではですね、「本音で生きろ。」という想いを込めて作りました曲あります。 こちら聴いていただきましょう、「Ginger」。
♪Ginger
堂本剛と「Fashion & Music Book」 今夜の放送いかがだったでしょうか。
今夜はですね、ファッションの話とか、したりしましたけど。 でもあの、ギターの話もあったけど、ギターも音を出すものなんですけどアイテムとしてファッションアイテムとしてもあるわけで、このギターをこの色で持つからこの衣装を着たい、やっぱ選びますしね。だからギター持って歌う人と持たずに歌う人との差もそこに出てきたりするなーとか。
でもいずれにしても楽しむ機会っていうんですかね、楽しむ場はチャンスがいっぱいあんねんから楽しんだ方がいいなといつもやってますけれども。 本当にシンプルに何もしなくて、何もしないというシンプルさによって、お洒落に見えるというお洒落の見せ方もあるし。
そういうのってあんまり、何て言うのかな、過去には無かった様な気がする、ホント近年ですね。なんか黒しか着いへんとか・・っていうことをやりだす人がちょっと増えたのは。昔からあるスタイルではあるけれども、黒しか着いへんとか、ネイビー系と黒、グレーみたいな。
そういうので全部固めとけば、まぁ特に当たり障りないですよね。
でも難しいファッションではあるんですよ、色は一瞬同色同系色なんで、形がかっこよければもっともっとかっこよく見えてくる。
だって絵描いてても色ばーっと塗ってんのと、色塗ってへんけど白と黒だけで攻めるっていうのは難しいんでね。かっこ良く見せるっていうのは。 色塗っちゃえばそりゃあカッコよくなるでしょみたいなそういうものがいろいろとあるなあと思いますよね。
でも本当に何かあれやな、ファッションとかってどんどんどんどん変わっていくし、どんどん廻っていくし、これからあと例えば30年後、どんなことになってやろうね、世の中のファッション。
だって3カ月4カ月履いたら壊れたみたいな靴とかさ、破れた、穴開いたみたいな服とかざらにあるでしょう今。 それは結局大量生産できて、安く提供して、安いからまぁええか、っていうことのルーティーンですよね。
そういうのどうかなーと思ったり、ユーザーがそれをすることによって、工場がなくなって職人さんがいなくなってるわけですから。
だからCDの盤が売れなくなってくる時代に突入しているのは結局そこはありますよね。 ユーザーの責任もあると。音楽の好きな人が音楽を壊してるっていうこの不思議なそれもものすごくある気がしますね。
まあそういうCDをわざわざパッと入れて聞く、歌詞カード読みながら聴く、ジャケット見る、手で触る、光沢がある、ザラザラしてる、マット感がある、「あ、ええなぁ」みたいな。
それはだから大事な気がするなあ、それをまたパソコンに入れて持ち歩くっていう段階に入ればいいだけで。っていう気がしますけどね。なんかね。
いずれにしてもやっぱり今主流となってるものをちゃんと使いつつ、でも今まで繋げてきたものもちゃんと尊重してね。で、ユーザーなりそれを作る人達がそこの架け橋となるべきなんでね。
行ったり来たりできるようにしてあげないと、どっちかに偏っちゃってどっちかがいらなくなってしまってはしすらいらなくなる、自分すらいらなくなるっていう状況になるっていう。
すごくもったいないなぁーっと、もったいないことしちゃね、いけませんから、いろいろな想い、いろいろなルールの中で、僕も音楽やっていますけれども、これからも皆さんね、いろいろ頑張っていきますんで。
あ、そんな想いでこんな想いで作ってんのかなとかいろいろ思いながら聴いて頂けたらなあと思います。さぁ、「shamanippon ロイノチノイ」発売中でございますので、もし機会がありましたら、手に取ってみて聴いてみていただけたらなと思っております。
さぁ、それでは今日メールにもあったんですけどね、アコースティックギターの話ありましたが、僕が一番初めて最初に自分のお金で買ったギターで34歳になる誕生日になるときに作った曲と言うのがありますんで、「瞬き」という曲なんですが、こちらを聴いていただきながらお別れしたいと思います。
堂本剛と「Fashion & Music Book」
お相手は堂本剛でした。
それでは皆さんまたお会いしましょう。
おやすみなさい。
♪瞬き
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2014/04/26
by らいあん [253]
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