++堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオレポ++
毎週土曜日 22:00〜22:30 bayFMでオンエア中の
堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオ のレポです
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#239

堂本剛と「Fashion & Music Book」

bayfmをお聴きの皆さん、こんばんは。堂本剛です。

堂本剛と「Fashion & Music Book」始まりました。

3月のね7日、あと6日後ですね、近鉄のね、阿部野橋、この阿部野橋ターミナルビル、あべのハルカスというのがですね、大阪市の阿倍野区これ完成予定と。

これ地上60階ですって。高さ300メーターやから、あと33足したら東京タワーってことやね。

ごっついビルですね、日本一高いビルになるんですってこれが。
で、ハルカス、あべのハルカスのハルカスの名称が日本の古の言葉で、「はるかす」というとこ、その「はるかす」という言葉から名付けられたということで。

はるかす「晴れ」と書いて「晴るかす」は晴らすとか晴れ晴れとさせるという意味で使われたと。

ハルカスという名前にはこうした私達日本人が持っている感性と言葉をヒントにいらっしゃった方に超高層建築ならではの爽快感と多彩で充実した施設による晴れ晴れとした心地よさを味わっていただきたいという思いを込めていると。
だからハルカス、あべのハルカス。

ん〜。そりゃ60階って、そりゃあ、まぁ、いっちゃん高い訳ですから。まーそうかって話ですけど。

いやー、怖いな〜。でも俺そんな60階とか、嫌やわ怖いわ、僕は。

これのね、ハルカスの話あるけど古語の。
ラジオネームのね、さゆちゃん、がね、くれてるんですよ。
突然ですけどということで、堂本さん、「麗らか」っていう言葉がありますよね、という話があって。

彼女曰く、その「うら」は心という意味の古語だと。
この「うら」という言葉が心の中に何も気にかかることが無い状態で、爽やかな様を表す「麗らか」という言葉が生まれたそうですと読んだ本に書いてありましたと言うて。
と送ってくれたんですよ。

これ、私いろいろ調べました所、え〜とですね、日本には漢字が伝わる前に以前に「うらうら」という言葉があって、その「うらうら」という言葉は例えば光のちょっとしたこう揺らいでいる感じとかですね、あとは水面がちょっとゆっくり動いている感じとか、揺らぎみたいな解釈でいたもんで、その「うらうら」という言葉が漢字が伝わる前にあって、で中国には綺麗の「麗」ってあるでしょ、「麗らか」の「うら」なんですけど。

綺麗の「麗」という漢字があってこれが鹿が正面から見た時に角が両方にこうバランス良く均等にきれいに並んでいるというこの情況からこの「綺麗」っていう漢字が生まれて、それが万葉集の後に日本に伝わって日本に伝わった時にそのこの綺麗の「麗」という字が「麗らか」ということがいわゆるその「綺麗」とか「整ってる」とかいう意味合いで使われ始めたというような事があるようです。

だから事と発端というのがその「綺麗」の「麗」が鹿の角が両方綺麗に並んでる様だったというこの事実にちょっとビックリしたんですよ。

だから昔の漢字って見た目で来てますからね。
「母」とかも人の体の形からこうあの「母」っていう漢字になってたりもするんで、ほんとにね、えらい安易に決めてんなっていう漢字もありますし、象形文字とか特にそうですけれども、でもほんとにこのおもしろいもんですね。

動物のぱっと見て鹿の角、綺麗の「麗」、「鹿」これ実際「麗」って「鹿」って入ってますものね。漢字書くと。

だからこうやっていろいろなことをまあ勉強していくとですよ、面白いなあという所に気付き、「あーそういう意味があんのや」ってことで綺麗にっていう言葉がまた違う解釈で自分の中にこう始まっていく。

「うらうら」という言葉は漢字が伝わる前っていうのもまた良いですね。

さぁ、それではですね、僕は「彼方」という漢字で「タイムマシーン」という当て字で歌を作りました。この曲相当うらうら感あります。

これは実際shamanippon shipという自分専用のライブハウスを建てまして、そこでファンの子に「何かお題無いですか?」って言うたら「奈良」って言われて、非常にその「奈良」って言われたことに対してすごく安易なお題もらっちゃったなっていう、すごく簡単なお題くれたな〜ってみたいなこと何か言い合いして歌い出したっていう曲なんですね、お客さんの前で、ライブハウスで。

それが非常に良くてブラッシュアップした形でこちら先日出しました「ロイノチノイ」というアルバムに収録させていただきました。

ですので、オーディエンスの人達の見守る中、オーディエンスの人に何かこうヒントをいただきながら奈良で自然と作った物です。

その時本当に生まれた物というか、その中の「うらうら」感も「麗らか」感も感じていただきながら聴いていただきたいと思います。

それでは「彼方」聴いていただきましょう。どうぞ。

♪ 彼方(タイムマシーン)



堂本剛と「Fashion & Music Book」それではここではリスナーの皆さんから頂きましたメールをご紹介します。

ええ先日ですね、十代の方々が自分を傷つけながら命と向き合い、そして生きていくということに少し自信がなく、でも生きていこうって決意しているんです、そういったようなメールを頂きまして、非常にそういったメールが多かったんですね。10代の方で。

その中に剛くんの言葉、剛くんの音楽に励まされ生きていこうと思ったというふうに勇気をもってメールを綴ってくださったんで、自分も勇気をもってそのメールを読まさせていただきました。

非常にそういった勇気のあるメールをですね、読むにはとてつもない勇気がさらに僕には必要になるんです。

やっぱり自分のことだと自分なりの勇気というか、自分の中でこういうふうに考えてこうでこうでこうでこうで自分に話していけるんですけれども、人が勇気をもって自分に伝えてくれたものに対してさらに勇気をもって返すっていうことはですね、すごく簡単ではないです。

でも読むということが、答えるということが、このラジオで学んでいることでもありますし、勇気をもって一言目を始めるけれども、最後には勇気とかそういうことではなくて、愛情とか伝えたいとか温もりとか、そういうものに変わっていきながら最後までメールを読まさせていただくんですが、そのメールを読まさせていただいた放送を聴いて、感想を送っていただいた方がいるのでたくさんの人にね、勇気を与えてくれるメール、この方もすごく勇気をもって書いてくれているので、たくさんの人に届けばいいなという思いも込めて読まさせていただきますが、ラジオネームよーちゃんさんですね。

剛くんこんばんは。2月1日の放送を聴かせていただいて思わずメールしましたと。

悩める10代の子たちのメールを何通か読まれていましたね。
同じ職場の方達も中高生の子供の受験や不登校に悩んでいます。
皆通る道なんだなってしみじみ思います。
子供たちと同じように親も悩みます。ぜひ1人で悩まずに親に打ち明けて欲しいです。
解決できないこともあると思いますが、何かが変わるかもしれません。

そういう私は12年前に16歳の息子を亡くしました。
「なぜ息子が死ななければいけないの?」「もっとしてあげられることはなかったのかな」自問したり自責したり本当に辛い日々でした。

家事をしてても、車を運転していても、お風呂に入っていっても、布団に入っていても、家族の前では我慢していましたが、1人になるとすぐに涙が出てくる、そんな日々が2年間続きました。

泣かずに過去を語れるようになるにはもっと何年もかかりました。

自分も死にたいと思ったこともあります。でも残された子供たちと何より自分の母親にこんなに辛い思いはさせられないなと思って頑張って生きてきました。

剛君が言われているように過ぎてみればあの頃は大変だったな、辛かったなって思える日が来ます。

道を間違っても生きていればやり直しがききます。今はまわりのことを見る余裕がないかもしれませんが、ちょっと落ち着いて親の気持ちを考えてほしいなと思います。親の立場から書かせていただきました。

私も剛くんの言葉、歌に支えられて生きている一人です。

というふうに送っていただきました。
あの、もちろんね、ここにも書いてらっしゃるように、今自分の中で、余裕がなくてみえないこといっぱいあると思うですよね。こういう状況に向き合ってる人達っていうのはね。

僕自身も本当に余裕なかったです。いろんなことに。
で、優しさに対しても余裕がなかったりします。
その優したら煙たかったりもします。

でもこれってなんでそうなったんかなって僕はいろいろ理由がわかっていましたから、まぁ頑張りました。
理由がちゃんとわかってたしね。

でもその時にはたくさんの人に助けていただいたんです。
僕はもちろん相談という相談がうまくできなかったタイプです。
でも信頼できる友人や家族に対してやはり相談はするべきだと思いますよ。

僕自身も少しは相談しました。でも僕が何かそういうものと戦っていた時って今と違ってあまり社会がそういうことに対しての理解っていうのが本当に薄かった時代でもあるんですよね。

今ではそういった心の病とか心の葛藤みたいなものっていうのは取り上げられたりすごくいろいろなものが進んでいるものだと思います。

これだけ日本人のように心繊細に生きるという文化、風習ってものがあるのだから、もっとメンタルの部分心の部分っていうものをケアするような施設とかそういうことを考えながら、物を作るアーティストがいっぱい出てきたりとか、そういったテレビがあってもいいなとかすごく思います。
そういったラジオがあるのも雑誌があるのも大事だと思います。

凄く不思議なもんでね、今は皆で泣くために1つの箱に入ってそして映画を見て泣くというようなそういうスタイルがあるような今です。

昔では考えられなかったと思いますけどね。人前で泣くということが恥ずかしい、でも皆で泣けばすっきりする、そういうような試みをしている場所もあります。

ぜひね、いろいろラフに考えられる時はラフに考えて、真剣に考えたい時は真剣に考えて、今の自分と対話していくっていうのがいいんじゃないかなとすごく思います。

そしてラジオでメールを読んでこうやって自分のエピソードもお話ししていただきながらそして勇気を持って愛情を持って、こうやって言葉を綴って励ましてあげたいとか力になってあげたいっていうね愛情を持って綴ってくださってる、そういうふうにメールをくださる方もいる、本当にね1人な気がしているだけで、1人ではないなって僕思うんですよね。

本当にね、生きてて良かったって僕今最高に思っているんです。

あの時本当に諦めてしまってたら今はないし、あの時諦めてたって考えるとすごく腹立ちますね。悔しいって言うか何か負けたんかみたいな。

で暴力とかでその解決したり、傷をつけて解決するではなくて、何か自分の心のスキルとかあるいはその自分が何かやりたいもの1つでも優れているもの自分の中で、絵を描くとか僕だったら音楽やりたいとか歌歌いたいとか、そういう気持ちっていうものをどんどん強くしていくとたくさんの人がね、自分に対してね、何て言うのかな、変わった見方をしてくれるって言うか、で結果そこに対して人が集まってきてくれて支えてくれてどんどん関係性が始まっていくって言うか、だから自分の中で他の人よりもこれは得意だなーって思うようなことがあったらそれに没頭するっていう、そういう自分と向き合っていくってすごく大事だと思う。

言葉でうまく伝えれなかったら絵に描けばいいと思う。
絵に描けなかったら音楽にしてもいいと思うとか。
そんな風にしてさ、自分というものをどんどんと自分が何が言いたいのかってことを書き出していくっていうのかな、そんなことをしたり人と本当に話をしたりする、そんなことがすごく大事なことなんじゃないかなって思います。

このよーちゃんさんもですね、いろいろな思い辛い思いもたくさんあったと思われますが、その中でもこのメールを下さったこと心から感謝申し上げます。ありがとうございます。

自分自身が本当にこのよーちゃんさんの様にね、僕は結婚もしてないし、子供もいないしっていう中でどれ程の大きな痛みなのか苦しみなのか悲しみなのかっていうことを全部理解できませんけど、理解しようとできはすると言うか、人の痛みとかって人のものやから、先ずは。

でも理解しようとした時点で僕のものになるっていう言い方もすごく変なんですけど、親友が悩んでいてその痛みは親友のものやけど、でも僕が一緒に悩むこと、話を聞くことで、僕のものにもなっていくっていうか、僕のものに完全にはできないけど。でも僕のものにもなるような、そういうような思いで何か生きてきていますから、いろいろ教えていただくと、うん、あの時こんなふうにおっしゃってた人がいたな、あの時こんな風に言ってた人がいたなとかって思いながら歌詩をいっぱい書いています。いつもね。

そんな中でも「美しき日」っていう曲を書いたんです。

て、これは、自分が生きていて、そして大切な人が、大切な命が、家族が、自分にとって大切な命、自分にとって大切な友達とか家族とか自分にとって大切な命に対して残された自分が強くきらめいて生きていくよっていう事を決意する曲なんですが、それを書きました。

是非こちら聴いていただきたいと思います。

それでは「美しき日」聴いてくださいどうぞ。

♪ 美しき日



堂本剛と「Fashion & Music Book」今夜の放送いかがだったでしょうか。

最後にメープルさんから頂いたですけれどね、この方30代の方で。

突然ですが剛さんは一目惚れってしたことがありますか?

走り出しですよ。私は2回ほどあるんですが、17歳の時に今まで会った人とは違う衝撃を受けた人がいます。もちろん見た目がタイプだったというのが1番だったと思うんですか、それとは別に今までとは違う感覚になったのを覚えています。そしてその相手とは出会ってから約20分ぐらいで付き合うことになりました。

20分ってどれぐらいの時間ですかね。物事に例えると。カフェ入って、オーダーしてメインディッシュ届くまでぐらいかな。
水来て、メニュー見て、「じゃあこれください」って言って。最初のコーヒーとか届くぐらいの感じかな。かなり短いって事を言いたいんですけど、それで付き合うことになりましたっていうことですね。

それでこっからがすごいですけど、なんとお互いに一目惚れでね、同じような気持ちになっていたんだと、それから14年経ちましたが今、その相手は私の旦那様です。21歳の時に結婚して10歳の娘もいます。

のろけになってしまいますが今でもお互いに出会った時の気持ちでいるんですと。旦那さんも毎日好きとか言ってくれるし、ドキドキしたりもすると。

私も同じなんです。夫婦でいても付き合い始めた頃と気持ちは変わりません。

私は大好きな人と家族になれて大好きな人の子供を産めて本当に幸せです。
人に出会いを聞かれて一目惚れで付き合ったとか言いにくかったんですけれども、最近知り合った方に「一目惚れで結婚したカップルはすごくいいんだよ、離婚も少ないみたいだよ」と言われて嬉しい気持ちになりました。

出会った時若かったというのもありますが、付き合うとか結婚とかって頭でいろいろ考えずに自分の直感を素直に信じることが大事なじゃないかと思います。

もちろんいい結果にならなかったとしてもそういう人と出会って、かかわりを持ったことで自分が成長できたり何か得るものもきっとあるんじゃないかなと思います。

なんだか偉そうになってしまいましたが若者の恋愛離れが囁かれてもいますので…。
たまには自分の直感力を信じてもいいんじゃないかと思ってメールしちゃいました。

というメールいただきました。

shamanipponでもずっと言ってますからね、この直観力というスピリチャルな感覚じゃなくて人間力直感力というもの今1度思い出して育てていくってことが大事なんじゃないかなという話をよくしているんですけれども、まさにこれは直感を信じて、結ばれていったということですから。

あー、でもなかなかのハードルがありますよね。「やばい、可愛い、めっちゃ好きー」って思って付き合っても幸せなんが結婚して随分たつのにまだドキドキするんでしょう。

大体の人が「ドキドキなんか直ぐ消える」って言うですよね。「消えてまうからそのドキドキ重視したらあかんで」みたいな。

自分が体壊した時とか、どれだけ看病してくれるかとか傍に居てくれるかとかそういうことも考えてやっぱり女の人選びなさい。ね、彼氏選びなさいみたいな話になってくる。

それがなんか自分の中で何となくあるんですけれども。

だって一目惚れって危険な匂いプンプンするやん。「いやーめっちゃ可愛い」って思って20分後に付き合う、まあそれくらい何か衝撃やったっていうことでしょう。

そんな衝撃な時が来るといいですけどね。そんなことも考えずに衝撃的に出会って、二人が衝撃的に出会って、波動が合って結婚してすごく幸せですよね、お子さんがいるのにまだドキドキする、そういう姿をお子さんがまた見るから、お子さんはまたそこから学ぶし、ね、良いパートナーを見つけるんじゃないのお子さんも何か。
いや、すごいね。

今結婚の話もあったけど、今ウェディングソングめっちゃ書いてますよ。
だから楽しみにしててください。頑張ってリリースしますんで。はい。

それではですね、今日は「I gotta take you shamanippon」を聴きながら別れしたいと思います。

堂本剛と「Fashion & Music Book」お相手は堂本剛でした。

それでは皆さんまたお会いしましょう。おやすみなさい。

♪ I gotta take you shamanippon

2014/03/01 by らいあん [245]

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