堂本剛とFashion&Music Book
bayfmをお聴きのみなさん、こんばんは堂本剛です。 堂本剛とFashion&Music Book始まりました。
2月の15日ということで、昨日がバレンタインということで。
僕てっきりなんかもう…何でしょう去年以上に忘れてたね、うん…バレンタインみたいなものを。 なんかテレビでやってて「あ、そうか、もうバレンタイン」と思って。 ちょっとなんか悲しくなるくらい1年早いなって思って、それをちょっと感じたんですよ。
いつもやったら「あぁバレンタインか」くらいなんですけどね。
「あ、そうかバレンタインってあったなぁ」みたいな感じで始まり 「え、ていうかもう?早ない?1年…」みたいなそれがちょっと悲しかったんですよ。
「あ〜ぁ」って思ったんですよ、早いなぁ時間経つの。 もうちょっと時を刻むくらいゆっくりいきたいなっていう。
ちょっとねぇ早いねぇ…っていうだけ!! もうバレンタインどうこうは別にコメント無いんですけど。
あ〜ぁって、早いなぁって。 あ、そっかバレンタインだったなぁっていうくらいのノリで今年は見てました、テレビをね。
ま、そんな中ですね、まみちゃんがね「2013年最後の放送でメールを読んでいただいたまみです」と。
「まさか自分のメールが読まれるとは思わなくて、びっくりして嬉しくて涙が溢れてきました。 彼にプロポーズされたのが2013年初めの事だったので、その年の締めくくりに剛さんにメールを読んで頂き一生の思い出となりました。 ありがとうございました。 当日彼と一緒にラジオを聴く事ができなかったので後日録音しておいたものを彼に聴いてもらいました。 『良かったね、剛くんのこと好きになった』と言ってくれました。 またウェディングソングのリリースがあったら使用したいと伝えると、『ラジオで読まれたエピソードも一緒に紹介したら?』と言ってくれました。 もしリリースして頂けたならこのエピソードも含め使用させて頂きたいと思います。 剛さんのファンの方で結婚される方もたくさんいらっしゃると思います。 そんなファンの皆さんが剛さんの楽曲でもっともっと幸せになれたらなと祈っています」とのことです。
コメントまで使われるとまぁ恥ずかしいですね。 ええ良いんですけどね、全然嬉しいですけどなんか恥ずかしいですね、うん。
あの昨日も、もうメロディはある程度できててアレンジもある程度できてるんですけど、 歌詩がねぇもうちょっと詰めれるだろうという事で、昨日また違う論点で歌詩を書いたりとかちょっとしてたんです。
まぁ我ながら自分で言うのも何ですけど、なんか泣けてくるね、ああいうの…何か分かれへんけど。
自分がさあ、結婚するとかでもないのにさぁ子どもが生まれてくるとかでもないのになんかああいう…君が好きでどうこうで…そんな歌詩じゃないんで。 あの全体的に結婚というものとかこれからの未来とか、そういうのを書いてるんですよ頑張って。
そうするとお母さんお父さんとかが出てくるんでね、自分の。 そこが結婚して僕おんねんもんなぁとか、なんかそういう当たり前のことが非常に幸せと同時に物悲しく聞こえてくるっていうか、これをみんな繰り返して来たんやなっていうね。
まぁでもファンの方が結婚するのが多いから、ほんとにありがとうって思ってね。 その応援してくれたりさ、その人と出会う中で僕に対して時間くれてる訳やし、ありがとうって思って書こうと思ってねいろいろ書いてるんですけどね。
いやぁもう切ないね、なんだか。一人で家で昂ぶりながら寝るってね。なんかこう詩書いてて。
またアレンジもいいんですよ、なんかふぅーんみたいな。 結婚ってなんかこんな感じなん?こんな感じやろなっていう。
アレンジしてくれた人も結婚してる人やって子どももいるしさ。 結婚して子ども大きくなったりとか、こうやでとかこんなもんやでとか、まぁそれはそれでいいねんけどさぁとか…いろいろ聞きながらね。
結婚したことないから子どもも作ったことないし全然分かれへんけど、でもそういう話になるよね、誰かが結婚したり子どもできたり。
いやぁもう面白いですね、なんか。 こういうふうにファンの人に捧げるためにそういう曲を考える日が来ると思ってなかったんで。
大体なんか「僕結婚します」って言うて、「えぇっ結婚するの?剛くん!じゃあファンやめる」っていう普通の流れが生じるのが大体想像できるじゃないですか。 もうちょっと早めに結婚しちゃっててね僕が、「えぇ〜私どうしていいか分かれへん」みたいな。 そういう普通のシンプルな結婚すると人気落ちるというシンプルな流れを生きていくはずだったんですけど。
「結婚します!」みたいなメールをみんなにも読んで、「じゃあ曲書いたらなあかんな」っていうて家で一人昂ぶってるっていう。 そんな人生になるなんて思ってませんよ、ほんまに。
いやでもみんなまわり結婚していかはるから結婚ってなんか美しいっていうか素晴らしいもんなんだなあとかって思ったりもするよねぇ。
僕もだからいつか結婚するんやろうけど、なんか分からへん、こればっかりは。 どんな人と結婚したらいいのかも分かれへんし。
まぁこんな話したらずっと話しちゃうんで、まずは2月の12日リリース堂本剛のshamanipponアルバム−ロイノチノイ−から『瞬き・涙奏』こちらを聴いて頂きましょう、どうぞ。
♪『瞬き・涙奏』
堂本剛とFashion&Music Book。
ここではですね、リスナーの皆さんから頂きましたメールをご紹介しますが、まずはですねプリンさん。
「初めてメールを送ります。とっても緊張してます。 先日祖母に会った時、芸能人・アーティストに全然興味のなかったはずの祖母が突然『あの奈良の人、おばあちゃんすごくいいと思う』と言ってきました。 奈良の人?私の中で奈良=剛くんという部分もあり、堂本剛くんのこと?と聞きました。 すると『ああそう。いやぁあの子は素晴らしい。若いのにしっかりしてて仏さんも大事にされてるし』とのことでした。
祖母も私も仏さんにご縁があって過ごしている身なのですが、まさか祖母との共通の話題に剛くんが出てくるとはと驚き、でもとっても嬉しかったです。 某テレビ番組で見たそうなんですが、まだ曲はあんまり知らないそうなのでCDをたくさん聴かせてあげたいと思いました。」
なるほどね。まぁこうやって言ってくれる人がいるんですね。
あの奈良の人ってね、すごいざっくりした…ざっくりした表現で飛んでくるのがFUNKですね。 堂本剛くんとかダイレクトには来ない。あの奈良の人ええと思うわってのは相当FUNK MUSICですね。 ざっくり来ますもんね、うん。でもグル―ヴしてるよねすごく。 あの奈良の人すごくいいと思うわってめっちゃグル―ヴしてる訳ですからかなりFUNKですよね。 ロックとかバラードみたいな丁寧にね、奈良というのはこういう土地でその土地で生まれた堂本剛くん、あの子はこういう所がある、だから好き。 みたいなそんな話じゃないよね 奈良のあの人すごくいいわぁみたいな。それで相当グル―ヴしてる訳やから奈良の人すごくいいわぁって延々いけるっていうね(笑) …いいですね。そういう曲やっぱり作りましょ。ずっとおんなじこと言うてるやんってね。
そして、ゆっけさん。
「こんばんは。僕は剛さんの大ファンです。いつも剛さんの歌を聴き元気や勇気をもらってます。 一つ聞きたいことがありますのでメール出させていただきました。
shamanippon−ラカチノトヒ−のアルバム曲で『ラカチノトヒ』という曲。 そしてシングル曲の「瞬き」のカップリングで『電』と『Tearful melody』という曲はなぜ歌詩を逆さまにされているのですか? もしよければ教えて頂けませんか?お願いします」ということで。
これはあの逆さまに書くという事で、「戻ることが未来」ってテーマがshamanipponにあるんで、そのテーマというもありましたし。
「繰り返していく僕たちは」っていうそういうテーマが欲しくてですね、命が生まれそして命が消える。 これをもうずっと繰り返ししながら人間っていうものはずっと生きてきている訳じゃないですか。 この繰り返しながら生きて来てるというそのことを表現する時に言葉を逆さまにするとか。 言葉を逆さまにすることによって過去とか未来というものを体感させるというんですかね。
ロイノチノイってアルバムも逆から読むと命の色なんですけど、 命の色って言ってしまうとなんか今の話なんですけど、ロイノチノイとわざわざ逆から読むことによって遡ったり過去から未来に行くことだったり、そういうことを体感させる。 そういうちょっと意味合いを持って逆さまってことを選んでいるんですけど。
そのアルバム『ロイノチノイ』の中にですね、また『イラミナカハ』という曲があるんですよ。 これを逆によむと「儚い未来」なんですけども。
この曲は自分としては普段書かないなっていう曲でしたね。
自分のパソコンにちょっとレゲエの楽曲をアレンジしてストックしておいたやつがあって。 これいいなぁやっぱりって思って形にしようって思って歌詩書いてたら「イラミナカハ」って言葉が出てきて。 一見パッと聞くと「儚い未来」にもちろん聞こえないし、英語なのか日本語なのか何なんだろうみたいな言葉として飛んでいくそのスピード感もいいなぁって。
やっぱりはっきりと「儚い未来」って言っちゃうと、なんか負けた感があるっていうか。 イラミナカハと言う事によって覆すとか、そうなろうとしてたものをさせないとかね。
僕たちのこれからの未来を儚いに決まってるなって思うところがちょっと自分としてあるんです。 ほんとに真剣にちゃんと考えなきゃいけないよねってこといっぱいあるでしょ? それを無視してテレビ見てごはん食べて普通に恋愛して生活してってやっていくことほど怖いことはないなって思ってる自分もちょっといるんですよ、そういう人たちいっぱい見ながら。
そんなに考えすぎてデリケートに考えてもしゃあないよ疲れるよ…もちろん分かるけど、何も無かったかのように過ごすのはやっぱりよくないんじゃないかなって。
これ人間っていうのはやはり不思議でそこは体感して生きている人は未だに時間軸を生きれるけど、遠く離れてしまうとそこはもう忘れてしまうことになるんですよね。 でもね、今僕たちのこの国の上で生じている色々な問題って終わってないものだらけじゃないですか。
その中で「未来は明るいぜ」って例えばそんなタイトルの曲を書く気にはなれないんですよ、どうしても。 でも「儚い未来」なんてあんまり言いたくなかったりするんですよね。 だからなんかこう「イラミナカハ」って自分の中の新しい光、自分だけが見つけた強さとか光や勇敢さ、そういうものを表現したくて『イラミナカハ』って曲を作って歌詩を選んだっていう。
で、ギタリストの佐藤タイジくんにも参加してもらっててコーラスも歌ってもらったりだとか。
タイジさんはね、いつもタイジさんなのかタイジくんなのか迷うんですけどね。 全然大先輩ですからタイジさんなんですけどね「もう、くんでええよ」って徳島のおっちゃんが言うんで、タイジくんって言うんですけど。 でもタイジさんって言いたくなったり、難しいところですけど。
だって名越さんを名越くんとは言ったことないんでね。名越さんは名越さんなんですよ。
でもタイジさんはタイジくんみたいなイメージがある人なんですよ、徳島のおっちゃんですから。
あのー敢えてタイジくんはねソーラー武道館とかね、ソーラーのエネルギーでライブしたりするんです。
僕shamanippon shipはね、最初ソーラーでやりたかったんです。 2012年にソーラーで奈良の土地でやりたかったんです。
ソーラーっていうのは太陽でしょ? で太陽っていうのはshamanipponの中にもキーワードとしてあるんですね。 太陽とか月ってあるんですね。 その丸というサークルというグラフィック的な意味もあって、ソーラーがやっぱりやりたかったんですよ。
でソーラーでやることによってかなり昔の人々が使っている、その所謂昔から使っているソーラーというエネルギーですよね。 最先端機器を使って音楽を鳴らす訳ですから、昔のエネルギーと今の機器というものが混ざる訳ではなくて、そこを感じさせながら音楽を鳴らしたかったんです。 そうすると今が見えてくるでしょ?っていうね。
必要なもの不必要なもの。でもそれが必要不必要だって話をしてるだけじゃ僕たちの未来はないんだよってことを言いたかったんですよね。 だからそうソーラーshipをやりたかったんですね、ソーラーshamanippon ship。
でもこの間もタイジくんと年明け話して、「自分ちゃんとしてしっかりしてる子やなぁ。そんな挨拶の新年の電話なんかいらんのに。わざわざありがとう」って言うて。
で、また熱い話、ソーラーの話とか色々して、「でもほんま剛くん、shamanipponでいつかやりたいって言うんやったら全然バックアップするからいつでも言って」って言ってくれたりしてました。 うん…ソーラーにこだわってる訳じゃないねんけど、でもそういう試みをやってみたいなって思います。
実際太陽からもらった逐電したエネルギーで音鳴らすと、なんか違うみたいですよ、音は。キラッとしてるらしいです。 それはライブやった人みんな言ってました。 それを体感させてあげたいなぁってちょっと思ったんです、ファンの人たちに。 それが良い悪い別としてね、こういう形もライブとして今後有りじゃないの?っていう。
だからタイジくん、すごい人だなって思って。 で「またライブ呼びや、自分。またレコーディング呼びや」って言ってたんで、呼んだら来てくれて。大変なお忙しい時やったんですけど来て頂きまして。 この『イラミナカハ』にも参加して頂きました。
それでは2月の12日リリース。shamanippon『ロイノチノイ』というアルバムから堂本剛で『イラミナカハ』聴いてください。どうぞ。
♪『イラミイナカハ』
堂本剛とFashion&Music Book、今夜の放送いかがだったでしょうか。
今日はですね、初めてメールしますっていう方とか頂きましたけども、うん男の子にも頂きましたけども、このお初メール嬉しいですねぇ。 こうやって何となく色々僕が日々感じてることをお話させて頂いてるだけですから、それをまた何かこう引っかかってメールくれるっていうのは嬉しいね。
あの例えばツイッターとかフェイスブックっていう繋がり方もあるけどさ、この繋がり方ってちょっとまた独特でいいよね。
ラジオなんか聴いたらうん?って話に引っかかって、ちょっとメール送ってみようかなってメール送ってくれて、或いはDVD買おうとか。 なんかメールしてライブ行ってとか、どんどんとグルーヴして時間流れていくっていうね。こういう事が逆に今気持ちいいですね。
例えばフェイスブックとかツイッターで繋がるのも簡単ですもんね。 「よろしくお願いしまーす」みたいな感じ。 「ラインやってるの?」「うん、やってる」みたいなこの繋がり方、すごくスピーディーでいいけど、「なんか知らんけど引っかかったんです」って来る感じいいよね。 ありがたいなぁって思って。
情報量少ないよ、僕喋ってるだけやから。結構情報量少ないねんけどそこにコンコンって叩いてね「ごめんください」って言うて来てくれるんですから、それ嬉しいことやなって思ってラジオ頑張ります。
さあ最後にですねあみちゃん。
「剛くん、こんばんは。突然なんですが私の今働いてる仕事場が無くなることになりました」と。 「辛いこともたくさんあり、逃げ出したい時も何度かありましたが、頑張り続けて今では下の指導をする立場になっていた」と。 「そして突然の報告でショックで、完全に仕事中心の生活を送っていた私には今未来が描けなくなってしまって、こんなに頑張って取り組んでいたことを突然ぶった切られることってあるんですね。 ほんとに辛いです。やりたいことが無くなってしまいました」と。
これ午年ってそうなんですよ。 ころっと変わる年ですね、うん、そう。
だから僕の友達も多いですよ。「もう止めるんです、あれ」「えっ止めんの!?」「色々考えたんですけど…」「あっそう。じゃあどうする?」みたいな。
でもそうやって話をしていくと、やっぱりみんな自分はこうしたいんだっていうのを持ってんねんね。だから悩むねんね。 良いことやなって思うよって話をしました。
でも最終的に腹括ってこうすんねんって決めたらもうそこにぶっ込んだらええやんっていうね…うんそういう気もするし。
仕事中心の生活をやってて急にね、ぶった切られてしまうと、もう終わっちゃったって。 でもその中からまた新しく始めることっていうものもあるしね。 今年齢見てても若いしさ、まだまだいろんなこと描けるしと思って。 そんなに不安がる必要もないよとも思いながらメール読んだけど。
やっぱり本音っていうか、自分はこんなふうにして生きていきたいんだって言える場所がいいよね。或いは言える職業がいいね。
僕やったらそれを中心に考えて生きていくかな。
もしほんとに今急にポンと辞めるって「えっ辞めんの!?」って辞めた時に、「えっどうする?」ってなって音楽できんのかな?とか、じゃあもう服とかファッションやろうかなとか。
でも前言ったようにお香屋さんとかもやってみたいなぁって思って。 最近お香に凝ってるって言ってたでしょ。 お香屋さんとか楽しそうやなみたいな。 でも儲かんのかなぁ?とか。でも楽しかったらいいんやろなぁとかね。
でも人生ってそんなもんやね。
だからもうね、色々と本当に乗り越えなあかんっていうのがあるのかも知れへんけど、でもこうなってしまった以上自分がどれだけ真剣に取り組めるかっていうものを別のものとして考えるのは大事かもね。
そこでまた新たな出会いがあっていろんな人が助けてくれて、なんかあの時悩んでたけど結局辞めて良かったんや、自分にとってはいいタイミングやったんやってことも世の中にはあるんですよ。
その時すごく落ち込んでも、あぁ辞めといてよかったってこといっぱいありますから、僕も。 あぁあの時やっとかんで良かったわってこともありますしね。
ですからぜひね、落ち込むことなくその職場に感謝をしてね、みなさんにも感謝をして、自分にも頑張ったなって自分にも感謝をしてね、よしじゃあ次こうしようって切り替えて生きていけばきっといいものが見つかると思います。
ぜひ、こじつけっぽくなりますけど、そういう時は生姜とかね生姜湯とかねいいですよ。 なんかすっきりするから頭とか。で喉もスッとして今なら本音が言えるかもしれないみたいな変な勇敢さを得れますから。 ぜひね生姜フル活用して頂いてもいいんじゃないかな。
また何か結果報告ありましたらまたメールください。
さ、それでは今日はですね、2月の12日ニューアルバム『shamanippon−ロイノチノイ−』をリリースいたしました。 で、『Ginger』聴きながらお別れしたいと思います。
堂本剛とFashion&Music Book、お相手は堂本剛でした。 それでは皆さん、またお会いしましょう、おやすみなさい。
♪『Ginger』
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2014/02/15
by あやめ [243]
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