ベイFMをお聞きのみなさまこんばんは、堂本剛です。さあ堂本剛とファッション&ミュージックブック始まりましたけれども
先日ぼく、4月10日に34歳になりまして
自分が年をとると言うことは家族も年をとると言うことなんですけどいろいろ考えてると非常に感慨深いといいますか
自分が30歳になった時もそうですけどすごく当たり前のことを言うのですが年をとるんだなと
自分がこうやと決めてすべてを思うように動かしながらここまできた30代じゃないのでいろいろなしがらみとかルールとか誤解とか
優しさをもてば待つほど歩く道は困難になるじゃないですか
そう選んだからそう歩いてきてますけど34になって少し前からですけどよけいな優しさをちょっと捨てながらいろいろものづくりに励んでいたりするんですけど
まあそういう思いに至った理由もいっぱいあったしそんなことで優しさというものがすべてではなくてそういうのも時には忘れながら
何かに没頭したり自分らしさを守っていくということをやったりしているんですけど、
まあ今日は誕生日が先日ありましたのでそのことでメールをいただいているんですが
かずえさんだと思うんですがわたしは15の春に剛君のファンになってもう34です。
ということで同い年の方なんですが春になると毎年この時期に剛君のファンになったんだなと懐かしくなります。
剛君はこの時期になると思いだすことありますか?
奈良県のなおさんは先日23歳の誕生日を迎えたということで今まで誕生日を意識せずに生きてきたらしいんですね、でも今年は両親に感謝の気持ちを伝えましたよ。
とおしゃってる方
あとはひろさんがね、春と言えば剛君の誕生日ということで私は毎年仕事も休みをいただいて勝手にお祝いさせていただいてます。というてくださるかたもいます。
地元の奈良まで行って誕生日を祝って過ごしてくれるというかそういう方々も多いんですけど
でも最近家族とも過ごしてますけど非常に何とか今自分が自分らしく生きてきて間違ってないなと思う理由
気づく出来事いっぱいこの歳になると重なってくるんですよ。
これはファンの方々もそうですけどスタッフのかたもそうですし支えてくれる仕事仲間もそうなんですけど
やっぱこのまま生きていけばいいんだろうなと思う理由とか大きな理由とか歳を重ねるとそういうものが見えてくる
若いころはなかなかそういうものが見えていても周りは把握してなくて僕だけ把握してるという孤立した自分らしさになりますけど今は剛君がいうのもわかるよねというような
周りにも伝わりやすくなってるな
だから非常に楽ですけどこの楽さが10代のころからあればいいなとふと思ってしまうとゆうところはありますけど
でもほんとうに誕生日というものはいくつになっても感謝しないといけない日だなと
でもまあ人生の中で誕生日以外でも大切にしないといけない日が毎日あるわけですからそんなつもりで生きていますが
今日は自分の胸の中にある英語で言うとプライドになるんでしょうがそうではなくて誓いに近いものというか
僕はこうして生きていきたいというかこういう感謝を持って生きていくんだとゆう柔らかいプライドといいますかね
日本語で言うと誇りという言葉がありますが誇りというタイトルで曲を書こうと思ったんですがあの僕は産まれが奈良なんで仏像とか寺社仏閣とか修復のさいにね
使ったものをすぐ捨てたり焼却したりするリサイクルのしかたってあるじゃないですかでも昔って受け継いでいくということがあるので
そこに積もっている埃とか塵までもぐざいに詰ながら修復していったり未来に受け継いでいくっていうそういう精神があるっていうのをきいたことがあって
すごく美しいなと思ったんですね、部屋の中でいろいろ埃ってものが床とかに落ちてますけどだいたいが人の皮膚のかすだったり生きた証だったりまあそういう考えが何かこういろいろ結びついて埃というまさに部屋で飛んでいる埃という漢字を使った曲を作ったんですが
何がいいたいかっていうとこの34になって今まで蓄積されてきた自分の体内の中にある愛の埃っていうものがダジャレじゃないですけど
今誇らしげに感じるなっていろんなことがあったけど今日はなんて美しい日なんだというそういう想いとか感謝
あるいは奈良に広がる大きな空というものを想像して作った曲がありますんでこちらを聴いていただきながらスタートしたいと思います。
それではここで一曲聴いてください、堂本剛で「埃」どうぞ
♪埃
堂本剛とファッション&ミュージックブックさあここではリスナーの方からいただきましたメールご紹介しますが
まずはえもちゃんが毎週つよしさんの偽りのない素敵な言葉をラジオで聴きながらいつも励まされていますというふうにいってくださっていまして
先日7年付き合った彼氏と別れました。おたがいの将来を考えた前向きな別れだったんですがふとした瞬間彼を思いだして今でも涙があふれますというお便りだったり
とちまるさんは2月に医師の国家試験を受験してこの1年間つらかったけど剛君の音楽やラジオで救われましたよというふうにいってくださってますけど
クリスマスやお正月も関係のない毎日で大きなストレスのせいでバランスを崩してしまいましたというふうにも書いてあります。
でもうひと方ですね「結んだ絆」さんですが
わたしは先月中学校を卒業しました、そんな私なんですが最近親離れしているのか今までお母さんと話すのがたいへん楽しかったんですが親と話すのが嫌になってお母さんといるのが苦しくなっというメール一時的なものかどうなのか自分でもわからない、それを考えるとすごく泣けてくる私はまた仲良くしたいんだけどそれがうまくいかなくて
唯一人で泣いているんだというメールなんですけど
これ一気に読まさせていただいたのは人それぞれね
すごく当たり前のことを言ってしまうけど悩みってゆうものを抱えるじゃないですか、で解決方法っていうものはやっぱり自分で決めていくことだったり自分が納得して解決にいくわかですよね、痛みとか悲しみっていうものは僕が若いころにうけた痛々しいものそれって忘れられないしたぶん僕は忘れようとはしてないと思うんですけど
すごく簡単に言ってしまいますけどそういことでいいと思うんですよね
無理に忘れようとか無理にこうしようとかゆうことではなくそうであるということも大切な時間なんだということで今と寄り添って合わせながら生きていくのがベストだと思いますけども、えもちゃんなんかは7年間も一緒にいたらほんの一瞬にも彼は存在しますからね、一緒にすごしてた部屋が急に広く感じたり一緒に眠ってたベッドが広く感じたりとかそんなこといろいろあると思うんですけど、でも泣いて普通だし無理に忘れる必要はないだろうし、でもいつか別れてよかったねって思える日が僕はくると思いますけど
大切過ぎて別れるとゆう感情もあるでしょうし男と女、あるいは親と子、ともだち、人と人っていうのはそんなものかなとも思いますしね
あまり彼とか彼女とか親、子供とか男、女というふうに決めつけて悩みを解決しようとするからしんどいんじゃないかなと僕は思うんです。
医師になろうとか歌手になろうとか自分でセパレートしちゃうからなんかよくないかなと思います。
自分と言うものが自分の人生の中でこういうひとを好きになってそれでも離れないといけない選択になってしまったとかお母さん、親っていうとらえ方でもいいけど
あの人をもう一度笑わせてあげたいなとかもう一度あのひとと一緒に過ごせる時間がほしいなとか
私は人の命を救いたいと思ってこういう人生にたってるんだなって
そんなふうに悩んで
いけばよけいなものはついてこないと思います。
まだまだお悩みメールたくさんあったんですけどみんないろんな理由でいろんな答えを出そうとしていてね
でも自分の心の震える方へ歩んでいくのがいいしお母さんと仲良くしたいと思ってるんだったら勝手にそうなりますよ。自分がつよく願えば
傲慢に願うというより優しく強く願えばそうなります。そういう仕草とかアクションをまたお母さんも感じるしお母さんも子供じゃないから
で、おもいながらどんどん寄り添っていくんじゃないのか?あるいは年齢というのもあると思うよ。僕の母とお姉ちゃんも女同士やからうまくいかへんのやな今日とかありますもんね、そこに男が入ることで回っていくことやここは男が入ってもねという空間もあるしね
まあ今はそんな時期なのかもと思ったりもしますが、悩むとゆうことは素晴らしい時間でもあるので、ただ悩むのではなくて大切に悩みながら何か1ミリでも進んでほしいなって思います。
それでは僕もそうですけど、みなさまのすべての御縁というか、人生少しでも光の方に進んでいくように願いをこめてこちらを聴いていただきましょう。
堂本剛で「縁を結いて」聴いてください、どうぞ
♪縁を結いて
堂本剛とファッション&ミュージックブック今夜の放送いかがっだたでしょうか?
今日は僕も4月10日で34になったということもありまして胸のうちを自分なりに伝えさせていただきましたけど今後もいろんなメール送っていただけたらと思います。
みんないつも赤裸々にというますか素直にまっすぐにメールいただくんで非常に嬉しく思っておりますし感謝しております。ありがとうございます。
来週はパワーウィークなんでプレゼントもありますから来週もぜひ聴いていただきたいと思いますしまだまだリスナーの方からのメールもお待ちしてます。
さあ堂本剛は5月8日にカバーアルバムをリリースします。タイトルはカバというタイトルになってしまいますが自分の曲のセルフカバーもしちゃってますので純カバーアルバムといえないんじゃないかということで二転三転してカバというタイトルになりました。カバは英語でヒップアップトモスと言うんだなという勉強できたりしたそんな作品です。
みなさんもぜひ赤い汗をかくカバこんな習性もあるんだとか勉強してみるのもおもしろい人生の知恵になるんじゃないかと思います。
カバの特設ホームページというのもあります。カバって検索したらでてきます。こちらもチェックしてください。
それではさいごにたなかかくめい君がねつよしくんこんばんは
連続してすみませんっていうて先日21歳の誕生日を迎えたということで歳を重ねるたび大切なものが増えていくと周りの方に感謝の気持ちでいっぱいですと非常に大人っぽい文章ではじまっておりますが10年前に思ってた自分と今の自分はまったく違ってるとういうことがあると聴きました。つよしくんは10年前思っていた自分になれていますか?という質問がありましたので答えたいなとおもったので選ばさせていただきました。
はっきりいうとなれてないですね。これはぼくのやりかたも手伝ってるんですが、さっきから優しさって何回かいってますけどそれを持ちすぎたかなって気がします。
もうちょっと嫌われてもいいから貫くっていうか突っぱねる簡単にいうと我儘、傲慢っていうところがもう少しあってもよかったかなっていうのは思います。
でもそれがなかったから今の人たちと出会えてるというのがありますけど今は今で全然後悔はしてませんけどね、僕の当初のあれでは僕は日本にいないんでね、もう海外に住んでますから海外に住んでて自分の生きたいように生きてる、そこで何をやってるかはわかんないです。わからないですけどもしかしたら料理人とかにかってになちゃったりしてるかわかんないですけどそれくらいの感じを考えてました、日本が好きだし日本に住むっていうのもあったけど外から日本を観る、伝えるっていうのを僕はしたかったんだと思います。
残念ながらとういう言葉は正しくないですけど日本で日本のことを言うとちょっと難し人と思われたり年寄り臭いと思われる感覚もありますよね、外国の人が日本にはこういう文化もあってこういうものもあってこういうものはすごく素晴らしい美しいという特集とかみると日本人は確かになと素直に聴けたりするところがあると思うんですけど。そのナビゲーターが日本人だとこの人ちょっと変わってんなとか若いくせにちょっと難しいこと言ってんなとか
これも人の簡単なところなんですよね、だから自分が今伝えたいことって伝え方ってあるからレコード会社や事務所だったら宣伝というものになるんですけど
なんていうんですかね、そのあり方が自分でそうこうできないので間違った方向に伝わったりとかたとえば詩を書く上でこういうふうに歌うとこういう立場のひとが傷つくんじゃないかなとか言葉を選べば選ぶほどすごく広い歌になちゃうから、ピンポイントに届いていかない歌詞になっちゃったり本当にその状況にならないとその歌詞が理解できないとか遠回しな伝え方になっていくとかねそういう優しさというものがすごく多すぎるんじゃないかなとこの間もレコード会社の人と話をしてたんですけど
もう少し優しさを考えずに歌詞を書いてもいいんじゃないかとそんな話もいろいろしてたんですけど自分の中でポイントになるのはそういうところじゃないかなといろいろ感じている今日この頃でございます。これからまあ10年後なにしてるかわかんないですね。だって自分がそうしたくなくてもそうなることってあるでしょ。だからわからへんね。自分で人生の設計図ってもう少し昔は立ててましたけど今はあまり立ててないですね。どうなろうがどんな職業であろうが自分らしく生きていけばいいなという世間体って気にする人も多い中、僕はあまり考えてないのでなんか普通に生きていければいいなって思ってますね。下手をしたら奈良の山奥にこもるとゆう生活を始めるかもしれませんしはたまた海外に行っちゃうかもしれませんし、いろいろ人生ってゆうのは考えようですから、皆様もいろいろな人生にぶち当ってと思いますけど、どんな人生先に広がろうが自分を生んでくれた故郷だったり自分が住んでいる場所、街などに感謝せずにはいれないですよね。というふうにも思ったりします。所詮僕は奈良が好きなんだな東京に何年も住んでますけどね海外にいっても奈良を愛するんだろうなということもいろいろ考えておりますが先ほどカバの話をしましたが5月8日発売カバより街を聴いていただきながらお別れしたいと思います。
堂本剛とファッション&ミュージックブックお相手は堂本剛でした、皆様おやすみなさい。
♪街
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2013/04/13
by ひろりん [198]
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