++堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオレポ++
毎週土曜日 22:00〜22:30 bayFMでオンエア中の
堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオ のレポです
レポをしてくださる方の負担を軽減するためにレポのお手伝いをしてくださる方募集中です。mailtoこさかママ
レポの無断複写・無断転載を禁止します。

#171

bayfmをお聞きのみなさん、こんばんは。堂本剛です。
さぁ、堂本剛とFashion&MusicBookはじまりました。

今日はですねぇ、なおさんです。
「私は自分の声が好きじゃありません。」ということで「女の子なのに低いし、全然かわいい声じゃないんです。自分の声が嫌いなので恥ずかしくてカラオケとかでもいつも歌いません。どうしたら自分の声好きになれますか?ちなみに私は剛くんの声が大好きです。歌声はもちろんですが、話し声が大好きなのでこのFashion&MusicBookの時間幸せです。」というふうに言ってくれてますけど。

ぼくねぇ、自分の昔の歌の声とか歌い方がやっぱ好きじゃなくて。自分がほんまに音楽が好きという感情、感情論ですね。もうね、頭脳論とかでなく感情論でただただ歌ってるっていう。若いですねって、思える曲と、いやいやもうちょっとおまえ考えて歌ったらえぇやんっていうのが結構あって。だから昔の曲が嫌いとうか昔の自分の、歌い方、歌声があんま好きじゃなくて。

途中でいろいろ自分も自分なりに改善するというかした時期があったんですよ。それからは、まぁまぁ、聴けるなっていうニュアンスで僕の中ではおさまったんですけど。だからほんま昔の曲を歌い直したかったりするくらい嫌なのが結構多くて。で、そんときはそれがいいって思ってたっていうところに対しての恥ずかしさと、まあまあ可愛らしいねって思える感じとってあんねんけど。結果、ストレートにいうとあんま好きじゃないなぁというのすごく多くて。

自分の声って、どうなんやろな。好きなんか嫌いなんかって言われたらあんま考えたことはないねんけど。昔のは好きじゃないな。って言えるな。今は、好きともいわれへんけど、歌を歌えるっていうことがすごく幸せだなというのは、普通に感謝して感じる感情というか。うん、そういうような感覚ですけれども。

まぁ、なんでしょうね。あの〜。自分の嫌いなもの、嫌いな声を武器にできる場所っていうのが絶対あるんで、それを考えると好きになれるんじゃないですか?うん、あの、やっぱり、こう、こないだも、「奈良で宮大工の仕事を何回かしましたよ。奈良がきっかけで宮大工になりましたよ。」っていうおっちゃんとしゃべったんですけど、間違ってしまうことからはじまる新しい道もあると。素直にありのままで生きるのがよいという話をいろいろしてたんですけど。

何が言いたいかというと、自分がそうと思わないものが結果、そうだったんだと思えるようになるっていうか。嫌なものを省く、嫌いなものから目をそむけるっていうことだけではなくて、それをあまり意識しすぎずにかかわることも大事だし、意識しても真っ向勝負でかかわることも大事っていうか。

だから自分がいいと思う方に流れていくだけではなくて、あれ、間違っちゃったぞ、あれ、大丈夫、俺?って思いながらも結果間違ってよかったみたいな。自分が今まで嫌やって思ってるもの、要は覆すような力っていうか、嫌いなものやから好きになるみたいな変な解釈とか。嫌いやから、これを好きになるためにこれをやるとか、そういうような発想もおもしろいんじゃないかなとか思って今回のメッセージ読まさせていただいているんですけれども。

僕の過去の曲で、ORIGINAL COLORという曲があるんですけれども、この曲のボーカルもあんまり好きではないです。元々のやつはね。以前もASUKAさんと対談させてもらった時に、この曲褒めていただきましたけど。うん、この時はほんといろいろ狙って作っている時ですよね。人が聴きやすいようにとか、ある程度売上たほうがいいんかなみたいなことをなんとなく考えて作ってる時だなっていう曲なんですけど。

今は、全く考えてないわけではないですけどめっちゃ考えてるわけではないです、そのへんは。自分が楽しいものをつくるっていう人生がいいなと思ってやってるんですけど。
ま、このORIGINAL COLORも僕があんまり好きじゃない声です。

ていうことで、でも、ORIGINAL COLOR、自分の色っていうことでっていうので、今回のメッセージに非常に適しているのかなと思ったのでチョイスさせていただきました。
こちらORIGINAL COLOR聴いていただきましょう。

♪ ORIGINAL COLOR

さぁ、堂本剛とFashion&MusicBook、ここではリスナーの皆さんからのお便りご紹介します。

みどさんですね、
「人とうまくいかなかったり、だまされたりした時、無性に泣きたくなるけれども涙が出ない。そんな日々が続いた時どうしますか。」というようなメールです。

まああのね、ここに「時間が解決するものなのでしょうか」という言葉も書いてますけども、ん〜、それは、僕の中では結構気休めの、ありきたりなセリフだなと思って。歌詞にもよく出てきますけれどもね。「時間がきっと解決してくれるよ」って。

いや、そうかもしれんけどっていうのが俺の正直な気持ちです。苦しい時、辛い時って、何言われても「知らんボケ」って思ってまうっていう感じを僕はずっと過ごしたんですよね。芸能界にいると、ひどい裏切られ方もしますし、悪態もつかれますし、目には見えない攻撃もされたりしますよね。

例えばファンの人に伝わってないけど、みたいな。でも僕はダメージを受けてると。でもファンの人はダメージをうけてる所を見ていないから、なんで、剛くんがそんなに精神状態が辛くおかしくなっていくんだろうっていうことが理解できないっていうね。でも僕は現にそうだったという。だからPanicDisorderみたいな曲作ったりとかしちゃうんですけども、でもやっぱりダメージ受けて受けて受けると、涙が枯れちゃうんで、涙ほんと出ないですよね。どんだけ悲しくても。どんどん無機質になっちゃうんですよ。これはやっぱり良くないよな。

人として生まれて、無機質はこれはよくない。ましてアーティスト。表現していかなきゃいけない人。じゃ、この苦しみを書けばいいとかね。この苦しみを絵にすればいいとかね。そこに力を流して何か新しいものを生み出すっていうようなことを僕は、たまたまできたんで、今も生きてるんだなと大げさに言うと本当に思いますよ。あのままジャニーさんが音楽っていう道だったりですね、そういうものを自分に投げかけてくれてなかったら、ほんとうに危ないところまで行ったなっていう気はすごくしてます。

でもこの涙が流れない時は、流れないので。この言葉が救いになるかわからないですけど、僕もその感情はわかりますよっていう。だからひとりじゃないから。「へぇ、剛くんもそうかぁ」って、思ってくれればいいなと思いますけど。今は、普通に動物のあれとかで、泣いちゃいますから。気づけば涙が流れるようになりますよ。うん、素直すぎるんだと思います。痛みに対して。痛すぎるから泣けないんだと思います。だから、自分は素直は人なんだなということに、誇りを持つべきかな。

と同時に、やさしすぎる、素直すぎるってアホやなってちょっと思える自分も徐々に育ててゆくべきだとも思います。そうすれば無敵です。自分が素直すぎるということに正義感を燃やして成長してゆくのもいいんですけど、例えば、自分がね、僕はまだ結婚してませんけども、彼女ができて、結婚しました。子どもができました。の時にそれじゃだめだと思うんですよ。うん、お父さんは素直過ぎて、正義感あるからだけではだめだと思う。俺は素直すぎて、正義感強すぎてほんましょうもない、ほんまカスやなって自分のこと思いながら生きるように心がけたんですよ。僕は自分のこととにかく追い詰めて、アホやな、おまえは、って、鼻くそやなお前って。って思いながら生きるようにしたんですよね。

そうすると、素直すぎることによって迷惑かかることもやっぱりあるんです。正義感強すぎることによって迷惑かかることもあるんです。だからとにかく正論、自分の中でも正しい答え、相手にも正しいと思ってもらえるような答えを導き出すためにどれだけ素直にまっすぐ生きるかっていうことですよね。自分の都合の素直、正義は、良くないです。相手にとっても自分にとっても素直なお仕事、素直な競争、素直なけんかであるべきだなと思うですよね。そこに成長というものがあるし未来があるなと最近すごく思うから。

とにもかくにも、泣けない時はほんと泣けないですから。でも、泣けるときは、泣けますよ。ほんとに、普通に今泣いてます僕、いろいろ。最近では、ついこないだも母と話しましたけど、自分がこの世を去るときになるべく迷惑をかけたくないから、いろいろな欲がもうなくなってしまったという話をされました、こないだ。えー、まぁ泣きませんでしたけれども、泣いてしまいそうなくらいなんかこの時間はなんなんだろうって思って。

自分もさ、結婚もしてないし孫も抱かせてないしというような状況でこんな話させるのもあれなんかなとか、とにかく色々考えましたわ、うん。でもそんなこと言うてはりました。とにかく、残したくない、自分のものを。それは、ぼくが、その時が来たときに処分するとかそういうのが色々あるとこの子は多分耐えられへんやろなみたいな感じなんでしょうけれど。そんなん言うてましたわ。切ないねんけど、なにこの時間って思いながら過ごしてました、うん。

想像してるんやろうな、なんかいろいろ、そういう時を。でも親っていうのは年を重ねてそういう想像もやっぱするしね、それをまた想像してるんだなというところに対面するのも子どもであったりするしと。ほんとに、お母さんがお母さんらしく、お父さんがお父さんらしく、お姉ちゃんがお姉ちゃんらしく自分の人生生きてくれればいいなと思って、それの少しでも支えになればいいなと思って僕は人生生きているんですね、今ね。ま、でもほんとこないだそんな話されて、胸がきゅっと切なくなりました。

そして最後にゆみちゃんがね、
僕の音楽の中で「I'm you,You're me」が好きです。というふうに言ってくれてるんですけれども。

この方はリハビリのお仕事されてる方ですね、病院で。病院に就職されて。
この曲書いた時もそうだったんですけど、傷みって、傷の色って、それぞれ違うんでしょうけれど、それぞれ違うと言いだすと、きりないですね、うん。人間である。男と女に分けるんじゃなくてまず人間、人であるとか。人というものは傷みを感じる生き物であってね、それが、事実上感じてる傷みじゃなくても感じる傷みってありますからね、胸がきゅっと苦しくなるとかね、うん。傷の色はひとつなんだよっていうようなことをこれね、自分に言ったような曲なんですよね、うん。ほんと苦しくなっちゃってね、いろいろ考えてると。うんでも傷の色はひとつなんだよっていうことそのテーマを捧げた曲です。
こちら「I'm you,You're me」 聴いていただきましょう。どうぞ。

♪ I'm you,You're me

堂本剛とFashion&MusicBook今夜の放送いかがだったでしょうか。
今日は、いろいろね、母の話というか、自分の過去の傷の話、といいますかね、そういうのしましたけれども、ほんといつの日も自分のままで生きれたら幸せですね、うん。周りの人に、ありがとうと言えてね、感謝できる日々がいいですね、うん。だから、憎たらしい人、腹立つ人に対しても、ありがとうってなるべく思うように僕はいつも頑張りますよ。あの、腹立つけどね。ほんまに。でも、おおきにと思うようにしてます。すまんなって、思うようになんかしてます。そうすることで成長できます、ほんとにね。うん。でも、それが素直に言えない時ももちろんあります、人間なんで。でも、何が一番大事かっていうとやっぱり自分というのをしっかり持つっていうことですよね、うん。

今、このラジオを聞いてくださってる方も、色々な道を歩いてると思うんですけれども、自分が信じた道をやっぱり歩くべきだと思いますね。あるいはちょっと今は立ち止まりたいと思うならば、そこで立ち止まっても僕はいいと思います。いずれにしても、自分が立つ未来が自分であるべきだと思いますね。それを何か僕がね、後押しできるような話がこのラジオでたくさんできるといいなといつも思いながらさせてもらっておりますけれども。いろいろなメール送っていただければなというふうに思っておりますのでみなさんぜひぜひご遠慮なくたくさんメール送ってください。

メール方は tsuyoshi@bayfm.co.jp
FAXの方は 043-351-8011
葉書の方は 〒261-7127 bayfm まで
どうぞよろしくお願い申し上げます。

それでは最後に、名無しさん。
「ボンジョーフ(ボンジュール?)」ということで、「私は以前、通訳やコーディネーターしてました。」という。僕が、ちょっと外国語を学ぶために何かいい方法を教えてくださいっていうね、ことしてたんですけど、習得するんだったら耳でひたすら聞いて真似して修正してもらってそれを繰り返して音を自分のものにするということが英語もフランス語も大事なんですって。

音楽やってますんで音楽的に聴くことはできるんで、聴くのはすごくいいみたいだなっていつも思ってます。映画とかただ流してるだけでもなんかこう
入ってくるんですよね、うん。「ということで、フランス現地に飛ぶことをおすすめします」と言われたんですけれども。

んふふ。あの、飛べるならば飛びたいですね。「堂本さんはフランスでCD出すくらいなんですからこの際フランス語をマスターしちゃいましょう。フランスの田舎にはUFOもよくいらっしゃいます。」ということでね。「え、またきてんの?っていう感じです。」って。奈良の生駒よりもすごい場所があったというね。
行きたいですね、フランス。半年だけでもいいから行きたいな、うん。
半年行ったらそこそこ学べそうな気すんねんけどな。やることないから勉強すると思うねんな。


「あとは電子手帳を持ってるといいですよ。」とみくさんはね。
気さくに会話できる日がくればいいですね。なんか、ほんと初歩で止まってるんでね。

ちょっとラジオで、そういうコーナーもやります?とりあえず、フランス語やっちょうよ、みたいなコーナー。ちょー初歩から、やってって。フランス語いったら、ドイツ語いって、イタリア語いって。向こう攻めましょうか、ヨーロッパ圏を、うん。そうしましょう。じゃぁ、もし、気が向いたら、ぶっこんでみてください。急に、このラジオに。え?なんで?っていう。んふふ(笑)「今日の言葉は?」みたいな。そういうのいいじゃないですか。だって、リスナーもフランス語覚えるわけですからね。

そしたらいつの日か僕がライブでフランス語で歌う楽曲とか作ったりとか、フランス語のMCですよ。何してんのあいつですけどね。んふふ。
日本語でやれやと思われますけど。相手もフランス語でね、MCしたりとかも出来ますから。
ボンジューってね。
○○ジャポン。ふふ。日本から来ましたとか日本人ですとか。その初歩のとこから。入るからね。日本でライブやってるけど、日本から来ました、うん。是非ね、
「堂本剛と学ぼうフランス語」っていうね、いいじゃないですか、なんかゆるくて。まあそんな日があってもいいんじゃないかななんて思いますけど。

さあということでございまして、フランス語の話さんざんしたんですけれども、今日はですね、Now's the time to change the world! というね、英語で歌ってる曲がありますんで、ぜひ、こちらをかけて今日はお別れしたいと思います。

ということで堂本剛とFashion&MusicBookみたいになっちゃいますけど(綺麗な発音で)もうちょっと何ヶ月かしたら、発音がめちゃめちゃよくなっちゃうんで。はがき読んでる時、email(綺麗な発音で)みたいになっちゃうけど。んふふふ。ごめんねそれ。
マイクロphoneとか言っちゃうから。申し訳ないけど。paperとか言っちゃうからね。ルー大柴になってゆくだけかもしれんけど。ルーさんになるだけかも知れんけどね。まあまあでもそんなこともできたら面白いななんちゅうふうに、ラジオは無限大だということで、まあラジオもradioになりますけどね。んふふ。

いろいろと皆さんね、準備しておいていただければなというふうに思います。ということでございまして堂本剛とFashion&MusicBookお相手は堂本剛でした。それでは皆さんまたSee you next weekですね。お会いしましょう。さようなら(笑)

♪ Now's the time to change the world!
2012/11/10 by こさかママ [176]

No. PASS
<<2012年11月>>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

* 11/10 #171

記事検索

OR AND
スペースで区切って複数指定可能
レポ投稿
PASS
++HOME++

[Admin] [TOP]
shiromuku(fs6)DIARY version 2.06