++堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオレポ++
毎週土曜日 22:00〜22:30 bayFMでオンエア中の
堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオ のレポです
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#163

堂本剛とFashion & Music Book

bay FMをお聴きの皆さん、こんばんは。堂本剛です。
堂本剛とFashion & Music Book さあ、今週もはじまりました。

えー、まあ、あのー、今日はですね、平安神宮のライブ真っただ中という状況の中でございますけれどもですね。
あのー、聞くところによりますと、この平安神宮さんでですね、ライブをですね、あの、連続で3年やったアーティストっていうのはですね、僕が初めてだということでお話してくださったんですけれども。あのー、実際、自分もですね、一番最初にお話しいただいた時、あのー、まさか京都のほうでライブできるっていうイメージが自分の中でなかったので、奈良だとね、まあ、自分のふるさとっていうことで、ライブをするっていうイメージがすごく素直に想像できたんですけれども。

平安神宮さんでライブをやるっていうのがものすごく自分の中で不思議だったんですね。それですごく貴重な体験さしていただいて、あのー、大きく言っちゃいますけれども、非常にあのー、余計なことを考えずにできるライブっていうものが成立する場所なんですよ。何かわかんないんですけれども、所謂、余計な邪念というか、余計なものを感じずにできるライブっている印象がすごくあるんですよ、これあの、体感としてね。なので、そこで生まれる曲っていうのがすごく多いなっていうのをすごく感じますし、で、今の自分のギター奏法というか、あの、そういったものもこの平安神宮でライブやることによって生まれたものがすごく多いんですよ。で、非常にだから、自分としてはすごくあのー、感謝の念がやまない場所なんですけれども。あのー、去年あの、ライブさせていただいたときに、あのー、宮司さんともいろいろお話さしていただいて、まあ、自分の今の想いっていうかね、色々なまあ、話しさしていただいたんですけれども。

あの、「今年も平安神宮やるからっ」て伝えられたときに、これあの、コンサート会社さんから言われたときにあー、またやらせてもらえるんやわと思ってすごく嬉しかったんですよね。まあ、今回もですから、ライブというよりかはそこの自分のすべてに感謝し、そこで音を鳴らすという、まあ、アートに近いようなライブになっていくと思いますけれども。
今回ほんとにそのー、ねえ、まあ、3年目ということでございますので、自分自身もほんと、あまり堅苦しく考えずに、あのーまあ、すごく冷静に受け止め、で、そこで感謝に変え、やろうと思っているんですけれども。

あのー、ミックさんという方がね、あのー、剛さんのその、好きなコードはなんですか?というお便りいただいているんですけれども。うーん、実際まあ、(ギターを弾き始める。)

この、ad7と呼ばれるコードがあるんですけれども、たとえばAだったら、これが普通のAなんですど、この小指を、指を抜くとちょっと音が柔かくなるんですよね。(ギターを弾きはじめる。)まあ、こういうなんかあの、なんていうんですか、UK Rockとか良く聞いたことあると思いますけど、ad7、マイナー7、メジャーコードみたいな感じで、こうコードが展開していくなかに、一瞬こうad7とか入れたりすると、ちょっとなんていうんですかね、和っぽい感じが多少僕の中でするんですよ。これ、あのUKとかほんと、多いイメージが僕はあるんですけれどね。このなんか、C, D, A っていうのを、たとえば、C, ad7, D, ad7, C, ad7,みたいなまあ、ニュアンスでやると、(ギター弾きながら。)すごくあの、奥行きが出てくるっていうか、こういう、なんていうんですか、こういう、曇り空っぽいっていうか、あの、ロンドンとかイギリスの、なんかこう、歌ってるとさまになるっていうコードではあるので、結構、即興でやろうっていうときとかは、もうこういう。(ギター弾きながら)こういうのやってると、なんかこう、いい感じになるっていうのもありますけれども。なんか、こうやって歌ってると、(ラーララー♪)まあ、なんかこう、なんとでもなる、みたいな。

なんか、こういうのが、すごくこう日本っぽいっていうふうにあのー、解釈もしつつ、やってたんですけれども。平安神宮とかでやってたときに、(ギターで和っぽいフレーズを弾きながら) この、ちょっとこう、なんていうの、三味線とかお琴っぽいニュアンスっていうのが生まれたんですよ。なんか、あそこで弾いてて、うん。(ギターを三味線とかお琴っぽくはじいて弾いている)
なんかその、いま、ギターでこうちょっとやってるからあれなんですけど、こういうのをエレキとかでやると、あのーすごくなんていうんですかね、昔のいわゆるなんか日本の風景みたいなものが蘇ってくるようなイメージがなんか僕のなかでありまして、最近はこういうギター奏法よくやってますね。これはやっぱり外国人にはない発想なので。このフレーズっていうか。やっぱり、あのー、和楽器が出す音階っていうものがあって、それをまあ、あの、ギターでやっているだけなんですけれども。自分がほんとに今、一番気になっているていうのは、なんかこの、昔の日本のなんか風景が出てくるような、(弾きながら)、メロディーラインみたいなものをコードに変えて、だからこれは、所謂コードとしては実際存在しないコードっていうのが作れるんですけど、だから自分のコード作れたらなと思って今色々やってるところですね。うん。

そんな話もいろいろあるわけでございますけれども、ほんとにですね、平安神宮さんで3年連続させていただくっていうことが、アーティストとしてはじめてなんですよっていうすごく、ほんとに、あの、なんかこう、なんて言っていいのかわからないくらいの喜びがすごく、今、体中を駆け巡っているわけでございますけれども。
ほんとにこう、平安神宮さんのご縁っていうのもなんか、あるようでなかったので、幼い頃に。今、この年になってすごく色々なご縁いただいて、色々なまあ、自分の成長もいただいていますので、感謝の意を込めまして、こちら『縁を結いて』を聴いていただきたいと思います。
それでは、『縁を結いて』どうぞ。

♪縁を結いて♪

堂本剛とFashion & Music Book、ここで、リスナーのみなさんからいただきましたメールをご紹介します。
えー、きみさんですね、きみさん。
突然ですが、最近生活していてふと思います。ということで、自分らしさってなんなのかと。一度きりの人生、自分らしく生きたいと思いますが、それが必ずしも一番いい人生なんでしょうか。私は今、22で社会人1年目です。昔から人みしりの性格ですが、大学時代は留学2年して、そんな自分を変えようって思いました。でも、自分はなかなか変わらないし、今でもできることなら、仲の良い数少ない友人や家族と時を過ごしたいと思います、と。まあ、新たな出会いが苦手だと、でも、このままでは自分の世界が狭いんじゃないかなあとも思います。
でも、人と会うのは勇気がいるし、疲れる。できれば慣れ親しんだ人とだけ一緒にいたい。でも、そのままの自分が自分らしい自分なのか、私はどうしたいのか良くわかりません。
剛さんは昔はすごく人に対して壁をつくっていた感じがしましたが、今はとてもおおらかな人になったと勝手に思っています。何か私にアドバイスをください。よろしくお願いします、と。

まあ、実際にそうですね、この話を聞いて、昔の自分の様だなという風に思ったりもします。
まあ、僕自身、今でも、やっぱり、人がそんなに得意じゃないので。まっ、できればあんまり多くの人と絡みたいとは思ってません。ただ、自分が人生の中で何をしたいかによると。たとえば、まあ、この芸能界というところでずっとずっといたいと思うんであれば、それこそ、TV局であったり、雑誌社さんであったり、事務所であったり、いろんなところの、この人には気に入られておいたほうがいいだろうという人に対して、気に入られるべきだとも思うんですよね。思ってもないこともいい、そして、この人がこれが好きだからとかチェックをし、プレゼントをし、とか、そういうことをマメにやっておくとですね、これほんとに仕事がきたりとかするもんですからね。まあ、それだけではないですけれども。やっぱり、そういうところがマメな人の方がそういうチャンスっていうのは、絶対来ますし。

あとは、そうですね、まあ、お金が欲しいのか、あるいは仲間がほしいのか。これでも大きく分かれますよね。ほんとにお金が欲しいんだったら、今のようなやり方のほうが、お金は見込めるんじゃないかとは思います。ただ、仲間が欲しいと思うんであれば、仲間のためにお金を使うべきだと自分は思います。お金があるならばね。
だから、大切な人のためにお金を使うっていうお金、自分のために使うためのお金を貯めるのではなくて、大切な仲間を救うための、あるいは感謝を込めてのお金というものを貯めるべきだと思います。そのための仕事をするという。
であれば、人に対していつも感謝を忘れずに、えー、誤解とか悪口だとかいろいろな邪魔とかいじめ、意地悪されたとしても、仲間のために感謝の気持ちは忘れずに、その人たちを守るために戦うっていうところの延長線上でお金を稼ぐべきだと僕は思うんですよね。だから、あの、これはいま自分らしさっていうのとはまたテーマ外れていってますけれども。
そういう自分のまあ、いわゆる目標ですよね、うん。そういうものが決まった時に、自分らしさというものに対して腹をくくるべきだと思うんですよ、うん。

今、たとえば、僕は結婚してないから、仲間のためにと思って生きるんですけれども。 たとえばこれがじゃあ、家族ができたときにねー、ちょっとあの人にも気に入られといたほうがいいかなあ、思ってもいいひんこと言うかあ、っていうことだったり、もう、こんな仕事、全然俺のプライドにもう、ほんとに反するものやねんけど、まあ、いいや、もうやっとこうか、とか、そういう人も多いとおもうんですよ。そりゃあだって、守るために自分を所謂変えていく、これも人生だと思うし。それを自分らしさだといってもいいと思うんですよ。

ただ、うーん。僕自身はやっぱりまあ、結婚もしてないですし、あの、まあ、家族のことは勿論守るっていう意志はありますから、あのー、なんていうんですかね、うーん、勿論そこに意識は集中させてますけれども。
家族っていうものが、自分がたとえば嘘をついてTV出てたりとか、嘘をついてステージに立ってるっていう姿を、そんなに望んでないだろうなとさえも思うんですよね。だから、今の自分のスタイルはありますけれども。

ただ、やっぱり、なんか生活していくうえで、自分がほんとに大切にしてもらう、自分がほんとに大切に思える、っていう人が欲しいっていう気持ちの方が僕は強くなったんですよ。だってもう、わかるでしょ?あのー、この人本気で僕にそんなこと思ってないなとか、本気でこの人、俺に今この言葉投げてないなってわかりますからね。僕にゴマすっとけばいいんやろ、この人っていうのんとか、僕に今これ言っといたほうが、この人好都合なんやろうなとか。あー、僕には言ってないふりして、僕に言ってんな、これ、とか。僕はもう子供のころからませてませてましたから、百も承知っていうか、あの、全部お見通しなんですよね、偉い人の発言も含めて。だから、だから、しんどいんですよ、うん。わかっちゃうから。この人全然感情こもってないとか、愛情あるふりしてるだけやとか、わかっちゃうんです。だからすごくつらいんです。だから僕は多分、精神的に疲れていったっていうのがすごくおっきいですよね。

でも、やっぱり、いま、この年になって辿りついているのは、あのー、ほんとに今も忘れませんけれども、代官山歩いてた時に、まあ、ファンの人とすれ違って、あの、剛君のペースでね、もどってきてくださいねー、みたいな話をされました。その、戻ってきてくださいねっていう発言の中に、所謂その、その人のイメージ像の堂本剛なのか、ほんとの堂本剛なのかっていうのは定かではなかったですが、だた、僕がそこで選択したのはほんとの堂本剛だったので。
まあ、そのファンの方に声をかけていただいたことによって、さらにどんどんどんどん色々始まっていくんですよね。うん、だから、あのー、今、このラジオ聴いて、まあ、学校でね、実際色々な嫌がらせ受けてる人たちっていうのも中にはいると思うんですよね。

で、まあ、僕なんかはいろいろ、すべて自分で守っているわけじゃないですよ、ほんとに。いろんな人に相談をして、本音を伝えて、いろんな人たちがあの、かばってくれるところも含めて、そして、一番大事なのは自分が強くあることを含めて、そういうものにまあ、耐えていったり、そういうものをあの、突き進むんじゃなくて、受け流す、かわすってことをやってるだけなんですよ。 だから、あの、ひとりでね、抱え込んで悩むのではなくて、ほんとに誰かに相談してほしいなって、すごく思う。本音を相手はねえ、なんかこう、伝えられるとその人を守りたくなる、その人をちゃんとしてあげたくなるっていう人間の心理もあるし。やっぱり、それが人と人との付き合い、深い付き合いにつながっていくと思うから。なんかほんとにひとりでこう抱え込んで悩んでいる人がもしいるならばねー、ぜひあの、誰かに相談してほしいと思うし、誰かに守ってもらってほしいなと思う。で、自分自身も強くなって、自分自身を守ってあげてほしいなとすごく思いますね、うん。まあ、あの、ほんとにいろいろなつらい思い出、なんでこんな俺が言われなあかんねん、されなあかんねんとか、思いながら生きてる人もほんとすごく多いと思うんですよね。うん、でも、解決方法っていうのはやっぱり、あの、自分にもある。だから、ぜひ、なんかこう一歩ね、踏み出してほしいなと思うし、あんまり、あの、がんばりすぎなくてもいいなとも僕は思います。

自分のペースであの、少しずつなんか解決していくことかな。そういう人からの嫌がらせとかそういういじめみたいなものって。
いつかその力が人を救う力にさえなると信じてほしいなと思います。その人にいろいろやられて、なんか悲しい気持ち、つらい気持ち、苦しい気持ちっていうものが、いつしか時間をたてば、その気持ちから生まれた何かで、ひとを救うってことができるっていうのをなんかすごく信じてほしいなというふうに思いますね。

えー、メールでね、ちょっと紹介できなかったんですけれども、あのー、まあ、『Panic Disorder』っていう曲を僕はまあ、過去に作ってまして、まあ、これふつうにいうと自律神経失調症みたいなことなんですけれども、直訳するとね。僕自身がほんとにそれに悩んで、まあ今でも悩みながら生きてますけれども、まあある程度克服しながら生きるんですが。
まあ、この曲今聴くと、うーん、まあ、なんていうんですかね、もうちょっとあの、綺麗に作りたかったなっていうか、今更だと色々あるんですけれども。このときのほんと、若かりし頃の自分の歌唱力となんか表現力の中で綴られているもんですけれども。
この曲が好きですとか、この曲が聴きたいですっていうメールが結構過去にも多かったので、まあ今日ちょっと自分もね、そんな話にもなってったので、こちら、すごく昔に作った曲ですけれども、『Panic Disorder』聴いてください、どうぞ。

♪Panic Disorder♪

堂本剛とFashion & Music Book、今夜の放送いかがだったでしょうか?
えー、今日はまああの、少しね、あのー、自分のまあ、過去の話とか、まあ、今の話みたいなこと、少しさしてもらいましたけれども。
まあまあ、ほんとに、なんかこうね、人生っていうのは一度きりですから。まあ、僕が今日話したことは、まあ、なんとなくの誰かが言ってる独り言だと思って聞いていただくのが一番よくて、あとはまあ自分がなにかこう、こうしたいんだと思う方に進んでいく、それが自分の人生というものだから、人に操作されるものではなくて、自分でぜひね、操縦して、次の日、次の日、未来へ、未来へって進んでって欲しいなというふうに思います。

さあ、メールの方は …省略… どうぞよろしくお願い申し上げます。

さあ、今後の情報なんですけれども、『第24回 堂本剛 独演会、「小喜利の私」』というものをですね、今年の年末に東京の方でやったんですけれども、こちら、大好評だということでございまして、大阪の陣に行って来いという指示が出ましてですね、大阪、森ノ宮ピロティホールというところで、あの、まあ、いわゆる大喜利をやっているんですけれどもね、まあ小喜利というタイトルを僕がつけたんですが、「小喜利の私」というものをやります。
10月の4日から10月の10日まで、このピロティホールでやっております。

そして東北三小喜利というのも追加されましてですね、10月の18日、福島県文化センター大ホール、そして10月の19日、仙台サンプラザホール、このふたつはですね、開演が18時半となっております。そして、10月の21日の、盛岡市民文化ホール大ホール、こちらだけですね、開演が16時となっておりますので、ぜひ、皆さんお間違えのないようによろしくお願い申し上げます。詳しい詳細ほんとにメールでチョンチョンチョンしますので、皆さんそちらでもチェックしていただけた方がいいと。

さあ、ということで、あとはですね、堂本剛はあの、平安神宮さん、京都の平安神宮さんで今年もライブを行います。まあ、あの、今年もですね、まだまだ我々が受け止めていかなければいけないこと、そして、乗り越えていかなければいけないこと、日本人はほんとにたくさんたくさんあると思います。えー、そういった、まあ、僕たちの今のまあ、現実、現状、そしてでも、僕たちの未来というものをやはり想像するべきだし、作っていくべきだし、つなげていくべきだという願いを込めて、今回もライブをさせていただこうと、まあ、命というテーマに基づきながら、選曲していきながら、世界をつくっていこうかなあという想い、まあライブというものを、今回、平安神宮でライブをさせていただいているというところでございますね。さあ、そういうことでございまして、『赤いsinger』という曲を聴きながら本日はお別れしたいと思います。

それでは、堂本剛とFashion & Music Book、お相手は堂本剛でした。
それでは皆さんまた、来週お会いしましょう。
おやすみなさい。

♪赤いsinger♪
2012/09/15 by MIKI [168]

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