++堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオレポ++
毎週土曜日 22:00〜22:30 bayFMでオンエア中の
堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオ のレポです
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#136

堂本剛とFashion & Music Book

bayFMをお聴きの皆さん、こんばんは。堂本剛です。
堂本剛とFashion & Music Book 今週も始まりました。

今日はですね、3月の10日でございますね。明日が3月の11日でございますから、東日本大震災の発生から1年を迎えようとしております。

え〜。まぁ、あの〜そうですね。ん〜、まぁいろいろな場所で、え〜このことをいろいろお話しされたり、え〜いろいろ何かこう、ん〜皆さんにまぁ伝えるべく、いろいろな方々がいろいろなジャンルの中でですね、いろいろな方法で、時間を過ごされてることだと思いますけれども。

あの〜、何て言うんでしょうね、あの〜、まぁ、例えばですが、その3月の11日になって、その2時46分になった時に、え〜、まぁ1分間の黙祷を捧げるということだったり、またそういった場所、そう言った人の感情というものはあると思いますが。

ん〜、あの、何て言うんでしょうね、その時だけではなくて、その時に繋がるような、え〜、気持ちで、時間軸で生きていたいなといつも思いながら生きてましたので、え〜そうですね、まぁこの3月の11日が来て、一年がたって、え〜、まぁ、例えばですが2年目3年目となった時に、まぁ、人々はですね、どのような気持ちで過ごしているのかということを考えながら物作りをしていたいなといつも思っているんですよね。

だからあの、人ってどうしても忘れてしまうんですよね。うん。忘れるはずがないじゃないかと言うふうに生きる人もいる、って言うか生きれる人もいる。でも忘れないと苦しすぎて生きれないという人もいる。
だからその誰が良くて誰が悪くてというような話をする為の日であってはいけないなといつも思うんですね。だからひとそれぞれです、この日本大陸、そして世界で皆それぞれ生きているんですよね。
ただその、それぞれが今日そのそれぞれ過ぎる部分がありますので、そこをもう一度ね、考えなきゃいけないということの方が大事だと思います。

だからあの〜、頑張ることも大事ですけど、頑張らないことも大事だというのが僕の中では人生の中にはありまして。
やはりこういう世界にいますから、目立った方がいいとかですね、人気があったほうがいいとか、女の子にもてた方がいいとかいろいろ言われますよ。言われますけど、僕は女の子にもてるためにじゃあ生まれてきたのかとか、ね、人気を得るために生まれてきたのかとかいろいろ考えると、やっぱりそうではなくてですね、その、父と母が巡り会ってですね、そして僕が生まれたという、その果てに僕は生きているわけですから、そこを意識して、僕は生きなきゃいけないなぁと、思うんですよね。うん。

やはりその母だったり、父だったりいろいろな姿を見て、今改めてこの年で思うことはやはり自分の意見をしっかり持つということだったり、自分が信じる道を生きなさいということだったり、人には優しく生きなさいということが、なんかすごくありますね。
そして自分が人に対して優しさを捧げることによって、その優しさというものはまた自分に対しても戻ってくる。そのまた戻ってきた優しさを自分の中からまた優しさとしてお返しする。
これを繰り返ししていくことが生きていくということなんだっていうことを何かそれをこう家族とか、から学んでいますので、こういう大きな震災というものが起きたこれから未来をですね、僕は僕らしく生きていこうと、もし僕ができることを本気で考えて、いろいろ何か、投げかけることをこれからも惜しまずやれたらなというふうに思ってます。

今からですね、聴いていただきます曲「これだけの日を跨いで来たのだから」という曲があるんですが、この曲はホントにあの自分がラブソングとかそういったいろいろなしばりというか、なんかいろいろなものを意識して音楽を作らなければいなかったところから解放された曲のひとつというか、そういう意図を持って書いた曲です。

自分が今まで歌いたかった曲はこれだったんだなってふうに何か思った曲だったんですね。すごく命というものを意識して、え〜初めて自分が何かこう書いたものなんじゃないかなといっても過言ではないと思うんですが。何かその命というキーワードをこの曲に込めたっていう過去を自分は今でも忘れず覚えているなというふうに思いました。
この命というキーワードを込めたこの曲をですね、若かりし頃の僕が込めたこの曲を皆さんに今日は聴いていただきたいと思います。

それでは「これだけの日を跨いで来たのだから」どうぞ。

これだけの日を跨いで来たのだから♪

あらためまして、こんばんは。堂本剛です。

堂本剛とFashion & Music Book ここでリスナーの皆さんからのお便りをいろいろ読まさせていただいたりしようと思っておりますが。

僕は今、あの〜「平安結祈」というですね、平安神宮さんで去年ライブをさせていただいた、え〜、まぁ、その記録と言いますか、え〜、堤監督に撮って頂いたんですけれども。
その堤監督は「記録を超えた記録を撮った」というふうにおっしゃってくださいましたが、その平安神宮さんでのライブの模様がですね、今TOHOシネマズさんでですね、映画化されたわけなんですね。

それでいろいろね、あの、TOHOさんだったり、まぁうちのこの映画関係の人たちだったりが、う〜ん。なんていうんですかね、全国で何百館という流れでやりたいという意向もあったりとか、いろんなことを経てですね、まぁとにかく、この直営館というか、いう所でやるっていうスタイルになっていったようです。まぁあの、僕はそこには入っていませんので、意見としてはね、うん。ただまぁ、その大規模にすること、そして、いやそこまで大規模にしなくてもいいこと、まあいろいろなことがおとなの事情もあったんでしょうが、いろいろあったんだと思います。

それでただ僕がずっと気になっていたのが東北地方の方にこの映画が流れるということが何かないんじゃないのか、っていういろいろ詳細を見た時にですね。それでいろいろとお話をしていまして、で、その中で追加上映ということで、いろいろ場所を探してくださいましてね、うん、その直営館ということだったりとか、いろいろあったのでなかなかこう難しかったようですが、以前僕がですね、あの〜ライブにあの、行かせて頂いた会場なんですけれども。

あの〜福島だったら風雅堂という所でやらせていただいたんですが、あの〜、ここで3月の22日19時から、そして23日も19時からということで、木曜日、金曜日19時からで上映するんですね。

で、仙台はサンプラザホール。仙台は26日と27日ですね、この19時、両日とも19時で。

岩手は奥州ですね。奥州市の文化会館Zホールというところで、31日そして4月の1日。え〜、31日の方は19時ですが、4月の1日は5時、17時となっています。

で、あとひとつですね。あの会社の方がいろいろやっぱり沖縄の方にこういうことは届けるべきなんじゃないかとかいろいろお話があったようです。
それで沖縄の方でもコンベンション劇場というところでですね、4月の5日、そして4月の6日ですね、両日とも19時から上映されます。

あの〜全国のTOHOシネマズ60館以上で上映されているということです。
あの、この東北の3会場に関しましては、まぁものすごくそうですね、ここを会社の方々だったり皆さんが選んだ意味と言うんですかね、理由というのか、そういうものは自分がここに立った事実が、過去にある場所にですね。
あの〜何かそういういろいろな意味というものをこの場所に込めて、ここで上映するってことに決定したそうです。

あの〜、観ていただいている方がですね、え〜ケリー116さんかな?うん。

ライブというものを映画で見たのは初めてだというふうなことですね。ライブなのに何かライブじゃない。でも映画でもないという不思議な感覚でしたと。

だからあのすごく嬉しい観方をしてくれてるなあと。僕自身もそういう感じがしてました。で、あの表情とかね、僕の表情とか、あとブレス、息を吸う感じとか。あとはバンドメンバーの迫力ある演奏、熱気、そういったものがスクリーンからこう飛んでくる。

で、やっぱりそのね、あの空間を撮ってほしいとすごく言ってたので、うん、あの堤監督がホントにそこをとらえてくれたなというふうに思いますし。
あの日の演奏はね、皆自分自身でも言ってましたけども、何か今日は、何て言うんですかね、今日は演奏したんですけど、演奏したような雰囲気がないっていうような話はしてましたね。誰かが自分を動かしてたような、大げさに言うとそんな気がするね、みたいな話はしてました。うん。

で、あの、堤さんとも言っていたんですけれども、堤さんの若い頃っていうのは、ライブを映画で観るっていうことは、よくあったと。いわゆる海外の人ですけれどもね。うん、だから僕からするとその感覚だからすごく普通だけれども、ただこれは作品と言うものでもないようなものを撮っているから、その頃とは違うんだけれども、スタイルとしては近いんだけれども、これはもう、あの〜、後にも先にもないものになったなというふうには言ってくれましたね。

で、まぁ。今いろいろなね、スタイルであの、ミュージシャンの方も映画上映とかされてますけど。まぁ、いわゆるこの世界遺産をバックにライブというライブではないものを、まあ、映画ではないような形で投げていっていること全体がもう普通に考えたら初めてやってることなんだなって、初めてやってることだと言っても過言ではないですよ、これは、なんて、皆スタッフでそんな話になって。ああ、そういうものなんだなあって思いながらね。うん、自分でも映像を観たりしましたけれども、皆さんがそういって空間というものを感じていただけてるのはすごく嬉しいなと思いますし。

え〜、あけつよさんですね。
いろいろこうすーっと心に入って来て、自然と笑顔や涙がこぼれましたと。で、あの最後のテロップで関わって下さったメンバー、そしてスタッフの名前が出て、こんなにも支えてくださる方々がいて、感謝せずにはいられれないという自分がいました。そして巨大スクリーンに「堂本剛」と名前が出た時に涙が止まりませんでしたと。日本全体に剛君の想いが届いていることを願わずにはいられませんと。
観終わった帰り道では雨が降ってびっくりしましたよ、と言ってくださってますが。

まあ、ホントにあのそういうファンの人達でよかったなと今思ったのでこのコメント読むんですけれども。その、僕だけの話でね、物事は進んでいないんだよということをこういう所から摘み取って下さることがすごくありがたいことです。僕がまたこれを読めますし、これを読むことによって、あぁ、そうだなというふうに、自分の人生や自分の生活に置き換えて、ああ自分というものはひとりで生きていないんだ、自分の夢と言うものは一人では描いてるものではないんだ、何かそういうようなことにね、気づいてもらえたような気がして、すごく嬉しいなと思います。

さぁ、そして、あの〜、京都に住んでらっしゃる中国の留学生の方がね。
あの、ファンになって6年で、音楽からホントにたくさんパワーをもらっていますというふうに言って下さっています。すごく感動しましたと。去年平安神宮のライブにも参加させていただいたんですが、スクリーンの剛君の姿をまた見て、自分のために音楽をやるのではなくて、日本のためということが本当に伝わりました。また涙が出てしまいましたと。

いずれ私もこの国を離れて故郷に帰ります。剛君との出会いはきっと一生の思い出になるでしょう。どうか日本という国を見守ってください、私も剛君のこと、日本のことをお祈りしながら自分の国で頑張って生きていきますと。

え〜最後に勝手な想いですが、「平安結祈」がもし中国で上映していただければ幸せと思います。もちろん剛君のファンもたくさんいますから未来をテーマとして作られた舞台を皆さんにも観てほしいと思うんです、とおっしゃってくれてますね。

あの〜こんな風にですね、海外の方がこの日本のアーティストの意図をきちんとくみとってくださっていることは、素晴らしいすごい力だなと思います。また自分の国ではない国をですね、

想うという気持ちを下さったのもすごく嬉しいなというふうに思います。うん。あの、何かこう、先ほども震災の話がありましたけれども、海外の方々からも日本に対して想う、想い方っていうのは、それぞれですから、それもそれぞれでホントいいなって思います。でも、こんな風に日本のことをホントに自分の国と同じようにですね、思ってくれる人がひとりでも多く増えていけばすごく嬉しいことですし、それをまた僕が自分自身にこう伝えてもらえたっていうのは、この喜びは僕がどれだけ年をとってもホント忘れないだろうなとすごく思いますね。うん。

そしてですね、最後に、え〜、ゆかちゃんという10代の方なんですけれども。

ん〜。あの〜。僕に気持ちを伝えたくてメールしますということで。
3月の11日のその震災から1年がたとうとしていますと。私は去年の春、進学のために東京に来ましたが、震災当時は地元の福島にいましたと。本気で死を覚悟したあの日を一生忘れないと思いますと。

私の母の実家が海沿いにあって津波の被害を受けてしまいました。私にとっても思い出がたくさんつまった土地です。荒れ果てた土地は1年たった今も震災直後とあまり変わらず見る度に胸が締め付けられます。
早く皆が笑顔になれる日本に戻ることを心から願っています。
けれどこの震災を機に家族への愛が一層深まった気がします。家族への愛、大切さを再確認できました。この震災が無ければ気付かずに生きてしまっただろうなと言うこともたくさんあります。当たり前のことは、当たり前じゃないのだと教えられた気がします。

そして剛君が福島でライブをしてくれたこと本当に感謝しています。まさか福島に来てくれるなんて思ってもいなかったのでびっくりしました。剛君の愛に触れることができて幸せでした。一緒に行った母も喜んでくれて楽しいひと時を過ごすことができました。また福島FUNKしに来てくださいね。
2012年剛君に愛にたくさん目に触れられることを楽しみにしています。剛くん、本当にありがとう、愛していますというふうにいって下さってますけれども。

この10代の世代の子達がですね、これからホントにどんな想いでこの国を生きていくのかというふうに考えると、うん、やはり、大人たちがですね、1個人の意見を言わずにですね、団体で人をいじめるというようなスタイルを貫いていてはですね、こういった子達の未来は無いと思うんですね。

「あいつは何を言ってるのか訳が分からない」と言われても、自分は訳が分かってるから言えばいいと思うんですよね。っていう人達同士がひしめきあえば、ビジネスも、夢も、そして現実も、あるいは夢うつつもですね、きちんと自分の中で把握できるはずなんですよね。だからこの今僕がこぼした言葉ですけれども、夢うつつは、ホントに危険だと思いますね。

だからエンターテイメントというものを全くの否定はホントしませんが、やはり、夢を与えるっていうことの意味をホントにアーティストは変えなければいけないと思いますね。うん。こういったメールを読むとさらにそういうことに僕も気づかされるなというふうに思いますね。これから、ですから僕も、さらに何かこう自分が確信の持てるものを作り上げていくことができたらいいななんてすごく思っております。

さぁ、そういうことでございまして。
まぁ、今日はホントひさしぶりにと言いますか、いろいろ自分の思っていること、まぁ震災に対して、あるいはこの国に対して何かこう思うようなことをですね、いろいろ語らさせていただきました。

え〜これからも、あの〜ホントにそうですね、こういったお話は僕はしていきますし、あの、こういう、ん〜、タイミングだから話をしてきた話でもないのでね。あの、僕は話したい時に話してきた話ですので。

震災のことなど、この国などね、あるいは自分のこと、エンターテイメントというようなこと、いろいろなことその時の自分の話したい時に話をさせていただいた、そういうものでございますけれども、え〜今日はですね、やはりいろいろ胸が高まるものもありまして、いろいろなことを皆さんにこのラジオを通して聴いていただいたということでございますが。

これからも皆さんの素直な心の想い、そして面白い話、ホントにいろんな話をですね、このラジオに捧げて欲しいなというふうな想いでいっぱいでございます。え〜皆さんの様々なメッセージをお待ちしておりますので。

メールの方 tsuyoshi@bayfm.co.jp
FAXの方は043-351-8011
はがきの方は〒261―7127 bayFMまで
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

ということでございまして、いよいよ明日までですね、全国のTOHOシネマズさん、他60館以上で上映されております。

堂本剛平安神宮公演2011限定特別上映「平安結祈」こちら上映しておりますので、皆さんぜひ明日ラストでございますので。観ていただけるお時間がいただけるようだったらぜひ映画館まで足を運んで頂ければすごく嬉しいなというふうに思っております。

さぁ、それではですね。え〜まぁ。今日これから、そして明日から、え〜まぁ、ホントにあの、特別な想いでね、過ごすことになります。やはり。

ただ、ん〜、そこを特別視、しすぎずに、12日、13日、14日、15日というようにしてですね、僕たちは、人々の様々な想いを未来に繋げていかなければいけません。

自分の人生のことだけではなくて、自分が亡くなってからも時代というものは進んで行きますし、受け継がれていくものですから、ホントに悔いのない一日一日を。そして自分にとって美しい一日一日を目指してね、あきらめずに、強く、優しく、清く、皆さん、生きていってほしいなと思いますし、皆で一緒に生きていこうねというふうに僕は何か思う、そんな一日になりそうですね。

様々な想いを込めましてですね、皆さんには最後には「縁を結いて」という曲を聴いていただきながらお別れしたいと思います。

堂本剛とFashion & Music Book お相手は堂本剛でした。

また来週お会いしましょう。さようなら。

♪縁を結いて

2012/03/10 by らいあん [140]

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