++堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオレポ++
毎週土曜日 22:00〜22:30 bayFMでオンエア中の
堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオ のレポです
レポをしてくださる方の負担を軽減するためにレポのお手伝いをしてくださる方募集中です。mailtoこさかママ
レポの無断複写・無断転載を禁止します。

#110

ベイFMをお聞きの皆様
こんばんは。堂本剛です
堂本剛のファッション&ミュジックブック今週も始まりました。

現在堂本剛は京都の平安神宮さんでライブの真っただ中
9月2日から4日まで京都の方でライブさせていただきますけど去年も平安神宮さんで
させて
いただいたんですけどその時もラジオでもちらっと話したんですけど平安神宮さんの
中の桜がねちょっとクラウチング(フライング?)したっていうか
早めに咲いたって話があったんですけどたまたまテレビをつけた時にそのニュースが
入ったんですけど去年ね
「へーと思って、桜ってえらい早く咲くんやなと思ってライブ前に僕が「なんていう
か・・・よろしくお願いしますみたいな雰囲気で
まあ御神木ではなかったと思うんですけど桜の木が好きなんで桜の木に触れて念をこ
めるっていうか見守ってねという気持で桜に話しかけてステージに上がってたんです
けど
おそらく・・・咲かせたん僕やろうなっていう・・・この歳にして花咲かじいさんの
境地に立ったんだな。
花咲かじいさんっていましたけどね
たぶんそういうことやったと思うんですよ。花咲かせられるんやと思うんです
よ・・・ぼく。
この30にして花咲じいさんになったっていう・・国に表してもらいたいなっていうの
がありますよね。

実際本当に早く咲いてたからね。それだけ自然のサインがあるのかもしれないです
ね。僕が9月の7日に「NIJIの詩」という楽曲をリリースさせていただくんですが
この歌は4年くらい前に書きあげてたものだったんですがスタッフの方が「あの曲は
いいし忘れられへんからリリースしたらいいのにとちょっと背中を押されて
本来ならリリースする気はなかったんですけどこの曲に関して
今僕が歌いたいものでもあるんですけど伝えたいものでもないっていうかいろいろな
葛藤があったんです。
よく僕がいいますが命を問いたいっていうか歌詞の中にも恋って入っているがゆえに
ちょっとした抵抗もあったんですよ。

人って言うものは様々なつながりがあって恋をする生き物ですから事実は書かれてあ
るものに対して抵抗はなかったんですが
ラブソングでないがゆえにいろいろな誤解を生じたくないな・・・といろいろアー
ティスト的に気にする部分があって
この「NIJIの詩」の中で言いたかったのは「水」っていう
「縁を結いて」でもそうでしたけど「水」というテーマがあってそして「傷」という
テーマがあって
水に関してはいつも言ってますがまあ水の一滴が僕たちなんだっていうこと。
涙を流す時も水があるから僕たちは痛みを確認したり洗い流したりできる。汗もそう
ですし何でもそうなんですけど
ものすごく僕たちの痛みに対していつも向き合ってくれてるものなんですよ。

つらさとか
過酷さとか
自分たち汗をかくからなんか達成感を得れたり温度(体温)調節できたりする。

涙だって涙を流すことによって
自分はこんなに悲しいんだってことを確認したりとか泣いてすっきりすることだった
りいろいろあると思うんです。
傷とか痛みに対して水っていつもそばにいてくれるんだなって感覚がちょっとあって
なんかくよくよしているだけでなくて愛せる傷もあるんだって
恋にたとえただけの詩でもあるんですけど
恋から愛に変わると人は無謀にもなるし無鉄砲にもなる
でもそれを乗り越えようともする。一生懸命一人の人を愛する気持ちを様々な自分の
今の現状に照らし合わせた時に
ここも一生懸命僕は愛するきがするなとういような気持にこう・・かけあがっていく
というようなイメージで書いた。
どうしても仕事とか生活とかいろいろなことでやりきれない時にふと昔の恋を思いだ
したりしてあの時の自分は
ものすごくがむしゃらにその人をただ愛したいというただ好きだと言う気持ちだけで
生きてたなと
こういう気持ちが今の現状と重なった時にこんな事じゃいけないなってもっとじぶん
らしくがむしゃらに生きるべきなんじゃないか
もっとかけあがっていくべきなんじゃないのかなって気持に主人公がなっていくって
いう

それがNijiの詩

簡単にいうと希望のエネルギーとそういう意味でNIJIの詩ってつけたんですけど本来
ならば
虹は雨が降ってかかるものなんですけど自分からかけるってくらいの勢いでNIJIの詩
主人公が呟いてるっていうか胸の中でふつふつとさせているというイメージなんです
けど
NIJIの詩のもっている力が自分でも想像できなくて
でもスタッフの方がこれを今だしてあげるとすごい救いになると思うよと言ってくだ
さったので縁を結いてとまったく違うアプローチになちゃうけど
シャーマニッポン人の力ってテーマがあるんだったらこの歌はリリースしたらいいと
思うといろいろなスタッフとの話があって
スタッフのこの曲ほんま好きやねんという気持ちもあったんで今回リリースさしても
らうことになったんですね。ちょっと話が長くなって申し訳なかったんですけど
とにもかくにも傷を愛する自分らしさを思い出してもらいながら聴いてもらえたらい
いかなと・・・うん。
今目の前の傷を体感するのもいいんだけど過去の傷を意識することによって今の傷に
向き合える瞬間ってあると思うんですよね。
リラックスして普通に聴いてもらえればいいと思うんですけど
ほんとに様々な想いをこめてこの9月7日にリリースすることに決めましたので皆様に
聴いてもらおうと思います。
それではNIJIの詩聴いていただきましょう。

♪NIJiの詩

改めましてこんばんは。
堂本剛です。
堂本剛のファッション&ミュージックブックここで皆様から頂きましたメールを元に
さまざまな話をさせていただきます。

今回はシングルは三形態出させていただいてて
そのなかにピアノのインストとかも入れているんですけどネット上でファンの皆様の
メールを読ませていただいてると
眠れないという意見が多かったんですよ。3月11日から2カ月3カ月ですかね
すごくおおくて
僕も眠れない恐怖とか
眠れない苦しみとか何度も体感しているんで何か安心して眠れるなにかないと思って
クリスマスの日にね弾いた即興ピアノがありまして奈良の野外で曼荼羅を展示させて
いただくというイベントをさせてもらったんです。
その時に弾いたピアノがありまして
イベントが1月1日からあったんで

クリスマスの夜中に即興で弾いたんがあって
で「つく」ってタイトルなんですが大和言葉で月って意味なんですが
昔の人も星を見上げて月を見上げてあるいはお日様を見上げて
いろいろなドラマと出会いがあったと思うんですよ。今の人たちもそれはかわらない
と思うんですよね。
どれだけビルが群れたとしても僕なんか故郷奈良なんで
奈良にいけば古都・・古来の人々の想いが風に漂っている気さえする
ワープできるんですよね
真夜中神社の鳥居をくぐりましてね
みんな怖いっていうんだけど
全然怖くなくてじゃりじゃりじゃりって石が鳴るなかで暗闇中ずっとなってる。
それを進んでいくと
少し目を光らせた鹿が群れていたりとか鹿と出会ったりとかできて
ふと見上げると木々の間から星空が見えたり雲が見えたり
そして月明かりでどんどん目が慣れてきてこれでも十分明るいなと思いながらまた散
歩できるっていう
なんかそういう時間を過ごすんですけど
その時のことをちょっと思いだして即興ピアノを弾いたんですね。
なんか昔の人がいわゆる抱いた感情っていうのは今の僕たちにとって
知恵になると思うんですよ。人ってこういうものであったとお月さまに対して我々は
こういう思いがあったとか
いうことを知ると僕たちは今はこうだなとかだから文明文化って進んできてるけど
僕たち人間の心ってものは
進んでないとこもあるしえらく進んでいるってことに気づけるんですよ。
結局ぼくたち月見上げてきれいやなとか星みあげてそこに宇宙があるような気がする
とかね
お日様みたり夕日みてると涙があふれてくるとかそういうの変わってないと思うんで
すよ。

僕たちは今写真で美しい景色を残すことができる。昔の平城京で生きてた人達ってゆ
うのは残すことができないから自分の中に
残すって決意の中に見るしかない。そうゆうところって変わってきてるじゃないです

そいうところにあえてタイムスリップしてものごとを
考えながら音にしたり歌詞にしたりしたいなって想いがすごくあって日本語ってどこ
から来たんだろうなって
大和言葉って奈良の方にあって大和言葉、カタカナ、そして漢字が入ってきてどんど
ん変わってきたってゆう日本の歴史
日本語と英語ってそう遠いという話でもないというものも読んだことがあるし
だからNIJIの詩って「にじの」ってあえてローマ字にしたんです。アルファベットを
取り入れて「の」を平仮名にして
詩はごんべんのてらと書いて「詩」という漢字をいれたんです。
今の僕たちの日本のオリジナルってどこにあるんだろう。というメッセージもタイト
ルにこめているんです。
ほんとやったら平仮名で「にじのうた」って書きたかったんですけど
でもそれやと大和言葉にしていくと複雑になちゃうかなと思ったんで
とりあえずアルファベットとかなと漢字っていれたんですよ。
で「つく」ってのは昔の月の呼び方をあてがってインストにして
で今日聴いていただくのは「カケタ オイカケタ」っていう
カタカナで全部書いているタイトルなんですけどいわゆる月が欠ける海に沈む夕日が
かける。
というかけるいう言葉と走っていくという「駆けていく」っていうことをちょっとか
けた歌なんですけど
夕日がしずんでいく、夕日があしたへとかけていく。明日へと走っていく。それを僕
は追い越すかの勢いで駆けていく、走っていくんだというそういう衝動。
月に対しても三日月なんか浮かんでて朝へとかけていく、走っていく。
だから僕もそれを追い越すかの勢いで駆けていく。そいうい今というものを、想像を
はるかに追い越す速さで強さでそこに到達しようとする気持を歌いたかったんです
よ。
その忘れていく僕たちをとどめるっていう歌詞があるんですけど僕たち人間って本当
に忘れていちゃうからほんとうに・・。
自然というものがあまりにもドラマティックなシーンを僕たちにポンと目の当たりに
わってだしてきた時に忘れることをとどめさせる力も持ってるんですよ。痛みを忘れ
させる力もあるんですけど
これじゃ俺いけないなって何か凛とさせるっていうそういう力も自然は持ってるなっ
て思って
何か自然というものからもらうメッセージ
自然から学ぶこと、自然の脅威
そういうものを歌詞に書きたくて「カケタ オイカケタ」は書いてみました。久しぶ
りにちょっとアッパーというか
夏っぽいというかそいう曲を書いてみましたんで
こちら聴いていただきましょう。それでは「カケタ オイカケタ」聴いてください。
 
♪「カケタ オイカケタ」

さあ堂本剛がお送りしてきました。堂本剛とファッション&ミュージックブックそろ
そろお別れの時間ですけども

皆様にいつもまっすぐなメッセージ頂いてますしラジオを通してみなさんこいういこ
とを考えているんだなって
こういうことに傷ついているんだなってわかるんで
僕自身の物作りに対しても本当にすごく影響しちゃってますよね。
これはいい意味でね
やっぱり自分のことを意識してくれている人たちが何を常に考えていることって感じ
る義務があるから

それを感じることによって
自分の作品が変わっていくということは縁やし
出会いなんですよね。
こういう関係性で日本のビジネスってなっていくべきなんですよね。
それが日本人ぽいってすごく思うんですよ。
なんかいいなりになるってお互いにいいなりになるんじゃないんですよ。

どう思ってるってちゃんと知れてそこに対して自分はこう思うんだって
返していくってその言の葉をキャッチボールのようなもので
あるべきなのになって
なんかいわゆるその主導権握っている人の私情とか
主導権握っている人の権力とか
そういったものでやっぱり笑顔とかないと思うんです。いっときのものはあるかも知
れないけど

本当に最期の日にね
振り返った時にね
あの時は楽しくてあの時こんな思いしたなとか
あの時無我夢中であの人傷つけちゃったけどでも何年後かにまた和解できてとか

たとえばそういうことをね
与えてあげれるような感じっていうとすごくふぁってしちゃうんだけど
なんかそういうよな感じをねライブをやる時に
ファンの子が集まって
いろいろ会話をしたり
僕がラジオでこんなこと言ってたよねとか
そこから話がふくれあがっていったり
なんかそういうきっかけをね与えてあげながら
そういう場を与えてあげながらライブを自分は物作りしていける幸せというか
そういことがうまくこれからもずっとあるといいなと
こういうまっすぐなメッセージを読むと思うんですよね。

だからこれからも
みなさんらしいお便りを送っていただけたらと
いつも、今日も明日も思っていますのでぜひみなさんラジオの方にお便りいただけた
らなと思います。

メールの宛先・・・


そして先ほど聴いていただきました、NIJIの詩が9月7日にリリースします。
そして明日までおこなっております京都平安神宮でのライブ
9月16日〜のライブお知らせ(詳細略)

この曲はずと歌っていきたいと思っています、縁を結いてという曲を聞きながらお別
れしたいと思います。
堂本剛とファッション&ミュージックブック
皆様来週お会いしましょう。お相手は堂本剛でした。さようなら。

♪縁を結いて
2011/09/03 by ひろりん [112]

No. PASS
<<2011年09月>>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

* 09/03 #110

記事検索

OR AND
スペースで区切って複数指定可能
レポ投稿
PASS
++HOME++

[Admin] [TOP]
shiromuku(fs6)DIARY version 2.06