++堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオレポ++
毎週土曜日 22:00〜22:30 bayFMでオンエア中の
堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオ のレポです
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#089

bayFMをお聴きのみなさん、こんばんは。堂本剛です。
さぁ堂本剛とFashion&Music book始まりました。
えー今日は4月の9日でございますが、僕の誕生日の前日でございますね。
本来はですね、僕この4月の9日に生まれる予定だったんです。
ただその、母がですね、4という数字そしてま、9 という数字。
えー、昔の人はその4だったり9だったり、ね、縁起が悪いというような
なんかそういうこともあったらしくですね。
んーちょっと9はっていうことで、えー10日にずらした。
うん、僕を産むのを10日にずらせた母もすごいですけれども
でもやっぱりずらしてしまったんで、もう顔も傷だらけで出てきたというふうに聞いてますが
ただこの4月の9日、なぜ僕がこの日を選んで生まれようとしたんだろうという
ま、そういうさまざまな疑問も腑に落ちるようなこともあるんですが
今日がですね、「大仏の日」なんです。
奈良の大仏さんの日ですね。
752年の今日ですね、奈良東大寺の大仏開眼供養というものが行われました。
えー、開眼供養とは新たにできた仏像に目を描き入れ仏の魂を迎え入れる儀式のことですね。
聖武天皇の命令によって建立が進んでいた東大寺の大仏は752年ついに完成し
開眼供養が行われました。
えー、像の高さは16m、建立のために延べ250万人の人が働いたと言われている。ということでめ。
んーすごい数の方々がかかわったということでございますけれども。
えー、31歳も残り2時間弱となってるところでございますけれどもね。
んー、まぁ思い残すことは何かありますか?ってここに書いてありますけれども
思い残すことは最近、年々なくなりましたね。
んー、やっぱりなんでだろうと思ったときに自分と向き合って自分と生きてるからなんだろうなぁ
というふうに思いますね、うーん。
ま、僕がそのー30歳のときにですね、30歳の時を迎えた時に、まぁちょうどそのあたりに書いた
「空〜美しい我の空」という曲があるんですけれども
まーなんかこう、そうですね、30歳の誕生日奈良で迎えて、
奈良の吉野の桜、家族で観に行ったりしたんですけれども
んー、やっぱり僕がミュージシャンとしてね、音楽を始めた時から
奈良という存在すごく大きかったんだなぁと。
で、奈良の中でやっぱり存在が大きく大仏さんもそうですけれども
自分の誕生日と1日ずれていることとかいろいろなことを含めて
んー感じとっていきますとね、うん、御縁もあるんだろうなぁと、ね。
いろんなこと本当に考えてしまう考えてしまう感じてしまう今日この頃でございますが
まぁ32歳になった、えー、堂本剛はどんな風に生きていくんだろう
まぁそれを考えたときにやはり、うん、自分らしくただ素直に生きていくだけですね
っていうのが答えな感じですね。
自分の意思で生きていくことをやっぱりやりたいかな。
これだけ理屈だルールだいろんなことに巻き込まれている中ですけれども、うーん。
ま、自分がやりたいことはもう、やります、うん。
ちょっと疲れたな。色々、合わせすぎるのが、うーん。
別にあのーわがままを言うとかね、あのー志向に走るというわけじゃなくて
自分の魂がこうしたいと思うことに素直にしたがっていくという
そういう時間を32歳は過ごせたらなぁというふうに思ってます。
だから皆さんにも少し新たな一面を提供させていただけるかもしれないし
んー、まぁいろいろそれを皆さんにね、見ていただいたり
聴いていただいたり、感じてもらったりするためには
さまざまな壁もありますが、うん、いろんなことをやっぱり魂が鳴るごとく
なるがままに進んでいけたらなぁという風に思ってますので
皆さんどうぞね、えー、今年を含めよろしくお願い申し上げます

さぁ、えーとですね、あきさんが
「3月の10日で32歳になりました」という方がいらっしゃいます。
「年を重ねるごとに好きになるものがありますか?」とかね
「剛くんの歌を毎日聴いて幸せに年を重ねております」と
「いつも北海道の空から剛くんが笑顔でいられますようにと祈っております。
愛してます。」というねmailもいただいておりますが
ま、ほんとにね、年を重ねるごとに好きになるもの。
ま、これは自分の故郷ですね。
うん、奈良。
本当に大好きです。
あのー、この気持ちは誰にも負けないと言っていいくらいほんとに大好きなところで
うん、まぁそこの昔のね都だった場所ですから。
まぁその、平城京というものがあって、そのー今までは平城宮跡という場所になっておりますが
まぁそこに自分が60歳くらいになってね、その場所に立ったときに
こんな思いに胸を潰されるんだろうなぁなんて思いながら書いた曲
「空〜美しい我の空」という曲がありますが。
まぁ、この曲もやっぱり年を重ねれば重ねるほど自分で書いておいてなんですけれども
なんかこう胸にしみるなぁと、いう曲のひとつですね。
ほんとに奈良で生まれていなかったらこの曲もできてませんしね。
色々な思いをこめてですね、自分にとって美しい空ですね。
そういう空を描くこと、そういう空を仰ぐこと、そういう空を目指すこと
やっぱりこれっていうのは、日本人がこれからもですね、
そして未来もですね、もっていくべき思想だと僕は思いますが。
さまざまなですね、皆さんの不安とか迷いとか苦しみとか、そういったものが少しでも
んー、涙となって理屈じゃない時間を、体感させてあげられるように
なんかいろいろな思いをこめて流したいと思いますが
でも「こういう風に聴け」とも言わないし、あのーほんとに自分の意思で聴いてもらえたら
うんすごくうれしいなというふうに思います。
さ、それでは僕がですね30歳のころに書きました「空〜美しい我の空」を
今日は聴いていただきながらスタートしたいと思います。
それでは堂本剛で「空〜美しい我の空」聴いてください、どうぞ。


  ♪空〜美しい我の空

堂本剛とFashion&Music book
えーそれではですね、ここでリスナーの皆さんからいただきました
mailご紹介しますが、えー、ちかさんからいただきました。
「初めてmailいたします」と
「私と友人なおちゃんは剛くんの大ファンです。
ライブはもちろん、時には奈良でともに時間を過ごしたりしています。
去年は県外からながらも1300年祭のボランティアもたった1日ですがやってきました。
先日そんな彼女の弟さんが突然亡くなりました。まだ若い命です。
私と彼女は大分と鳥取と遠く離れています。
離れてはいても大切な友人に間違いはなく、心配をかけまいと彼女は気遣い
私がそのことを知ったのは1ヶ月後でした。
今日という日です。かける言葉もみつかりません。
私にも弟がいますから想像すると情けないことに泣くことしかできません。
30年生きてきてもでてこない言葉というものがあるのですね。
言葉を使う仕事をしてきたのにまったく喉につまって言葉が出てきません。
剛くん、スタッフの皆様こういったmailで大変申し訳ありませんが
ですがどうか、彼女と天国の弟さんのために「春涙」をかけていただけないでしょうか?
これからもずっとずっと応援しております。
いつも深い愛をありがとう」というmailをいただきました。
あのー、僕も姉がいましてね、僕は弟ですから、
なんかこう、兄弟のね絆って親には理解できない絆もありますし、
んーほんとその当人しかわからないことっていうのはね、当人同士しかわからないことも
すごくあるんですよね。
ま、こういうmailで大変申し訳ありません。っていうふうにつづってくださってますが
ま、僕がこれを読んでいる時点でそういった気持ちはまったく持たなくていいですよと思いましたし
やはりその一番つらいのはね、ご本人だと思いますから、んー、ご本人の苦しみとか痛みっていうものはね
なかなかこうすべてを理解してあげることは難しい。
なぜならその人ではないからね。
でも、その人ではないとするならばね、やっぱりこれからね生きていくうえでね
自分で自分のことがわからないっていうのはね、やっぱどうかと思うんですよね。
これはたくさんの人に言えることだと思いますが、
相手の気持ちをすべて理解することはできない。というのは何かこう腑におちます。
でも、自分の気持ちが自分で理解できないというのは本当に違うことであって
自分に聞けばわかることですからね。
他人から教えてもらうことではない。
それだけ自分の感情というものは誰にも理解できない部分もあるし
誰もが理解してくれる部分もあるし、自分の感情っていうものはものすごく大事なものなんですよ。
だからその大事なものを大事なお友達の大事な気持ちですから
そこをあなたが自分をもってできる限りの感情で向き合ってあげればいいんだと思います。
気遣って1カ月お話しできなかったのかもしれないけれども
もしかしたら言葉をこぼすだけで苦しくなってお話できなかったのかもしれない。
それはそのお姉さんにしかわからないし、
弟さんはもっとどんな思いがあったんだろうと思うとやっぱり計り知れないものがあるし
言葉を使う仕事をしてきたのに、30年も生きてきたのに喉が詰まって言葉が出ない
でもそれがあなたの素直な胸中だと思うんですよね。
僕もそういう時間をたくさん過ごしてきてますから、やはいとてつもない大きなものと出会ったときに
理屈では考えられないものと出会ったときに、僕もこういった言葉や思いを
お仕事にしてきている人間ではありますけれども
何もできないことっていうのも人生の中でほんとにほんとにいっぱいにあります。
でもそれが自分なんだと思うんですね。
そこで言葉が出るからいいとか悪いではなくてそれが自分なんですよね。
だからその自分で向き合っていくことをまず自分がしてあげないと
そのお友達だったり、弟さんの気持ちを理解するなんてことは到底できないだろうし
最後までは理解できないかもしれないけれども、理解をしようとすることはできるだろうし
その気持ちや優しさはお姉さんにとっても弟さんにとってもすごくうれしい気持ちにもつながると思うし
ま、そんな風に自分を信じてね、んーあのー、お姉さんとそして弟さんと一緒にね
過ごされたらなぁ、っていうふうに思います。
まぁこの「春涙」という曲も、んー、大切な人を失ったときに残された人々が
あるいは残された人が希望をもって新しい現実という一歩を踏み出せるように
そんな思いをこめて作った曲なんですね。
阪神の大震災があったりしたあの過去も、過去ではなくて現在として生きていますしね。
物事が終わったから今はいいとかではなくてね。
その時に感じたつらい経験とともに生きてる人はいーっぱいいますから。
そういう人たちが少しでもね、力強く現実と向き合って生きていってもらえるように
阪神大震災のことも思いながらこの曲は生まれてますから
まぁ、僕がほんとにそのー直接的にね今のようにコメントすることもできるし
直接的にコメントしなくてもいいのかもしれないけど
この「春涙」っていう曲はそういう経緯もあって生まれていた曲でもあるんですよね。
なんかこう、僕たちにとっては終わってること、誰かにとっては終わってること
って、なんかあるじゃないですか。
でも本人からすればまったく終わってないことね、
そこをちゃんと抱きしめてあげたいと思ってこの「春涙」って曲は書きました。
はい。
えー、さまざまなね、思いが、本当に生きているひとりひとりの人間、
そして天へと昇っていった魂、本当にいろいろな時間と経験を感情を
こう結びつけながら僕らは本当に今生きているんですよね、うん。
そのいろいろなそのー、つなぎとめている部分っていうのかな。
そういうところをなでてあげるような、抱きしめてあげるような感覚でね
この曲を流したいと思います。
それでは皆さんに聴いていただきましょう。
堂本剛で「春涙」聴いてください、どうぞ。

  ♪春涙

堂本剛とFashion&Music book
今夜の放送はですね、エンディングに突入いたしますが
えー、僕もそうですね、32歳になるのにあと1時間半ございますが
んー、やっぱりね毎年毎年、年を重ねられること、うん、
本当に幸せだなと思っています。
いつも年を迎えるその日ですね、誕生日とかは、あのー
ご先祖様、神様仏様、えーそして自分を支えてくれてるファンの方々
スタッフの方々、さまざまな方々、そしてこの日本という大地ですね。
自然に対して感謝の気持ちをこめていつも手を合わせるんですよ、うん。
なので32歳のときもそれをしようと思いますけれども
やっぱりこう、自分がね、今こうしてお話させていただけてることも
んー、本当に幸せなことですから、やっぱりファンの方々やいろんな方々が
いてくださったおかげで今の自分っていうのはね、自分らしくいられてるんだなぁと
ほんとにほんとに思うんですよね。
だからこの自分っていうものをね、思い出せた。
そういうことを作ってくださった皆さんのことはやっぱりずっとずっと
感謝してもしきれないし、うん。
これからもですね、皆さんと深く繋がりながら生きていけたらなって
人生過ごしていけたらなってものすごく本気で思っておりますので
皆さんですね、32歳になった堂本剛のこともですね、
末永くこれからもどうぞ応援してください。
そばにいていただけたらすごく嬉しいなというふうに思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

さ、mailですね。
tsuyoshi@bayfm.co.jp
FAXは043-351-8011
そしてはがきが郵便番号261-7127bayFMまで
よろしくお願い申し上げます。
ほんとにどのようなmailでもかまいませんのでね、
たくさん送っていただけたらなと言う風に思います。
さぁそして今後の情報ですが、4月6日にニューシングル「縁を結いて」が
もうリリースされておりますけれどもね、
えー、ほんとに日本人の心を救いたいと思って
2年ほど前ですね、書いた曲でございます。
どうぞたくさんの人にね、うん、届けばいいななんて思っている曲でございますから
皆さんの大切な人にもですね、こういう曲があるんだよ、こういう歌詞があるんだよ
って伝えてもらえたらすごく嬉しいなって思います。
なんかこれは、ほんとにあの、年齢問わず、性別問わず、国問わず
たくさんの人に聴いてもらいたいと思う、感じてもらいたいと思っている曲なんでね。
皆さんね、あの、お力貸してもらえたらすごく嬉しいなというふうに思います。
えー、こういう曲が今世の中にあるんだよっていうことをね、
あのー伝えてもらいたいなってすごく思ってる、ほんとにおっきなおっきな曲でございますので
こちらですね、僕も大切にしてる曲ですが皆さんもね
この曲とのご縁がある方たくさんいらっしゃると思いますけども
一生この曲ねほんとに大切にしてもらいたいなってすごく思ってる曲です。
えー何度も何度も聴いてもらえたら嬉しいなと思っております。
えーそしてですね、堂本剛情報配信サービス等の登録も無料でございます。
登録方法は tsuyoshi.inのほうでチェックしてください。

さ、ということで、えー、まぁ、32歳になって、んー。
どのような作品をリリースしていくんだろう
どのような時間を過ごしていうんだろう
やっぱり理屈ではないところを思い切って生きていきたいな
理屈ではないところをクリエイトしていきたいなとほんとにすごく思っていますね。
んー、なんかこうやっぱりシャーマンっていうキーワードとかね
日本っていうキーワードとかね、うん、ずっと前からすごく気になってて
やっぱりこう、うーん、直感力、自分を信じるということ
自分を思い出すということ、んー。
ここがやっぱりこのシャーマンニッポンという国の中で、大事な部分なんですけれどもね
それを知ることができたら命を知ることがもっともっと今以上にできるしね
命をならすことが今以上にもっともっとできる
まぁそんな風に自分は思っています。
この「縁を結いて」というシングルの曲を祝詞のようなものを作った今日この頃
ほんとに不思議な自分の経験がこの曲とともにすごくあります。
この経験をですね、大切にしてですね、
32歳になってもぶれることなく、まっすぐ自分で生きていけたらなってすごく思っております。
皆さんもどうぞですね、えー、自分らしく生きてほしいなってほんとにすごく心から思っております。
はい、さ、ということで今夜はですねその4月の6日にリリースされました
「縁を結いて」という曲を聴きながらお別れしたいと思います。
堂本剛とFashion&Music book、お相手は堂本剛でした。
それではみなさん、また来週お会いしましょう、さようなら。

  ♪縁を結いて

2011/04/09 by さなぶ [91]

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* 04/09 #089

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