++堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオレポ++
毎週土曜日 22:00〜22:30 bayFMでオンエア中の
堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオ のレポです
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#080

こんばんは。堂本剛です。

今日は上元といって小正月というか、そういう日でもあるということですが、この日小豆粥を食べると一年間健康でいられるという・・・これ小豆業界とお米業界の戦略のようにも思えなくもないですけど、まあとれたものに感謝をしようという気持ちももちろんあると思いますけど、ちなみに7月15日を中元、11月15日を下元と言うと、上元は福を与える神、天官を祭る日。中元は人間の罪を赦す神、地官を祭る日、下元は水や火の災いを厄を祓う水官を祭る日

この風習は中国から日本に伝わって中元だけがお盆と重なっていた為に定着したということなんですが、いろいろな思想といいますか、人の想いといいますかね、大陸から渡ってくるということですけども、こんな話をした後に申し訳ないですけど、○○さんから頂いたメールに以前ジャーマネさんとしたキャンプ話をしてくれましたけど最近おもしろ話ありますか?というジャーマネの隠れファンという方がいらしゃるんですが、先日釣に行ったんですよ。後輩が何人か釣に連れてって欲しいです。ということで行ったんですが、僕は単独で行きまして後輩君は一人先に着いてて段取り・手配を様々するって、で後輩君二人が一台の車で来てあとジャーマネと後輩君が車で来るという計4台になったんですけど、僕と後輩君は朝から釣ってって途中で二人参加して、釣してたんですけど、いっこうにジャーマネとジャーマネに乗せられた後輩君が来ないんですよ。

釣ってた釣り場の前にですね、坂道がゆるく走ってるんですけれども、どう見てもジャーマネの車が僕らの前を通過していく。アレッと思って全然来なくて、連絡すると上の方で受付してきました。という受け付けは僕らのい下の受付でよかったんですけど、別にうけつけしちゃってややこしくしなった状態で車が到着したんですけど、で、その乗せてこられた後輩に

「おい、おまえ遅いやないか」言うて「がちゃがちゃ上でほんまに遅いわ」言うたら

「ちょっと剛君聞いてもらっていいですか?」

「どうしたん?」

「これだけじゃないんです」って言うから

「どうしたん?」

「高速のおりるところ間違えました」言うて(笑)

「ええツ?そっから始まったの?」「ほんまごめんな、被害者やな、ほんまごめん」言うて

「いやいいんです。今日はぜったい大きいの釣りますから」ってやってたんですよ。

後輩君に挟まれながら釣りしてて向かい側にジャーマネがセッティングしてるんですけど

「剛君、マネージャーさんっていつ釣りをはじめるんですかね?釣り始めて30分たっても竿ふりませんよ」

「まあ糸のトラブルかあるんかな?」

「高速降りるの間違えて、受付間違えて、糸とらぶってほんとだめじゃないですか」言うて

確かにみんな直接的じゃなくても被害者やな・・ほんま申し訳ない心からお詫び申し上げます言うて釣りをして

結果、一瞬みたらベンチにねてるというのが一回あってまたみたら今度はベンチに座ってメールしがとういのがありましてお昼くらいに先に帰ったんですが、僕らは後輩君が釣れてなかった子がいて絶対釣らせてあげたいと思って延長して夜までやったんですけど、おみごと釣ったんでよかったんですけど、みんな最後に「マネージャーさんは何をしにきたんですかね」みたいな話になりチャンチャンで終わったんですけど・・・。本当におもしろかったです。なんなんでしょうね?遠出をするときに絶対やるんです。遅刻したり、乗り口間違えたり、降り口まちがえたり、受付間違えたりするんですね。うん何か一個する。まあそんな今日一年の始まって間もないうちにジャーマネの話をして一年よくない方向に進むんじゃないかという空気をみんなに感じさせちゃあいけないので今の話を忘れてまらおうと曲をかけます。聞いてください。



♪FUNKAFULL FUNKAFULL



ここで皆様にいただいたメールをご紹介します。

Eさん、「18歳を迎えるにあたって車の免許の取得の案内がきたり、カードを作れるようになったり私を大人にしていく環境が整っているのに、そういったものに対して気づいたことによって不安とかあせりとか持ち始めました」というようなメールです。



ぼくもそうやったけど若いころから社会に入っているんでお給料とかいう感覚もないまま仕事をしているんですよね。学生ですから、学生やりながら仕事をするとお給料という感覚ではなく、自分がやらなくてはいけないことをやっているわけであって、お金を頂くためにやるといった発想ではないんですよ。

というような意識で今もなお大人になっているのでその辺のずれはすごいあると思うんですよ。

いわゆるこの仕事をやることによっていくら入ったとかそんな感じがないんですよね。ただそこに捧げていくやないけど、そういう人生やったんで、それのプラマイがあったとしても、それはそれという感覚を僕はもってしまってる。

ただ今この歳になってそれはどうかな?と思うところもあって明確にするものは明確にする方がいいとは思ってますけど。社会はうやむやになってることもあるから、そこは自分を守るためにも明確にしなければいかないことは明確にしていこうと思ってますけど、10代20代にさしかかるにつれ悩みも変わっていくと思いますけど

まずは自分が何をしたいのかを問いかけながら、この環境と照らし合わせて進んでいくのが一番やと思います。たとえ親が反対しても。

絶対そうやと思うで、俺はこれをしたい、私はこれをしたいと言うて、でもそれはこうした方がいいとか、それはやめた方がいいとかいう親心を傷つけることはせんといてほしいと思いますけど、周りの人や友達が自分に対して投げてくれた優しさにありがとうと感謝したうえで、でも自分はこうしたいんだという自分の意志を見つけるという、そういう行動をとってほしいと思います。



今もっている不安も気づけば全く不安と感じなくなったりしていくものです。

本当に年々不安のポイントが変わってきますから歳を重ねると体のことを気遣ったりするところもありますし、うちの母とかも寒い季節心配になったりしますから血圧のことやったり大丈夫かな?と思ったりしますから

でも遊びに行ったりふえてきたんで「ええな」と思ってみてますけど、「からだに気いつけや、はようねえや」とか言ってますけど親やけど子供をみてるようなとこあるじゃないですか。そんな感じで自分がやるべきこともどんどん変わっていきますから



苦しい時も楽しい時もあるのが人生ですし、まあ今苦しいのではあれば楽しい時もすぐにきますし、今楽しいのならば苦しい時にのために備えてとういわけではない。自分らしく過ごせるように自分で楽しい中でみつけていくということ。図に乗るとか調子にのるんじゃなくてそういうことが大事というふうに思います。



続きましてKさんから幸せってなんだと思いますか?という言葉が飛んでくるんですが、今自分が進む道が二つに分かれているどちらにいくべきか悩んでいまっすというメールですが

今の話にも通じることですが年齢のこととかいろいろあると思いますけど、年齢で決断できるできないと変わってきちゃうってのがあるじゃないですか、もう遅いとか、まだ早すぎるとか、でもね、僕は関係ないと思うんですよ。日本のシステムに従うとこの年齢で自分の人生を重ねていくとこうだとだいたい決まってきちゃうけど、日本に好きな時に帰ってこようみたいな、とりあえず外でてみますか、自分の年齢でもチャレンジできることはしようかな、何とでもなる。だから自分がこうだと思う方に行った方がいい僕は思いますけど、難しいんですけどね、自分を信じるバランスが・・・。自分を信じすぎると危険、自分を信じすぎることによって、人の優しさとかご厚意を見失って進んでいく時間もあるんですよね。

そこに差し伸べてもらった手を一瞬でも触れたり、握り返したりするということが大事だと思うんですよ。それは自分の力にもなるし相手への感謝にもなる。感謝を伝えることによって応援してくれる。自分を信じるバランスって大変なんだけどそれはもう自分自身にしかわからない。バランスやから自分で話し合って決めてほしいと思う。どっちにいくか迷うポイントにたってることはドラマティックでいいよね。今のぼくやったら二つに分かれていると明確にこっちってなってるから・・。

いろんな人の習慣ってあるかもしれないけど自分の決断って、でも人生一回きりやねんな。その時は敵をつくるかもしれないけど後で感謝してもらえる自分になろうとか、これもバランスやけどな、僕バランスって言葉あまり好きじゃないけど、こういう時には使うね。

自分を信じて生きていくことが一番やと思う。本当に・・・。

人に振り回されている時間って無駄だと思う。もうそれはシランガナって思ってたらいいと思う。

僕が31年間生きてきた中でなんとなくでてきた話を伝えただけですけど。

僕がちょうど奈良から東京にでてきて精神的にも苦しくて18歳とか20歳とかそのあたり。苦しかった時に書いた曲「PINK」という曲

朝焼けのピンクの空とか夕暮れのピンクの空あの空が奈良の平城宮跡の空と一緒と思って、ホームシックにかかって、奈良に帰りたいなと思って、この空奈良につながっているなと思ってピンクの空を見たんですね。なぜピンクの空を明け方みたかというと夜ふかしして遊んでたんじゃなくて、怖くて眠れなかったんですね。精神状態もつらかったし眠れないんですよ。寝ようと思うと怖くて一人なんか急にさみしくて悲しかったりする。ずっと時間を過ごしていくとお日様があがってきてちょっと希望がさしたようになるのですけど空がピンク色になった瞬間奈良にタイムスリップして涙がとまらなくって涙がやんだら空が青くなってきて一日が始まる、その一日も今日はどんな一日になるんやろうと思うと怖くて疲れ果ててちょっとだけ寝て時間になったら起きて仕事行く、学校行くっていうてことを過ごしてきて、その時の気持ちに重ねてつくった曲「PINK」を聴いてください。



♪PINK



今日は僕の人生のいろいろな話もからめながら皆さんのお悩みに少しでも何か光を当てれたらなと思っていろいろ振り絞ってみましたが最後にもう一枚メールを読ませていただきます。

Tさんから「僕は剛君の影響で楽器を持ち始めてそして念願のバンドを組むことができました。パートはベースです。

そこでバンド力を高めるために剛君はどんなことをしていますか?」というメールです。

僕は意識的にはしませんけど、まず自分が素直であるということです。相手に対して作るのではなくて僕はこういう人間ですって普通に伝える。っていうことが大事なこと。あとは自分が得た収入というものを僕なんか音楽をやると言う時にはバンドメンバー友達が集まってくるという感じなんで、皆さん会社に所属しているのはるけど、友達ですよね。僕からしたら友達に声かけて「一緒にライブやってほしい、CD作ってほしいと言ってやるんですけど今日みんなどっかいきません?とか言ってあいてる人とご飯食べにいったりごちそうさせてください言うてごちそうさせてもらったりそんな時間を繰り返す。感謝の気持ちも含めてお金を使ったりもするんです。それだけでなくて一番は相手の痛みを理解してあげるという優しさをもつことかな?それが一番グルーブと言うかな高めるものになると思う。でも一番は自分が素直になって自分の痛みを理解してもらうこと、さらけだすっていうことかな。で皆さんの痛みを聞いてあげるという解決しようとしてあげる。解決してあげるということをやりながら音楽をやる。そうすると音に反映されてくる。でもその音に反映させるためにやるんではなくただ一緒にその時をすごすものどうしとして当たり前と思って僕はやっているかな。相手の痛みを知ることは自分の成長にもなるし相手を救うきっかけにもなると思って僕はそんなふうにすごしているかなあと思います。まあバンドってずっと一緒にやっているバンドもあるし解散するバンドもあるけど、相手の痛みを知ることをみんなができれば形はどうであれすごいいいフレーバーを生むんじゃないかな?いいグルーブを生むんじゃないのかなと思うのでぜひがんばっていただけたらと思います。



〜メール募集のお知らせ〜配信サービスのおしらせ〜



今夜は「叶えKEY」を聞いてお別れしようと思いますが女の子はそろそろバレンタインデイ

僕はこのラジオでも常々言っておりますがその日がそうだからそうしないといけないものじゃなくて毎日をこう生きなければいけない気持があったらいいなってすごく思いますね。それで後で今日はこういう日なんだと後でついてくるっていうか、その日に対して自分はこう過ごすんだという意志を明確にもったうえでねその日を過ごすのはすごくいいなと思うんですよね。なんかみんなが盛り上がってるから自分も盛り上がっていくのでは決してなくてその日が自分にとってつらい日と持っている人もいるし敏感に感じていかなければならない、日本という国もそうですけど、こういうところが納得いかないって言ってるのではなくてやってくれてる人もいるんだから国の痛みも感じることも必要だしもちろん自分もそう、自分の環境もそう。自分の時間、命を、痛みを知るってことは本当に大事なことだと思います。みなさん毎日感じてたらつらくなちゃうから時には息抜きをした方がいいと思うけど痛みを知れなくなってしまうのは本当に不幸だと思います。そんな痛みある自分を愛しながら日々生活してもらえたらと思います。

では来週もお聞きください。

2011/01/15 by ひろりん [82]

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