++堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオレポ++
毎週土曜日 22:00〜22:30 bayFMでオンエア中の
堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオ のレポです
レポをしてくださる方の負担を軽減するためにレポのお手伝いをしてくださる方募集中です。mailtoこさかママ
レポの無断複写・無断転載を禁止します。

#067

Bay FMをお聴きの皆さん、こんばんは。堂本剛です。

さあ、『堂本剛とFashion & Music Book』、今週もはじまりましたけれども。
えー、まあ、先日ね、ちょっと放送で、まあ、ライブ会場に来ていただいた方のメッセージとかまあ、いろいろ読ませていただいたりとかですね、なんかこうラジオでね、わざわざなんかこう伝えているという感覚でもないですし、なんかこう、ごく自然に伝えたことが、ごく自然に伝わっていって、そいでまた、ごく自然に帰ってくるっていう、なんか、そういうラジオならではの時間というのを、ほんとものすごく、皆さんを通じて感じさせていただいている今日この頃ですが。

えー、ラジオネーム、ハナさんからいただきまして、『18日のね、放送で、おじいちゃんやおばあちゃんへの思いをライブ会場でインタビューされていましたね。』ということなんですが、『聴かせていただいて、一番最初に自分の息子の声が流れてきたんで、それはそれはびっくりしました。』と、これはびっくりしますね。逆もびっくりしますけれどもね。「あれ?おかんなんでしゃべってんの?」ってなるわけで、こらまあ、びっくりしたと思いますけれども。まっその、
『一緒に代々木のライブに参加していたのですが、別行動していたのでまさかインタビュー受けていたとは思いもしなかったです。』むすこさんがその話をしてらっしゃったですね、『その、おじいちゃんの話をされていましたけれども、私の父親で亡くなって7年になります。』ということで、『母が早く亡くなったので長い間一人で暮らしていた父。息子が言ってようにいつも穏やかで無口ですが、孫思いで、長女の高校の合格祝いのプレゼントを持ってきてくれた翌日に急にこの世を去っていきました。』ということで、『その剛くんが流してくれた息子のインタビューきっかけに、日ごろ忙しさで薄れ掛けていた父や母への思いがあれこれよみがえってきました。会いたくてせつなくなりましたが、こうして思ってあげることが大切なんですよね。きっかけをくれた剛くんほんとにありがとうございました。』という風にね、言って下さっているんですけれども。まあでもその、インタビューさせていただいてね、そこでちゃんとまっすぐに、まあその、おじいちゃんの思いとかを語った、息子さんの思いがそうさせたんだと思いますけれども。

うーん、やっぱりこう、忙しすぎるとね、見失うこと多いんですよ。でも、これね、あの、なんていうのかな、日本人がほんとにやられてる方法といってもいいと思いますけど。いわゆるその、考えさせないということが日本のシステムにものすごく多いんですよ。うん、なんかこう、教育でも何でもそうですけど、考えるっていうことがぼくたちできるのに、考えずに過ごしていくっていうか、現実逃避とか逃げていくとか考えたくないからということではないんですよね。なんか、そういうことのほうが世の中回るねんという、うーん、やり方とかもあるんですよね。簡単に言えばですよ。例えば、じゃあまあ、ファッション業界で言えばですね、今年のカラーはこれ、とか言っちゃうとそのカラーのものが売れますよね?うーん、なんでこのカラーがいいの?ということは別に考えませんよね?このカラーがいいねんって、いう、ただそれだけですよ。それを着てですね、いいかんじに楽しく過ごすんですけど。食品でも音楽でもなんでもそうですけど、まかり通ってますよということですよね。
だから、こう、考えるっていうことをしようと思うと、その組織とか社会のシステムとかからちょっとずれていかないと考える時間なんて得られないですよね。
うーん、だから、忙しすぎて、おじいちゃんおばあちゃんのことをちょっと忘れがちやなあなんて言うてはるとおもうねんけども、心の中では絶対忘れてない。ただ、それがほんと忙しすぎてうーん、なかなかこう顔をださないというか、うーん、そういう時間を過ごしてはったんやと思うけど。これは忙がしさが、うーん、忙しくなろうが、忙しくなかろうが、たぶん自分の、うーん、生き方次第でというか、捉え方次第で、その毎日をどう捉えるか次第で考えてあげられる余裕とかが出てくると思うんですけれどもね。
お墓参りにいくとかそういうことがすべてではなくてね、あっ、僕で言うたら、おじいちゃん、いちじく好きやったなあみたいな。じゃあ、今日、スーパーでいちじくみっけたから、ちょっといちじく買うて食べてやろうかなみたいのとか、あっ、おばあちゃん、お萩好きやったなとか、うん、ほんま、そんなちっちゃいこととかやってますよ、よく。うち、家族そんなんやってますね。すごく、うん。おじいちゃん生前、あそこ行きたい言うてたから、じゃ、家族で行こうか?
うん。自分が亡くなったときにそれしてもらってたらちょっと嬉しいやん?わあ、いちじく食べてると。(ふふふん(笑))天国から。でも、やっぱもう会いたいと思っても会われへんかったりするからね。うーん、人間って言うのはやっぱりこう、ねえ、死んでいくし。
だからこそ、今生きているということがもっとももっとも輝かしいことであってね、美しいことやなと思いますから。もしね、なにかこう、息子さんが言ったことで、気持ちもまた変わってね、うーん、一日一日が変わっていくようですから、うーん。もし、今の、僕の、あの、話もちょっと後押しできていたとするならば、さらにさらにね、なんかおじいちゃんおばあちゃんのことを考えてあげて欲しいなという風に思いますけども。まあ、あの、ぼくがですね、その、まあ、残された方々というか、大切な人を失ったり、大切な時間を失ったときに、自分が取り残されたときにね、どうしてもこうマイナスになっちゃうでしょ?うーん、でもそうじゃなくって、やっぱり、一番つらいのはね、離れていった時間や離れて行った人のほうだと思うんですよね。うーん、だから、自分自身がやっぱり現実をうけとめるということであったり、その現実の果てにさらに、自分は生きていくんだという強い意志でそういうものを、あの、持たなければならない。それが愛なんだっていう風な思いを込めて作った曲が、『春涙』という曲があるんで、こちらぜひ、聴いていただきましょう。

♪『春涙』♪

あらためまして、こんばんは。堂本剛です。さあ、『堂本剛とFashion & Music Book』ですが、ここでですね、リスナーの皆さんからのメールご紹介いたします。

ラジオネーム、トミコさん。『家族で剛さんを応援しています。』ねえ、すごくありがたいお話で、ありがとうございます。
『うちの旦那さんは42歳なんですが、30代後半から、独学でギター、アコギを始めて、今は剛くんの曲もいろいろ弾いてくれます。だんなさんひとりで剛くんのライブにいくこともありますし、剛くんのDVDをみて、ずっと剛くんの押さえるコードを確認したりしています。
そんなだんなさんのギターでずっと気になっていることがあります。10年前通販で試しに買ったギターを今もずっと弾いているということです。正直どこに行ってどんなギターを買ったらいいのかわからないそうです。上手でもないのに高いギターを買うのは気が引けるし、お店で弾いてみるのは年齢的にとても恥ずかしいんだそうです。新しいギターを買ってあげたいんですが、わたしもギターのことはまったくわかりません。なにかいいアドバイスがあったら教えてください。』
これはもう、弾き倒すっていうこと以外ないんですよね。
うーん、でも、あのー、9800円のギターが悪いとかどうとかでもなくて、ただ、現実的な話をすると、10万以上出すと当たりのギターがでてきますよね?あのー、例えば、100万円とか200万、300万ってギターもありますんで。80万クラスとか、56万とか、なんかね、こう、56万位の感じ、すごく、なんていうんですかね、ありですよね?でも、18、9とかも、20いかへん程度のやつとかも、たまにね、当たりが出てくるっていうかんじがありますね。
でも、高いからといっていいわけではないんです。いちばんいいのは、あのー、エレキなんかでいうと、ほんとにあのー、アンプ通さなくても音が鳴るって言う、いわゆる弾いたら、フーーンと、共鳴がすごく長いやつ、サステインがすごい長いやつっていうのは、まあ、鳴るギターだというふうに解釈して、で、手の大きい、ちっちゃいがあるから、自分のその、なんていうのかな、サイズに合わせて、僕なんか手ちっちゃいんで、ギブソンとかあのレスポールとか、そういうものよりかは、フェンダー、ストラト、まあ、テレキャスみたいなもの選びますが、まあ、テレキャスはでもほんとに難度が高いギターで、あのー、非常に、その、テレキャスを操作するっていうのは非常に難しい。最初のほうは難しいですね、すごくね。ストラトのほうが、初心者の人は、エレキでいうと、すごくいいかもしれないですね。フェンダーのね。
ストラトとかね、あの、ジミヘンが弾きだして、あの、廃盤にならなかったギターなんですよ。うん、あの、クラプトンとかいろんな人弾いてたんですけど、もうこのモデルはやめようか、みたいな話になってて。うん、でも、ジミーが出てきて、ジミーがストラトをこう、左のギター、右のギターを左にして、こう、さかさまに弾き始めてっていう、そっから、なんかストラトに火がついて、生き残ったみたいなところもちょっとあるようなギターなんですけれどもね、うーん。
まあ、あとは弦を、うーん、いろいろ柔らかさもありますし、うーん。でも、とにかくギターやさん行っていっぱい触るっていうのが、恥ずかしいでしょうけど、うーん。
ふつうのおっさんがスーツで弾いてるときとかあせりますけどね。めっちゃ、うまいんけ、あいつ、みたいな。(ふふふん(笑))おっさんがひとりでヘッドホンして、楽器やさんとか行くとやってますから。めっちゃ弾いてるやん、あいつ、みたいな。あるんですよね。それを見てるとおもろいですけど。ベースとか、めっちゃうまいんな、なんなん、あいつとか。(ふふふん(笑))あとはもう、それ弾き倒すやなあ。

(ギターを弾き始める。)
ぼくはだから、なんやろな、うーん、僕も最初、だから、ギター何がいいかわからへんかったけど、いろんなん弾いてみるって言うのがいちばんいいやん。いろんなメーカーの、うん。そうするとなんかあの、だいたいわかってくるっていうかね、うーん。アコギもでもぼくやっぱり、たとえばタカミネとかヤイリとかマーチンとか、なんかいろいろあんねんけど、ちょっとその固いかんじっていうのかなあ、が、苦手なんですよ。で、めっちゃ高いんですよ、そのギター。
でも、違うってなるんですよね。ぼく的には。そっち、それよりもぜんぜん安いこっちがいいっていうみたいな。ギルドっていうメーカーのアコギとか、後、ベタにギブソン。
ギブソンは何がいいかって言うと、ギブソンとか開放とか5、6弦でなんかちょっと遊んだりするときとかに、あの、ボーってちょっとなる感じっていうのが、あの強いやつとかあるんですよ。これ、こういうのがすごい好きで、えっと、エレキで言うとそのフェンダーのストラトをフロントピックアップで、前のほうのマイクでピックアップで弾くとそうのグーって言うのがすごいでるんですよね。
まあ、今これアコギやから、あれやけど・・・。(ギターを弾く音。)なんかこういうの。(ギターを弾く)この開放(弦)を弾いてから、(ギターを弾く音)こういうの弾いたり、(ギターを弾く音。)こういうのこうずっとやってるとこのボーって言う音域がとても、(ギターを弾く)ローがずーっとHumm・・・(フーン)っていうねんけど、これが僕は好きなんで、その辺が鳴る、真ん中から上が鳴る、だから、3、4から6弦がなんかこう、ボーって。(ギターを弾く音。)
で、あの、いまずっと親指で弾いてるんけど、右手って。親指だけでこう、なんていうかな、弾くとちょっとこう甘ーい感じに弾けたりとか・・・。(ギター弾く音)ピックではこう、なかなか出されへんニュアンスっていうのかな、うーん、すごい出るし、自分のプレイに合ったギターって言うのが勝手に見つかっていくと思うんですけどね。うーん。僕も最初ぜんぜんわからへんかったけど、なんか、あっ、これかっ!、みたいな。あと、自分の好きな音が見つかるといいですね。うん。まずは参考に誰々のギターみたいな音っていう風に作っていったりして、最終的に自分用にちょっとマイナーチェンジしていくっていうか。うん。だから、なんかこう、頭で考えるのではなくて、まず触れていくっていうこととか、なんかこう体感していくことか、なんかそんな風なことをね、うーん、やらはったらいいんちゃうかないう風に思いますけれども。さあ、ということで。
えー、じゃあ、ですね。うーん、じゃあ、まあその、即興でね、よくライブでいろいろやってるんですけど。えっと、『FUNK SESSION』っていう曲がありまして、まあ、それもあのライブのエンディングで、なんかあの、いい意味でのことばで適当に演奏して、降ってきた言葉を歌ってみたいにして、まあ、わーわーやってる曲があるんですけれども。まあこういう曲は他にもいろいろあるんですけれどね、うん。
なんかその、音楽って本来そうあるべきだなっていうか、うん。譜面を見てやるって言うことはどうなんだろう?っていうかね。
まあ、ある程度のガイドで譜面を見るのはいいねんけれども。すべて譜面どおりにやってくれて。ねえ、たとえばフロントマンが言うのは絶対違くてね。うん、じゃあこの人たちとやんなよっていう気がすごくしてしまうっていうか・・・。この人たちがいて、この音が鳴ってるっていうところに敬意を持って、興味を持って、愛を持って、自分もそこにもたれかかって、音楽やっていくっていうのがやっぱすごく理想だなっていつも思うんですけれども、ええ。まあ、あの、そうですね、ひとりでライブに来てくれてるということですから、もう知ってくださっていると思いますけれどもね。じゃあ、その、『FUNK SESSION』、うん。ライブで即興でやった音源がありますんで、こちら聴いていただきましょう。どうぞ。

♪『FUNK SESSION』♪

さあ、堂本剛がお送りしてきました。『堂本剛とFashion & Music Book』そろそろお別れの時間でございますけれども。
来週、パワーウィークでございます。ねっ。うーん、まあ、このパワーウィーク、さまざまな試みしてきましたよ。うーん、こないだのひどかったけどね、3Dメガネ。(ふふふふん。(笑))あれー、あれっ?まさかの感想メールが届かない、なんかもう、戦意喪失に近い、なんなんでしょうね、この抗議する気もないみたいな・・・。いや、あれはねー、あれは、我ながらね、とんでもないもん作ってしまもうたなって。自分の才能を、ちょっとこう、疑った瞬間ではあったんですよね。うーん、でも、パワーウィークだということで、懸命に私ね、やりましたよ、うーん。まあ、その、あれで、それこそ、アバターを見た場合ね、ベタですけどもアジャパー的な、うーん、アジャパー的なことがやっぱ予想されるメガネでしたけど。でも、これ思い出しただけで笑えるめがねって、なかなかないですよ、うーん。よくあれを送ったなってことなんですよ。根性あるな、堂本剛っていうことなんですけど。
感想来ませんか?(スタッフ:「一ヶ月くらいたつんですけど。」)あれ?おかしいなあ、なんでやろ?なんか隅っこのほうに落ちてそうな気すんな、家の、その人の家の。で、これだけしゃべって、来ーへんかったらほんまもんやな、よっぽど怒ってるで。ふつう、こんだけしゃべってたら、あっすいませんと。皆さん困惑させてしいました的な、いやいやちゃんと気に入ってますよ、と。ちょっと仕事が立て込んでましたんで、すいません的な、さらっと来ると思うけど、こんだけしゃべっててけーへんかったら、もう、ほんまもん。これ、とうとうやってしもうたってこと。ラジオを通してとうとうアイツやってしもうたぞということなんですけれどもね。
だから、ほんとにもう、Bayさん的にも歴史に残る、やってしもうたのひとつになりますよね。やってしもうた伝説。うーん、いやっ、あのねー、ここまでにしておきましょう。これで、来るかどうかですから、うん。ただ、来週のパワーウィークは、あの、番組ならではのプレゼント、まあ、さらに用意してますから、うーん。まあ、来週はその作るものじゃないので、うん。安心してもらいたいと。もう作られているもの。ちょっと前回作るものでしたから、作るのは良くないんじゃないかっていうちょっと空気感みたいなものもあってね、うん。そうなっていますけれども。楽しみにしていてほしいなという風に思いますが。
えー、リスナーの方のメッセージ、何でも構いませんので、音楽、ファッションなんでも構いません。質問承ります。

<メール・FAXなどのあて先紹介。>

さあ、えー、堂本剛情報配信サービス、うーん。こちら、あの結構、僕の友達に、あの、むりやり登録させてみましたね。うん、むりやり。あのー、これ無料ですから登録が、うん。逆にだから、皆さんもね、むりやり、あの、誰かに登録させてみてもらってもいいなあという風に思うんですけれども。登録方法などはですね。tsuyoshi@in、tsuyoshi@inこちらのほうにアクセスしていただきますと、方法が載っていますのでね。ぜひぜひアクセスしていただきたいと思います。
さあ、ということで。3Dメガネあたった人も大変だとは思いますけれども。なんか、なんか欲しいなっていう。(ふふふふん。(笑))こんだけもう、音信不通かというね、こともありますけれどもね。まあ、なんか、ね、うん。
あれはちょっと、なんやろ、すごかったからね、あの作品。衝撃大きかったんやとおもうわ。まあ、来週のパワーウィーク、皆さんぜひ、こう期待ということでございまして、今夜はですね。『これだけの日を跨いできたのだから』聴きながらお別れしたいと思います。
えー、お相手は堂本剛でした。さよなら。

♪『これだけの日を跨いできたのだから』♪
2010/10/16 by MIKI [69]

No. PASS
<<2010年10月>>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

* 10/16 #067

記事検索

OR AND
スペースで区切って複数指定可能
レポ投稿
PASS
++HOME++

[Admin] [TOP]
shiromuku(fs6)DIARY version 2.06