++堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオレポ++
毎週土曜日 22:00〜22:30 bayFMでオンエア中の
堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオ のレポです
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#028

どうもbayFMをお聞きのみなさんこんばんは。堂本剛です。
さあということでございまして、堂本剛と「Fashion & Music Book」はじまりましたが、もういよいよですね、2010年に入りました。

1月9日ということでございまして、まあ、あの今日は何の日なのかということ・・まあ今日はとんちの日だということでね、カーナビが急に教えてくれますよね。ないですか?オレ、こないだ「妖精の日」でしたよ。そんな、いきなり言われてもね、「ようせい・の・ひ・です」って、言われて、エンジンかけると。ふふ、ないですか?

「カレー・の・ひ・です」カレーの日はさすがにカレー食べましたけれどもね。そう言われたんで。(スタッフ、ざわざわする)いや、カーナビ、エンジン、キー差して回したらもう、「きょう・は・ようせい・の・ひ・です」って。だから、「あーちょっと妖精に会えるかもな」と思うけど、うん、まあ会えませんけどね。

うん、そう、そういうのがあるんですよ。だからこのとんちの日が、今日車乗って回したら「とんち・の・ひ・です」って言うんかな?と思って、うん、ちょっとそれを気になったんですが。

まあとんちで有名なのは一休さんね。一休、まあ、一と九、1月9日ね、「いっきゅう」のごろ合わせで、まあ一休さんというとんちの日だということなんですけれども、臨済宗の禅僧一休宗純の愛称ということですけれども、まあさまざまなね、話を残されてますよね、うん、あのとんちで有名だということで、屏風の有名な話で言うと虎退治の話があって、足利義満がですね、この一休さんに出した問題の一つ、「屏風絵の虎が、夜な夜な屏風を抜け出して暴れるので退治してほしい」言ったところ一休さんは、「では、捕まえますから、虎を屏風絵から出してください」と切り返して感服させたという話があるんですよ。

なかなかこのね、あの、大事なことですよ、あの昔ね、それこそいろんな人を動かして国が動いていったり、政治が動いて行ったり、ま、今と一緒なんですよね、昔の人も。だからその何がその、政治と直結してるかとか、かけ離れてるかとか、そのなんかもの自体が時代によって変わってきますけれども、だって昔絵を描くひとつにしても大変やった時代ですからね、「ここに絵描けよ、お前」って言って、「わかりました」って描くねんけれども、気に入らんかったら罰があったりとかっていうね。

うん、だからほんとにその、表現の自由というものも時代によって変わっているじゃないですか。今もそろそろそうですけれどもね、もうこの2010年入ったら特にそうなると思うんですけど、「安くてまあ適度なものをいくつか持つ」ていうことと、「高いけど勉強になるものをひとつ買う。」うん、これどっちがいいんやろうということ、今みんな結構考えてますよね。うん、もう選ぶ時代になってきましたよね。うん、政治だって皆が選んだんですからね。うん、今まではその選ぶというよりかは、流れに任せていくって言うスタイルが多かったと思いますけれども、いや、こっちの方がいいんじゃないのっていうように皆が主張できるような時代になんかなってきたっていうのは、表現という部分ではいいと思います。

だからやっぱり「安くてね、適度な知識のもの、質のもの、をいくつか持つ」=お金結局かかってますし、部屋は散らかってるんですよね。でもお金かかるねんけど絶対的に自分のためになるものっていうチョイスをして買えば、部屋は片付いていて知識は豊富になっているっていう、そっちの方が絶対的にいいやんかって、だってお金もったいなくないし、っていう考えに結果なっていってるっていうかね、おそらくそうなってゆくと思うんですよね。

そろそろ、だからこれからまあ本物志向というか、わかりやすく言うと、そういうものになってゆくんじゃないかなと、まあ不況不況とか言いますけれども、その言葉に縛られると苦しくなってゆきますから、うん、でもやっぱりお金の金銭面においても自分でやっぱりこうだということをチョイスして、生活してゆく時代に、なってゆくでしょうね。うん。

まあ今年はあとで話しますけれども、奈良もね、平城京という、都が平城京に誕生してから1300年経つ丁度その年なんですけれども、でもね1300年前にね、いろんなものがあったというか、1300年の間にこのラジオができてるんですものね。パソコンでしょ。マイクでしょ。あととんこつラーメンとかね。(スタッフ笑)

うん、千何百年の間にできてるわけですよ。マスカラとかね、昔の人のメイクとかね全然違うやんか、やっぱり。真っ白に塗ってなんかこう青く塗ってとかいろいろ意味があってね、メイクにも。うん。そういう意味で今メイクに何かこう意味があるというわけではないじゃないですか。自分を主張するとかきれいに見せたいとかという願望もあって、あとはこういう場にメイクしていかへんのどうなんやろとか、ってそういうのもあってメイクするでしょ。昔の人ってなんかその儀式というのが多かったのかな。うん、いわゆるね。で、その時にはこういうメイクを施すのがルールであるっていうか、うん、そういうのもあったと思うから。

や、いろいろあるよね、うん、1300年の間にいろんなもの変わったんですよ。うん。昔の人の髭、あごひげとかめっちゃ長いやつとかね、この鼻の下の髭がびーって長いみたいな。うん、あれがちょっとおしゃれやった時期ね、あれ、絶対あの時代の人、このあごの髭こうねじったりしてますよね、こう暇な時、わかります?あの女の子が、枝毛ちょっとこう探すみたいなのと一緒で、多分なんか書類書きながらこうちょっとこうやってますよ、絶対。うん、で、あと一人くらいは、髭で字を書くみたいなことやった人もいると思いますよ。あの、墨つけて。うん、オレこんなんきれいに書けんねん、みたいな。うん、まあそんな想像も掻き立てられるようなね、うん。

2010年今後どうなってゆくのか、そればっかりはわからないですが、まあ今日はとんちの日ということでございますので、みなさんもね、この残されたこの今日の時間まあ1個、とんち使ってみてもいいんじゃないですかね。ちょっと上司に電話してみたりとかして「あの、先日の件なんですけど」みたいな。「だってあれこう言っただろう」みたいなことがあった場合に、ちょっととんちで感服させてみたいな、もしかしたら一休さんがあなたの人生を大きく助けてくれるかもしれませんね。

さあそれではそんな一休さんにちなんだ曲がですね、ぼく作ったはずだったんですけど、ちょっとないですね。「とんちっち」っていうの作ったはずなんですけどね。(スタッフ笑)あれ?「とんちっち」なかったでしたっけ?「開けとんちっち」っていうの作ったんですよ。

じゃあですね、まあちょっとまあ2010年今年私事というか、私の故郷奈良がですね、日本というものをもう一度考え直すというきっかけを与えるそんな年になると思いますのでこちら聴いていただきましょう。NIPPON、どうぞ。

♪ NIPPON/剛紫 ♪

堂本剛と「Fashion & Music Book」この時間はですね、皆さんからいただきました、さまざまなメールをご紹介していこうと思いますが、

えー今日はですね、かるなちゃん、という方からいただきました。
「最近どこに行くにもノートブック、パソコンを持ち歩いてます」ということで、「電車とかでも曲を聴きながら、カタカタやっております。大体は書類を作っていますが、最近は、ビデオから落として映像編集してみたりもして、アニメやCGなど一から作りだす映像にも興味があります。絵も図形も苦手で全く手つかずです。剛さんはライブのモニターの映像を作るときどんなふうに構成して作っていますか?」
ということなんですけど。

これもね、独学もええとこなんです、PCも、だからとりあえずコマンドT、コマンドIての押してくと、「あ、こういうことね」みたいなのがわかるんで、「あ、はいはいはい」みたいな、で、ここに「-」って入れたら反転するなとか、コマンドIしたら色が逆転するとか、うん、その、失敗から学ぶみたいなことで、うん、で、あとは、スタッフに聞いても「わかりません」と言われたらもう覚えにゃしゃあないね、自分でやらんと、うん。

でも意外にアーティストさんに聞くと簡単に出てくるんですよね。「あ、こうしたらいいよ」って、うん、だから音楽のことをレコード会社の人に聞くよりも、ミュージシャンに聞いた方が早い。ていうこと。だからそういうグラフィックとかもそういうふうにしてゆくと覚えるの早いんでしょうけど、まあそういう環境がないから、まあただとりあえずただひたすらに作ってゆくっていううん、でもまあ結構ね、使い方っていうのネットに載ってるからそこでなんとなく見つつ、やってみつつ、で、あとはもう自分に合うやり方、合わへんやり方ていうのがなんかやっていくうちに出てきますから。

僕は2010年の1月1日からその1月3日の朝方の方までですね、奈良で曼荼羅、タイトルは時空っていうタイトルなんですけど、それを展示したんですね。でそこにスピーカーも用意しまして、LRとあとサブウーハー用意して、で、自分でギターもピアノも弾いた曲っていうものを流しながら、星空もアートに入れて、いわゆる奈良って何が残ってんのかなって思った時に、その「時」、「時間」とあと広い空。北海道も広い空なんですけど、奈良の空って言うのは何かを訴えかけているような空っていうかね、うん。

住んでる人は特に共感していただけると思うんですけど、ちょっと違うんですよね。で、あれだけの、さまざまなメッセージ、あとは世界遺産、文化、いろんなものが残ってきたっていうことは、普通に考えたら普通じゃないんですよ。あんだけ鹿って人を警戒する動物が、あれだけ人と共存しているエリアっていうのは、奈良しかないんですよ。宮島とかも鹿さんいますけど、あんなに近くにはこないですものね。

うん、だから普通これだけ文明が進むと、消えてゆくものっていっぱいあるんですけど、まあ、あのほとんど残っているので、いわゆる古都にタイムスリップする、表現的におおげさにいえばそれくらいのものがあるんですね。だから奈良で何か歌を歌う、音を出す、作品を展示する、っていったときに、アーティストは自然と空とか、時のゆっくりとした流れ、というものもアートの一環として入れて作品提供するということに絶対的になってゆくんですよ。

うんだからタイトルを時空にした、「時」といわゆる「空」、うんこれ奈良のテーマなんで、「時空」というタイトルにしようと思って、ま、展示したんですけれども、なんか今年は僕は音楽とかグラフィックとかいろいろ含めて1年間通して奈良に対してきっかけとなるようなことをやってゆこうかなと、まあ自分自身が出向くとき、作品だけを提供するとき、音楽だけを提供するとか、いろいろ様々手法は違うと思うのですけど、そんなことをいろいろやってゆこうかなと思っておりましてね、赴くままにやってるというのが、ま、答えなんですけれども。

まあ、パソコンはきりないですからね、うん、やりだすとほんときりなくて、こないだ徹夜でやったんですよ、曼荼羅作りを。後半何がいいかわからへんかったからね、色バンバン変えて、「こっちかな〜、あっちかな〜いや、こっち、うん〜これなんなんかな〜」みたいな、最後。「オレ何作ってんのかな〜」みたいになったりしてまー大変でしたけど、自分で全部撮った写真なんでね、奈良の。100%素材奈良で作りたかったんで、100%素材奈良、そんな曼荼羅を作りましたけれども。

えーとじゃああともうひとつくらいね、
こちらみちこさんね、
「剛くんは以心伝心のような目に見えない体験は多いですか?今までテレパシーを感じ合ったような、これはすごかったという自慢の体験あったら教えてください。」と。

ま、自慢の体験とかはないですけど、僕ね、「そろそろあの人に会うな」というのはわかるんです。すごくわかるんです。そうすると、会うんです。で、その会った人がただ者ではないときの場合はビンビン飛ばしてきはるんです。なんか知らんけど。うん、すごい飛んでくるんです。で、話しかけようか、話かけまいかみたいな。そんな間合いがずっと続くみたいな、だから普通の人やとなんか普通なんです。「あー、どうも」っていう、やっぱり会ったなみたいな感じなんだけど。なんかその、会うべくして会うみたいなその会うタイミングが重要な人がいて、人生の中で、そういうのがちょっと特別視ををしなきゃいけない人とかは、それこそ時空が歪んでいる感じがずっとその場にあるっていう。

「なんやこのもやもやもわもわした感じ」みたいな、うん、そういうのあるんですよ。で、実際そういう人と会うて話すると結構そういうお力持ってたりする人やったりとか、「あーそうなんですね」、みたいな話いろいろすることあるんですけど。

ま、人は大体わかりますね、「この人とはそろそろ会うんだな」って、会ったことない人とかね、でもあったけど「なんやったんやろな」みたいなのもありますけど、「なんか飛ばしてきてんな」みたいな、ま、でもテレパシーっておそらくみんな持ってるんだと思ってるんですけどね、昔の人とかは特に。なんか、そういうスイッチを入れると始まるっていうか。

ま、こんな話をラジオでしてると、ふふふ、「あいつ、いききってるな」、みたいなってまうんで、ちょっとあれですけど、ま、ごく自然な話でね。だから朝とかね、「今日も1日健康でありますように」みたいなレベルで手を合わせるでしょ、うん、「行ってきます」って言って家出るんですよ。

で、手を合わせるときに最近大仏さんが出てくるんですよ。なんか頭ん中に、なんか知らんけど、って思って過ごしてたんです、今日も。そしたら去年の暮れぐらいに、たまたま東大寺さんのお坊さんとお知り合いになって、「明日良かったら来ませんか」って言ってくれはったんで行かしてもらって。そしたらその台座の下まで「どうぞどうぞ上がってください」って、言って通してもらって。で、大仏さんほんと真下から、見さしてもらったりとかして。

「なんか最近ね、手を合わせると大仏さんが出てきはるんですよ」って言って、「あーじゃなんか、来年いいことありますね」、って言われて、「あー、そうですかねー」なんて言って帰ってきたんですけど。そういう、こじつければそういうもん、でも意識せえへんかったら、単なるそういうもんみたいな。だからこれは人間の意識的なもんかな。

さあということでね、えっと、僕が将来ね、この人と結婚しようと、結婚、この人と、結婚しましたと、その結婚した奥さんが、ちょっと前を歩いていて、でその奥さんの背中を見ながらこんなことを思えたらいいな、みたいな曲、っていう解説で合ってたと思うんですけど、そん時に言った解説なんで、えっと、その僕が前を歩いているのか、ちょっとそのへんが定かではないですけども、とにかくその、自分がこの人って決めた人、に対して「将来こんなこと思えたらいいな」みたいな、要は自分が、結婚した奥さんやね、奥さんに対してこんな風な気持ちでいれたら幸せやな、みたいな歌詞を歌った曲なんですけど、要は君が生まれた日にタイムスリップして、君が生まれた瞬間のその子を受け入れたいみたいな、そういうことをただひたすら歌っているっていうか、ていうまあまあまあな歌です。はい、それではこちら聴いていただきましょう、故意、どうぞ。

♪ 故意/ENDLICHERI☆ENDLICHERI ♪

堂本剛と「Fashion & Music Book」今夜の放送いかがだったでしょうか。
今日はですね、一休さんのとんちの日だという話をまあしましたけれども、まあとんちってね、使えるといいねんけど使っている自分がちょっと嫌な時ありますよね。皮肉みたいななんかさ、それがアートに使えてゆけるといいのかなと思うけどね、「こういうふうに見せかけといてこうする」、とかっていう、まあそれも一種のとんちって言ってもいいと思いますけれどもね。まあアーティストの方々はそういうふうなとんちを今日思いつく日かもしれませんね。

さあということでございましてですね、なんでもかまいませんのでね、メールの方どんどん送っていただきたいと思いますけれども。

tsuyoshi@bayfm.co.jp です。

FAXは、043-351-8011まで

ハガキは 〒261-7127 bayfm

までお願い申し上げます。

ということで、ま今後の情報ですけれども、今後、まあ今音作りなんかをいろいろしてはいるんですけど、まだ、特にリリースする、しない何も決まってませんが、自分のできたものがこの月にこういった歌詞で、こういう戦略で出せたら絶対的にたくさんの人に聴いてもらえるんじゃないかということを考えれたらだそうかなと。いわゆる曲が生きる状態であればいいっていうか、うん。

なんか「前後こういうことがあるから、この月に出してください」、というスタイルで、曲をそこ盛り込んでいくっていう作業はね、結構至難の業の何年間だなー、と思っているので、「この曲だからこの月に出したいんだ」ってことをちょっと皆さんに助けていただきながら出せたらなーというふうに今年は思っているような状態ですのでね。

まああの着々と作ってはいるんですけれども、まあどういった形で皆さんのお手元に届くかというのはね、わかりませんが、今日もそういったことに関しても、とんちを使いながらスタッフの人たちと様々話し合って作っていきたいというふうに思っております。

さ、ということでございまして、最新情報などはtsuyoshi.inこちらのネットのほうで随時ご報告してゆきますのでどうぞみなさんよろしくお願いし申し上げます。まあ今年様々な人々がですね、価値観とか生き方とかも考えながらね、改善してゆこうかなと思ったりする瞬間が多いとは思うそんな年になると思いますのでね、Now's the time to change the world! こういう曲が、ありますのでこちらを聴いていただきならが、今日はお別れしたいと思います。

それではみなさん、また聞いてください。堂本剛と「Fashion & Music Book」お相手は堂本剛でした。さよなら。

♪ Now's the time to change the world!/244ENDLI-x ♪
2010/01/09 by こさかママ [30]

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