++堂本剛と「Fashion & Music Hall」レポ++
毎週金曜日 21:00〜21:55 FM-osakaでオンエア中の
堂本剛と「Fashion & Music Hall」のレポです
レポをしてくださる方の負担を軽減するためにレポのお手伝いをしてくださる方募集中です。mailtoこさかママ
レポの無断複写・無断転載を禁止します。

#008

どうもみなさんこんばんは 堂本剛です

さぁ今日も始まりましたね 堂本 剛と「Fashion&Music Hall」

まぁあのちょっと先日ね話題になりましたよね 
あの蚊の話 (スタッフ うん)
蚊はほんとに…切なかったね (スタッフ うんうん)
うん あの一本で行ってるのではないですよというまぁ話し 
(スタッフ うん)
壮絶な思いのその人生のね あ〜人生ちゃうわ 蚊生のね 
(スタッフ うん)
様々な(スゥ〜と深く息吸い込みつつ)
いろんな事情があってああなってるという
ほんと切な…せつなせつなでしたね

まぁということでございますが
ま、蚊もですね そろそろ 
そろそろ蚊もそんな飛ばへんようなってくるんちゃうかという時期に
どんどん入っていきますけれども

まぁ8月21日でございますね
第8回「人にとっては小さなことでも こだわりを持つ」と
これ今日テーマとしてありますけど これ大事なことですねぇ〜 
(スタッフ うん)
僕はねぇ あのそこを大事にしてあげたいという想いで
いろんな人と関わってます、いつも
なんか
「すいません、も一回お願いします も一回やらしてください」
とか、レコーディングしててもそうやねんけど
「ど…どうしたいの?」つって
「いやここの16のこの裏んところに
この空ピックの音をどうしても入れたくて」
みたいな
「あぁ〜入れたほうがめっちゃファンクやなぁ〜」つって
「じゃあちょっとも一回お願いしま〜す」とかって
(スゥ〜と息吸い込みつつ)
でもみんな「眠いな」みたいな顔したりする人もいるわけよ
ほんだらね、ほんだらもう帰ったらえぇやないですかもう 
(スタッフ 苦笑)
帰って寝はったらえぇですよもう ね!!
一生懸命やってる人目の前にしてね あくびしたりね 
なんもせんとパソコン見てはったりとかすると
やってる方はテンション下がるやん やっぱりそんなんちらっと見たらさ
だからみんなが聴いてへんかっても俺だけは絶対聴いてるからって
いつもミュージシャンにはあの 愛情注ぐんです
 
まぁでもそのこだわりっていうものはね 大事ですよ
人を好きになるっていうこともそうですし
仕事をね こなしていくってこともそうなんですよ
ちっさなこだわりっていうのは その時は人に響かへんかっても
最終的にね 時代がついてきたりすることだってあるんですよ 
(スタッフ うん)
うん こここだわっといてよかったわぁ〜!! (スタッフ うんうん)
みたいな うん そういうような非常にありますから
もうとにもかくにもね みなさん
こう大阪の人やったらなおさらね 
こだわりもって「知らんがなソウル」でね
ぜひとも貫いてほしいですいろんなこと うん

まぁちゅうことでございますが
昨日ね 蚊の日やったんです (スタッフ 含み笑い)
今日やったらよかったな (スタッフ 笑)
昨日なんですわ
 
 
その、明治30年にイギリスの細菌学者ロナルド・ロスさんが
ある種類の蚊の胃の中からマラリアの原虫を発見した、ということでね
蚊の研究してる人やっぱ昔からおるんですね (スタッフ うん)
まぁ何でも 何かを突き詰めるというかもう 大事なことやなぁ〜
こう ちっちゃぁ〜いもんを研究していくって大変やでこれね 
(スタッフ 含み笑い)

このラジオ聴いてる人で「私こんな研究やってるんです」って
「ちょっと普通やらへんと思いますよぉ〜」っていう
あるいは「こんな研究する仕事があるんですよぉ〜」(スタッフ うん)
というのをね なんかこう送ってきてもらえたら面白いかなぁと思いますが

まぁ今日もですね ざっくばらんに えー行きたいと思います
昨日は蚊の日やった そして今日は蚊の日ではないですけども
8月21日 もう九月に差し掛かろうとしてる今日この日にですね
まったくかまないで今日も (スタッフ うん)
もうリビングでいうと何でしょうね 
もう7LDKぐらいのもう広々とした気持ちでね
あのもう居心地よい感じでもう最後まで聴いていただけると思います

えーこの番組はアーティスト兼プロデューサー 堂本剛の
セルフプロデュースによるRadioプログラムです
愛する関西 そして愛する故郷奈良のことを考えていったりですね
音楽やファッションのことをざっくばらんに話しをするという
まぁゆるいラジオ番組でございます
愛すべき関西のみなさんとですね 
え〜一緒に作って行きたいと考えておりますが

いま僕 関西ってちゃんと言いましたよね? (スタッフ うん)
言いましたよ かんでないですね
うん〜さすがにかんだと見せかけてかんでないみたいな
こらもうほんとにかみ上手ですね 逆に言えば
かんだと見せかけてかんでないですからね

さぁということで え〜〜何の話してんねん というオープニングですが
まぁこれがこのラジオなんですね えぇ

まぁそんな僕がですね、みなさん来ましたこれ
いよいよ 9月9日ですわっ!!
2009年9月9日 999 この並びにですね
ニューシングル 堂本剛がですね 出すことが決定しております
まぁ『RAIN』というですね 大きなタイトルをテーマに掲げまして
初回盤3曲 通常盤3曲ということでございまして 
まぁ計4曲な訳ですけれども
 
まぁこれはですね あとでいろいろお話しさせていただこうと思いますが
いま聴いていただくこのM1のですね
「Sunday Morning」という曲があるんですが
この曲ま、作詞・作曲・編曲すべてその 
自らいつもさせてもらってますけれども
これね 去年真剣に始めた まぁベースそしてドラム (スタッフ うん)
なんとなくちょっとだけ頑張り始めたピアノ (スタッフ うん)
があるんですが それをですね まぁ今年もう (スタッフ うん)
レコーディングするというところにいたったわけですよ (スタッフ うん)  
これには様々なドラマもありまして 
結果そうなっていったということなんですが
いま聴いていただく曲はですね 
エレキギターもベースもアコピもドラムも まぁボーカルもコーラスも
すべて自分でやっとりますんで 
これはまぁ 堂本剛の音楽を初めて聴く人は
「あぁ、こんな表現方法を持っているんだ」
というふうに楽しんでもらえるでしょうし
いままでずっと聴いてくださっている人たちにも面白い発見のある
そんな一曲となっておると思いますんでぜひ聴いていただきたいと思います

それでは 9月9日リリースいたします
堂本剛で「Sunday Morning」どうぞ!!

♪Sunday Morning(一部)

さて、え〜ここでですね 番組に届いているメール紹介していきますが
え〜〜まぁ昨日までね 私あの ENDLICHERIのライブやっとりまして
え〜お便りがちょっと届いておりますんで読ましていただきますが
きよかさんですね
「CHERI 4 U 神戸公演に参加させていただきましたよ」ということで
「もうめっちゃ楽しくてずっと踊りまくってました」と うん
「自分をさらけ出して楽しめるファンク やっぱり最高ですね 大好きです」と
「不安なことのほうが多く前を向くのが辛い毎日だけど
命を与えて貰っていること 支えてくれている人たちに
本当に感謝の気持ちでいっぱいになったし 
頑張ってよかった 生きててよかったと心から感じる時間でした」
嬉しいですね!!
「また一歩背中を押してもらえました
剛くん 本当にいつもいつも大きな愛をありがとうございます」と
「みんなの愛が剛くんの力となりますように これからもずっと愛しています
追加公演希望しますっ!!」
っというね (スタッフ うん)
こっちも希望してるっちゅうねんなぁ〜これ (スタッフ 笑) 
でも大人はねぇ〜 「う〜ん…」っていうんですよ、これ

ま、神戸公演ね (スタッフ うん)
私の まぁギターの師匠 土屋公平 (スタッフ うん)
ステージへ立ってもらったんですよね
いろいろの想いを伝えてくださって 最終的に
「僕は君に敬意を表したい」っていう風にゆってくれたんですね

もうその僕が このENDLICHERIというプロジェクトを立ち上げてね
音楽に対して僕が敬意を持ってやってますんで
ただそのほんとにやっぱこう Johnny'sっていうね (スタッフ うん) 
場所にいるんで  
音楽とか目に見えないエネルギー波っていうか愛っていうか
メッセージっていうかね
そういうものを こう伝えるには非常に難関な場所ではあるんですよ 
(スタッフ うん)

Johnny'sでファンクやってるって どういうこと?
ファンクで何千人何万人呼べるってどういうこと?
いろんなことをね 昨日みんなであの話してくれてね
もうとにかくもう 竹内君とかもそうやけど
公平さんと僕が出会って 竹内君と僕が出会ってるみたいなところもあるし
まぁタケちゃんとかスティーブさんもそうやけど
そうとう あのスティーブさんもそうとう熱く語ってて
「もうこのライブっていうか
この表現とかをたくさんの人に見てもらいたい」って
「だからやっぱりフェスに出るべきですよ」って (スタッフ うん)

でもやっぱルールっていうのがあって (スタッフ うん)
なかなか なんか出れないですよねやっぱりね 出たいねんけど
レコード会社の人も 言うけど 
「やっぱルールにはないことをやってはいけない」
でも僕はルールにないことをやるつもりで
ENDLICHERIとか音楽を始めた訳じゃないから
ただ 自分が生きているということをね 全身で感じたい
それを感じている自分をみんなに見てもらって 
みんなにもそれを感じてもらいたいからっていうところで
始まってるものなんで
でも 
「これをここだけで終わらせるのはほんとにもったいない
たくさんの
たくさんの人にこれをもう見…見たい…見せ…見せてあげたいっていうか 
そういうふうに思ってる」って
まぁみんなすごい熱く語ってくれましてね
なんかすごい胸が熱くなるような夜を過ごしたんですよ

で、そこのね あの神戸のね あの和食料理屋さんのおっちゃんもね
ライブのスイッチングの映像なんですけど 
まぁそれをみんなで試写したんですよ
そしたらもう 
みんな「いやぁ〜えぇなぁ〜えぇなぁ〜えぇライブやなぁ〜」っていうて
ほしたらもうお店の大将も途中で料理とかの前に (スタッフ うん) 
テレビの前でずぅ〜っとそのライブを(笑)
いや音楽好きみたいでね その人
「いやぁ〜えぇなぁ〜」とかってずっと言うてくれて
ほんで
「じゃあおおきに また神戸もし来たときに来させてもらいます」っていうて
「ありがとうございました 今日夜までありがとうね〜」ってゆったら
「またファンが一人増えたなぁ」ってゆうて店送り出してくれてね
うんあったかい時間でしたねぇ 

まぁこういう時間があるんだよということを一番見ててほしい人って
そういう時にいないですよね (スタッフ 苦笑)
まぁいろいろありますけれども

とにもかくにもですね まぁ9月4日の放送で 
そのENDLICHERIライブの「大感想大会」っていうものをちょっとやろうと思いますんで
9月3日までに届くようにね 
ちょっと送っておいてほしいなというふうに思うわけでございます

さぁということでございまして 
まぁ僕はね その「堂本剛」という まぁ人間ですよね 魂ですよ
でまぁその様々こう まぁ生きてきてる中で僕はね 
ほんとに音楽に命を救ってもらったんで
敬意を表したくて音楽をやってるんですね

ただ目立ちたいとか 音楽が好きやからっていう理由だけではなくて
音楽に敬意を持っているので 返したいんですよ 
音楽にその助けてもらったということをね ちゃんとこう感謝を返したくて
音楽をやっているっていう想いがあるんですけれども

そのなんていうのかな まぁ後でいろいろお話ししますが
うん〜いま聴いていただくのはその「音楽を終わらせよう」っていう 
え〜曲を聴いていただきます
これはあのその 9月9日にリリースさしていただく
堂本剛のニューシングルの中に入っている一曲なんですが 
まぁこの曲も いろんな想いで歌ってます
ま、あのこの曲を聴いていただ後にね 
え〜いろいろなその想いとかも
聴いたいただければなぁというふうに思いますんで
まずはこちらえ〜聴いていただきたいと思います
9月9日リリース 堂本剛ニューシングルの中の一曲でございます
「音楽を終わらせよう」どうぞ!!

♪音楽を終わらせよう

(剛さん話し始めますが、
バックに「音楽を終わらせよう」が続けて流れています)

fmosakaからお送りしております 堂本 剛と「Fashion&Music Hall」

ね え〜まぁいま「音楽を終わらせよう」という曲を
聴いていただいたんですけれども
今回ね その「Sunday Morning」っていう まぁ曲がございまして 
M1に入ってるこの曲ですが 
まぁこの曲 まぁ全部自分でやってるんですね楽器もね

で 最初ね 歌番組でも (スタッフ うん)
尺的に問題ないだろうという作り方 (スタッフ 苦笑)
で、キャッチーなものを作るっていうのを自分に掲げて
テーマとして掲げて作ってみたんです
で、人はみんなすごくいいって言ってくれたんです (スタッフ う〜ん)
確かによかったんです 
メロディーもよかったし (スタッフ うん)
もうほんとにラブソングですよ (スタッフ うん)
すごいよかったんですよ 

でも なんかねぇ頭で作っちゃってんなぁ〜と思って
これがいいことなのかどうなのかっていうのも 
ちょっとわかんなくなっちゃったんですよ
でもこういう曲やとなんか世の中に届きにくいのかなぁとか
なんかいろいろ思って うん 
そのキャッチーなものを作ったりもしたんですけど
ほんとにそのそれこそキャッチーなもの と言われているもの? 
(スタッフ うん)
それをレコーディングしている日に 
うん〜なんかちょっとどうなんやろ かっこいい曲やねんけど 
でもかっこいいからもっと冷たいと思ったんですよ 逆に
いま出したらもったいないと思って 

で パソコン開いて聴いてたら 「音楽を終わらせよう」っていう
まぁこのまだタイトルがつく前の音源ですけど 
この音源っていうのは 僕が「美我空」っていうプロジェクトをやっていて
そのプロジェクトのライブツアーのときの一日のジャムセッションなんです
だから別にコード進行も決まってなくて アレンジも決まってなくて
リリックなんてほんと決まってないんですよね
降ってくるものを僕が言葉として出しているだけなんですが
この12分20秒っていう尺があって それをねなんかこう聴いてたら 
「もうこれやんっ!!」っていう感じがなんかあって
なんか自分がやろうとしてることって
ちょっとなんか音楽に敬意がないってなんか思っちゃったんですよ
頭で作ってしまったから 
これは違うと思って 
ラブソングも好きやけど
やっぱりなんかその時代に対して
ラブソング歌いたいなぁってずっと思ってるから
だからこのテイクやっぱちょっとぐっとくんなぁ〜とかって

で、スタジオで「これを…あのM2とかに入れるっていうのどうですかぁ〜?」(スタッフ う〜ん)
「あるいはこれを録りなおしてM1にしちゃだめですか?」ってゆったら
みんながなんか…うん…あんまりいい顔しなかったんですよ 
(スタッフ う〜ん)
で、何かをしゃべるわけでもなく う〜…否定するわけでもなく

「あぁ もうなんか…こんな感じなんやぁ」って思って 
自分のその居る環境が
だから このいま聴いてもらった曲を 
タイトルを「音楽を終わらせよう」にしちゃったんですよ 
(スタッフ う〜ん)
自分がこのままね この提案ていうかその 人の心が確かにそこにある
ライブの音源やから 音はねちゃんと録ってはないんですよ
でもライブ音源やからそこには「愛」が ちゃんとあるんですよ
こんなスタジオでいましゃべってることなんかよりも
確かに「愛」がここにあんねんていう (スタッフ う〜ん)

でそのステージに立ってるときもね 
歌ってたときもいろんなこと考えてたんですよ
音楽をね やめるとかね やめへんとかね (スタッフ うん)
なんかいろんなこと考えたんですよ 
考えさせる要因が環境にどうしてもいっぱいあるから
でもそこをいつもあきらめずに (スタッフ うん)
まぁ やってるんですよね
でもあきらめんでよかったっていつも思えるから続いてるんですよ
でも今回ばかりは なんかちょっと違うのかもしれない
エゴに感じるときさえあるみたいな
それはなぜかというと人の表情みてると (スタッフ うん)
そんな感じっていうか

だから自分がこの音楽を作るということが いいという人もいるけど
まぁ よくないと思う人もいるなぁみたいな
なんかそんないろんな時間をずっと過ごしてたんですよ
だから まぁ「美我空」っていうプロジェクトも始まってたりとかするし
とにかく一人で考えるっていう 
で、いろんな人を入れないっていう感じでずっとやってたんですよ

で、その楽曲をとにかくやっぱり僕は入れたいと思ったから
この曲を入れて この曲とこの曲でこうしてあぁしてこの構成にして
とりあえずこれでもうひとまず もうやめようと思ったんです
もう腹くくって
もうこの この提案をしたときにこの返りやったら (スタッフ うん)
もう守られへんとおもたんです 音楽を (スタッフ うん)
だから とりあえず休憩しようかなぁ〜みたいな気分やったんですよ
で どうせやったら もう自分が頭で作ってないものばっかりをいれて
で 終わろうみたいな なんかそんな気分があって

で ふと考えたときにその「Sunday Morning」って曲があって
M1の曲で自分でそのベース・ドラム・ギター・ピアノってやった曲
でこれもね なんで自分でやり始めたかっていうと
この想いを誰かに頼むことは簡単 
やってくださいっていうことは非常に簡単やねんけど
でもこの想いを 
説明しきれへんこの想いを守るのはもう自分しかないなと思ったから
去年はじめたベース・ドラム・ピアノやったとしても
とりあえずもうやってまおうというところではじめたんですよ

で スタジオ入ったときも とにかくスタジオに人が居るけどいぃひん 
(スタッフ う〜ん)
ということでやってる音なんです 全部
で 時に退出してもらって 
あるいは 時に背中を向けて録音したりしてるんですね
もうとにかくそこまでもう なんていうんかな 
人ていうもの意識すると「愛」がどんどん嘘っぽくなっていくっていうか 
(スタッフ うん)
とにかく僕が「愛」を信じて 僕がこの音を信じる 向き合う 
最後まで責任とって
可愛がってあげるっていうことしなあかんなって思ったから
一人でやったんですよ
ほいでまぁなんかその一人でやった結果 
まぁ後悔もなくてよかったなぁとは思っていて
でその「音楽を終わらせよう」っていう曲もね 
なんかタイトルもそんなふうにしちゃったりとかして

で最後にその もういっこ曲をねあの ないとダメだって言われたんで
もういっこファンクセッションしてる 
ライブでファンクセッションしてるテイクですごいいいのがあったから
「あぁもうこれちゃうか」ってゆって 「これにする」
で あともう一曲だけっていわれたんで
もう…もうないねんっていうか (スタッフ 苦笑)
なんか自分が もう使い切ってしまったんですよね「Sunday Morning」で
なんかもうその 音を守りきるっていうこととか
世の中に届くまでにその まず工場に届けるまでのその作業として
で もう極端な話し 
もうマスタリングいかんとこかなとおもてたくらいだったんです
「いやでもマスタリングは来て下さい」と
「最後まで いろんな想いあると思うけど
最後までこだわってやらはったほうがいいと思いますよ」
と言ってくれるスタッフもいて
までも どうなんやろ なんかいろいろ葛藤して
で 「じゃあピアノ弾いていいかなぁ」っていうて
これもアコピをね 「RAIN」ていうタイトルで弾いてるんですが
これ初回盤に入ってるんですけどね

この曲も ずっとピアノ弾いてたんですけど 
人が後ろにいるから もう気になってもて
僕は 人に向けて弾いてないから 
「愛」にとにかく辿り着くために弾いてるみたいな
そんな想いだったんで 
「ちょっと申し訳ないんですけど一人でやりたい」ってゆって
人をスタジオから出して で 一人でずっと弾いてたんですよ
でもなんか行き詰っちゃったんで 録音止めて 外出て
ほしたら小雨が降ってたから ちょ散歩しようと思って
で 雨になんかばぁ〜って濡れながら 近くに公園あったから
で 公園の中に木が立ってたんですよね おっきい木が
もうなんか人じゃなくて こういう自然? 雨とか木とか
そういうところに寄り添って少し癒してもらってから
ピアノ弾こかなぁと思って
でその木にもたれた瞬間に豪雨なったんですよ スイッチいれたみたいに
で 雷バンバン鳴りはじめて え〜何これて感じで
それで30分くらい閉じ込められちゃったんで 
ずっと木の下で待ってたんですよ
で 雨がちょっと止んだからスタジオ戻って 
で レクをして弾いたっていうテイクが
この「RAIN」っていう初回盤にはいってるピアノなんですけど

でこれを弾いてあぁもうこれでオーケーやと思って
これは別にクリック走らしてるとか あの譜面があるわけじゃないんで
僕がただ弾いてるだけなんで
でこれはもうほんとにオーディエンスに対して 
うん「さよなら」っていうとちょっと大げさなんですけど
なんかいろんな意味で  (スタッフ うん)
想いでまぁ弾いてたんですよ

で 家に帰って
このピアノ聴きながら詩を読んでもらいたいから詩を書きたいんで
何時までやったら入稿間に合いますか?ってゆって
で 僕が次の日が朝の5時やったんですよ (スタッフ うん)
でこれピアノ弾き終わったんがもう12時半ぐらいやったから
お昼までやったら間に合うっていわれてんけど
もう5時から仕事やから とりあえず帰ってかかなあかんというところで
で 帰ってこのピアノ聴きながら パソコンでばぁ〜っと打って

でその中の一節でね
「僕が辿り着くべき場所は人ではなくてやっぱり愛なんだと想う」
っていう歌詞を書いちゃってるんですよね
それがもうほんとに なんか自分のそのときの気持ちやなぁと思って
すごく一人で部屋で すごい苦しかったけど
でも それが僕の答えやなぁとおもって
今回この作品にいろいろ向き合った結果? うん

で ほんと「Sunday Morning」って曲も
プリプロからマスタリングの日まで全部雨降ってるんですよ 
(スタッフ う〜ん)
どれ録音しても 全部雨降ってて
みんなで「今日も雨ふったなぁ」「雨ふったなぁ」っていうような
でもその現象に対しても 「ほんまやなぁ」っていう人と
全然無視してパソコンしてる人とかもいるわけです 現場はやっぱね
だから とにかくその
人はいるけどおらへんていうような気分で
レコーディングをずっとしたんですよ
で レコーディングしながらいろんなことほんと考えたんですよ
「これが最後になんのかなぁ」とか (スタッフ うん)
余計なこといっぱい考えて

で とにかくマスタリングまで責任を持つのがやっばり仕事やと思ったから
マスタリングの作業に行って 
ちゃんと音調整して これでじゃあいきましょうて決めて

で それ土曜日やったんですけど 
一人で空を見上げに行ったんですけど 雨は降らなかったんですよ
でもうとにかく自分を信じてやりなさいって言われてるなと思ったから
「じゃもうこれでいきます お疲れさまでした」
作業終わったんで で 出て 車乗って 走った瞬間に雨が降ったんですよ ぶわ〜っと
でマネージャーと 「雨降ったなぁ」つったら
「雨降りましたねぇ」ってゆって 
「今日 日曜日の朝ですもんね」つって もう日またいでたから うん
だから「「Sunday Morning」っていうタイトルつけてよかったなぁ」
とかっていいながら
なんかいろいろなこのストーリーがね 
ぶわ〜っていっきに繋がったんですよ
だからなんかその「君の孤独は決して無駄ではない」っていうか
っていうことをなんかいっきに繋げて 
雨がいっきに繋げてくれた感じがあって
その最後に雨ふらへんかったら僕 
下手したらちょっとほんま音楽やめよかな
て思ってたぐらいの面持ちでスタジオ出てるんで 
でそこで雨がぱぁ〜って降って すべてが繋がったっていうか
「大丈夫」って 
なんか「その孤独はこれを作るために突き放したものである」っていうような
なんかそういうメッセージみたいなもの飛んできて
で 部屋帰ったら 部屋帰ったらもう雨降ってるし
なんかこう一人で感無量 感極まって 
なんかこう うれしいような悲しいような切ないような
まぁなんかそんな気分でマスタリングの日を終えたんですよ

うん そんな感じでまぁ作った今回の
「RAIN」というまぁ大きなテーマを掲げて 9月9日にリリースするんですよ
いまは音楽をやめようみたいなこと思ってないんですけど
一瞬本気でめっちゃよぎった最中に作ってる作品なんですよね
あれだけ音楽に救ってもらって 敬意をもっている
そして音楽が大好きなはずやのに 音楽をやめようと思った
うんそれはそれなりの理由がやっぱりあったんですね 
この数々の まぁ日に うん

でも それはね また自分を成長させたんですよ
これがね すごくうれしいことで 
なんかこの孤独 
部屋の中に例え人が百人居たとしてもいないことになってるっていう
それは あのマイナスとか暗いっていう発想ではなくて 
それぐらいがちょうどいい
それぐらいの自分じゃないと 作品は守れない
みたいな気分がちょっと いっこ増えたんですよ (スタッフ うん)
うん 音楽やる際に (スタッフ うん) 
どうしてもやっぱり視野が広すぎていろんな人が見えちゃうんですね
あの人こうしんねやな 疲れてるな こうやな あぁやな 
いろいろ見えちゃうんで 
それを感じとった上で作品作っていくと 
結果自分がやりたいことになってなかったりするんですよ
それはちょっとやっぱもったいないし 
これからはあの大人として
そういう優しさみたいなのはいらんなぁとかなんか思いはじめて
とにかくね ひと皮むけたんですよ なんか (スタッフ うん)

だから今後僕が音楽をもしまたね 
作ってみたらどうですかというふうに声かけてもらって
そういう時間があの設けられるのであれば
次はもうほんとに とうとう  (スタッフ うん)
やりたいことやりはじめてるなぁというか うん
そういうもんにどんどんなるでしょうね
で それの入り口に この「RAIN」というものは立ってるんですよ うん

で とにもかくにもまぁいろいろあの 想いがあってね
あの今回作られているということでございます

じゃああの そんな話しもいろいろちょっとあるんですけれども
もういっかいね まぁこの話しを経て (スタッフ うん)
「Sunday Morning」聴いてもらえたらなぁと
もうこの一番最初のイントロの もうベース タララッタァ〜とか
あのスネアの タラッっていう音とかもうあのへんとか
なんていうのかなぁ 
「誰にも届かんでいいから
とにかくエンディングまで濁り一点なく「愛」でありたい」というか
なんかそんな想いで弾いてるんですよ (スタッフ うん)
この一番最初のベースとか ドラムのスネア プルッっていうのとか

ほんとにね なんかあのもう自分が聴くだけでも
もうそのときの孤独感とか切なさとかすごいよみがえって来るんですけど
でもこれがまた自分をね 男らしくもさせたなとも思うし

まぁいろんなつのる想いがあって 
話したいことてもまだまだたくさんありますが
まぁいまやっぱりオーディエンスの人にね 聴いてもらっている以上
ほんとのこと話ししたいっていうか 
まぁこういう気持ちで作ったっていう
でもいまはこう思っているんだっていうことも含めて
ちゃんと話ししたいなっと思ったんで
ちょっとたくさん時間いただいて話しをしておりますけれども
まぁこのですね え〜「Sunday Morning」っていう曲
もう一度みなさんに届けたいと思います
それでは 9月9日リリース 堂本剛ニューシングルで「Sunday Morning」
聴いてください どうぞ!!

♪Sunday Morning(フル)

さぁ 堂本 剛と「Fashion&Music Hall」
今夜もエンディングの時間なりましたけれども

なんかまぁ今回ねその 物を作るということは 
極端な話しわがままって言うか ね
でもそれを一人で作られへん環境にいるから 誰かを頼るんですよ
でも実際問題 
全部自分でなにもかもやろうと思ったら 時間足りひんし うん 
だから僕は頼るんですよ たくさんの人をね
頼るけど その自分のなんていうの 真髄というか 
まぁ 真ん中のぶっといもんは変えへんていうことなんですけど
それは正義をもってね 正義をもって変えないんですけど

でもその頼ろう…頼っている そういった人が
なんか少しでも 違うトーンになった瞬間に
寂しいとかではなくて うん ま むしろ「ありがとう」と思って
「もう大丈夫やで」と思っちゃうんです
「じゃ僕ここまでやるから 
それでもうなんとか完成するやろうから いいよ大丈夫」
でそこで
「いやいやいや それは俺がやることやから
お前はもうドシッっと 他のこと考えんとこれやってたらいいねん」
ってゆってくれる人もいるけど
「あっ…じゃあ…」ってゆっちゃう人もいるから (スタッフ 苦笑)
うん 人ってそれぞれやからね (スタッフ うん)
うん そんなことをしながらものづくりってやっぱり行われてきていて

まぁでもひとつ思いますけども これだけね
この「Sunday Morning」って曲自体が 
その今って 「お天気雨」みたいな時代やなぁと思っていて
その 晴れているようで雨が降っていて 
雨が降っているようで晴れているっていうような
この「Sunday Morning」の中にあるこのリリックっていうのも
いわゆるその 
『日曜日の朝にふと起きて カーテンの隙間からのぞく青空 
 そこに対して雨が降っている
 それをなにげなくこう 瞳にうつしながら
 やっぱり自分は愛せない やっぱり明日は愛せない
 やっぱり僕を愛したい でもやっぱり僕は愛せない
 It's raining on sunday morning.
朝 日曜日の朝に雨が降っている』みたいな
そんなこと延々ゆってるだけなんです
誰しもがやっぱりなんかその 自分のことをね愛せないとか
明日のことを愛せないって 歌ってるって思ったんですよ

だからその スタジオの中にもその歌が 
ひとりひとりの「Sunday Morning」が まぁ蔓延してるんですよ ね
だから それがすごくねぇ もうわかっちゃったから 
「こうしたいねん」って 純粋なまっすぐな目で大人を見れば見るほど
大人は目を伏せちゃうから 苦しいって顔しちゃうから
「僕 これやります」っていう言葉にしたんですよ
そうすればその日人は困らへんし 責められてる気にもならへんていうか
で 「責任全部自分でとるから これやらしてほしい」とかっていうふうに
でもその態度が
「あいつ生意気やなぁ」ってとられることもあるかもしれへんけど
ここまでゆってないから その人には うん

でも やっぱりなんかこうあきらめたくなかったりとか 
貫きたかったりとか うん
やっぱ大切に思うとか温度こう 表現の中にはいつも注入してたいんで
あんまり頭でやりたくないなぁっていうことで
で 厳選したら このまぁ4曲をチョイスし 
ほんとにその雨がなんかこう今日まで導いてくれてるというか

まぁみなさんも なにかこう 
うん リリックは非常にシンプルではありますけれども
なにかこう時代のヒントみたいなものが
もしかしたらこの30歳の男の中にあるかも知れませんので
ご興味があるかたはぜひ 聴いてみてほしいなと
ほんとに渾身の一撃ですんで 
え〜聴いていただけたらなというふうに思います

さぁ え〜この番組はですね あなたからのメール 
なんでもかまいませんのでお待ちしております
fmosaka.net fmosaka.net 
こちらからですね リクエスト・番組名を選択し
メールフォームから送ってください

さ そして え〜お知らせでございますが
tsuyoshi.in こちらのアドレスにアクセスしていただきますと
堂本剛の様々な情報も え〜載っておりますので
チェックしていないという方 
チェックしていただければなというふうに思います

まぁいろいろほんとにあの今後 そうですね 
チャレンジしていきたいと思いますよ
思いますけれども そうも時代がゆわせない…みたいなところもあったり
ま いろいろありますよね 
でも まぁ僕のペースで
いろんなことやっていければなぁというふうに思いますし
 
まずはこの 9月9日の「RAIN」-「Sunday Morning」
この曲が世の中のたくさんの人に
響き渡ればいいなぁというふうに希望をもってですね
この何日間 
数日間をちょっと過ごしてみようかなぁなんてふうに思っております

まぁあの ですので 先ほども話しありましたが
別にその 音楽をやめるってことではないんですけど
そんなふうなところまで気持ちがふりきったという
でも短時間でまた戻ってきました
短時間で戻れるだけの凄まじいもんがやっぱ音楽にはあるなぁというふうに
まぁ今後も音楽に敬意を表しながらですね 
生きていきたいなというふうに思います

え〜このラジオたまたま聴いてくださった 
ほんといま一線でやってらっしゃるミュージシャンの方々とかにもね
なにか意見とかもらいたいなぁっていうか うん  
やっぱりみんな音楽やってるけど 
音楽やれてへん瞬間も多いと思いますよね
なんかでも ミュージシャンがもっともっとね 音楽表現できるように 
僕も僕なりの微々たる力かもしれませんが 
音楽に敬意を表して頑張っていきたいと思いますので
みなさんもね これからも応援 どうぞよろしくお願い申し上げます

(音楽を終わらせようのイントロが流れ始めてます)
さぁということで このへんで今日もお別れしたいと思います
お相手は え〜堂本剛でした
それではみなさん 
また来週金曜21時 よかったら聴いていただきたいと思います
それではおやすみなさぁ〜い!! ほなっ!!

♪音楽を終わらせよう

2009/08/21 by ひな [9]

No. PASS
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