bayfmをお聞きの皆さん、こんばんは剛紫です。 今週も美我空の時間がやってまいりましたけど、 3月21日ということで、4月も目の前、目前でございますけど、 3月は東京、雨も多かったりとか、急に寒くなったり、暖かくなったりとか、不思議な季節感を感じながら、過ごされた方も多いと思いますけれど、 美我空というプロジェクトをはじめて、今ちょろっとたっただけですけども、 日が経つごとに、自分という人間を尊重し、自分のありのままそのまま、誰にどう流されようが動かないみたいな、 う〜ん、そういうへんなつまらないやさしさを捨てたんですね。 今までやはりね、こうすればいいんじゃないのとか、こんなこともやってみたら、言われておくったりすることもありのかもしれないということで生きてきましたけれど、 それが本当の自分でないのであれば、答える必要はないというね、 その人のエゴにお付き合いするとか、欲望にお付き合いするっていうのは、やっぱり自分がかわいそうなのかな、 いろんなことをシンプルに考えるようになりましたね。 今日は今の話に少し通ずると思うんですけど、前回からアルバムの中から何曲か、そしてシングルを聴いて頂いたりしているわけですけど、 こちらの皆さんが4月10日にリリースしますけれども、ご購入される際に情報として一つ入れておきたいエピソードがありますので、話したいなあと思っています。
それではまず1曲目、4月10日リリースですね。 剛紫のファーストアルバムより「美我空」より「FUNKAFULL FUNKAFULL」を聞いて頂きたいと思います。 それでは、剛紫で「FUNKAFULL FUNKAFULL」聞いてください。どうぞ。
♪ [FUNKAFULL FUNKAFULL]
bayfmをお聞きの皆さん、あらためましてこんばんは、剛紫です。 今週も美我空のお時間がやってまいりました。 オープニングで、アルバム制作するなかで、いろんな作業があるわけですけど。 皆さんが、4月10日にリリースする「空」というシングルと、「美我空」というアルバムを買っていただく時に、そういうことなんですねということを踏まえた上で聞いてもらえるのが、一番いいと思うんですけど、 マスタリングっていう作業があるんですよ。 僕たちがスタジオで音を作るときに、最終的なミックスダウンいう作業があって、ファイナルミックスっていうのがあるんですけど、 ベースの音量とか、ギターの音量とか、なんでもそうなんですけど、キックをもうちょっと前に出してほしいとか、いろんなことをやるんです。 ファイナルミックスっていうものを、我々スタジオで終えて、それをマスタリングスタジオってところに持っていって、音の凹凸みたいなものとか音の音量とかをつくための作業があるんですけど、 それを今回あまりファイナルミックスいう状況から変えたくなかったんですよね〜。 マスタリングすると本当に音が変わっちゃうし、ボーカルがすごく変わっちゃったんですよ、今回。 それがほんと納得いかなくて、やっぱりありのままそのままの自分で、4月10日30歳になるその日に出す白い素直なアルバムということだったので、硬く音がなっていくことはすごく嫌だったんですね。 すごく残念でせっかくここまでこだわって作ったのに、マスタリングの作業の中で、自分が思い描いている音にはならない。 音を大きくしなければいけない。 っと思ったときにね、マスタリングの作業をしたくないっていうアーティストも海外でも多いんですけど、音が変わるんですよ。 凹凸もないし。 マスタリングの作業がだめだって言っているわけではなくて、 今回僕の皆さんに伝えたい音、言の葉っていうのは、いわゆるマスタリングの作業をすることによって、ちょっと違ったものになってしまう、 そんなことをスタッフに話し、現場でマスタリングもちろんしているんですけど、 通常の今世の中に出ているJ−ポップとかR&Bとかもそうですけど、一定の音量レベルっていうのがなんとなくあるんですね。 年々上がってきてるってところもありますし、 上がることによって、コンビネンスストアとか様々な所でかかった時に飛んできやすい。 そういったある程度の大きさが無難ですっていう、基準がどんどん上がってきているので、マスタリングの作業するとどんどん音が大きくなっちゃうんですよね。 ミュージシャンとかアーティスト的には、一番いいと思う音っていうのは、最後のファイナルミックスの音ですよね。 スタジオのね。 これをオーディエンス達に聞かせたい。 スタジオに呼んでふつうに聞かせたいと、思うぐらいよかったりするんですよね。 今回はルールとかも踏まえた上で、アーティストの気持ちも大事だということで皆で話し合いをして、 ラジオで様々な説明もできるし、オーディエンスにそういう風に説明して聞いてもらえばいいんじゃないってことで。 マスタリング一応しているんですけど、一般的にこれがいいとされているマスタリングをあえてしていないんです。 それは、自分の音とボーカルを守りたかったのと、そのほうがリリックが入ってくるっていうことでやめたんです。 なので、通常のCDを聞いているレベルが5だとすると、10ぐらいまで上げて聞けるみたいな。 音量がちょっとちっちゃいんです。 CDで焼く工場によっても音変わりますし、通す機械によっても音変わってくるので、こだわりだすと、あれなんですけど。 基本的にはそんなにファイナルミックスで、この音がいい、この感じがいい、このミックスがいい、と思っているものが基本的には変わらないように皆考えて、この形でいこうということでマスタリング作業を終え、それが4月10日に出るんですね。 だから、今ラジオで聞いて下さっている方は、なんか音ちっちゃいな〜と思っている人も多いでしょうし、いろいろな方々の楽曲の間に挟まったときには、僕の楽曲は一気にふっと下がるんですよ、音量が。 でもやっぱり、このボーカルがいいし、この音がいい。 皆もそれで納得してくれたので、そういう風な思いでやってるんですね。 この次に聞いて頂こうかなと思ってますけど、「空」ね。 この歌は母親の年代の方々に聞いてもらいたいという思いで作っているんですね。 若い方にももちろん聞いて頂きたいと思ったんですけど、 年を重ねることによっての空を見上げる回数が増えたり、空を見上げて想うことであったり、 胸が締め付けられるようなもう二度とは帰ってこない青い歌がよみがえってきたりね、 今はあなたに愛しているとは言えないこの切なさ、 いろんな感情があると思うんです。 この「空」のレコーディングは、いろいろミックスする機材の前で、スタジオのブースじゃなくて、ふつうにスタッフがいる所で歌ったりもしました。 そのほうが歌いやすいとかいろいろ感情もあって、その手段を選んだんですけど。 ボーカルを大事にしたいということで、その方法論を編み出し探り当ててそうしたんですけど。 ファイナルミックスをして、家で母親が待っていたので、母親にヘッドホンでこれ聞いてって渡して聞いてもらいました。 母親もなんかこうこみ上げたんでしょうね。 泣きながら聞いてはりましたけども。 お母さんの年代の人達は、歌の中にある愛情を求めていると思うから、お母さん世代の人達にたくさん聞いてもらえる機会が増えたらいいのになあ〜って言っていましたけど。 まさに、母親の世代の方々に届くようなリリックを、若造のぼくががんばって書いたものですね。 この曲、朝起きてピアノに座ったらファ〜っと出てきた音だったんで、不思議な出会いの歌なんですけども。 この曲を一番大事にしていたりもして。 僕からすると、奈良の平城宮跡の空っていうのを思い浮かべて作ったっていうのもありますけども。 東京に住んでいらっしゃる方、どこに住んでいらっしゃる方もそうですけど、自分にとって美しい空ね、それが一番ですよ。 どんな高さでもいいし、広さでもいいし、青さでもいいと思います。 自分が美しいと思える空が絶対大事であって、 今の言葉は今の時代に対しても大事な言葉かもしれないですね。 自分にとって美しい空を描くということは、美我空を描くことって、そう簡単じゃない時代になっちゃいましたね。 もうちょっと昔は受け入れてもらえる環境もあった気がしますけど。 やはりどうしても無難にやれと言われてしまうじゃないですか。 無難にやれと言われてしまうので、曖昧なんですね。 自分からこうしたいと思って動いたものではないからね。 そういうメッセージも込めて、どんなに悲しい空であっても自分の空は美しいんだ、ということです。 今の時代はまだまだ心配することはないでしょうけど、もし空が消える日がきたらどうなるんだろうなって。 そんなことはまずないでしょうけども。 建物が建ち、埋め尽くされ、スペース・空がなくなっていくっていうのは、すごく切ない部分もあります。 でも、それも必要なものだとも思いますしね。 すごく難しいですけども。 歌詞の中にもありますけど、生きていくこととか、死んでいくことは、孤独でそして綺麗な… 生きていくこととか、死んでいくことは、悲しい話ですけど、正面きって、職種関係なく、考えていかなきゃいけないテーマになっているとおもいます。 僕はこの仕事しているから考えなくていいかじゃあすまされない、みんなで考えていかなきゃいけないテーマなんだろうな。 とにかく、僕たちには余裕がない。 スペース、空(くう)そういったものが必要なんじゃないかなぁて思って「空」っていうタイトルをつけて、歌をつくりました。 生きている中でいろんなことありますよね。 それが自分の人生であり、美しい空であると思います。 様々なものに逃げずに正面きって、気力で向き合って、自分の美しい空を歌えば絶対に答えは見つかるはず。 皆さんの心にある様々な感情、言の葉を浮かべながら、空の旅へと皆さんいっていただこうと思います。 4月10日、誕生日発売、剛紫 「.空 〜美しい我の空 」聞いてください。
♪ 「.空 〜美しい我の空 」
さあ、剛紫がお送りしてきました「美我空」いかがだったでしょうか。 美我空にちなみまして、様々なコーナーの応募もしようとおもっています。 詳しく決まりましたら、皆さんにお伝えしようと思いますが。 私、剛紫のLIVEが「美 我 空 - ビ ガ ク 〜 my beautiful sky TOUR」 こちらのLIVEが4月9日・なら100年会館からスタートしまして、6月25日の名古屋Zeppまでを予定しています。 詳細は、bigaku.in ネットで、私のHPありますので、そちらで調べていただければ。 4月9日、4月10日が、なら100年会館ということで、29歳最後の日と30歳スタートする日を、自分が生まれた奈良で迎えられるということは、すごく幸せなことがなあと思います。 今回、熊本の方とかもお邪魔しますし、東京では横浜アリーナ5月29日から31日まで、東京JCBホールも、赤坂BLITZもございます。 大阪は大阪城ホール、なんばHatch。 福岡の方も行きますし、いろいろ行かせていただきます。 bigaku.in をのぞいていろいろ調べていただきたいなと思います。
今日、ちょっと真面目な話も多く入れちゃいましたけれど。 昔から空を眺めることが多い人生なんですよね。 人によると、空をほとんど見ないけども〜って言う人もいますけど、 剛君ぐらいじゃないの?って言われたこともあります。 そうなんかなあ。 僕の撮るデジカメほとんど空なんですよね、不思議と。 たぶん、普段人が多くてゴチャゴチャしているから、何もないところに行きたい、何もないところでのんびりしたいって思うんでしょうねえ。 都会で、これだけ文化がすすんできているグローバルな都会で、仕事しているっていうのもあって、ついつい空を見るんでしょうね。 そこには、何も飾らない本当の自分っていうのが、一瞬で得られるレールがあるんでしょうかねぇ。 ふって見たりしてね、今日までがんばってきましたけど。 30歳になる手前で、空・ありのまま・素直・真っ白、そういうことテーマにして美我空というプロジェクトを始めるというのは、すごく、う〜ん、 前からやれていたような気もするけど、多分今のタイミングなんだろうなと思いますし、 美我空というラジオもそうですし、是非是非シングル・アルバムも購入していただきたいと思います。
美我空にちなみまして、あなたが作ったオリジナルの造語みたいなものを募集しようと思ってますし、 忘れられない空のエピソードなどを送って下さい。 やっぱり、大切な好きな人と見た空は、いつまでも残っていたり、あるいは一人で見る空もそうですけども、自分の心に残った空などのエピソードを送っていただけるとうれしいです。
宛先のほうは、bigaku@bayfm.co.jp FAXは043−351−8011 葉書は〒261−7127bayfmまで どしどし送っていただきたいと思います。
私、剛紫は4月10日をもちまして30歳になります。 30歳になることも記念いたしまして、誕生日にリリースするアルバム、ニューシングル、同時リリースします。 シングルは「.空 〜美しい我の空」っていうタイトルですね。 アルバムのほうは、「美 我 空 - ビ ガ ク 〜 my beautiful sky」っていうタイトルで出させていただきます。 自分で撮った空の写真、その空の写真を自分に投影して、自らの写真を自らで撮る。 墨字も自らで書きましたし、 様々、逃げずに、自分で自分を撮ったり、自分で自分を伝えるっていうかね、 シンプルなテーマなんですけど、今シンプルなテーマってすごくね、要求されているようで難しかったりしますよ。 ほんとに、シンプルだけだと人はつまらんなぁって言ったりしますしね。 すごく難しいですけれども。 やっぱり、僕という人間は一人しかいませんし、僕は毎年毎年自分が、表現できる自分だったり、お伝えできる自分は様々なことによって変わってはきます。 でも、この美我空を機に、本当のありのままの自分で、愛してくださっている皆さんの前に立てる可能性っていうのはすごく広がったと思います。 是非是非皆さん、シングルもアルバムもお買い求めいただき、LIVEにも是非遊びに来ていただきたいと思います。 男性の方も来ていただければ、うれしいと思います。 時間があればね、男性限定LIVEとかもできたらいいなあと思っていますけどね。 皆さんのお声しだいで、追加になったり、ならへんかったり、 男性限定LIVEがなったり、ならへんかったり、ですね、するような世界ですから。 なったり、ならへんかったり方式をですね、皆さん思う存分に動かしてみようじゃあないですか。 是非是非、楽しみにしておりますのでね、皆さんの動かしっぷりを楽しみにしておりますのでね、是非よろしくお願い申し上げます。
今の時代、悲しみも多く、切なさも多くあります。 愛する人、大切な人を守るために、押し寄せてくる時代背景に影響されて押し寄せてくる不安・葛藤。 そういった感情を、主人公が歌っている「綴る」をアルバム「美我空」から聞いて頂きたいと思います。 「綴る」を聞きながらお別れしたいと思います。 それでは、剛紫で「綴る」を聞いていただきましょう。 今夜の「美我空」お相手は剛紫でした。 さよなら。
♪ 「綴る」
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2009/03/21
by うさ [5]
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