（♪「岩清水」）
あのFM大阪をお聴きの皆さんこんばんは 堂本剛です
再びゆるゆるとスタートしてくださいと原稿に入ってますけれどもね
言われなくても
堂本剛のラジオのお時間です、ね、2回目、2回目ですね
まあこの先週から始まったラジオですけれども
先日僕が4月の11日にニューアルバム『shamanippon -ラカチノトヒ-』というものをひっさげてね
今回奈良のほうでライブやりますから
その企画とも連動してるこのラジオ、期間限定ラジオ、貴重なラジオなんですね
堂本剛のあんなこと、こんなこと、そんなこと、どんなことをね
ちょいちょいはさんでいくわけでございますけれど
今回のアルバムをリリースするにあたって、深夜にまで渡ることが多くてですね
深夜っていうても朝ですもんね、朝の5時半とかかな
すべて今日の作業終わりました、で5時半くらいなったときに
「タイトルとかどうしましょ」と
「いやタイトルもう決まってるやん 『shamanippon -ラカチノトヒ-』やろ」
「いやそうじゃなくてあの初回盤とか通常盤とかいろいろあるじゃないですか」
「あ〜それってさ、何なん？初回盤ABとか通常とか、何なんこれ？」
「一応そのメーカーさんとかCDショップとかわかりやすいように・・・」
「そんなもん向こうががんばったらええ話ちゃうの」て話になって
「何を持って初回盤でAでBでちょっと意味わからへんねんけど」って
5時半ですから、そんな意見も出ますよね
それで、なんか言い方ないのかな、オレの特別な、ていろいろ話してたら
「どうもとくべつよしちゃん？・・・」とかみんなおっさんの悪ノリがいっぱい始まって
「とくべつよしちゃん盤とか・・・」
「いいっすねぇ、初回盤Bそうしましょか」とか
「え、でも通常盤どうします？」
「ふつうよし・・・」
「いいですね〜ふつうよし、いいですね〜」みたいなノリで5時半くらいに決まったやつを
そのまんま「それもう言うといて」って言うたらほんとにひきつった顔でしたね
これでほんとに世の中まかり通るのかというような顔されましたけど
まあまあそれでも行ってくれて
そういうようなふざけた形で決まってったことも多かったんですけど
一番ひどかったのはあのネットでね、疲れたときによく
COWCOWの当たり前体操見てたりスギちゃん見たりとかいろいろしてたんです
で、なんかこうふとね、この当たり前体操と
『shamanippon -ラカチノトヒ-』のなんかこうジョイントできないかなとかね
スギちゃんとジョイントできないかなとか
これも5時半くらいに悪ふざけで始まったんですよ
で、スタッフに言ったら「いいですね、ちょっとオファーしてみましょか」と
見事その2人オッケーなって、ありがとうございます言うて
収録のときも行ったんですけど
ちょうどね、R-1グランプリの前日でね、2人とも
ほんと申し訳ないすいません言うて、で撮って
で、僕そのR-1の日用事あって奈良にいましたから、テレビつけてね
そしたらもう2人が決勝まで行っちゃったから
どっちかが先に落ちてじゃないから、2組とも決勝行っちゃったから
どっちも勝ってほしいし、これどうやどうや言うて
で結局COWCOWの多田君がね1位取ってスギちゃん2位っていうね
そのスギちゃんが多田君が泣いてる涙に対してもらい泣きしてるスギちゃんに
もらい泣きしてる、まあ僕が泣いてるっていう、変な奈良のホテルでしたけれども
まあなんかね、ご縁もあったんかな、思って
今回の『shamanippon -ラカチノトヒ-』というアルバムですけれども
つくりながらですね、いろいろなご縁がほんとに集まってできたなというふうに思ってるんですけど
このラジオもだって・・・始まるっていうスピードじゃなかったよね、これね
本来ならばもうちょっとその練りに練ってというんですかね
もうちょっと時間をどんどんどんどんかけていくものが
あっという間にやりますよっていうことになって今もうマイクに向かってしゃべってて
軽くこれドッキリなんじゃないかなと思てるぐらいの早さでしたけれども
だってタイトルが悩んだ挙句「堂本剛のラジオ」でいきましょうっていう会議だったでしょ？こないだ
これドッキリのタイトルですもんね、なんか
うすうす今びくびくしてるんですけど
けっこうしゃべってるけれどもこれ、本気で電波のらへんかったらどうしよう・・・
（♪「に ひ」）
さあということでございましてですね
今日はオープニングはですね、4月の11日にリリースいたしました
堂本剛最新アルバム『shamanippon -ラカチノトヒ-』より「にひ」
にひは古語で新しいという意味なんですけれども
新しい世界へ、新しい一歩を踏み出そうというような想いでつくった
和を意識したですね、雅楽とか日本の昔の音楽を意識してつくった
メロウファンクになってますので是非きいていただきましょう
それでは堂本剛で「にひ」聴いてくださいどうぞ
♪「に ひ」（堂本剛）
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さあえ〜ニューアルバム『shamanippon -ラカチノトヒ-』
みなさんも聴いていただいていることだと思いますけれども
そのアルバムをひっさげてですね
5月の下旬から奈良のほうでshamanipponのライブを控えている堂本剛ですけれども
まあここに来るまでもですね、壮絶すぎました
最初だってね、去年の11月くらいかな？この話なって
「え、やんの？」って言ったら
「おう、やんねんやんねん」って話なったんです
で、11月からどんどん打ち合わせ入りますよね、どんどん入っていって
12月の下旬ぐらいにやりますね〜んみたいな告知して
で、もともとは4月の頭ですから、言うてたん
4月の頭にやって、その敷地内に桜の木植えて
みんながこう桜見ながらこう会場入ってきてってええやんか〜て
企画の人がまあそんな話をして、いいっすね〜って話して
ごめんちょっと4月の下旬にするわ〜ってなって
そしたらもう桜植えてもしゃーないやないかって話になって
桜やめやめやめぃ！って言うて、やめたんですわ
429ぐらいにしよかみたいな話になって
「あ〜そうですか・・・」と
最初僕の誕生日を目指してたみたいなんですよね
で、11日にアルバムリリースしてますから
誕生日、誕生日後、みたいな感じにアルバムとの連動感もあってっていう
いいスタートきれるね〜っていう企画やったんですけど
429だったらビジョンもバラバラなんで（笑）
じゃあまあ普通にやろうかって話になってたんですけど
いろんなトラブルが生じて
主要格となる大事な人たちがですね体を壊すっていうこともあってね
入院しはったりとかですね
いろんなことがめまぐるしく起きたんですよ
それでごめん！529あたりかな・・・みたいな
えらい・・・4月からえらいずれたやないかと
それで4月の11日やったかな？鍬入れ式をね
429になった場合の鍬入れ式をそれくらいにしようという話になってたんやけれども
4月の9日くらいか・・・に「やっぱりちょっと鍬入れ式延期させてください」と
「え、だって429・・・」
「いやちょっとあの延期の方向で」
「どっちの方向それ？」
「ちょっと延期の方向なんです」
「え、じゃあオレどうすんの？オフ？」
「申し訳ないですけど、オフで」
「あ〜わかったわ・・・はい・・・はいはい」
で、ミュージシャンの友達つかまえて
「いやちょっと鍬全然入れれませんわ」言うて
「大丈夫剛くん？」
「いやオレは大丈夫ですけどみなさんほんますいません、待たして」
「いや剛くんが謝ることじゃないから」って言って
「ちょっと花見でもするか」って言ってくれて
花見して、夜桜見ながらね、
とりあえず夜桜お七もちょっと替え歌で歌ったりとかしてね
くわいれ〜♪くわいれ〜♪（笑）
とかいうて歌うしかないんですよもうこれ！残念ながら、ね！
で、すごしたら、ジャーマネが電話してきて
「もしもしお疲れ様です」
「はいもしもし」
「あの先ほどの件なんですけれども、あの鍬入れをやる方向で」
「それどっちの方向？」
「やる方向で」
「ってことはオレ行くわけ？」
「はい、お願いします」
「はぁ・・・わかったわ・・・」て言うて
もっかい鍬入れお七を歌って
で、ミュージシャンの人たちにも
「申し訳ないんですけど入れてきますわ〜」と
「すごいこの２〜３時間でけっこう大きなことが変わったね〜」って言われて
すごいよね、とりあえず鍬を入れますっていうね
普通鍬ってあの決まってるとこに
えいっ！えいっ！えいっ！って入れるんですよ
だから僕ほんまに鍬入れ式のときちょっと声ちっちゃかったんですよほんまに
一応宮司さんは「雨降ってるときに鍬入れはいいんですよ」と
「雨降って地固まるって言葉があるでしょ？」といろいろなぐさめられながらね
「そうですね」言うて、えいえいえい言うて、声ちっちゃかったな思いながら
それでまあ、行ったんですわ
でも結局429じゃないなという流れの中
529ぐらいかな・・・・・・
もうすごいよね、かな・・・・・・というね
とにかくでも連動してることがいっぱいあってね
CDや何や雑誌や何や、近鉄さんもね、
とにかくみんないろいろやってくれてるのを
こんだけずらす？っていうくらいどんどんずらしてきてるから
大丈夫なん！？というね
いろいろなことがほんとにあったんですよ
さっきね、入院しはったみたいな話もしたでしょ？
もうね、病室でミーティングっていうね・・・すごいやろ？
ほんで看護師さんが「コーヒーの器・・・」ってちょいちょい来るねん
「まだちょっと飲んでませんわ〜」て言うて
「わかりましたまた後で来ます〜」て
何回もコーヒー回収しにくるなぁいう中で話して
もうね、病室で！？っていう、ん〜
でもそうでもせんと間に合わへんから、動いてることがあるからね
これ、動いてることがなければ
じゃあ一回ちょっと仕切りなおそうやってできてんけれども
もう二歩ぐらいすすんでるから、これいかなあかんでと
だからもうね、セット図どんっだけ書き直させんねんいうくらい書き直してるからね
打ち合わせもめっちゃしてるし、うん
それで最終的にスタッフが出した結論は
もう現場テント建ってるんで現場で書きますわみたいな感じで（笑）
もっかい現場に行く方向で、行ってテント行ってそこで想像して書いて
決定せぇへんかったら5月の末には間に合えへんで！という壮絶な時間ですよ
これを経てのこの2回目という
ちょっと愚痴っぽくなっちゃいましたけれども
これ愚痴というか事実ですから、ん〜
そういうことがあったんだなの果てにね
みんなライブ来てもらうことになるんですけれども
ということでございましてね
ライブでこんなことやってほしいなとかそういうのも
なんか送っていただければなというふうに思います
まあちょっとアイディアもね、やってくうちにどんどん変わっていくものがライブでございますから
みなさんのそういう直観力で、こういうものやったらいいんじゃないかとか
エピソード、アイディアいただいたらおもしろいものも更にできるなと思いますので
是非皆さんですね、奈良の西大寺、僕の生まれた西大寺でテント張ってやりますので
是非是非来ていただきたいと思います
メッセージはですね、パソコンもケータイもfmosaka.net fmosaka.netのリクエストから
番組名「堂本剛のラジオ」こちらを選んで
メッセージ、リクエストを送っていただければなというふうに思っております
（♪「The next dimension」）
さあそれではここで1曲ですね
4月の11日にリリースしました堂本剛の最新アルバム『shamanippon -ラカチノトヒ-』より
「The next dimension」こちら聴いていただきましょう
♪「The next dimension」（堂本剛）
え〜まあ「The next dimension」という楽曲だったんですけれども
これはラカチノトヒ ラカチノトヒと延々歌ってまして
逆から読むと人の力ということですけれども
先週ちょっと僕お話さしていただいたんですが
やっぱりこう恋の歌を歌ってるときに
感謝という気持ちが、ん〜なかなかこう、生みずらくてですね
もちろん、生めるんですよ
お客さんが前にいてくれるってことに感謝できるから生めるんだけれども
やっぱりこう自分がつくるもの
人様につくっていただくものではなくて自分がつくるものに関しては
やっぱり正直素直にいたいと
ものすごく1ミリの隙間もなくぴたっとはりつけた状態で
なんかこうメッセージを歌いたいと思ったときに
やっぱり命の歌を歌いたいなと
これはもうずいぶん昔にね
母が「あんたと桜あと何回見れるかな」って一言言わはったんですよね
そのときにつくった曲もあるんですけれども
その一言でね、命を意識してね、家族が生きているんだと
なんかやっぱこう、あなたに感謝をしていますということが前面に出る
その命の歌というというものをつくりたいなとか歌っていきたいななんて思ってね
それがフィットするのがやっぱり
ソウルミュージックとかファンクミュージック、ブルースだったんですよ
だから日本人がJ-POPというジャンルの中でやるものに対して
非常に受け入れられにくいジャンルかなと思ったけど
でも僕の中にやっぱりその、まっすぐな訴えが欲しいってことで
ソウルファンクブルースっていうその匂いのする楽曲を
命というテーマにあわせて何かこう訴えていきたいなと
そういうところにピント合わせて僕はここ何年音楽やってて
今shamanipponというアクションを起こしていますけれども
何かこう海外のアーティストにもですね
命の歌を歌った人たちはほんと多いんですよね
かつその何ていうんですかね、政治とか環境問題とかに対しても
いろいろ訴えて歌ってるアーティストも多いです
このラジオでですね、ラブソングを流すのもいいんですけれども
やっぱりその海外の人たちもですね、海外のアーティストも
命というものにピントを合わせて歌ってる歌はすごく多いんですよね
そういう楽曲をですね、少し取り上げていくっていう機会も
この堂本剛のラジオでは設けようかなというふうに思っておりますが
まず記念すべき1曲目はですね、アイザックヘイズね
アイザックヘイズほんとにあの、亡くなっちゃってね、すごく残念だったですね
僕アイザックヘイズすごい好きでね
スタイルからすると半端ないですけどね
完全に大阪歩いてても捕まりますからね
なかなか捕まらへんエリアでも捕まるんじゃないかなというスタイルで
でも彼の作る楽曲とか弾くピアノ
すごくセンシティブでね、僕はすごい好きなんですけれども
「フラジャイル」という曲があって
これはもともとね、スティングなんですよ、書いたのが
で、スティングはそのいわゆるなんていうんかな、
人の死というものをきっかけにこの曲をかいたというエピソードが
この今、資料の中にもあるんですけれども
その、ヘイズ親分はですね
大胆にリアレンジをするということでリアレンジをしました
で、歌詞のテーマは、生命というものがいかに壊れやすいかという
フラジャイルなものかと、そういうこと中心にですね
戦争というものへの反対だったり環境への配慮などを歌ったと
（♪「フラジャイル」）
で、このヘイズが自身歌はうまくないけど堪忍してくださいなんて言いながら
非常に可愛らしいですね
でもなんか一番大事なとこやね
これを訴えたいんだよーってとこなんですよね
ほんとにまっすぐな人の力だなというふうに感じますね
この歌の中に歌詞の中に様々な想いが込められています、訴えが込められています
みなさん是非こちらの曲を聴いていただけたらなというふうに思っているわけでございます
それではですね、アイザックヘイズで「フラジャイル」聴いていただきましょうどうぞ
♪「フラジャイル」（アイザックヘイズ）
◇ 近鉄CM ◇
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この機会に いにしえ残る うるわし つよし 奈良へ
◇ ◇ ◇
（♪「第0感」）
さ、お送りしてきました堂本剛のラジオ
今日はね、2日目、第2回目を終えるところでございますが
5月の下旬からツアーをロングランでやらさしていただこうと思っています
今のところ7月の末くらいまでいくんちゃうかと言われていますけれども
ただその鍬を入れない方向から鍬を入れる方向になったり
桜の季節を想定した上で
木を植える方向が植えない方向になったりしたものですから
7月の後半までやる方向のものが
もっとのびる方向になる可能性もあるという方向のものですから
どっちの方向に行くかちょっと
自分方位磁石をみなさん持っていただいて（笑）
兎にも角にもですね、細かい詳細等はですね
オフィシャルサイトなどで常にお伝えしていきますのでね
是非皆さん逃さずにキャッチしていただければなというふうに思っております
実際あのテントも建ってますから、うん、あの〜やりますんで
やるのはやるんですけどね、え〜（笑）
こんなことってあるんですね〜っていう感じでございますけれども
え〜まあ、こんな状況ですから、うん
今日はもうちょっと・・・帰って寝ますわ（笑） ふははははは（笑）
もう帰って寝やんと・・・寝やんともうちょっとこれね（笑）
らちあかんので、寝ますわ（笑）
寝てひとのちからを溜めて、もっかい明日がんばりたいなというふうに思います
皆さんも是非ですね、会場、絶対建ってますので（笑）
また来ていただくためにいろいろ詳しく調べてですね
予定立てて逢いに来ていただければなというふうに思います
それではみなさん、無事にshamanipponシアターでお逢いしましょう
ということで、お相手は堂本剛でした
みなさんまた来週お逢いしましょう、ほな！
（おわり）
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2012/05/09
by きみたぬき [4]
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