剛さんが本当にライブをやりたくてやりたくてたまらなかったというのがビシバシ伝わってきた奈良ライブでした。
まずグッズに面食らいました。このチョケ方は何?って感じ。でも剛さんがその気なら乗らなくっちゃという勢いでTシャツを着て、手拭いを頭に巻いて、サングラスをかけてスポンジを手にホテルから会場に。サングラスかけてると他人の目があまり気にならないから不思議です(^_^;)
会場はTシャツの柄と同じ舞妓さんの顔が天井からぶら下がってます。目がスクリーンになっていて瞬きしたり、歌詞がでたり、チョケた文章が出たり。腹話術の人形のように口が動いて鼻から煙がプシュープシューと。この徹底したくだらなさが凄い。一手間どころか何手間もかけてます。
始まる前は剛さんの声(だと思う声色は変えてましたが)でクーサンや、ひとさまのような前説があり笑いを誘います。
1.くにのうた
剛さんはまだ出てきません。今までとは全く違うアレンジのくにのうたでした。今から始まるというワクワク感でいっぱいでした。
2.I gotta take you shamanippon
剛さん登場。会場はすでにヒートアップ。剛さんの衣装は、赤のジャケットに黒ラメのジレ、ノースリーブのシャツ、ぴったりした光沢のある黒パンツ。これがめちゃめちゃかっこよくて色っぽい。衣装は違うけどイメージ的にはI gottaのPVのような感じ。髪の毛は短くさっぱりしていて、ノーメイク。ナチュラルだけどとても綺麗でした。
3.縁-groovin' 4.Clap Your Mind 5.Chance Comes Knocking
新旧取り混ぜたFUNKナンバーが続きます。バンドのサウンドと剛さんの声が絡み凄く心地よいです。cckの一体感は健在。久しぶりのハイヤーを楽しみました。剛さんもそうだったと思います。剛さんが、気持ち良さそうに歌っているのが印象的でした。
6.Blue Berry
キターって感じ。盛り上がりました。剛さんの声がハスキーがかっていて妙に色っぽかったです。演奏途中で何度もジャケットを脱いでは着て脱いでは着ての焦らしプレイ。会場はその度に喚声が。ジレの背が凄く細いのとシャツがノースリーブでめちゃセクシーでした。その上でピチパンのおしり振るものだから会場の騒ぎは半端なかったです。
7.MC
ライブできてなくてフラストレーションたまりまくりだったそうです。そのフラストレーションがここで一気に爆発してたのよくわかりました。
このライブは笑いとセクシーで楽しんでほしいと。自分でセクシーって言っちゃうくらいだものね。十分自覚してるんだと思います^^始まる前とMCは笑いで溢れてましたが始まったら、かっこよさと可愛さと美しさとセクシーさとその心をわしづかみにする歌声にやられっぱなしです。
この一週間はメンバーと過ごす時間が多くファンキーな生活をしたけどだんだん適当になってくると言ってました。
今回のグッズはとにかく荷物になる物販を作ろうと。なんてファン泣かせなのでしょう。(>_<)特にあのスポンジ。ファンクで親切はダメと言ってました。←そ、そうなの?
ネットで調べれば何でもわかり手に入る時代だけど今回の物販はあえて心を鬼にしてお荷物を作ったと。完全に遊んでます。そして完全に私たちは剛さんの掌の上で転がされてる感じ。ま、それがとてつもなく心地良いわけですが。私は真剣にくだらないこと考えてる剛さんが大好きです。
そうそう、これはビジネスだと思ってやりたくない、凄くお金のかかった遊びだと言ってました。
今ステージ上で全然あがってない、リラックスしていると。これも皆の包容力、母性のおかげだと。私たちも心地良いのだけど剛さんもとても心地が良いのだと思いました。
ライブについては、やりたかったけどごちゃごちゃしていてなかなかライブできなかったということでした。
8.Say Anything
MC明けはセイエニ。懐かしかった。ここでジャケットを脱ぎました。その歌声、ファルセットにうっとりです。声がとても艶やかです。
9.Love is the key
なんかムーディーでとても大人っぽいLove is the Keyでしたよ。
10.White DRAGON
昨年のテレ朝フェスでも歌ったこの曲。とても盛り上がりました。
11.愛 get 暴動 世界!!!
イントロから大歓声。ライブで聴いたのは久しぶりかも。後ろの舞妓さんの目のモニターに中吊りのようなものが写し出されます。剛さん、ライブやりたくてやりたくてこんな気持でこの曲選曲したのかなって思いました。チョケたくはないと歌いつつ、モニターはチョケてましたが・・
12.MC
自分がこんなにFUNKが音楽が好きなんだということを熱く語ってくれました。FUNKに出会ってFUNKのとりこだと。
メンバーさんひとりひとりについていも語ってくれました。
十川さんとは【si:】からのお付き合いだということ。とても信頼を寄せている感じが伝わってきます。shamadokaで十川さんがちょっとイントロでつっかえちゃってそれを剛さんが拾ってそこから「大丈夫、大丈夫」のセッションが始まったりして・・これライブの本番だよね?いいなぁこういう感覚って思いました。
多聞さんも滋賀のヤンキーとしてヤンキーエピソードを披露。
ダッチさんもスネアが途中壊れちゃったのかな?なんだか交換していた時にいじられてたし、スティーブさんも「この人適当な話してるけこんなだけど本当はとてもまじめなんです」って。
タケちゃんについてもパパになったエピソードを話してくれました。
剛さんは自分にはこんなに素晴らしい仲間がいるんだよっていうこと私達に紹介したいんだなって思います。剛さんの仲間を紹介してもらえる私達のことも信頼してくれてるんだなって思い温かい気持ちになります。
だって普通だったらメンバー紹介ってパートと名前紹介するくらいでしょ?各自のソロパートの時間もあるしプラベの話もしてくれて、剛さんの「僕の宝物(信頼してる仲間を)君にも見せてあげるよ」っていう気持ちが伝わってきます。
FUNKは難しくややこしい音楽。だからこそやりたいと。大好きなFUNKMUSICに重たいメッセージを込めてゆきたい。今後もいろんな音楽を作ってゆきたいということでした。
いろんな人に助けてもらって叶えられていることがあると。奈良に救われたからこそジャニーズ事務所にいられる。辛い時も奈良の空が助けてくれたということでした。
これからは日本人の意識を変えられるようなアクションがしたい、いろんな楽しいことやってゆきたいということでした。
そして求め始めてしまったら愛は逃げてゆくとも言ってました。
自分孝行、家族孝行、故郷孝行してください。ということでした。 自分もみんなも大切にして共に生きてゆきたいという気持ちが伝わってきます。
13.Ginger
この歌は絶対歌ってくれるだろうなって思いました。みんな手を振り上げてノリノリです。舞妓さんの目のモニターには変な?フランス人の人の踊りが投影されてます。
14.Shamaspice 剛さん、シャマシャマシャマシャマとみんなに歌わせます。会場は必死になって歌うけど、なんせ早口言葉のようで舌が回らない。Sっ気たっぷりの剛さんはメンバーさんひとりずつにも歌わせます。でもやっぱり舌が回らない。
でも剛さんは軽々と歌います。shipのときの「一鼓動 〜1 beat」でも感じたけど音程の確かさ、リズムの安定はもちろんのこと滑舌の良さもすごいって思う。まあなんといっても根っこある歌心がピカイチなんですけどね。
15.これだけの日を跨いで来たのだから
十川さんのイントロが始まりこれだけの日をだとわかると頭の中に今までの日々がぶわぁっと蘇ってきました。2006年からこんなにたくさんの日々と気持ちを跨いできて今剛さんがここに立ってるんだと思うと胸が一杯でした。みなとみらいで剛さんとみんなでC&Rを始めた頃が頭をよぎり大感動の一曲でした。
【アンコール】
16.MC
奈良に帰ってくると剛さんは行くお店行くお店で「お帰り」って声をかけてもらうそうです。奈良の人たちは温かいですね。奈良に生まれて良かった、これからも奈良に貢献できることをやってゆきたいと言ってました。
今の世の中CDよりライブのほうが右肩上がりだと。世の中の人はライブ感を求めているのではという話でした。「ライブ感を求めている」という言葉が心に残りました。
人の価値観はそれぞれだけど剛さんの「今を生きてる感」が私はすごく好きです。だから大変だけどいろいろやりくりして何度もライブに足を運ぶんだと思う。
shipの話もしていました。「とても楽しかった」と。本当はもっと不便なところで、もっと不便な想いをして来てもらってやりたかったと。木のドーム、月明かりの下でのライブ。(shipのパンフレットに描かれていたコンセプトですね。)
でもshipが出来て嬉しかった。歌もたくさんできた。いつかまた実現するように、みんなと楽しい時間を過ごせるようにしたいので待っていてください。僕は脳みそがFUNKしているから諦めていません。人生一回だから負けないで、と最後は自分に言い聞かせているようでした。
17.FUNKがしたいんだ、どしても
今、曲をいっぱい作っているそうで「FUNKがしたいんだ、どしても」という曲を披露してくれました。「どうしても」じゃなく「どしても」だそうです。
これはダッチさんが簡単な振り付けを考えてくれたそうです。振り付けは簡単なんですが、腰をツイストするのでかなりのエクササイズ効果があります。
剛さんが本当に心の底からFUNKがしたいこと伝わってきました。踊ってる間はめっちゃ楽しいんですけど、なんだかぐっと来ました。shipから間が空いて去年はライブがあまりできなくて、シリアスなドラマも挟まっていろいろ剛さんにも思うところがあったんだろうなって思います。
18.HEIAN FUNK 昨年の平安神宮のセッションが良かったのでそれをふくらませて作った曲だそうです。多分原型は8/20にリリースされるBD/DVDに入っているのでしょうね。「HEIANミラーボールみんなで回せ」という歌。めっちゃカッコイイ歌でした。
19.shamadokafunk - 謝円音頭
ship最終日、shipの外組として奈良の空の下で聴いた涙の曲でした。今日は剛さんを見ながら、剛さんの声を聴きながら一緒に歌え感動しました。
20.挨拶
FUNKは幸せを呼ぶ力がある。今年の夏はたくさん音楽ができて幸せだということでした。
剛さんが本当にライブをやりたくてやりたくてたまらなかったというのがビシバシ伝わってきたライブでした。もちろん私達もライブをやってほしくてたまらなかったわけですが。
初日からこのテンション、この温度。これからますます進化する伸びしろを感じました。 剛さんの歌と踊りと笑いとハートを十分堪能できる素敵なライブでした。
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