夜空を彩る素晴らしいライブでした。
剛さんは丈の短いジャケットにぴったりした赤いパンツ。体の線がはっきり見えて私的にうぉーって感じでした。ウエストに赤いスパンコールが入っていて神社に負けないくらい赤かったです。 今年はステージの上が1段高くなっていてとても見やすかったです。shipではこのお立ち台が丸だったのですが平安神宮では四角でした。これも「瞬き」のsquareに掛けたのかなと思いました。
♪ Welcome to Shamanippon−くにのうた−I gotta take you shamanippon- Clap your mind この流れが素晴らしい。剛さんがこういう音を鳴らしたいというのがビンビンに伝わってきました。
♪ ラカチノトヒ 懐かしかったです。shipを思い出してウルウルでした。レーザーがとてもきれいでした。
♪ 縁-groovin' かなりスローなリズムで。色っぽかったです。
♪ 時空 色とりどりのレーザーが夜空を彩ります。剛さんはキーボードへ。この曲がこの場所によく合います。迫力のあるパンチのきいた時空。大好きな曲です。途中からシャボン玉がたくさんの演出が。なんだか今という時は泡になってすぐ消えてしまうんだって言ってるようでした。
♪ 赤いSinger 予想してなくてもうめちゃめちゃ感動しました。空は赤いレーザーが。剛さんののびやかな声が空に舞い上がりやさしく包み込むような感じでした。お友達と涙の赤いSingerでした。
♪ 瞬き 十川さんのピアノでしっとり。とてもゆっくりな瞬きは剛さんの気持ちがこもっていてまた涙。最後剛さんも気持ちが入っていて声がかすれていました。白い光に包まれて剛さんが陰になり消えてゆくのが儚げでもあり・・言葉でにできないほど素晴らしかったです。
♪ TUKUFUNK 心地よく揺れました。ダッチさんとスティーブさんのセッションすごいよかったです。
-MC- 日中すごく暑かったのですが今日は34℃もあったそうです。 でも夜になるにつれ心地良い風が吹いてきたと。 月が出ていたのですが昔の人もこうやって月を見上げたのだろうなと言ってました。
瞬きについては「時」という時間を過ごす。一瞬を大切に過ごしたいという話でした。 歌詩のsquareのことも話していました。今TVや携帯など四角いものが溢れている。そういうものを下を向いて見ているのではなく空や星や未来を向くのなら目線を上に向けてみようという話でした。
世の中は解決してないことだらけなのに平和なふりをしていてはいけないとも。 震災のあと自分は何もできなかった。詩も曲も出なかったと。その時は自分は一人の人間であり楽器を持つこともやめ家族や仲間を守ることに専念したと。
昔と違う気持ちで音を鳴らしている僕だけどいつも感謝してステージに立っているということでした。
剛さんは震災前と後では考え方も曲も違ってきたような気がします。もちろん芯はぶれていないのですが、自分が今ここにいられることはあたりまえのことではないという意識がすごく強い気がします。そして自分のいる意味をとても考えていると思います。
瞬きは歌いながら涙腺がゆるんだと。最後の「未来を信じてる」のところ泣いているような消え入りそうな声でした。そして「これが今の気持ちです」と話してくれました。
2020年のオリンピックのことについてもお話していました。みんなそれぞれ主張はあるだろうけどもっとひとつになるべきだと。
ミュージシャンの愛とお客さんのマナーがひとつになってステージを実現している。スタッフさん、ファン、メンバー、平安神宮さん全てに感謝している。ということでした。
「自分を信じて自分の人生を生きてください。 たくましくまっすぐ凛として生きてください。」
これからも皆さんと愛のの循環をしながら生きてゆきたいという話でした。
前半をFUNK色の濃い曲をつなげ途中で今を感じさせるメッセージソングを持ってきて最後をセッションで締めくくる。絶妙のラインナップだったと思います。 剛さんはいつでもまっすぐです。ここまで言っちゃって大丈夫?って思うことも正直あります。だけどそれが剛さんの「自分を生きる」って言うことなんだろうなって思いました。
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