素晴らしかったオーラス。 上手く伝えることができるか、不安ですが・・・
剛さんの想いを伝えつつ、私自身のことも少しプラスさせていただいて書かせいただこうと思います。
今回の奈良でのライブが始まる前にどうしても剛さん縁の地をいろいろ歩きたくて、5月下旬に奈良を一人で旅行しました。その時に最初に訪れたのが天川でした。 天川は昨年剛さんから「縁を結いて」のエピソードを聞いて、「つよしんぐ」のお仲間に天川についていろいろ教えていただいて行くことができました。 そして奈良の中で大好きな場所の1つになりました。 shipの航海が始まるにあたり「剛さんのライブが始まるならまず天川でしょ」と天川から旅を始めました。
そして今回は7月27日から奈良に入り、28日に天川を訪れて、天河神社さんにそれまでの感謝を伝え、「あと残りの公演が素晴らしいものになりますように」、そして「shipの航海が今後も続きますように」と祈ってきました。 28日は天川に泊まり、29日は天河神社さんの朝拝に出て、宿のご主人に教えていただいた不思議な力がある大きな銀杏の木にもいろいろお願いして、天川からshipに向かいました。
29日のshipは音漏れ目的でした。 最初は29日天川に泊まろうかなと思っていたのですが、お仲間さんから「29日音漏れご一緒しませんか?」と声をかけられ28日に天川に泊まったのです。 「オーラスで音漏れ目的のファンの人が多すぎてご近所の迷惑になるからと帰されたりしないかな」と不安に思いながら大和西大寺の駅からshipに向かいました。
つよしんぐのお仲間さん達と久々の再会を喜んだり、乗船されるお仲間を見送っているうちに開演時間が近づきます。すると突然チケットを持っていない人々に集合がかかりました。
「特別企画?何?」
「今日は特別にエントランスにも人を入れます」という係の方の説明に驚き、緊張しながらくじを引き、自分の番号の場所に並んでいると「この辺りは入れますからお金を準備してください」と言う声。 「わぁ!嬉しい!ありがとう!!」そんな気持ちで番号が近い周りの方々と喜び合いました。
会場内でのライブは始まっていました。 それでも抽選の為にいつもより予定の開演時間は過ぎてのスタートだったと思います。 私が入った時は「にひ」の途中でした。
特に場所を指定されるわけではなく皆さん空いているスペースに立って行きます。 エントランスに入った時は「音が聴きにくいかな?」と思いましたが、すぐにクリアーに聞けるようになりました。スタッフの方が調整してくださったのだと思います。
ここからは流れにそって書いていきます。
<MC> 今回のライブをスタートするのが大変だった。 そして膝を痛めたことも含めて大変だったけど、自分の成長になったと。
人を想う心、感謝する心がshamanなのだと。 剛さんが思う「くに」は権力とかルールはなく、愛と笑顔が溢れている、幼稚園や小学校で習ったこと「皆で1つのことを考え笑顔ですごす」 +1 −1 ではなくて0になれる場所、それが「くに」 0(ゼロ)は円であり、ご縁。
今日で終わりだけど、寂しいという想いはない、珍しい千秋楽。 いつもは最後は「名残惜しい」、「名越惜しい」になるけど、そうでもない。ハッピィです。
「縁グルービング」はアルバムに入れるけど、リリックは修正する予定。 ライブが終わってから見直してアルバムに入れる。 全身で余すことなく楽しんでください。
♪縁グル―ビング
このあと剛さんの指がスクリーンに映ってジャンプ。 もちろんエントランスもジャンプしました。
♪ラカチノトヒ
<MC>
shamanippon について。 アルバムを作っていた時に東北の震災が起こった。 計画停電や余震の中で作ってリリースした曲もある。 震災後すぐ自分が起こしたアクションは故郷の神社に手を合わすことから始めた。 力を信じながら手を合わす、自分を信じる。 様々な状況や自分の立場でどんなことができるのか。 十津川や天川の木材で建物も作ろうと思ったが、ルートやルールで作れなかった。
故郷で感謝しながらライブをさせてもらっている。 奈良は日本の故郷でもあるから自分の故郷や未来に対して何か発見できるものがあるのでは?ここには過去の人がまごころを込めて作ったメッセージがある。
近所の方のご協力に感謝している。最初の頃、子供さん達から手紙をいただいた。
1つのものを体感したり、作ったり、全ての人達に感謝を込めてメッセージを鳴らす。 歌は「訴え」。感謝、「愛」の訴え。 恋の歌も書けるけど今の自分にはフィットしない。命の歌を歌いたいと思う。
メディア全てを信じるわけじゃなくて自分を信じて。 自分をしっかり持っていないと迷ってしまう。
震災で大変な時に東北のファンが自分のことを心配してくれた。 石巻に行った時も出会ったおっちゃんに「どっから来た?」と聞かれ「奈良です。」と答えると「奈良も土砂災害で大変なんだから帰ってやれや。」と言われた。
「Nijiの詩」のMVは被災された宮城のカメラマンさんが石巻の海を撮ってくれた。 被災地だけでなくて全国に大変な想いをしている人がいて自分を信じて乗り越えようとしている。
震災後、ファンの人で「不安で眠れない」という人がいたので心の安定ができるようなピアノの曲をCDに入れたりした。
心と心で繋がっていくことが大切。 自分の意思があれば音楽もいいものになっていく。それが生きていくということ。 信じられるものを信じて、自分を信じて生きていく。
お母さんも「ファンの人に感謝しなさい」と。 ファンの人には感謝しても感謝しきれない、苗字を「感謝」にしてもいいかと。
計画停電の時は暗かったけど、奈良も暗いからカーテンを開けて月明かりの下で「未来への忘れ物」を作った。 「Mind light blues」はキャンドルを灯して作った。
宗教以前のこと、子供の頃のひらめきみたいなものが昔の人にはあった。 そういうものが勇気や希望に変わっていけば。 未来へ持って行くものは人の心だと思う。 心を持ちながら新しいものに向かっていく。 持って行くものは何か問いかけながら聴いて下さい。
♪未来への忘れ物
<MC> 「ひとからなにかへと」について 新しいものに飛びついてしまうけど、文明は進んでも人の心は残しておきたい。 この曲はジャマイカ人になりきって踊り狂ってほしい。 ウジウジしている子も可愛いけど、僕がひくぐらいで。 僕を見なくてもいいから。僕と目があっても見てない人もたまにいる。 けっこう寂しがり屋なんで・・・。
♪ひとからなにかへと
♪Mind light blues
♪ー鼓動〜1beat
<ここでメンバー紹介です。> 竹内朋康さん 名越由貴夫さん (この時スティーブさんが名越さんの髪に風を送ります) かわ島崇文さん Luis Valleさん SASUKEさん 森多聞さん Steve Etoさん(突然エントランスに出て来てオーディエンスの間を演奏しながら歩いてくれました。) 十川ともじさん(蛍の光を演奏) Tigerさん(この時だったか、かわ島さんがちょっとエントランスに顔を出しました) 平岡恵子さん 屋敷豪太さん(もちろんエントランスも豪太さんのドラムに合わせて手拍子に参加) そして剛さん テレビ画面ではつよ散歩はよく見えなかったのですが、6列目にいたお仲間さんがいじられていた時はこちらもドキドキしながら見ていました^^;
そして私がいたすぐそばのドアーが突然開き剛さんが登場! 剛さんは台の上に乗ってギターを弾きます。 剛さんと私達の間には柵はありましたが、後ろからファンがどんどんドアの方に迫ってきます。 まさに通勤ラッシュ状態。自分が立つ位置を確保するのも大変でした。 私は荷物を床に置いていたので離れるわけにもいかず、その場で固まっていました。それでも剛さんからは3メートルぐらいです。
剛さんはギターを弾きながらゆっくり何度も何度もファンを見まわしていました。
私は普段は剛さん曰くの「ウジウジした子」(可愛くはない)なのでなかなか自分をアピールできない人です。でもこの時は(黄色い声は出ませんでしたが)一生懸命手を降りました。
剛さんが会場に戻ってから「荷物も踏まれちゃったかなあ」と不安になりました。でも後からバッグの中を見ましたが、特に何かが踏まれた様子はありませんでした。 皆さん前に詰めかけてもそこは気を付けてくださっていたのだなあと感謝です。
♪新曲
♪きみがいま
ここで本編は終わりです。
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<アンコールMC>
「縁を結いて」について この曲は心先行の楽曲。 会場にいない人も含めて、全ての関わった方への感謝を込めて。
♪縁を結いて
<MC> 「意思」は傲慢さが加わると「意地」になる。
♪シャマスパイス オーディエンスも歌います。剛さんが「もっともっと」と声をかけます。 1度おわりましたが、最後を間違えたとかで2回歌いました。
♪クラップユアマインド(?)
♪即興曲?(インスト) ステージの台に座って多聞さんとのツインベース背中合わせで演奏します。
♪即興曲?(インスト) 剛さん電子ピアノを演奏 和風な素敵な曲でした。
ここでSWING-Oさんがステージに。 剛さんのピアノを使って演奏に加わります。
♪即興曲「奈良」(歌詞は秋桜さんがアップしてくださっています)
♪即興曲 SWING-Oさん提案で 最初は会場内を3つに分けてオーディエンスが歌います。
「じゃあ、エントランスも」ということでエントランスのドアが開きます。
そしてエントランスから外へのドアも開けられ、会場、エントランス、外が一体となって唄います。
♪即興曲 メロウな曲でした。
<MC> SUNK youについて 今、日本には共通の言語があるのに愛の話ができない。 日本語は美しくて素敵なのにそこまでたどりつけないと。 この歌は歌詞は同じ言葉を繰り返しているけれどもそこに意味があるのだと。
今日会場にいない人も全ての関わった人に感謝を込めて歌います。 やさしくまっすぐに愛を歌いたい。
♪SUNKyou
今回のshipも日程的に急すぎて「どんだけ来んねん」って思ったけど、たくさんの人が来てくれた。感謝してもしきれない。
そして今後の予定が発表されました。 最初は「どこまで話していいの?」と慎重に確認しながら話をしていましたが、そのうち「言っちゃったほうが実現に近づくかも」と話をしてくれました。
そして最後にもう一度・・
♪くにのうた
今まで聞いたどの「くにのうた」よりも力強さを感じました。
剛さんがステージからいなくなってもエントランス組は何度も何度も会場に向かって「ありがとう」を叫び続けました。
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エントランス内は明るくてテレビを囲んでいるので自分と反対側の表情が見えます。だから一緒に盛り上がれるし、一体感は会場内以上にあったと思います。
会場内からエントランスへ、そして外へ。 そこからまた空(具体的にはネット等ですが)を通じて剛さんを想う人の心へ、剛さんの「音」だけでなく剛さんの「心」も届いている…そう信じています。 中心となる人がいて、皆がその人を慕い、中心にいる人もまた皆を慕う。 それは同じ場所にいるということではなく、心で繋がっている・・・。
まさに剛さんが目指していた「くに」なのかもしれません。 剛さんと私たちで作る「くに」 「愛」と「笑顔」が溢れる「くに」 これからもいろいろなことはあるかもしれないけど、互いを信じてきっと素晴らしい「くに」を作っていける・・・そう思いました。
ここからは余談ですが、この日もかなり暑くて私のお化粧もかなり落ちてました。
でも外で待っている時にカメラマンさんに「剛くんにメッセージを」と声をかけられカメラに向かってメッセージを言い(緊張してしどろもどろ^^;) そしてエントランスでも近くで会えて(エントランスに入れますと言われてから化粧を直す時間も心の余裕も無かったです)、いくら剛さんが素っぴん好きでも私の年齢だとそれはマナー違反だったなあと(+_+) 人生なにが起こるかわからない、だからいつも気を付けなきゃとも思いました。
また「音漏れにノートはいらないかな」とノートはホテルに置いてきてしまったので、奈良旅手帖の空いているページにメモをしていて、剛さんがエントランスに出てきた後は動揺激しくそれまでメモに使っていたボールペンが行方不明になってしまって・・・。 仕方がないので、ペンシルタイプのアイライナーでメモをしていたので、後半はメモも少なくて申し訳ありません。
ちなみに28日天河神社さんでひいたおみくじは「凶」でした。 その翌日にこんなドラマがあるなんて思ってもみませんでした。
5月下旬からの数回の奈良への旅もこの翌日で1度終わりになりました。 最後に本当に素敵なプレゼントをもらったような気持ちです。
本当に本当にたくさんのご縁に感謝です。
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