堂本剛 2012 ライブレポ
'12/01/01 堂本剛 独演会「小喜利の私」
'12/03-04 とーくべつよしちゃん紅縁会
'12/05/29-/07/29 shamanippon LIVE
'12/09/14-16 平安神宮公演
のライブのレポートです。
たくさんの書き込みをお待ちしています。
[会場リスト] [セットリスト] [メンバーリスト] [レポの書き方]

6月22日(2)

【ひとからなにかへと】
レゲエバージョンです。
奈良健康ランドのロビー的なってMCがあった。
客席から「一緒に行こう?」って声がかかり、
「なんで(笑)?」なんて拾ってくれてて、
「そうね、おじいちゃんとおばあちゃんになったら行けるかもね笑」
みたいな会話してたと思う。

パーティータイム?なんて単語も使ってたような。
踊ってください、言ってた。

レゲエ調ですというだけあって、
この曲が、CDと一番印象が違ってた。
私の中ではCDは、真夜中から夜明けてくイメージで、
ちょっと切羽詰った感のある、
’音楽を終わらせよう’と似たグループに入ってたんだけど、もっと
”解放されてて全体的に夕焼けな感じ?”
あえてレゲエリズムで踊ってねなんて、
なんて粋なんだかなんて思いながら、
とりあえず揺れててみてた。

【Mind light blues】
これも皆踊ってた・・はず。残念ながら、ぽっかりと憶えてない、、。

【一鼓動】
予習によるとフラッシュの曲だ!って前奏からドキドキきた。
この曲、特にどストライクな一曲だったから、
しっかり聴くぞ〜なはずが、
あんまり直視して倒れたらまずいし、って自制も意味なく、
視覚的に釘付けだった印象。
”ぐるぐるまわってるような、くらくらくるような。”
shipの中のエネルギーって、すごいことになってたと思う。
音漏れのときも、それはすごい感じた。
ストップモーションで浮かびあがるダンスは、本当にかっこよかった。

歌えて、演奏もトークもできて、
さらにこの魅せる!が、天才的にすごいとこだといつも思う。


【メンバー紹介】
7列目だった私は、期待しちゃいかんと思っても、
どしても特別期待してこの時を待ってた。
ステさん、ちゃんと来てくれた。一個ずつ椅子を叩いてく。
途中、椅子の上に服を置いてた方がいて、
その椅子の前では立ち止まって、
「どかして!」みたいな間があって、
どけたら満足そうにその椅子も鳴らしてった。
楽しかった。ステさんも、なんか、はっとするほどかっこよかった。
ファンファーレもそうだったけど、間近に来てくれるとやっぱり感動する。

そして、剛さんも、ステージから降りてくれた。
Aブロのほうから、だんだん近づいてきて、
BとCの間の通路で止まってギター弾いてくれてた。
やっぱりなんてかっこいいんだ、と思った。
テレビや写真よりとっても華奢だなと再確認する。
放ってるオーラは写真の比じゃないけど。

ゆっくりゆっくり近づいてくる。
皆の顔をひとりずつ覗き込むように。
目の前に来たとき、確かに目をあわせられた。

本当に綺麗な瞳だった。

とにかく、「すごく楽しい!」「剛さんの音楽が大好き」、
そんな気持ちを伝えなきゃと、
その一瞬、ありったけの想いを視線に込めてみた。
剛さんは、軽く首をかしげ会釈するみたいにしてから、
通りすぎて行った。

「ん?」と疑問符がついてたのか、
「なんかわからんけど、、ん。」みたいだったのか、
または、私の目力じゃなんもメッセージ的な視線にはなってなかったのか、
知る由もないけど。

ここまですごいライブを繰り広げて、それも後半だし、
だいたいものすごい視線の中心にずっといた訳で、
さらにあんな中をギター弾きながら歩いてるのに、
とっても静かなっていうか、冷静な、
落ち着いたトーンの瞳に感じたのが意外だった。

ステージでも、客観視してる自分がいるみたいなこと言ってたのを思い出す。
決して、冷めてるってんじゃないんだけど、なんとなく月みたいなトーンの印象。
これ書くと支障あるかもだけど、、ちょっと、仏像と目をあわせたときの域・・・;。


後ろ姿見送りながら、ああ口パクで伝えればもっと届いたかぁ、とか、
あんなに見たかったギターだとか指とかは、全く見れてなかったことに凹む。
耳の後ろ?あたりに、何か赤いラインひいてたのは、見た。
Dの先あたりで、また止まってなにかやりとりしてた。
剛さんのまわりでわっと熱があがるのがみえるみたいだった。
この間中、あらかじめは決まってないフレーズを弾き続けていたんだよな。

ほんと大物だ、そんなことを思う。


【きみがいま】
スクリーンはビルの絵。街。
それまで、海とか宇宙とか、起承転、転、転、、と航海して、
街に戻ってきた感じ?。この後戻る日常を意識する、結。

皆さん書いてらっしゃるように、
ラストの空に突き抜けてくような声は、すごかった。
胸のまん中に突き刺さった。
ライブ中に涙出てくるって、剛さんのライブでは珍しくはないけど
あんなに放心状態で涙があふれてしかたないってのは、
はじめてだったかも知れない。

悲しいとか嘆く叫びじゃなくて、力を感じた。
どんな楽器にも出せない、すごい声。
全身全霊で歌ってるって、圧倒されて息をのむ。

でも、
例えば200キロ出る車が100から140くらい加速するのに同乗して、
おおーってなってるんだけど、ほんとはまだ余力ある、
みたいにも感じた。
なんかすっごいへんな例えだけど。


剛さんの歌は、なんでこんなに心を打つのか。
声がいいとか、とにかく歌が上手いとか、
表現力があるとか、ビジュアルも完璧とか全部そろってるのはあるけど、
やっぱり込められたメッセージが真っすぐだから。
それと、彼が本物だから。

この声も、shipの外でもしっかり聴こえてて、
外からみてる分、龍がshipごと背に乗せて空に登ってくようなイメージを
勝手に重ねて聴いていた。すごく感動的だった。

楽器の腕も、作る曲も、どんどんすごくなってて、
アーティスト剛さんには惚れ込んでいくばかりだけど、
ボーカリストとして、やっぱり物凄いってことに震えるような気持ちだった。

【SUNK you 】
あったかーい雰囲気に包まれてた。
ステさんがゆったりと旗を振ってた。
終わっちゃうのが悲しくてしかたなかった。
手を揺らしながら、ばいばい、またねって、繰り返してた。
でも、すっごくすっごくよかった。

ここでのこと、忘れないからね。
ちゃんと自分で考えてみるね。
23日、外ではずっとそんなことを思ってた。


【埃】
ピアノだけの埃。
あんなものすごい奇跡の声を放ったあとの、
言葉をそっと置くみたいな歌声。

すごい人。
ファンになって幸せです。

ほんとにこの人が大好きだーとか、
ありがとうとか、今ここにこうしているこの私が自分なんだなとか、
なんか気持ちがいっぱいあふれて
やっぱり泣きながら聴いていた。




【即興】
ライトを落として、ステージが暗くなった中、
ほぼ抜け殻状態でただ見つめてた、、ように思う。
本当に残念だけど、焼き付けた、シルエットになった映像しか憶えていない。


私の乗船は一回きりだったけど、本当に行けてよかった。
自分の感動の語彙がありきたりすぎて悔しいくらい。

盲目的にファンで書いてるんじゃない。
瞳にやられて美化してるわけでもない。

ほんとにすごい楽しくって、感動して、説得力あって、
心に響いたライブだった。


tino  2012/06/22 [249]

No. PASS
<<2012年06月>>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近のエントリー
06/22
6月22日(2)

記事検索

OR AND
スペースで区切って複数指定可能
レポ投稿
PASS
++HOME++

[Admin] [TOP]
shiromuku(fs6)DIARY version 2.06