6月22日参加しました。
今まで行ったいろんなライブ、
もちろんその時々で、
楽しかった大満足って思えることがほとんどとはいえ、
中でも断トツ、一番良かったと思えたshipライブでした。
すごい空間だった。
もう、あれから１ヶ月経とうとしてる。
なんとか感じたことを残したい。
でもどんな言葉でも足りない気がしてしまって、
時間が経てば整理できるかも？という期待もむなしく、
どんどん記憶も遠くなってって、
結局ずっと書けずにいた。
CDを聴きこみ、皆さんのレポなど読みながらあれこれイメトレもして、
できる限りの場面を記憶して帰ってくるぞー！と臨んだのに、
ホテルに戻ったときには、
音やステージがごっちゃごちゃただフラッシュバックしてた。
ちゃんとすべておぼえていたいのに、
すでにいろいろ断片になってて切なくて。
脳みそ飽和状態に感動の余韻だったのに、矛盾してるのだけど。
この１ヶ月、何度かあきらめて、
だけどやっぱりあの日のことを書いとこう、
届けたい人もいる、そう思っての今です。
ほんと今更って感じだし、
レポというより、憶えてること。
…というか、正確には、
２３日に音漏れを聴きながら残したメモと、
パンフレットや、雑誌など総動員してたどった結果の
あの日のことを想っての独り言って感じですが、、。残します。
関西〜関東大雨の予報の日。
その朝は、台風は消えたけど、やはり大雨だった。
新幹線は動くのか？、とにかくちゃんと奈良に行けますように、と、
東京駅までドキドキ心配で仕方なかった。
幸い新幹線に影響はなく、名古屋あたりではぴっかり晴れてきて、
無事京都入り。一刻も早く奈良に着きたくて、
京都でちょうど発車直前の特急にとび乗っちゃって、
縁結の発車ベルは車内でうっすら聴こえてきてからはっ！と気づいたのと、
3日もいるからきっと聴けると思ってたのに、
結局聴けずだったのが、ちょっと残念。
特急とび乗ったくせに、西大寺で乗り換え電車を間違え、
乗らないはずだった橿原線で２駅分往復して時間ロスしてホテル到着。
でも、おかげで、その予定外の電車の窓から、突然shipが視界に入ってきた。
びっくりした分、すごい感動した。
shipまでの道は、とってものどかな一本道で、
今度はちゃんと写真でみてたshipが現れた…。
ここは確かにあのshipなんだって想い。嬉しかったな。
カメラには、おんなじような写真いっぱい納まってた。
中に入ると、
パンフレットにもある、骨組みに屋根がかかってshipが完成してく様子が
早送り映像で流れてた。最後に日食月食？の映像。
そっか、ついこの前撮ったんだねって思った。
会場も、噂通りせまかった。でも天井は思ってたより高かった。
天井の骨組みや布。個人的に大好きな照明器具もたくさんみえた。
全てこのライブのために作られて、待機してる。
私の席は、ちょうど赤い椅子だった。
パンフレット、剛さんがコロコロ赤ペンキ塗ってる写真もいいなぁ。
いっこいっこが愛おしくて、
なくなるかも知れなかったと言ってたあのshipが現実に建ってて、
私もあの場所にいれたこと、本当に感謝します。
そんな、
朝から普段全然使ってない神経までフル稼働して迎えた開始時間だった。
いよいよ始まる！ってさらにじわじわあがってくる。始まってないのに、
すでにこんなに感動しっぱなしで大丈夫か？って感じだったと思う。
そう、鐘の音が大きくなって始まったんだった。
【TUKU FUNK】
当然最初から立ち上がってた。
剛さんは、「船長登場！」…みたいな感じは全然まとわず、
すうっとステージに上がってきた。でも体中が一気にわあっとなる。
ドラムとベースが、あばらの真ん中あたりに直接響いてきて、
なんて音がいいんだろう！って嬉しくなったのを憶えてる。
会場や席によっては、残念なはね返りとか、どうしても気になって、
慣れるまでかかったりすることもある。
このshipが、このライブのために、
ほんとに丁寧に作られたんだろなってすごさを、また思う。
今回の席が会場ほぼど真ん中だったからっていうのもあるのかな。
だとしたら、その幸運にも心から感謝。
でも23日に外で聴いた音も、とってもクリアだった。
外でも十分踊れるくらいに。
【くにのうた】
ふと見ると、通路にスタッフさんが台を用意してた。
予習どおりホーン隊の皆さんが客席にきた。
私のすぐ斜め前のその台にはSASUKEさんが立った。
黒の衣装で、しゅっとしてて、トロンボーンがまたかっこよくて。
ミュージシャンの方たちって、ほんとに楽器がよく似合う。
最初ぐだぐだでおもしろかった・・みたいなこと、ラジオで言ってたんだっけ？
しゃまにっぽーん！ってメンバーさんたちのシャウトは、ばっちり決まってて
CDで印象的な、しゅあーってちょっと無機質な感じより、
男くさいというか、碇をあげてる的な骨太な印象だったと思う。
”「航海はじめるぜ！」って言われてて、
Oi！Oi！Oi！ってこぶしあげたいような力強いくにのうた。”
【にひ】
白いギターほんと綺麗だった。
そうだった、ピックをくわえてたのはこの曲。
何で読んだのだろう。
ギターを弾くときかっこいいようにって髪型にしてるって言ってたよね。
ほんと、前髪の垂れ具合ったら、すごくかっこよかった。
スクリーンの映像はHPの太陽や湖。
最初ゆっくりめにスライドしてたのが、
後半だんだん早くになってったのはこれか？。
”時間旅行してる感じ。ワープで星の間をぬけてくような。”
（…時間旅行もワープもしたことないけど；）
最初のMCで、音響トラブルがあったと知る。
私からはよく見えなかったけど、
スタッフさんがステージ前に寄って、何やら対応していた。
「エフェクタの電源をオフりたい？」「しよーがないな、トークでつなぐよ」
みたいなことたしか言ってたから、
剛さんのギターのエフェクタのトラブルだったんだろう。
音がいいって感動してたのに、
そんなのは全然わからなくってごめんなさい、だけど。
思いがけずそういうやりとりをみれるのも、ほんと好き。
そういえば、PA卓や調光室もどこだったのか、
すっかり探すのをしてこれなかったな。
その日その日で違った場面にもこたえて、
メンバーさんたちと一緒にライブを作ってるスタッフさん。
今回のライブには、何人くらいいるんだろう。
芝居のパンフレットとかによくみかけるように、
スタッフさんの写真とかもみてみたいなーって思う。
【The next dimension 】
ジャンプした曲。
動いてる姿も、音が重なりまくってくのも当然かっこいいけど、
曲の間の一瞬のブレイクって、姿も演奏もほんとかっこいい。
あの日は、客席に背をむけて、
右手をちょっと斜め下にむけてサイン出してた・・、
と思う。相変わらず絶妙な角度でなんて絵になるんだか。
みんな楽しそうにばっちり跳んでたな。
こさかママさんが、初日でもちゃんと跳んでてすごいって、
レポしてくださってましたよね。
メンバーさんもその瞬間まで、何回くるかわからないで合図を待つ。
あのシーンは、ほんと素敵だと思う。
いつかいつかフェスとかで、剛さんを初めてちゃんと観る客たちと
一緒に体感したいなぁって、また願う。
【ラカチノトヒ】
で、これだったと思うけど、
ん〜跳んだ跳んだーって思ってたら、
one,two,three！って掛け声と、スティックカウントで始まった。
ドラムのスティックのカウント、大好き。
そしてスクリーンにこの剛さんの上半身映像だったんだよね。
その体に内臓とか血管みたいな映像が重なって、
命とか細胞とか宇宙とか時間とか、連想してたと思う。
”トンネルのオレンジが流れてくような感覚。
夜の海を渡ってて、見上げたら星、みたいなピアノ。”
と、メモってある。ラカチノトヒのことだと、たぶん思う・・・。、、
【未来への忘れ物】
この曲のときに、作ったときの話をしっかりしっとり、
いっぱいしてくれた。
”震災のこと。音楽で、感謝を鳴らしたいと思うようになったこと。信じること。子どもの頃に習った当たり前のこと。失くしちゃいけないもの。”
自分で初めて買ったギターで、電気消して月明かりの中作ったと。
気持ちがあふれるようにできた曲。
ハミングバード、
本当は持ってこようと思ったけど、東京に忘れたって。
部屋からでようとしないギターってあるよねって言ってた。
出すぞって思って玄関に用意しても、
そのギターケースを跨いで出かけてしまったエピソード。
このとき、「え？普通にまたぐよ？」みたいなこと言ってて、
なので、メンバーさんからでも
「え-？またぐの！？」って声かかったのかなって思った。
剛さんのところにやってきた楽器たちは、
それはそれは大事にされてるんだろうけど、
でも普通に跨いじゃうよって感覚が、すごい好きだなって思った。
・・・話それたけど。
ハミングバード、いつかみてみたいな。
ステージで、すごくナチュラルにいれてるって表現もしてたと思う。
やわらかいやわらかい歌声だった。
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