ライブはひとつとして同じライブはないと感じた2日目でした。 昨日私の中でしっくりこなかった前半の曲たちが今日はとてもフィットしていました。昨日の前半堅く響いていた感じのバンドが今日はとても心地よかったです。もしかして私が音やテンポに慣れただけなのかもしれませんが。MCの中では時おり笑顔を交えて楽しそうな剛さんでした。やっぱり今日はリラックスしてたのかな?
今日は人の頭の間から小さな剛さんの顔がちらちら見えるくらいでしたが、その分ピカピカに惑わされずに(^_^;)音に集中できたのかもしれません。素晴らしい演奏と歌声でした。
今日はお昼に京都ぶらりをしたそうです。ファンにも会ったそうですが、「みんなは神様に会うより僕に出会ったの方がテンションあがるみたい」と。ふふ、当たり前です剛さん。私たちにとってはあなたは神様以上の存在なのですから。
「人に言われてからするのではなく、自分で歩け。」と。自分の道は自分で決めなさいということですよね。
「そして今日も辛いことに向き合え。そうすると人に優しくできる。誰かが手を差し伸べてくれる」と言ってました。
剛さんの状況がそうなのでしょうか。真面目にやっている人間がバカを見る世の中であってはならないと思います。
今日の空とHelp meも素晴らしかったです。繊細なのに太くって、力強いのに優しくて。Help meのときに白いライトが数本天に突き抜けるのですが、星のようなものが光りながらふわふわしていました。ちょうどホタルのような感じでしたが、ライトから外れると発光しないので虫だったのでしょうか?とても綺麗な演出でしたよ。
今日の即興も「降ってくる言葉を愛に変換して歌う」と言って歌ってくれました。 「想像してみるんだ」といって世界の愛と平和を歌う剛さんの歌はImagineと重なりました。そして今日は「僕の腕の中においでよ」って歌ってくれました。あの腕の中に行けたら心地よいだろうな・・って誰もが思ったと思います。
今日の即興曲の最後はSWING-Oさんのキーボードだけで静かに終わりました。だいたい即興曲の最後は音が重なって大きなうねりとなって終わることが多かった気がするのですが、この終わり方も切なくて優しくて剛さんの今を表しているようでとても良かったです。
SWING-Oさんはほぼ出来あがっているお魚バンドの中に入って、それもバンマスの代わりという大役だったのだと思うのですが、素晴らしかったです。後半たくさんの見せ場があったのは剛さんがそういう演出をしたのでしょうね。いつもと違うライブを堪能できたと思います。
そうそう、私の二人置いてとなりも若い男の子が一人で来てました。席に入るとき「失礼します。」って礼儀正しく私の前を通り過ぎ、歌の時はめっちゃノリノリで体を揺らして手をずっとあげてました。「ああ、この子もすごく剛さんのこと好きなんだな〜」ってとても嬉しく思いました。
剛さんは優しいのでもしも次のライブが決まっていたら私たちに「すぐにお知らせが行くから待っててね」とか言ってくれます。でも今回はそう言う言葉はありませんでした。「寒い時期にあるか、暑い時期にあるかわからない」という感じでした。
歌の素晴らしさに変わりはないのですが、奈良の剛さんと京都の剛さんは私にはかなり違って見えました。それは大阪の剛さんと東京の剛さんが違うとと同じことなのかもしれないですが・・
人生はほんとにいろんなことがやってくる。いつも前向きでいることはとても難しい。でも辛いことに向き合って人に優しくして自分を信じて生きていきなさいという剛さんの言葉に少しでも近づけるような人でいたいって思った2日間でした。
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