昨日前列だったお友達に「登場時、カチュームしてるから良く見て」と教えてもらい、今日は双眼鏡でよく見てみました。(昨日、1FスタンドDブロ、今日1FスタンドAブロで今日の方が遠かったのですが(^_^;))ほんとだ!カチュームしてましたよ!wadachanさんも名古屋レポでおっしゃってましたが、このいでたち、ジョージクリントン意識してるって思いました。めっちゃ派手でした。ニットのガウンにニットのマフラーでしょ?剛さん以前「おしゃれは我慢だ」って言ってたけど凄すぎるよ。あ、でも数曲で脱いでTシャツ1枚のすっぴん剛さんになりましたけど。このTシャツが首が大きく開いていて常に肩がずり落ちている状態。とっても色っぽかったです。途中でTシャツのすそをまくりあげたりして絶対挑発しているって思いました。
今日の剛さんはとにかく優しかった。甘くてとろけそうでした。歌声は最強で随所に華麗でセクシーなステップも披露。
「僕はノーメイクの女性に弱いので自分もノーメイクで来た」と。ノーメイクなのに(ノーメイクだからなのか)とっても綺麗な顔でした。
「会場が暑い」というオーディエンスに対し「暑くない」と。その流れから 「僕は求めない。空(くう)の心を持っている」と。般若心経の心ですね〜。 「時間がなかったけど時間がないから手を抜くことはいやだった」 「(ツアータイトルCHERI Eが最愛の人という意味だという流れから)僕にとって皆さんがそういう人たち。明言するけど本気で皆さんのこと愛してますから。うわべでなくみんなと繋がりたい」とめちゃめちゃ私たちに愛をストレートに語る剛さんです。
「僕は魂を鳴らせたい」「命が終わってしまうと僕たちは何もできない。自分の最大限の力を使って現実を生きるべき。」 あと「おじさんになってもどこかずばぬけて子どものところを持っていたい」と。「子どものようなまっすぐpureな気持ちをファンの皆さんに持っていたい」ということでした。
昨日も感じましたが、なんか、私たちの気持ち全てわかってるのかな?たまらなく母性本能をくすぐられます。普通はどこかに置き忘れてきてしまうずっと変わらぬ少年のようなまっすぐきらきらした気持ちを持ち続けているからこんなに惹きつけられるんだと思う。
この人を応援するのに変な駆け引きは不要で、ただただまっすぐにきらきらの瞳を見つめてゆけば良いんだって思います。
ライブに関しては回数を多くやりたいって言ってました。これだけの豪華なミュージシャンをたくさんの回数揃えるのはとても大変だと思います。でも何回もみんなと会いたいという剛さんの気持ちがとてもよく伝わってきました。
「そして自分の人生は自分で生きたほうが良い。命が終わると何もできないから」と。穏やかですがその言葉には信念を感じます。
後半は楽しいMCもしてましたよ。 キャンプでのマネージャーさんのエピソード。プロと間違えられた釣り。とっても楽しそうでこの夏の良い思い出になったんだろうなって思います。
そして最後の即興が素晴らしかったです。めちゃめちゃカッコいいギターのリフに乗った言の葉の数々。これが今の剛さんの気持ちだと思うとメロメロ(死語か・・(>_<))です。きっと会場全体から剛さんにそう思わせる何かが出ていたのでしょうね。「キスを教えてあげる」なんて今まで誰にも言われたことないもの。「目を閉じて」って言われて、言われるままに閉じるべきか閉じずに剛さんをガンミしようか一瞬悩みましたよ。(結局閉じましたが・・)おばかな妄想をしつつ大きな感動と幸せに包まれて私のE☆Eライブのオーラスは幕を閉じました。
最後ですが、このライブでの素敵なエピソードをひとつ。 代々木1日目にご縁があって40代の横浜在住の方と知り合いました。ご病気のため足が不自由で車椅子の方でした。剛さんのファンだけど車椅子でもあまり外出されないそうで、今までライブはあきらめていらっしゃいました。でも優しいつよしんぐのお仲間さんのお声かけで、一度ライブに行ってみようと決意されたのです。
参加前は大音量や特効などがどのくらい自分の体に影響があるのかなどとても不安な様子でした。「最初で最後のライブになると思う」という決意のもと、途中で具合が悪くなった時のためにお薬持参で入場されました。
ライブ終了後のご様子が気がかりでしたが、翌日「すごい良かった。とても感動した。できればもう一度参加したいので今日のチケットを探したい」と友達づてに聞きました。
昨日は10代のお嬢さんの同伴の元、横浜から代々木まで往復タクシーで来られたのです。(電車やバスルートも探しましたが、まだまだバリアフリーには程遠い現状を目の当たりにしました。わからないご苦労がたくさんあるのだと実感しました。)今日はお嬢さんはご都合悪く同伴できないけど「1人でも参加したい。」と。
これはもうチケットを探すしかないと思いました。仲間でチケットを探しましたが、人気の公演、おまけに当日、車椅子座席引き換えのため名義人の身分証明必要など条件が厳しく結局チケットは手に入りませんでした。
でも「剛さんにもう一度会いたい。生の歌声を聴きたい」という彼女の強い気持ちにはとても感動し、涙が出ました。剛さんは人を救いたいといってましたが、剛さんの歌声は間違いなく1人の人に生きる希望を与えたのだと思います。
剛さんの歌声が、時間もお金も健康もある人たちだけのものではなく、いろいろな制限がありなかなかライブに参加できない人を含め、全ての人の上に降り注ぐことを願っています。
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