堂本剛 ライブレポ
2010 ライブのレポートです。たくさんの書き込みをお待ちしています。
[会場リスト] [セットリスト] [メンバーリスト] [レポの書き方]

今出来ることを、悔いのないように。。

薬師寺ライブ 2010/7/9

今回ほど自分の記憶力のなさを感じたことはないです^^;
憶えてる場面は憶えてるんだけど
スコーン!と抜けてる記憶はとことん憶えてなくて。。。

ツイッターで質問して教えてもらったりして
どうにか全体が繋がりました(笑)

そんな私の薬師寺レポですが、どうぞ。




まずは管主さんがステージへ登場し、ご挨拶。

今年も相変わらずファンキーな管主さんです。
去年に引き続き、「堂本剛さんの信者の皆さん」って呼びかけるし(笑)
なんでも「ファン」と言うと、不安(ふあん)になるそうで(笑)
堂本剛さんと握手したときの手の感触を
事細かに嬉しそうにお話になるし(笑)

きっと、ものすごく偉い人なんだと思いますが
それを感じさせない、フレンドリーで親しみやすい方です。

ちなみに。。。
終演後は管主さんの前に行列ができて握手会状態になってました(笑)


メンバーがひとりずつ登場

吉田建さん
屋敷豪太さん
SteveEtoさん
名越由貴夫さん
かわ島崇文さん
ふさはらただひろさん
サスケさん
十川ともじさん
(順番はこのとおりであったかどうか憶えていません)


最後に登場した堂本剛さんは、

黒のトップス
ピンクのパンツ
髪染めてました!
(一瞬帽子?って思ったけど、一部黒を残して染めてたんですね!)

なにー!ピンク!?金髪!!??そうきたか!
キャーキャー騒いでました(笑)


そのまま歌へ。1曲目は

△「空 〜美しい我の空」

十川さんのキーボードと剛さんのボーカル。


△「ソメイヨシノ」

最近、十川さんあるいは剛さん自身のキーボードのバージョンで
聴くことが多かったから
久しぶりに、ブラスや他の音が入ったバージョンを聴いたように思う。

Iand愛のライブCDに収録されているのと同じ、
心臓の鼓動のようなドラム。
私はこのバージョンがすごく好き。

この2曲を歌っているとき、私はある異変に気付いていた(髪の色以外で)
たぶん、他の人も同じことを思ってたようで、席がさわさわしてた。

剛さんにしては珍しく、声が出てない。
かすれてたり、伸びがなかったり。
風邪ひいてるのかな?どうしたんだろう?

理由はこの後のMCで剛さんから話された。


△MC

薬師寺さんにご縁があって
また今年もここに立たせてもらうことができた。

珍しく、ステージに立って歌っていると
こみあげるものがあった。とのこと

ということは、遠目だから表情は見えなかったですけど
涙堪えながら歌ってたってことなのかな?



△「春涙」

やっぱりまだちょっと声が出てないように思った。
私の席からは表情は全くわからなかったのだけれど。


ただ、この最初の3曲については
いつもにも増していい意味での破壊力があったというか、
訴えかけるチカラが半端なかった。
胸にずしんと響く、1曲1曲。
これまで聴いた中で一番の重さを私は感じた。



次に始まった曲は、最初のほう何の曲かわからなかった。
何が始まるのか、とってもわくわくした!
ベースがあのフレーズを奏で始めたあたりで、キターーー!って思った!!!

△「Love is the key」

春涙までは、大半の人は椅子に座ってくれていた。
おかげで後ろのほうでもステージの様子がよく見えた。

でもこの曲きたら座ってられないっす!
みんな椅子から立ってクラップ♪
剛さんの上半身しか見えなくなったけど
音は身体で楽しまないとねっ^^

△「CCK」

登場時の剛さんの服装を見たときに、
これは相当FUN9な流れになるだろうと予感はしていた。
でもいざこの曲が始まったら一気にテンションは高くなった。

突然ミュージシャンを指名してアドリブを振るっていうのを繰り返してたんですが、
これがすごかった!
またさすがの凄腕ミュージシャンさんたち、ちゃんと演奏しはるんですよ!
かっこよかった!

そのままの流れで

△「Blue Berry」のイントロがスタート!

ジャンプの回数を剛さんが指示するのだけど、見えなくて。。

4Uのときはカメラマンが剛さんの手をアップで映してくれて
それが大画面に映し出されてたのでよくわかったんですが。。。

後方席の様子を剛さんも察知してくれたのか
1回と5回を多くしてくれたような気がします。

1と5なら遠目でもわかりやすいから、後半はけっこう跳べました♪

お仲間さんのあやめさんが、今後のブルベリについて、
野外のようなモニターがない会場の場合、
剛さんのジャンプ回数の指示が見えた人は、
後ろの見えない人のために、剛さん同様手を上げて示してもらえると
皆で跳べると思うって発案してくれました。

すごくいい案だと思った。
もしCHERIEでブルベリがあれば、実践しましょう!!!
(CHERIEはモニターあるかもしれないけれど)


前方席でよく歓声?悲鳴があがってました。
たぶん腰振ったりしてたんじゃないかと^^;


△MC

この2曲(CCK、ブルベリ)を入れるかどうか選曲を迷った。
お寺だし、どうかなぁ。。と。
悩むのをやめたらやることになってしまったとか(笑)
昔の人の中にもこうゆうひと一人ぐらいいたんちゃうか。

と言う剛さんに対して
「うん、全然いいと思う。」
って私は心の中で返事した^^

だって前、同じこの大講堂前で
デューク更家さんはウォーキングしてたよ(笑)
管主さんの手を取って踊ってる新聞記事を見たことがある♪

東塔の水煙には音楽を奏でる笛吹き童子が透かし彫りされている
と薬師寺日記(ブログ)に書いてた。

さらに薬師寺公式HPの東塔の紹介では
『水煙に透かし彫りされた24人の飛天は笛を奏で、花を蒔き、衣を翻し、
 祈りを捧げる姿で、晴れ渡った大空にみ仏を讃えています。』
と書いてあった。

きっと薬師寺におわします仏様たちも
一緒にFUN9してたに違いない!

そういえば、弥勒三尊像と目が合ってすごい見つめられた
って剛さん言ってました^^



最初のMCでおもろい話があるけど後でって言ってて
このときのMCで話してくれたのが
ファンの人と握手大会状態になったお話。

普通にそのへんぷらぷらとマネージャーさんと2人で歩いてたらしく
当然ライブ当日やからファンの人もたくさんいてたそうです。

雨宿りしてタクシーを待ってたけど全然来なくて
そうしてるうちにタクシーに乗って通りかかったファンの子が
自分達の乗ってたタクシーを降りて剛さんに乗ってくださいって
でも剛さんもいいですいいですって言って譲り合いになったらしいです(笑)


で、ここからは最初か2回目かどっちのMCか記憶が不確かなのですが


朝早く起きたら雨降ってなかった
ちょっと寝て起きたらザーーーーー(笑)

薬師寺の方が「降らない」って言うので
信じようと思ったが
かわ島さんが「5時半に止む」って言うので
あれ?止まないかもって思ってしまった(笑)

ちゃんとネットとかで調べた結果の情報だったんだそうですが^^;
でもかわ島さん正解でしたね☆


あと、初めて奈良に来た人、って手を挙げさせたんですが
見事にめちゃめちゃ少ない(笑)
私の視界の中だけだと2,3人でした^^;

初めてこういうとこのライブ来た人、って手を挙げさせると
3割くらいかな?まあまあ手が挙がる。

剛さんファンはすでに奈良を網羅してる人が多いんですね♪


で、今年もMC中に近鉄特急が颯爽と通り過ぎてました。
(また私の席がLEFT最端だったんで音がよく聴こえて^^;)

「あれ乗って東京行ってましたから」
と言ってしまった剛くんに思わず笑いました^^
「まちがえた、あれで京都まで行って…」と訂正してはりました。

そういえば選挙カーの音は今年聞かなかったですね。
ライブ時間帯自粛してくれたのかな?



△「インスト曲」
時空の展示でかかっていて
飛鳥ライブでも披露された曲です。

剛さんがキーボードを奏でました。

2日目にはこの曲のCD化の話も出ていたとか!!!
是非にお願いします!
そして奈良での様々なイベント等のBGMに
剛さんのインスト曲を使っていってほしい!!



△「Say Anything」

最初気になった歌声も、もうこのあたりではいつもの剛さんだった。

この曲のときも、大半のみなさんが座ってくれたので
私も椅子に座って、歌声に聴き入っていた。

歌詞の I love you I want to love everything の部分が
ものすごく耳に残った。
こんなに胸に響いた「Say Anything」は初めてだったかもしれません。

この曲がリリースされたときの本人曲解説では
「目の前に大きな川が流れている。
 そこに愛を投げ入れるけれどただ静かに流れていく。
 何も … 答えてはくれない。
 愛とはそんな虚しいものだけれど、僕は愛を投げ続けるんだ …。」

と書かれていました。
流れるような、静かな歌という印象をずっと持っていました。
いつも、綺麗なメロディだなぁって思いながら
英語詞だし、inst曲を聴くような感覚で聴いていました。

今回のは、歌詞のワンフレーズ、ワンフレーズが
ソウルフルで、鬼気迫るものを感じました。



△「これだけの日を跨いできたのだから」

イントロのホーンのアレンジが4Uと同じだったのですぐわかりました。
4Uでもアンコール前の最後の曲でした。


あれ?これはENDLIライブなんじゃないか?
ふとそんな感覚に襲われました。

ENDLIを始めたときに、やりたかったこと。
ほんとうにやりたかったこと。でも、できなかったこと。

もしかしたらそれが、ここ薬師寺で、堂本剛名義で、
よりその理想に近い形で表現できているんじゃないだろうか。
そんなふうに思いました。

その答えは剛さんにしかわかりませんが。。

今この薬師寺という場所で繰り広げられている空間、
これが、当初剛さんがENDLIを始めたときに
やりたかった世界、伝えたかったメッセージだったのかな?
そんなふうにぼんやり思いながら歌を聴いていました。


手を挙げて下ろしてna〜naって言うコール&レスポンスが
自分の席のまわりではほとんどの人がやっていなかったので
必死でna〜naって声を張り上げました。

横浜みなとみらいからずっとライブ会場に通い続けて
身体に振り付けを染み付けてきているのって
もしかしたら少数派なのかな。。

でも、それは自然なことであって
みなとみらいで出逢ったけれど今は剛さんから離れた友人もいる。
最近ファンになった友人や
KinKiはいつも行ってるけどソロコンは初めてっていう友人もいる。

だから、そこにいる人たちで、作ればいい。
そこにいるみんなが空間を共有できる新しいルールを。



みんなに手をのばさせて、必死に繋がろうとする剛さん。

いつのまにか真っ暗になりステージも照明が足りないのか
暗くてあまり見えない(笑)

そのかわり空にはきらきらお星様が見えます。




△セッション

大講堂全体に映しだされた映写に歓声があがりました。

昨年の薬師寺ライブや剛紫、CHERI4Uの映像も担当された
河野未彩さんが携わってらっしゃったそうです。

レーザー光線も凄くて、
弥勒三尊像のいらっしゃる大講堂内部も
カラフルに染まっているのがわかりました。

ため息の出る壮大な演出に酔いしれながら
心地よく音楽を聴いてすごしました。



△MC

最後の挨拶、
実は、ここでの話はあまり記憶に残っていない。

挨拶を終え、はけようとしたとき、
またマイクを手に話しはじめた言葉。
このときのことがものすごく印象に残っている。


後悔しないように
今出来ることをしてほしい。

悔いのないように大切にしたい人を、大切にしてほしい。

みんなには後悔してほしくない。


言葉どおりではないけれど
こういうニュアンスの話だった。




私は、10年前に亡くなった友人を想った。
ある日突然、いなくなった。
亡くなったことを知ったときには、葬儀も全て終わっていた。
全く実感を持てず、悲しみの感情さえ持てなかった。

ちょうどその頃、Summer Snow というドラマをやっていた。
主人公の死を後から知る恋人の姿に、自分が重なった。
友人の死を知ったときは全然泣けなかったのに
Summer Snowの最終回を見終わった後
初めて悲しみの感情が生まれ、1人で風呂の中で号泣した。

このドラマの主人公が、奇しくも堂本剛さんだった。




隣の席には友人の母がいたのだけれど
二年前に亡くなった妹さんを想ったと話してくれた。




人間何十年かすごしていれば
誰もが抱えることになる、大切な人との別れと、想い出。


剛さんの身の上に今何が起こっているのか知る由もないが
剛さんが自分の哀しみや辛さを惜しげもなく
音楽や言葉で表現する姿に、私は心を動かされた。

そんな剛さんの姿を見て
中には苦しさに耐えられなくなる人もいるかもしれない。
でも、そんな剛さんをきっかけに救われる人もいる。

今、苦しくて向き合えないという人も
いつかきっと、気付くと思う。
なぜこのとき剛さんに出逢ったのか、その意味に。




私にとって堂本剛という人は
これからも、かけがえのない人であり続けるんだと思います。




また、奈良の下で愛ましょう。


できればその場所が、平城宮跡でありますように。。。


きみたぬき  2010/07/09 [69]

この記事へのコメント
ポワロ 2010/07/14/17:27:51 [72]
きみたぬきさん、大作レポ、ありがとうございました。きみたぬきさんの心が真っ直ぐに伝わってきましたよ。私もほとんど同じような気持ちを持って、あの場の空気に身を任せていました。
私も最後の剛君の言葉が一番心に残っています。いろんなことがあり、いろんなことを考えさせられて…。愛を持って語られる言葉って最強ですよね。剛君、ありがとう!
では、しばし余韻にひたらせていただきます。ありがとうございました。
こさかママ 2010/07/15/20:59:26 [78]
きみたぬきさん
細かくレポをしてくださりありがとうございます。MCとかよく思い出すことできました。
ええ、歌声は最初こそかすれていたものの、途中からはすっかりいつもの剛さんでしたね。それだけまたここで歌えるといことがどんなにか大変なことだったのかということ思い知らされました。
SayAnythingの印象同じでした。静かな流れるような歌だったのが今回情感がこもっていた熱唱と言う感じでしたね。そういう気持ちだったのかなって思いました。

きみたぬきさんの回りではnanaの振り少なかったのですか。私の回りではみんなやっていました。たしかに新しくファンになった人はわからないかもしれないですね。振りは無理してしなくても気持ちが共有できればそれで良いのかもしれないですね。

きみたぬきさんの最後の剛さんの言葉に対する感想を読んで胸が熱くなりました。剛さんは私たちに身をもって教えてくれました。大切な人を失う前に気づいていなければならないことがあることを。自分にかかわる全ての人に対して自分が今できる最善のことをすることが自分の生きる意味だって思います。ありがとうございました。

No. PASS
<<2010年07月>>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最近のエントリー
07/09
今出来ることを、悔い..

記事検索

OR AND
スペースで区切って複数指定可能
レポ投稿
PASS
++HOME++

[Admin] [TOP]
shiromuku(fs6)DIARY version 2.06