今回届いたチケットが、前から6列目のセンターマイクまん前、どセンターの席だったので、
普段めったに経験できないような時間をすごすことができました。
（視覚的感想）
最初ミュージシャンが登場した時点で、ヤバイ！表情まで見える！って思いました。
イコール、自分の表情もステージから見えるということなので
客席の反応がダイレクトに伝わるこの状況を
楽しみたいとも思いましたし、緊張感も持ちました。
E☆E生演奏で、メンバー紹介
ギター 竹内朋康さん、土屋公平さん
ベース 鈴木渉さん
ドラム アーミンさん
キーボード＆バンマス 十川ともじさん
コーラス TIGERさん、アリヤミハルさん
トロンボーン サスケさん
トランペット ふさはらただひろさん
サックス かわ島崇文さん
最後に真っ白なスモークの中から登場したケリーは
グッズのピンクのバンダナを頭に巻き、サングラスをかけ、
神戸でも着てた白の丈長のタンクトップの上に、薬師寺で着てたベスト、
その上に白い長袖のアウター、黒のシンプルなパンツ、といういでたちでした。
そういえば靴、どんなだったかな…見逃してしまいました…。
腰につけてたイヤモニのホルダー（黒）に、ピンク色のステッカーを貼ってたみたいなんですが、
グッズの「FUN9」のステッカーかな？と思いました。
暑かったのか、長袖アウターをちょっとだけ脱いで、また着て、
結局脱がへんのかい！？を繰り返してました（笑）
途中でバンダナとサングラスを外した後の剛くんは
髪型のせいかもしれないんですが
ビジュアル的には、10年以上前の剛くんを見ているようでした。
10年以上前の剛くんが、今このステージに立ち
歌を歌ったり、話をしたりしているような錯覚に陥りました。
もしかしたら、この日の剛くんは、素に近い剛くんだったのかもしれません。
アンコールに応えて出てきたときには、
黄色のタンクトップに、黒ラメの半袖、水泳のゴーグルみたいなベルトがついたサングラス
に衣装変えしてました。
途中で黒ラメ半袖は脱いで、代わりに白長袖をはおってました。
（曲目的感想）
「Let`s Get Funkasy!!!」のときに
あれ、なんかテンポ遅いって思いました。
鈴木さんがアーミンさんのほうを向いて
ベースのヘッドを振りながら、テンポを指示していました。
まあミディアムテンポもありかなぁ〜ってなんて思ってたんですが
その数曲後の「Love is the key」のときは
私はどうしてもテンポが遅いのが気になってしまい
最後まで曲に乗りきることができませんでした。
パーカッションのSteveさんがお休みで
初参加のドラム、アーミンさんで
ベースの鈴木さんもがんばっていましたが
リズム隊が不安定だった感じは否めません。
もしかしたら剛くんも歌いにくかったかも、と思いました。
剛くん自身の体調も、たぶん万全ではなかったと思います。
風邪薬を飲んだので飛行機でよく眠れたという話をしてましたし、
「Blue Berry」のジャンプでは指示に徹していましたし。
でも、今置かれてる状況の中でのベストのパフォーマンスがそこにはありました。
体調がベストでなくても、ミュージシャンがベストメンバーでなくても
その状況なりの工夫で、よりよいものを観客に提供しようという、そんな姿勢を感じました。
竹内さんの、剛くんやステージ全体へのフォロー、
客席に対する気配りにも感動しました。
ラストのファンクセッションで、竹内さんがラップを始めたのですが、
客席は、どうしたらいいかわからない、という感じの人が多かったみたいで
（MCでも剛くん、初めてボクのライブ見る人は？ってきいてけど
けっこうたくさん初めての人がいたみたいなので）
いったんアーミンさんにドラムのボリュームを下げるように指示し、
「I say ENDLI You say CHERI」を何度も繰り返し、
こうするんだよ〜って、客席に丁寧に教えてくれました。
そういえば、「Blue Berry」に入る前に
特効がうまくいかず剛くんがすねるネタがあるんですが
そのとき、めっちゃ笑いをこらえながら演奏してる鈴木さんに
私は気付いてしまいました（笑）
すねる剛くんを竹内さんがなだめるネタもあり。
そのまま「Blue Berry」になだれこんでいくんですが
「Blue Berry」の歌詞が、なんというか、
その前の一連のネタに繋がるものがあるなぁと改めて思いました。
理不尽な出来事に負けるな！っていうメッセージが強く伝わってきました。
（MCの感想）
MCでは、私が思わずクスって口に手を当てて笑った次の瞬間に
剛くんも「んふふ」って笑うことが何回かあり、
別に私の反応で笑ったわけではないとは思いますが
客席の反応にすぐ剛くんも反応しているのがわかり、
なんか、ものすごくダイレクトだなぁって思いました。
いつもFM大阪のラジオを聴いてる身としましては、
普段ラジオの聴けるコンポの前で
全身を耳にして、電波に乗って届けられる剛くんの声を聞いているのが
目の前に本人がおって、本人の目を見ながら、表情を見ながら
いつもラジオで聴いてるような内容を
いつもラジオで流れてくるような声のトーンで
聴くことができるという、何とも贅沢な時間でした。
物理的な距離の近さ以上に
剛くんのことが身近に感じられた瞬間でした。
詳しいMCの内容は
あやめさん、けいさんがレポしてくださっているので割愛します。
ファンクセッション後の3回目のMCでは
自分を表現するために音楽をやっているわけではなくて
ただ、人と出逢いたい
一度きりの人生だから、自分が生きているうちにできることをやりたい
ただ、あなたたちに逢いにきたんだ
縁というものを大切にしている
音楽が難しくなっている
でも、もしも音楽をやめることがあったとしても、
前向きにとらえていく
といったニュアンスのことを言ってました。
生きていてよかったと思える時間がまた増えました。とも言ってました。
（私的感想）
ファンクセッションの中で
剛くんがセンターマイクで即興の歌詞を歌う場面があったのですが
ちょうど私がいた席がセンターマイクのまん前だったため
剛くん、私の席あたりをずっと見ながら歌っていたのですよ。
目が合うとかそういうレベルでなく
凝視、という言葉に近いものがあり、
ドギマギしてしまったのですが、
かといって目をそらすこともできず
私も剛くんの瞳を見つめかえし続けました。
歌を終わって再びギターを手にとるまで
私と剛くんの見つめあいは続きました。
（私の周辺の席の人はみんな同じ状態だったと思いますが…）
途中、歌詞の中に
まっすぐな瞳で、ボクを見つめて、愛して、
というニュアンスの言葉が出てきたんですが
そのときまさに、剛くんの瞳は自分のほうを向いてたし
私の瞳もまっすぐ剛くんに向いていたので
私の瞳をとおして、さまざまな想いが、剛くんに伝わりますように！
と願わずにはいられませんでした。
ライブは、心と心の交流だと思います。
より、素に近い剛くんに逢えた気がしていると同時に
そんな剛くんが放つ空間だったからこそ
私も、ありのままの自分で居られたのだろうと思います。
私にとって
生きててよかった
生涯このことは忘れたくない
って思える時間でした。
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