ライブのためだけの遠征で初めて九州へやって来ました。 この日の大分は雨の心配0%の快晴!
開演30分前に席に着き周りを見回すといつもより男性の姿が目につきます。 カップルの人はもちろん2人組3人組、中には1人での参加だったり…。 私のすぐ前にもグッズのTシャツを着た若い(大学生くらい?)男の子が2人。
客電が落ちレーザービームが会場を駆け回る中『ENDLICHERI☆ENDLICHERI』が始まって一気に盛り上がる客席。 曲の終わりで大きな火柱が上がり「オーっ」と会場がどよめきます。 今日はレーザーも特効もいつもより多めなのかしら?
ここでメンバー紹介。 鈴木さん・土屋さん・竹内さん・サスケさん・ふさはらさん・かわ島さん・十川さん・TIGERさんとお馴染みの方に加え、ドラム:ARMINさん(?)、コーラス:MIHARU ALIKAさん(?)。
そして最後に登場した剛さん。 グッズのスカーフを頭に巻いていたのですが、暗いのと遠いのとで私最初は丸刈りにしたのかと驚いてしまいました。 その後少し目が慣れて、それでもスカーフがハチマキに見えてしまって、剛さんごめんなさい! 次の『ホワイトドラゴン』でようやくサングラス姿の剛さんをはっきりと確認。ひょっとしてこれは例のええ感じのサングラスかも?
途中でスカーフもサングラスも外してからは前髪が上がって若葉の頃のような剛さんでした。
【MC】 ・「大分コンビネーションサラダホール…? 大分コンコンホール…? 大分コンビニ…コンビナートホール…?あれ〜?」 で結局「大分へようこそ!」
・「今日来る時にね、飛行機の渋滞で…いやいや飛行機に乗る前に渋滞にあいまして1便遅い飛行機になってしまいました。そしたらいつもの広い席ではなくてエコノミーだったんですよ。で『ビジネスクラスはええなあ』と言ってから席に着きました。」
・「飛行機乗って風邪薬飲んで寝て、起きたら隣に赤ちゃんがおってすごい僕を見るんです。もうちょっといたら付き合えたかも。」
・「音楽をやってて、数々の人を経てCDになるんやけど、僕のレコーディングはスタッフのおっさんがやたらに動く。地震?!って思うくらい動いてコーヒー飲んだりゴルフの素振りをするから最近はブラインドで見えへんようにしたり、そんなおじさんを怒るようにした。」
・「今日も来る前に母と話したら『汚い言葉を吐かずに仕事ができる環境やったらええなあ』と言ってくれた。」
・この前24CH△NNELで奈良に行った時の事。 カフェでご飯食べていたら店のおばちゃんが「剛さん、あんたは人徳があるなあ。」といきなり話しかけてきた。 「剛さんのおかげでファンの人が大勢店に来てくれはるけど、どの人もみんなええ人で剛さんを取り合うんやなくて分け合ってはる。」 「ほんま剛さんのファンは素晴らしい。」と。 すると今度はおっちゃんまで出てきて「自分は堂本剛という人をあんまり知らんかったけど、ファンの人の態度を見てファンになった。」 「メディアでは真面目な部分がカットされるて言うてはるけどちゃんと伝わってると思いますよ。」と言ってくれたという頑張れるエピソードがあった。 自分の姿勢が誰かの心に残ってそれが地元からのメッセージとして届く…。こうして縁が繋がるのは嬉しい。
この話の後の『ソメイヨシノ』は鳥肌が立つような圧巻のステージでした。 剛さんのキーボードも一層進化していて、本当に努力の人なんですよね。 あちこちですすり泣く声が聞こえ(私もその1人)、最後の1音が終わってから沸き上がった大きな拍手はとても温かいものでした。
アンコールのセッション前に「今日でね公平さんがラストなんです。エロいギター弾くんですけどね。」と紹介すると拍手の中師匠がギターを鳴らします。 続いて「ベースの鈴木君も今日がラストです。」 同じく会場から拍手が起こるもお辞儀だけの鈴木さん。 「あれ〜?そこ何もないの?」という剛さんの速攻の突っ込みに対し鈴木さんのベースから流れたのは『津軽海峡冬景色』。 それに竹内さん、公平さんが加わり演歌調セッションとなりました。 「なんか急に年とった感じやなぁ。」と剛さんも楽しそうでした。
剛さんからの「ライブ初めての人?」の質問に男性から「フェ〜イ」と返事があり笑いが起こります。 「いやいや声を整えてから言って下さいよ。」と剛さんも笑ってます。 改めて「ライブ初めての人?」の問いに私の周りでは1/3くらいの手が挙がりました。 前の席のお兄さん2人も初ライブのようです。 初めての人が多いと思ったのか「FUNKって音楽をやります。」とセッションの説明をしてから始まったアンコールはやっぱり1時間近くにも及びました。
【即興の詩(覚えているところだけ)】 〜愛が僕を ただ真っ直ぐな愛で愛で 君たちを愛したいんだ ただそれだけなのに 誰も責めないで傷つけないで 真っ直ぐに愛したいんだ 真っ直ぐにただ君を愛したいんだ〜
最後は 「一度切りの人生だから自分の全てを使って表現したい。」 「中途半端な表現しかできないなら音楽をやめる事もあるかも知れない。でもそれは決してマイナスなイメージではない。」 「表現したいというよりも生きているという事を伝えたい。」 「今日も生きていて良かったと思える1日だった。」と語ってくれました。
前の席のお兄さん達が気になってチラチラ見ていたのですが、前半は立ち上がって手を叩きながらノッていて、『ソメイヨシノ』は着席するも身を乗り出して聴いていました。 セッションはちょっとびっくりだったのか座ったままじっと観察(?)。 でも最後の話では号泣に近いくらいに涙を流していたことに感動してしまいました。 ライブやラジオで剛さんの言葉や想いに触れる度に私の心も浄化される気になっていますが、彼らの涙にはかなわないと思いました。 何事も慣れてはいけないなと。 これからは心も身体もニュートラルで、でも愛はマックスで剛さんと向き合えるようなファンを目指します。
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