みなさんこんにちは。自分なりの感想を書きましたので投稿させていただきます。
19日、代々木国立競技場第一体育館でのENDLICHERI☆ENDLICHERIライブ「CHERI 4 U」に参加してきました。チケット当選メールに喜んだものの、いつもはみつかる同行者が今回はなにをやってもみつからず、最後の手段と、はじめて子ども(中三)を誘ってみました。ふだん、ケリーの音楽を好んで聴くことはなくても、音楽大好きな子なので、いっしょに行けてうれしかったです。 ジャンプや振りはわからなくても、手拍子や拍手のようすで楽しんでくれているとわかりました。なにより、剛さんの「自分らしく生きて」というメッセージを直接聞いてもらえたのはうれしかった(^-^)。いつか今日聞いたメッセージがこころの奥であたたかく、あの子の胸の中に育てばいいなと思いました。
ライブはE☆Eらしく、セクシーパフォーマンスあり、笑える小芝居あり、演奏は延々とつづくフリー・セッション、「ソメイヨシノ」の弾き語り(p)でも、間奏などで即興とおもわれるフレーズもたくさんあり、演奏されたE☆Eの楽曲でも、各アーティストがその力量をいかんなく発揮しているソロフレーズがはさみこまれていたりして、とても斬新で新鮮だった。 記憶があいまいになってきてしまったが、「Love is the key」の前奏はコーラスおふたりの迫力のヴォイス・リズムボックス(なんて言ったら伝わるのかわからない! ほとんど息継ぎなしのように、同じ音程のヴォイスで一定のリズムを3分以上も奏で続けました。アフリカ音楽を彷彿とさせるようなパフォーマンス。それを具現化できるスキルも才能も、アイディアもすばらしい!)FUNK SESSIONでのTIGERさんのソロ&TAMAさんのダンスもすごかった。 個別のアーティストすべてにコメントできないけれど、豪太さんのドラムもとってもすばらしくて、ほれぼれしました。スティーブさんのパーカッションもすごかった。ドラム缶をころがし運びながらステージを縦断するスティーブさん、横になっているドラム缶の中に、体ごとつっこむケリー(笑)たのしかったです。 今回席が会場の右端で、わたしの席では残念ながら、高音がやや割れて、ギターソロなどが明瞭には聞こえなかった。せっかくのタケ&名越さんのギターソロ、種子田さんのベースソロの感想が書けないのが残念です。ホーン隊もパフォーマンスも高音がやや聞こえにくく…(涙)
バンドのみなさんの、たのしそうな表情も音たちも、剛さんのライブの醍醐味だとおもう。みんなが生き生きと自分の才能を発揮することが、人間がほんとうに目指す社会なら、剛さんのライブにはそれがある。それがわたしの心を揺さぶるのだと思う。多くの人の心に届くのだと思う。もちろん各界にそれを実現している人は多々いると思うが、ここにこうして具現化されているものを、もっともっと多くの人に知ってもらえたら…と願っている。
演奏された曲はどれもなつかしい曲たち(E☆E、244ENDLI-x)だった。新曲はsession中に歌われた即興曲ふうのものと、ラストでギターを抱えて「メロディーをつないで…」と歌われたロック・バラードのみ。剛紫名義、堂本剛名義の曲の演奏はなかった。
最後のメッセージで、「僕もいいことばかりじゃない。いろいろあるんですよ。」とお話があったとき、「犠牲にしてきたものもありました」と語る声がかすれていた。「一度きりの自分を自分らしく、」とくりかえし話してくださる思いがすべてを語っているとおもえた。けして「がんばれ」と言わないやさしさがうれしかった。
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