晴れ過ぎない、薄曇なのが剛さんらしい。
始まりの鐘の音が2方向から呼応して聞こえる。 スティーブさんと剛さんが突く鐘の音。
お堂の中のお仏像に深々と礼をしてからステージへ。
登場をスタンディングで拍手した後 全員お行儀良く着席。 おかげでこの時はしっかりと剛さんを見ることが出来ました。
●ソメイヨシノ 剛さん1人きりのピアノ弾き語り 静まり返った中で、時々鳥の鳴き声が聴こえて 野外ライブであることを実感します。
バンドの方々も、まずはお仏像に一礼してから登場。
温かい心遣い レインコートの話 ・僕が歌うと雨が多い。 ・たぶん奈良もザザ降りになるのではないかと話していた。 ・雨に効く、皆さんが風邪をひかないように。 ・何かメッセージをつけたい。 ・2転3転、8転9転して、"お守り"となった。
●美我空 ●Let's Get FUNKASY!!! ここで客席総立ちでFUNKポーズとなり 私の視界から剛さんが消えた… 「どこまで行こうか…」 生で初めて聴きました♪ どこにでもついていきます!!!
●Love is the key 曲に合わせてアコギやエレキを その都度スタッフさんが持ってきてくれています。
・男の人がメッセージを受け止めようとしてくれるのが嬉しい。 ・女の人は母性で受け止めてくれる。
●TALK TO MYSELF ・自問自答の曲。 ・もう探している人もいると思いますが この曲の間、本当の自分を旅して探してください。
このあたりでたくさんのトークがありました。
昨日の収録DVDをバンドの方々と鑑賞されたそうで ・誰もしゃべらない。おー うぉー って。 ・音楽と自分との距離感がない感覚。
周囲の音、選挙カーの音について ・新幹線が京都は止まるけど、奈良は来ず。それがいい。 ・近鉄電車が踏み切りの音を下げてくれて。 ・選挙、大変ですね。ある意味 歌っている。 ・昨日 選挙カーに後ろを取られて 振り返ったら ありがとうございますって言われて。 ・堂本剛もよろしくお願いします。
●ORIGINAL COLOR ・奈良が堂本剛のカラーを作ってくれた。 2番のサビの部分が1番と同じに、、、
●空が泣くから ●春涙 ・母を通して、命を通して 生きてゆくこと、死んでゆくことを考えるようになった。 ・たくさんの人に親切にできるんじゃないか。 ・大切な人、大切な時間は 気づいた時になかったりする。 ・愛してると 何回でも伝えてあげればいい。 春涙について ・この曲は悲しい想いを思い出させるかもしれない。 ・楽しいことだけで生活しても成長はない。 ・苦しい思いも必要。バランスが大事。 逃げずに受け止めて。
●街 今回のライブで私が1番印象に残った曲。 優しくやわらかい歌声
・シンガーソングライターとして始めた曲。今の自分の入口。 ・懐かしいという気持ちにはならない。 愛や生きるという悩み、その時の曲。 ・今 100%消化して 昔の曲も歌えるようになった。
この言葉を剛さんの口から、生で直接聞くことが出来て 本当に嬉しかった。
●空 ・東京で本当の自分じゃない自分で、人前に立つのが辛くて 平城宮跡の360度の空に預けて、東京に戻った。 ・大人になったら この辛い言の葉、感情を 取りに来ようと思った。 ・30歳になり自然と自ら手を伸ばして 過去に預けた言の葉や感情を入れようとした。 気がついたら自分の胸にフィットしていた。 ・理由もなく歌わないとダメなんだと思った ・4月10日 30歳の誕生日に、理由なく 絶対その日に出したかった。
お堂の両側の白い布に映し出される、モノクロの雲や桜の映像。 最後の高音は腰を曲げ、空に向かって声を伸ばして… 奈良の空の下で、この曲を歌っている剛さんの姿が ただでさえ見えないのに、涙でかすんでもっと見えない。。。
●セッション ・しっとりとして終わるのがいいんでしょうけど ぼくは おてらで FUNKが したかった! ・リハを住職さんに見ていただいて 悔いのないようにやってくださいと言って頂けた。 ・残り数分間ですが 楽しみましょう
お堂の両側にはBIGAKUツアーの時のような でもたぶん初めて見た映像。
レーザー光線が後ろのお堂に△マークを映し出す。 お寺でここまでやっちゃっていいの!!? と思ってしまうぐらいド派手な演出。 ふと見ると、お坊さん方もニコニコしながら聴いてました。 お仏像様方もきっと産まれて?初めての体験で たいそう驚かれたことでしょうね。 薬師寺さんの懐の深さを感じました。
・自分ひとりでは出来なかった。 ・世界遺産の前でここまで出来た。ファンクをやっていて良かった。 機会を与えてくださった薬師寺の皆様 本当にありがとうございました。 ・ご住職 最初は物静かな方だと… 後ろで(ライブの前の話を聞いていて)聞いていて 芸人張りの笑いを、まさかまさかのスタンディングも ・ファンクのルールの紫をまとって
感謝の言葉を何度も何度も繰り返す剛さん。 直接は見えなかったけれど、 ご住職様はスタンディングで答えてくださったようで 客席の歓声と拍手がどんどんヒートアップ!
・今日はお泊りですか? 奈良はお店は8時ごろに閉まりますが、 虫の声を聴きながら歩いてみてください。 ・鹿さんを驚かせないで下さいね。命あるものですからね。 ・(私たちファン同士が)ホテル周辺で、 ど〜も ということがあると思いますが あ、この人 タイプ というのもいいじゃないですか。 ・奈良は広い心でお迎えするエリア
最後のメンバー紹介 ・総合プロデュース 兼 鐘 堂本剛でした!
最後にさらっと イタダキマシタ♪ ・皆さん 愛しています
中央、レフト側、ライト側と 歩み寄って深々と頭を下げたあと お堂の中のお仏像にお礼をして、 チラッとこちらを振り返ってから 手を振りながら、あっという間に見えなくなってしまいました。
20:15頃終了。
コガネムシやトンボが飛んできたり 鳥の声や電車の音、 選挙の声(これだけが仕方がないけどちょっと残念だった…)に 野外であることを実感し、
ココロ次第に空を見上げると 鳥が列を成したり、戯れていたり、 雲の色や形がちょっとづつ変わっていって
最後に星がひとつ。
確実に 薬師寺ライブは 剛さんの中で大きなターニングポイントになったハズです。
そしてそのライブに参加できたこと、 私の中でも大きな意味を持ちそうです。
参加できなかった方の気持ちも 剛さんは しっかりと受け止めてくれていると感じました。
生まれてはじめてのレポ… つたない支離滅裂の文章。我ながら情けないこと この上なしですが、 この場をお借りできることを感謝します。
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