こさかママさん同様、私もこの時を残しておきたいと思い、しつこくもレポにしました。
私もこの日が今回のオーラス。正確には30日の時点でオーラスのつもりでした。でも、横浜へ来てやはりもう一度観たい!と思いチケットないけど来ることにしました。時計台での集合も行く途中の駅のホームで知りました。おまけにニックネームの投票も31日にやるつもりでしていませんでした。 幸い、友人が確保してくれましたが、チケットの受け取りが16時頃新横浜駅で集合に間に合うかぎりぎり。途中で友人と別れてからドラマのように人ごみを縫って走って歩道橋を渡った時点で半を過ぎていたし、すぐに見つけられなかったのであきらめていましたが、数人の方が残っていてくれてお会いすることができ、それだけでも来て良かったと思いました。(こさかママさんには口頭でのニックネーム投票も受け付けて頂き、ありがとうございました。)
この日はアリーナAブロック。3日間で180°回りました。開演前に個人的なことでちょっと動揺し、最初は集中できませんでした。でも、「愛詩雨」で剛くんに変調が起こった時はっとして、最初は3連投でさすがに声も荒れてきているし体調不良?過呼吸?って心配になりましたが、嗚咽に感じられました。 (速報読ませて頂いてやはり、と思いました。)
最初のMCでもそのことには触れず、でも「アイドルが何をやっていると言う人もいます。」の言葉でこの人は今も戦ってこのステージに立っているのだなって痛感。「去っていった方々、そしてこれから去っていく方々」の言葉、(ちょっと笑いが起こったけど、)重みがありました。今はみんな熱い想いでいてくれるけど、この先どうなるかわからないってことをこの人は知っているんだ、それでもそんな人たちを想って歌う、切ないです。
ミュージシャンのみなさんも多少お疲れか、出のタイミングを間違えることも、それでも剛くんは「笑い」に変えて、この人の笑顔は本当に可愛いのでいつも笑えていればいいのに、と願わずにはいられません。
「綴る」で「君たちの〜」と歌われた時、剛くんがダイレクトに私たちに向けてメッセージを放っている、涙腺の堤防が決壊しました。(私は不覚にもハンカチをバッグに入れたままスタンディングだったのでごそごそすることもできず指で拭ったり鼻を啜り続けたり、かなり無様な状態だったと思います。)「歴史」のFUNKの文字はこの日でようやく確認できました。その後いつもより長いピアノの後の第一声が「僕の声が枯れてしまう前に君に愛を贈ろう」。もしかしたら剛くんは弾きながら言葉を探していたのかもしれない、もっと何か他の言葉を、でもこの時の彼の中にあったキーワードに辿り着いたのかもしれない。心の傷を吐露したような叫び、痛みの声、疼きました。でも、ありのままの剛くんをそのまま投げかけてくれたこと、こっちも心して受け止めたい、って思いました。
アンコールの「空」で涙が出ました。でも、自分が何を思って泣いたのかわからないのです。 そして「FUNK TIME」。もう、最高です。席がアリーナといってもセンターと同じ高さ(低さ?)だったせいか場内の拍手が大きく響き、自分がその中に囲まれているような、ミュージシャンと観客の一体感。本当に「空(くう)」になって、ただ、この瞬間が全て!でした。
係員に促されるようにして退場しましたが、いつまでもその余韻に浸っていたい、ライブでした。
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