なんかレポを書くことができずにぐずぐずしていました。でもこの日の自分の想いをちゃんと文字にしておきたいので感じたことを記します。様子を伝えるというよりは私の個人的な感想のみですが・・。
今日は私のオーラスでした。 開演前にお仲間さんと楽しいひと時をすごしてテンション高々のままライブに参加しました。ライブはいつもどおり剛紫さんのリズミカルなベースからはじまりました・・が愛詩雨の終わりの方(死ねないで・・のあたり)で急に声が細くなりました。ブレスを間違えたとかそんなのではなく何かをこらえているように見えました。顔に涙は見えませんでしたが、その絞り出すようなせつない歌声に、もうこちらの涙腺が決壊してしまいました。開演前にお友達と「ライブで泣くか?」という話題になり、泣かない方が音をよく聴くことができるかもと思い、「よし、今日は頑張るぞ」なんて変な決意をしていたのですが、私には無理でした。
愛詩雨を歌いきったあとのオーディエンスの拍手と声援がすごかったです。温かかった。みんな素敵すぎる・・なんてそんなことにも感動してました。
そのあとのMCではそのことには全く触れず、そのあとは歌声もいつもどおり素晴らしかったです。なので気持が入りすぎちゃったのかななんて思いました。でもこの日の愛詩雨を私はきっとずっと忘れないだろうって思いました。まっすぐに歌ってくれた剛紫さんがいとおしくてたまりませんでした。
綴るのあとの即興も胸にきました。「僕の声が枯れる前に君に愛を贈ろう、僕の涙で孤独の愛を贈ろう」というようなニュアンスの歌でした。MCではお話がなかったことも歌で表現してくれたんだと思う。切なかったです。
歴史の後は今日はピアノの音色を元にもどしていました。優しい音色からシャープな音色に変わって歌った歌は「誰も僕を愛せやしない」というような歌。今ここで剛紫さんの歌を聴いているすべての人が剛紫さんを愛しているはずなのに、その中で「誰も僕を愛せやしない」と鋭く歌うのです。でも「命を手繰った」って。愛詩雨の続きのような詩でした。彼の中に深い孤独を見ました。
だけど同時にきっと剛紫さんはファンにすごく心を開いてくれているんだろうって思いました。だからこんなにまっすぐに歌ってくれるんだろうって。彼と喜びも感じていたいけど彼の痛みも感じていたい。ずっとどこまでも感じていたい・・そう思いました。
Purple Stageでは 僕の命が 世界のために なればいいな la la la・・ 僕の全てが 世界の愛に なればいいな la la la・・と歌ってくれました。・・泣けます。剛紫さんは神でも仏でもなく、普通の30歳の男性であるはずなのに、もっと楽に生きれるはずなのに、自らとてつもなく重いものを背負いにいっているような気がしました。まるで童話に出てくる幸福な王子みたいなんですもの。
MCで心に残った話は自分の元を去っていった人に対しても愛を投げ続けるというお話。どうしたらそういう域に到達できるのでしょうか。後足で砂をかけられるような仕打ちをされてもなお両手を差しのべなければならないのでしょうか。でも今日のPurple Stageを聴いていると剛紫さんの生き方はそうなんだろうなって。
それからファンに対するまっすぐな気持ち。自分とオーディエンスの関係は歴史が変わっても揺るがないと。とても感謝しているって言ってくれました。感謝しているのはこっちのほうだよって伝えたいです。
なんかめちゃめちゃどんよりしたレポになってしまいすみません。ライブ自体はMCでは笑いもありFUNKTIMEはいつもどおりすっごく盛り上がりました。もちろん私も。ただ深く深く感動し、剛紫さんの想いがストレートに伝わってきた心に残るライブであったことは間違いありません。
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