MC等については既にレポされた部分は省き、覚えている範囲で書きます。 最初の挨拶は「雨の中足を運んでくれてありがとう」。 ― 帰りは物販で湯呑ありますのでこうして(水を掻くしぐさ)ストールもありますから(拭いて絞るしぐさ)<場内大うけ> ― 昔は、音楽は雨乞いとか祈りのため行われていたけど現在はこうしてお金を払って集まってもらってやっている。 ―「剛柴」とかいろいろ呼ばれていますが、好きに呼んでください。 ― 男子どれくらい来てる?」にすぐにたくさんの男の子の野太い声援。「最近多いです。これくらいならいいけど2/3が男子になったら僕も長淵さんみたいに鍛えなければいけないのかな、でもなで肩なんです」
鍵盤の前で ―「小学生の時、初めて飛鳥さんのCDを買って胸が動いた。言の葉、音楽は人の心を動かせる。」「今日はすごい人が観に来てくれている。」「歴史も本当にそうだったのか変わってきている。昔聖徳太子が官位十二階を制定したり、一度にたくさんの人の話を聞けたと習い、○をもらったけど現在は、聖徳太子はいなかったと教えられている。もし「記」するだけで人々に伝えられたら僕も身長が180cmで五ヶ国語できると書くけど実際は程遠い。」 でも僕とあなたの歴史は自分たちで作って行ける。。 その他順不同ですが、 ― 何か一つのことをやっていけばいいのかもしれないけど、僕はこれからもオブジェとかファッション、アート、音楽いろいろなものを通して自分を表現していきたいと言った内容のこと。(鹿のマイクスタンドについて語った時だったと思います。) ― 広辞苑の「可愛い」の欄に僕の名前が書いてあります。(度重なる「かわいい!」の声援に応えて)
前回の仙台は小さなステージだったので剛くんのドラムの位置関係やスモークやレーザーなどは今回初めてでしたが、全体的にモノクロでシックな空間でした。正直、昨年、初日の横アリで嫌な思いをしたので、そんなに期待をしていなかったけど(剛くんに対してではなく会場の雰囲気に)でも、横アリの大きな空間が剛くんに染まった、スタンドから見ていたせいか、そんな感じを受けました。 キーボードの部分がせりあがってスモーク、上からは囲むように細いレーザー。「綴る」はしっとりとささやきかけるように愛おしく歌う。私はここでやられます。剛くんのヴォーカルは痛いくらいドキドキする。心の要塞を崩してくれるようだ。そして一音、ひとこと毎にしずくがコップにたまるように乾いた心に満ちてくる感じ。即興の曲、剛くんって創っているのではなく自然に湧きあがってくる、そういう感性の人なのだなって改めて思った。「歴史」。優しい空間、周りでも目に手を持っていく人が多かった。 「Raindrop Funky」からは私の周りも総立ち。一人で来られた年配の女性は座ったままだったけどずっと拍手をしていました。 ギターの時は下から風を送ったスクリーンを正面前にあげ、シルエットが。私の位置からは揺れるシルエットと生の剛くんと両方見ることができました。
「美我空」の熱唱に拍手鳴りやまず。剛くんの声にはα波があるとよく言われるけれど、私は音楽についてはまったくわかりません。ただ、剛くんは心をまっすぐに投げかけてくれる、正にソウル、そんな気がします。 そしてファンクタイムへ。ホーン隊にギターで指示するところ、ギターをかけたままのダンスのステップの切れのいいこと!一度ホーン隊が騙されてやってしまうと喜んだ。各パートにやるところスティーブは口でバーカッションやったけど最後「いつまで一人でやらせるんだ云々」と笑いを誘った。 最後の一気の書。初めに筆を剣に見立てて効果音入りでの一人殺陣が可愛くかっこよかった。見たのは初めてだったけど一気に書き上げていく迫力、本当にすごい!と思った。しかも書きあがった後、バンドに指示しながら自分で拭いているのが妙に可愛く、そういうところスタッフにやらせないのも剛くんらしい。 タオルで腕を拭きながらも、それで腕がさらに黒くなって、でもそれがたまらなくかっこいい。
この人は本当にそこにいてくれる、優しさと包容力のある人だなって改めて感じた夜でした。
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