横浜アリーナ、初日。
私は広い会場はこのツアーでは初めて。 30分ほど前に着席。なんとなく、雰囲気が気になってまわりを見回す。穏やかな優しい空気になぜかほっとする。「剛さんのフレーバー」、私は剛さんも剛さんのファンの雰囲気も大好き。
今日は何度か「フレーバー」と剛紫さんが言ってたので。
曲順は同じです。でも、変化してるので、感想を書いてみます。
「美我空」ベースのネックをすべる手がすばらしい。よく見えるセンター席だったので、感動。リアル剛さんはいつ見ても夢の中の人みたい。たくましく感じます。若い人は「かわいい」と声をかけ、ご本人も「ぼく、かわいいです」と笑いますが、私からはすごくおとなの男性に感じられます。成長を感じるからかな。甘えたくなってしまう。
「TALK TO MYSELF」シンプルですが、本当に素直で聴けば聴くほど、詞の意味の深さに驚きます。序章のようで、主題のようです。声が心に響きます。安心できる声。でも少し、緊張も感じられました。
「愛詩雨」ラジオで歌詞のお話しもあったので、「そっと」の部分など丁寧に聴いてみました。初めて聴いたときのような寂しさは感じられなくて、温かい曲に聴こえました。今日の剛さんは満たされている印象を受けましたよ。
「素適な詩 孤独な詩」これまた、今日は明るく満たされて、孤独とは遠く感じられました。後半のららーも、明るい。温かい。包まれる歌声。ほっとします。
「雨の弓」優しいのよね。じわーん。でも、やはり今日は優しい弓。
「Ku」何度かドラムをやりなおしてたような。実は、今日私が唯一涙ぐんだのはこの「Ku」の剛さんのドラムだったの。なんだか、一生懸命の姿にほろりちしちゃって。本当に一生懸命なんですもん。
「NIPPON」みんな、にっぽーんのところで自然に手を上に上げてました。盛り上がります。
「叶え Key」今日もすごかったですよ。私は腰くずれました。もっとパキパキしたリズムが溢れている世の中で、このグルーブはとんでもない心地よさ。 剛さんの声とリズムとすべてがあわさった心地よさに、終わったとたん「つよー」と声が上がってしまうのを押さえられない。まわりを気にせず今日も叫んでしまった(笑)
「綴る」「歴史」光の中に鍵盤ごとせり上がる演出。隣りの友人は「お釈迦様」「天界の人」と声をもらしていました。そのくらい綺麗でした。 涙より癒しの曲になってきた印象があります。純粋な愛の空気。 剛さんがひとりで歌っているんだけど、より清浄な何かが憑依した印象。 心洗われると思います。渇いた心には涙、むなしい心には温かさが届くみたいな。まさに時代へのラブソングなのね。今日の即興の歌詞は、えーっと。
どなたかフォローお願いします。 「抱いて、抱いて。抱いて、ぎゅっと」とかおとなな歌詞の即興があったので、その甘さで溶けてしまって、どれがどの曲の即興だったのかわかんなくなっています。そんなおとなの歌詞の即興もあった、今日でした。
「Raindrop Funky」「FUNKAFULL FUNKAFULL」並んでいた私の友人は今日がすべて初めてだったので、この2曲の心地よさに驚嘆していました。おとなで、のりがよく、歌詞がおしゃれな剛紫ワールドにびっくりしたようでした。 私も、ただもう、気持ちよさの中に包まれる時間。 音と優しさとセンスの良さに包まれて幸せすぎる。
「Purple Stage 」今日のパープルステージは私だけが感じた印象かもしれないんですが、前半の温かさ幸福感をひやっと裏返させるところがちょこっとあって、「パープルステージを独りで昇ってしまうんやないか。この人また独りになってしまうんやないか。あかん。私も連れていって。」と私の頭の中を混乱させる、剛さんの内に秘めた孤独を感じる曲でした。孤高の人の袖をひっぱり、デニムのすそをふんずけても、独りにはさせたくない長年のファンの意地を感じる1曲です。(変な表現かな) 私たちも連れて、みんなでパープルステージを昇ろうよ。ここまで来たのだから。と心で叫ぶ私。この想い届きますように。 前回は「連れてって」でしたね。今回は「一緒に行こう」です。(私の感想が)
剛さんは才能や感性が鋭いから、置いていかれそうな感じがたまにあるの。 でも、付いて行きたい自分がいてね。せつない瞬間があります。
「空 美しい我の空 」なんだか、良かったです。私たちのもとに、再び剛さんが降りてきて、愛を空を一緒に感じてくれてるようで。この優しさが、素の剛さんじゃないかと私は想っているのですが。
「FUNKの時間」 まー、かっこよかったです。生き生きと男っぽくて。それまでの表情をきりっと変化させて、ちょっとSのバンマスが楽しみつつ、ミュージシャンに競わせるみたいな。ホーン隊のみなさんはいずれも実力派そろいですから。 剛さんのネックの指示でお好きなままに。 でも、オーディエンスの私たちへの盛り上げや声かけ、ジャンプの指示はあくまで優しい視線で、もう、好き好き、助けて!でした。
手に巻いた空鹿ちゃんがぶんぶん揺れる、FUNK TIME! 腕に空鹿ちゃんがいると、自分がさびしくないという事実を発見。あの、四角いのん気な顔がりぼんをつけて揺れているとなごみます。まわりにはお仲間さんは発見できませんでしたが、私には空鹿ちゃんがいるもん!という気分にさせてくれましたよ。いいアイディアだったですね。可愛いです。シュシュもふわふわしていい感じです。
我のお習字の後、やぶるパフォーマンス。ロンダード姿も男前。 FUNK TIME があまりにも男らしくてかっこよすぎなので、お習字の前に太い筆を抱え「しゅしゅしゅ」といたずらっ子のように振り回す姿になぜか「あははは」となごみました。ほっとしました。
我、自分の嫌なところを捨てちゃって、自分を超えてとかのお話し。
すっきりとした挨拶のあと、爽やかに退場!
「剛紫、ありがとう」の声が色んな方向からしてました。 「ILOVE REAL AND ME!!!」も美我空団の紹介の後にありました。なんだか、いいですね。最後の映像も。
最初のMCの真面目な言葉を聞いた友人が「おっ般若心経」と言いました。 今の時代についての剛さんの真面目な考えに「涙が出ちゃう」とも言ってました。友人はソロはお台場のエンドリケリー以来だったので、新鮮な感想がもらえました。「剛くん全体からむくみがとれて、すっきりした印象を受ける。見た目ではなくて、音楽や声や話すことなどすべてから。」 「これが、美我空プロジェクトなんだよ」と答える私。
季節が戻った肌寒い帰り道、リュックからストールを出して、雨上がりのアスファルトを歩きました。10年以上前に剛くんに会ってから時間が止まっていたけど、この春、本当のおとなの男性になった30才の彼に出会い、心の時計が再び動き始めたようです。年を重ねることを恐れずに綺麗な人間、可愛い人間、剛紫さんのようになりたいなーって、思っています。グッズのストールに「愛してる」と入れてくれる優しさを信じていきたいな。ふさわしいファンでいたいって、胸がきゅんとした帰り道でした。
完璧に素適なステージでした。 広いアリーナも彼にはぴったり。さすが。
追加、待っています。
ゆっくり書いてしまいました。でも、剛さんを感じられる時間は人生の宝物だからね。読んでくださってありがとうございます。
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