私にとっては最初で最後の美我空ツアー参加となるであろう地元でのライブ。始まる前からドキドキでした。この日のお天気は午前中は曇りでしたが、午後からは徐々に晴れ間が広がってきました。風はかなり強く、体感温度はかなり低かったと思われますが、綺麗な青空が見えていました。 開演前に昨年のZeep札幌と同様に起こった「ツヨシ!サッポロ!」のコールの中、美我空の音が流れ始め、剛紫さんのギターを弾く姿が浮かび上がり、私は早くも興奮状態に(*_*)ここからは、冷静さのかけらもない状態で、記憶もおぼろげです。なので、緻密なレポはできるはずもなく…。単なる感想となることをお許し下さいm(__)m 開演は17時からの数分遅れ。セットリスト、映像、照明に変化はないと思います。 最初の挨拶は、33さんが速報で書いていらした、飛行機ネタだったと思います。緊張感から前夜は眠れなかったこと、ゆずジュースを味もわからないまま流し込んでで(水の味しかしなかったと言っていたと思います)寝ていたところへ、CAの声が。機内食サービスかと思い、ここで食べるのもいいじゃないと目を開けたのにもかかわらず、出てきたのはクッキーのみ(笑)せっかく出したテーブルが無駄になったとのこと。いくらファーストクラスでも、羽田ー千歳間で機内食はでないだろう!!とつっこみつつ笑ってしまいました。しかたなく剛紫さんは再度クラシック音楽を大音量で流しながら(勿論ヘッドホンで)寝に入ったようですが、今度は音楽を機長の声がさえぎります。「耳元でガンガンくるから、ビックリしたわ!」と。しかも機長は「あと25分…いや24,23分で千歳に到着する予定です(時間は記憶違いがあるかも)」とカミカミで「いつ着くねん!」とつっこんだとのこと。そんなこんなで何とか会場に到着したところ、ケータリングにスープカレーが。「すごく食べたかったけど、ライブ前に刺激物を食べるわけにいかないし」と。それで、「今日は(髪の毛の)分け目を逆にしてみました」と。 前日は北海道入りに備えてサッポロビールを飲んだという話に、会場から「ありがとー」の声があがりました。対して「お礼よりCMちょーだい」とさらっと可愛く言っていました。本当にCMしてほしいなぁ。北海道の広大な空の下でロケをして…と私は一人で妄想しちゃいました。「北海道には、文化や食べ物や素敵な誇れる物がいっぱりある。空は広くて高い。ここに来て、空を見上げてみました。この空は奈良にまでつながっているんです」とのお言葉もありました。 札幌は、まだインフルエンザ感染者が出ていないこともあり、マスク率はかなり低かったです。剛紫さんは、そのことについても触れ「今日はマスクをしている方は少ないですね」「名古屋では客席を見ると、皆マスクだったんですよ。あれ、ビックリするよ!いや、皆、僕に移さないようにと思ってつけていれくれているんだと思うんですけど、光景的にビックリしました」「今回のは、弱毒性だと知り合いのお医師やさんが言ってました。あまり、神経質にならずに、でもうがいや手洗いやマスクなどの予防はしっかりとしていただけたらなぁと思います」などと話していたと思います。 会場からの声は結構拾ってくれ、「愛してるよぉ〜」の声に対して「俺の方が愛してるっちゅうねん。略して”俺っちゅー”」と言ってました。お約束の自分は可愛い発言もありまいた。会場からの「可愛い〜」に対して「わかってるっちゅうねん」「はい、可愛いですよ」とすまし顔。「Raindrop Funky」を歌う前には「恋人が隣にいる人は手をつないでイチャイチャしちゃって下さい。残念ながらいない人は、竹○くんをお貸しします。カッコいいより優しいがいい人には名○くんをお貸しします。優しいですよ。僕の愚痴なんかもちゃんと聞いてくれます」と言うようなことを言っていました。その間、「剛がいい!」の声が多数飛んでおり、それに対して「カッコいいより、優しいより可愛いがいい人は僕でもいいですけど…」とタラシ発言あり、会場は「キャー」(*^^)v 会場からの声かえが幾つか重なった時には、「僕は聖徳太子ではないので、一度に話されてもわからないです」と。若干、KYな声もあったように思いましたが、会場との言葉のやり取りは楽しかったです。 勿論、真面目トークもあり。「今日ここで出会ったからには、何かを得て帰ってほしいと思います」 セッションの時だったと思いますが「今日は湿気が多いみたいですね」「楽器で分かるんですよね」とミュージシャン発言がありました。何の楽器もできない私は楽器で感じるなんてカッコいいと目がハートになりました。その湿気のためかどうかはよくわかりませんが「KU」は2回行ないました。指でバンドメンバーに合図をしていたようでした。 歌声は言うまでもなく最高でした!特に「空」のラストの高音は鳥肌ものでした。ほぼ1年ぶりで聴く剛紫さんの声でしたが「こんなにすごかったっけ!?」と思いました。本当に、どこまで進化するのでしょう!!まぎれもなく、天から与えられた声ですよね。アカペラもすごかった!!「綴る」と「歴史」の間の即興はかなり長かったですが、いつもあれぐらいなのでしょうか?途中でスモークが切れていました。残念ながら歌詞は覚えていないです。天上にいるかのように見える剛紫さんのお姿と、天上から聴こえてくるかのような声に魂を持っていかれました。私は楽器は全く詳しくはないのですが、ピアノもものすごく上手くなったと思いました。 「空」の後「これからは、時間の許す限り、楽しんでいこうと思います。リズムにのって楽しんで下さい!リズムにのれない人は静止していただいて結構です」とのお言葉から始まったセッション♪♪楽しかったぁ(^^)竹○さん、名○さんとの三銃士的なセッションあり。TAMAさんのセクシーなダンスあり。キュートなLuisさんのソロ演奏とそれを煽るキュートな剛紫さんあり…etc。少しですが、腰をゆらす剛紫さんも拝めました。ロンダートではお臍がチラッと見えセクシーでした。書道の字は「我」書く前の大きな筆をもったまま武道のような踊りのような動きが男前でした。投げキスもいただき、会場は「キャッー」。剛紫さんは、最後まで優しく「気をつけて帰ってください。外はもう暗いでしょうが、どうぞ空を見上げてみてください」と言っていました。 ダブルアンコはありませんでしたが、すぐには帰らない人が多く、皆、アンコールの拍手をしてました。「今日の公演は〜」のアナウンスの後も、残っている人が多かったです。そこへ剛紫さん本人と思われる声で再度「今日の公演は〜」のアナウンスが!!歓声と拍手がわきあがり「剛紫、ありがとう!」「また来てね!」の声があがりました。ちなみに終了は20時半過ぎでした。最初から最後まで愛にあふれた素敵な素敵な空間でした。
余談ですが、会場前に葉書受付みたいのものがありました。おそらく無料招待だと思います。噂では、専門学校の学生さんなどに配布したようです。でも、かえってよかったのではないかと思いました。今回のライブは歌声も演奏もパフォーマンスも本当に素晴らしかったです。葉書を持参してくれた方の中の何名かには、剛紫さんの思いが確実に伝わったと思うのです。生意気なようですが、ファンとして誇れるライブだったと思います。
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