私はスタンディングでした。pureさんとこさかママさんが詳しくレポされていますので、補足な感じで書かせて頂きます。 ここは同じスタンディングでも赤坂のような息苦しさはなく、快適に気持ちよく見ることができました。赤坂から三週間なのに、すでにライブはかなり進化していて、新鮮なときめきを感じながら参加しました。
スクリーンに剛紫さんの様々なアングルの映像が加っていたり、FUNKの指(中指薬指親指をつけて、小指と人差し指を立てる)を幾つ通りも絡ませ、万華鏡を見ているような動きをしたり、剛紫さんが全身を柔軟に動かしながら魅せるパフォーマンスなど斬新な発想の映像があったり、ステージ下にカメラさんが入り、歌う剛紫さんをスクリーンに映し出したりとスクリーンもかなり進化していて楽しめました。 会場の照明が落とされ、暗いステージに剛紫さんが現れると同時に白檀のいい香がしてきました。お香を焚いて出てきたのでしょうか?お寺の本堂にいるような厳粛な気分になっているところへ美我空のインストが流れ、これが絶妙にあっていて、心が洗われた感じがしました。
「綴る」と「歴史」の間に架け橋のような即興曲、終わりにも即興曲があり、これらが音の途切れもなく繫がり、一つのラブストーリーになっていたように思いました。途中、ピアノの音色がシンセサイザーのようになり、剛紫さんの優しい歌声と美しいピアノの調べがゆったりとあまりにも心地良くて、ふわっと眠りに誘われそうでした。 ピアノがまた上手くなったなと思いました。
ピアノを弾きながらの「素敵な詩 孤独な詩」、曲調が変わる後半の壮大なメロディラインは心に迫りくるものがあり、ライブで聴くこの曲はCDよりドラマテックで感動しました。前半は優しい曲や心を打つ曲にしっとりかつ強烈に心を奪われている中、「NIPPON」は活力感溢れて勇ましく、この曲の構成が素敵だなと思いました。
MCでイメージの話になり、「僕の家はカラフルで色んな物で溢れていると思われているみたいけど、白黒と茶で、茶は少しかな〜リビングに大きくいい感じの器があり、切花をさして、寝室やトイレにも切花を置いているというようなことを言っていました。 最近の剛紫さん、お酒のあてを作って1人酒を楽しみ、お花やお香で心を癒して、音楽や絵で創作意欲を満足させて、独身生活をかなり満喫しているようで、どうぞしばらくはそのままでいて下さいと私は願ってしまいます。
アンコールタイムに入り、BIGAKU FUNKショーは凄く盛り上がりました。 これも赤坂からかなり進化していて、別ものを見ているようでした。 剛紫さんの目線や指を使っての仕切りが実に見事で、ミュージシャンの皆さんもそれぞれの持ち味を発揮してのパフォーマンスは愉快で楽しく、今回はホーン隊の皆さんが剛紫さんのお気に入りのようで、私以上に剛紫さんが楽しそうで可愛い笑顔を沢山見せてくれました。 即興曲のBI・GA・KUでは会場が曲に合わせ腕をあげ、指を立て、大盛り上がりで一体感溢れ、これぞライブでした。それをみて嬉しそうに笑い歌う剛紫さんが素敵でした。
最後の曲はCDにはない曲で、私だけかもですが、ギターのイントロが大好きな曲「さまざまが愛」に似ている感じがして、胸がキュンとしました。この曲はこさかママさんが書かれたように、壮大で温かく力強い愛に満ちた曲で、最後に相応しい素晴らしい曲でした。 さびの部分の熱唱は凄くて、声量と音の高さ、今、剛紫さんの持っている歌力のすべて出し切った歌唱で本当に素晴らしく感動しました。毎回感心させられる歌唱力、すなわちどんどん上達しているわけで、いったいこの人はどこまで歌が上手くなるのだろうと楽しみです。
最後は「今日も素敵な空をありがとうございました」とすべての席、サイドのポケット席にも顔を向け、深々と頭を下げて、はけ際に投げキッスをしてはけていきました。
次は名古屋ですね。参加の皆さん、楽しんできて下さい。
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