仙台サンプラザは半円形の客席。ステージが低く私は1階のほぼ横に近い席で後ろでしたが、見上げるという感じより同じくらいの高さでした。剛君は黒の上下で登場、途中で上着を脱いで白のTシャツ。アンコールでは黒のTシャツ。双眼鏡を用意しましたが、剛君がこちらを向くと気づかれるのではないかと思ってあわてて下ろしました。全体的に照明が暗くスポットライトが当たるような感じ。そのせいかMC等で剛君の瞳に常に星が輝いて見えました。後の髪の毛が跳ね上がって最初は結んでいるのかなと思ったけど違いました。(自然なのか意識してセットしたのかわかりませんが。) 曲はアルバム順で剛君は時折鍵盤、ドラム、ギターのソロを聴かせてから歌へ。 MCは、「お仙台」から始まって、今日は欠席のスティーブからのメールで今月の仙台サンプラザのスケジュール表が送られてきてよく見たら「剛紫」が「剛柴」になっていた。次回改名する時は「剛柴」でしょう? 自分の中で時々「剛柴」が出てくるので間違えたときは彼だと思ってください。 母の日に馬が好きなのでネットで検索して本物の馬は無理なので(もちろん!)イタリア製の置物を買ってプレゼントする。プレゼント(present)は今という意味もある素敵な言葉。 「綴る」の前のMC。一人、部屋で使用している鍵盤を持参、いつも皆さんのことを思って歌を作っているのでラブソングを作ったら「私のことだ」と思って下さい。(拍手喝采)いつもラジオで話しているように「うーん、、」と言葉を探しながら、選びながら「イメージの世界で生きているのでもっとありのままで愛を伝えたいけど難しい」といったようなことも話されました。もどかしそうに手が語っていました。 今日が初日の私の位置から見る剛君はほとんどが横顔。そのせいかかえって今までよりも、まなざしを感じることが出来たような気がします。一音、一音、自分の感性を確かめるように鍵盤をたたきながら思いのたけを言の葉に託して乗せていく。アルバムで聴くよりももっと丁寧に届けたい!って感じました。剛君の歌声が場内の空気を染めて満たしてくれるようなバラード、会場の音も(剛君はスピーカーの位置を気にしていましたが、)最高でした。「綴る」はやはり涙モノでしたが、「歴史」を聴きながら何がこの人をここまで駆り立てるのだろうか?ここまで行き着くまでこの人はどんなに傷ついてきたのだろうか、と改めて胸が痛くなりました。最後はアルバムにはない部分を付け加えていました。(これは今回のツアーはいつも同じなのかどうかわかりません)「Raindrop Funky」の前のMCで「恋人のいる人は恋人を思って」と話しながらピック?を落とし拾う。(まるで「33分探偵」)「いない人は僕を想って」(だったと思います、当然拍手喝采) 紫のライトの中で歌った「purple stage」の最後はアカペラ。圧倒されました。
カーテンコールでは自作のマイクスタンド。無くなった鹿の角で製作したとの事。レコーディングもエンジニアルームでヘッドフォンを使用せずに母のこと、今までのこと、そして自分が60歳くらいになったらこんなことを感じるのかなとタイムスリップして歌った。 そのときのレコーディングの記録を今回のグッズ、ストールに入れたそうです。(拍手喝采) 十川さんのピアノで「空」をしっとりと、熱唱。本当にこの人の声はすばらしい、心を満たしてくれる、ソウルだと思う。 そしてギターを手にして時間の許す限りのファンクタイム。途中でバンドメンバーがソロで聞かせてくれる。今回はメンバー紹介がなかったのでわからないけれどギターは名越さんと竹内君だったみたい。トランペットは初めて見る人?だけど聴かせてくれました。途中で剛君が踊りながらギターを向けるとホーン隊が反応する。剛君のステップが軽やか。剛君のフィンガーサインを真似て掛け合いも。 そして最後に新曲?バンドのメンバーも一度ギターを外したのをもう一度かけなおしたので予定外だったのかもしれません。迫力のあるヴォーカルです。
今回のタイトルにした通り、何のごまかしも無く、一人で、シンプルにありのままの現在の自分を表現している、そんな感じのステージでした。 みなさんのそれぞれの美しい空、みんなの美しい空が描けました。剛君にありがとうといいたいです。最後に「ラジオでも言っているけれどみなさんのリクエストがあれば追加の可能性もある、自分もそれに向けて頑張っている」との一言も。 あやふやな部分も有るかと思います。どなたか訂正お願いします。グッズ販売は開場前に入り口でやり、一時閉鎖。私は開場時間に並んで入場してから購入しましたが、その後のトイレも空いていて余裕で席につけました。
|