244ENDLI-x ライブレポ
'08/03/29〜'08/05/26の
I and 愛 244ENDLI-x LIVE TOUR '08のレポです。全公演のレポがあります。

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フロントに立つのに相応しい人

いよいよ、ツアーIand愛のオーラス。
今日はBブロ20ケタ台だったので段差の前から2列目に来れました。
初めて、ステージのスクリーンがきちんと2つ見えました♪
最初はお決まりのマイクパフォーマンス。マイクが見つかった後は子供のような声で「マイクが・・マイクが・・」と可愛く言い訳。もうみんな可愛くて、メロメロです。
「マイクがないにも関わらずオープニングにかっこつけて登場してしまってすいませんでした」とバンドメンバーにペコリ。そして、観客に向かっても「すいませんでした」とペコリ。ここまでずっと子供のような声で話し、急に、「低音社会スタイルが・・」と始まったので、もう歌ってるよ〜って感じでした(笑)

今日の「Help Me Help Me・・・ 」は特に痺れました。
「君なら死をとるの?世界なら死をとるの?」と歌っていたのが印象的。盛り上がりの「Help Me Help Me 」のところでギターから手を離して、両手を広げた後に自分の胸を叩きながら全身で声を発していた姿にすごく胸を打たれました。その声は周りの壁に当たって自分に向かってくるようで頬のあたりがゾクゾクして鳥肌が立ちました。

MCでは今回ツアーの裏テーマが「地方の力」だったと話してくれました。
フロントに立つ人間はかっこつけて綺麗な言葉だけを歌ってちゃダメだと思って、自分は煙たがれようとこういう泥臭い歌を歌ってると話していました。
トークは終始、静かな口調で落着いていました。ふざけたことを言う時もこの口調だったので、とても気持ちが落着いてるのかなと。

「政治の話しになりますけども・・」と言って、「お米を作ってる人もお年寄りばかりで、輸入に頼るって言っても海外も食糧難て言ってるし、みんな真剣に考えなきゃ大変なことになるよ。ほんとだよ。」と話していました。
私が小学校の頃から感じていた危機感。輸入にばかり頼ってる日本は輸入してもらえなくなったら食べ物がなくなっちゃう。剛くんが話すとより多くの人に伝わり、みんなが思考しだします。「フロントに立つ人間」にとても相応しい人ですね。

こういう話をしているからか奈良でライブをやった時に観光特別大使にという話がきましたと。「僕でいいんですか?」と聞くと「ぜひ剛さんに」というお答えだったそうです。
授与式にも「僕、変な格好でいきますよ。たぶん、上下黒のスパンコールのスーツです」と話したそうです(笑)
賞状は家に飾ってあって、貰える人しか貰えない世界遺産ブックをもらって、勉強していると言ってました。そんなの貰えるんだと「ほぉ〜」。

今JRのCMで春日大社さんがやってますが、その前が西大寺さんで、(私は剛くんのこの世界遺産に「さん」をつける口調が優しくて、らしくて大好きです)西大寺さんは僕の幼稚園があったところで、春日大社さんは七五三で全部お世話になったところだと話してくれました。
七五三の時に親鹿の後ろにいた小鹿を撫でようとして、親鹿にド〜ンとやられて石の上に転んで、そんな小さい時から僕は親の愛を学んだと話していました(笑)
この流れからだったか、そんな僕の名前は「剛」で、今はもう丈夫になったけど、小学校2,3年の頃、給食が食べられずに机の周りに女の子が2,3人集まって、「がんばって」だの、「時間ないよ」だの「ひじき食べてあげようか?」など励まされたそうです(笑)剛少年は「いや、自分で食べなきゃ怒られるから」と頑張ったそうなんですが、その頃から母性本能をくすぐるタイプだったのですね(笑)

またメディアは真面目な話はカット。めんどくさいからテレビには出なかったと話す剛くん。確かに剛くんが真剣に話しても茶化されてしまう場面があったりで、見ていて痛々しかったですから、メディアに無理に出ることもないなと思ってましたが、今回の「Kurikaesu春」など、素敵な歌があまり大勢に知られることなかったのは残念に思えました。遊びの改名が大事に扱われたのも辟易したようで、新聞にまで載ってお母さんにまで「改名したの?!」と驚かれて、よっぽどニュースがなかったんでしょうね。と話していました。気を遣いすぎるぐらい気を使う剛くんがここまでリアルな心情を吐露するようになったのも私たちの前だからですね。
みなさんも会社で呼ばれるたびに名前はさすがに困るけど、ニックネームとかやってみたらいいんじゃないかというように最後はやわらかく締めてました。

この場ではフェイクを捨ててリアルにという話で、みなさんもフェイクを捨ててと言って、「こんな感じで・・」と言ってズボンのポケットから砂をまくように捨てる仕草をする剛くん(笑)客席の反応に「関西ならもうちょっとウケるんだけど」(笑)
ぎゅうぎゅうの会場の様子も、「柿の葉寿司」と称して、「これも東京じゃうけませんね〜」と言ってました(笑)

これもなんの流れからだったか、デモを近所の人の迷惑にならないように小さい音で作った話をして、「上ケンさんと十川さんに渡したデモ、小さい声ですもんね〜」と十川さんたちに向かって話し、「スタジオ作りたいな〜。でも作るの大変なんだよなぁ」と。上ケンさんに「スタジオ作った?もう出来た?」「北海道に?」と聞いた後に、「僕は奈良に建てることになりますね」と当然のように話していました。「みなさん、大変になりますけど。近鉄線乗り換え40分かかりますけどね」とバンドメンバーさんに収録の時の話をしていました。具体的な話しにワクワクしました。
またレコーディングの時の竹内さんの話になって、「ブースが区切られてるんだけど、進さんはギターを立てて演奏して絵になる。名越さんも髪の毛が全部前に来ててかっこいい。竹内くんは昔のアフリカの銅像みたい(笑)横から見ると、急に背をピーンと反って、発作みたい(笑)」その竹内さんの様子がおかしくて、上ケンさんとかと笑って動画を撮ってたと話してくれました。

CCKでは、通りすがりのKenKen登場!剛くんのドラムは最高潮!本域で叩きまくってました。この後影響でないのかな?と心配になるほどの全力演奏でした。
相当長い間ドラムを叩いた後は、スティーブさんとドラム缶演奏合戦に入ると思いきや、スティーブさん、弟のレナードさんに譲ります。剛くんとレナードさんの演奏合戦!私の位置からは剛くんの表情はよく見えなかったけど、ほっぺが上がってるのが見えたので、かなり楽しそう!2人、お互いの様子を探りながら叩き、レナードさんが見事なリズムをたたき上げると、剛くんが絶妙な間を置いて、一発、ガンッ!その絶妙な間合いににみんな大笑い!即興でもさすがです!何が起きるか分からない、誰が出てくるか分からない中での大盛り上がりでした〜

最後のボディペイントはボードにダイブした後に、MC。「あ、そういえば今日、オーラスだっけ?」というぐらい軽いノリで、そんなノリ?とちょっとガッカリした反面、そうそうこれで終わりじゃないのね、ずっと続くんだねと思ったり。。
最後メンバーさんが去った後、剛くんはボードの前に立ち、顔にまたペンキを塗り顔拓(笑)そして、手のひらに赤いインクを塗って、その手で、「堂本剛参上」と書いていました。立ち去る寸前にはハートマーク。最後に暖かい気持ちを残していってくれました。


こんなにアップが遅くなってしまって、すいません。
掲載の機会を与えくださってママさんに感謝です。。。
jun  2008/05/25 [349]

この記事へのコメント
こさかママ 2008/06/27/20:00:23 [350]
junさん、レポありがとうございました。
感動の日々が蘇えりますね。本当に剛くんの周りへの影響力ってすごいと思います。たくさんの目が剛くんの一挙手一投足に注目してますものね。大変なんだろうけど、やりがいのある人生なんじゃないかなって思います。「素敵な歌があまり大勢に知られることなかったのは残念に思えた」に同感です。剛くん今回はファンの近くで向き合ってくれ、ファンはとっても嬉しかったけど、次回はもう少しだけ間口を広げてもいいのでは?なんて思っています。
junさん詳しいレポをありがとうございました。

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