●●● まとめ ●●●

1.基本的に主菜はバラエティー豊かに自分が食べたい物を作る。
 節約〜節約〜。そればっかりを考えて料理を作ると、バランスが片寄るし、作っていても楽しくない。自分が食べたい物を作るのは、作り手の特権なのだ。料理は楽しんで作るべし。

2.材料の使い回しは副菜と汁もので。
 副菜や汁もの用には、極力食材を買い足さない。また、献立で考える副菜は基本的に1品。もう1品ほしい場合は、スーパーで見切り品を見つけたり、前日の余りを利用したり、在庫で次週に回すものから何か作ったりと、臨機応変にしておくべし。ギチギチに献立たて過ぎると、苦しくなって料理自体が嫌になる。副菜のもう1品は、アラカルト、という位置付けのお遊び部分だ。

3.主菜で材料を使い回す時の注意。
 肉や魚が安かった、などの理由で主菜に同じ食材献立が登場する時は、家族に同じ材料の使い回しだと思わせないことが重要。先ず見た目、次いで味付けをガラリと変える事を心掛けよう。

4.そうは言っても節約メニュー。
 チラシチェックから入る節約メニュ-を考える時は、1点豪華主義を心がけ、盛り付けもなるべく凝ってみよう。料理は見た目がけっこう大切だったりします。節約レシピほど飾り切りなどを使って、いかにも凝ったメニューに見せるのがコツ。

5.だけど毎日作るのはめんどうだ。
 献立を組む時は「手間の掛かる料理」→「かからない料理」の順番で繰り返していくとテンポが良いです。また全部手作りで〜とか、お惣菜は一切買わない、などと意気込まなくて良い。めんどくさい時は息抜きをしないと、他の日にまで影響が出ちゃう。自分を甘やかす事も時には必要なのだ。

6.楽しいは美味しい。
 何だかんだと言ったって、楽しく作って、楽しく食べるのが一番大事。よく、子供の頃の想い出に残る美味しいご飯はな〜に? と聞くと、キャンプ場で食べたカレーだとか、河原でやったバーベキューだとかが答えにあがる。あれらの料理。料理としたらロクに調理器具も使わない最低レベルのレシピに近い。だけど美味しいと感じるのは、作っている人も、食べている人も、楽しかったからに違いない。



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作成:2000年11月
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