■□■野菜事典■□■
*野菜の特徴、効能などについて紹介しています*

49.ニラ
[特徴]
ビタミンA、B2、C、カルシウム、カリウムなどの栄養成分を豊富に含む緑黄色野菜です。ニラに含まれる硫化アリルは、ビタミンB1を体内に長く留めておく作用があるので、スタミナ増強食品として使える他、新陳代謝も促すので、食欲増進、風邪の予防などにも効果が期待できます。
ただし、胃腸の弱い人やアレルギ−体質の人は、食べ過ぎに注意した方が良いようです。
[効能]
疲労回復、冷え症改善、整腸作用、食欲増進、消化促進、老化防止、ガン予防。
[豆知識]
ニラは、摘んでも摘んでも、すぐ芽が出てくるという生命力の強い植物です。1株から10回ぐらい収穫ができるのだそうです。昔から農家の自家用野菜として栽培されていましたが、一般に普及したのは、戦後の話。戦後、一般家庭でも中華料理が作られるようになったことで需要がふくらみ、市場に出回るようになったもよう。
[食べ方]
炒めもの、餃子の具、和え物、スープなど。
[食知識]
ニラは、葉っぱがピンとしていて、しなびたり途中で折れたりしていないものを選びます。葉の緑色が濃くて幅の広い物が良いとされています。
ニラを買ってきたら、できるだけその日のうちに使い切ります。使えない場合は新聞紙で全体を包み冷蔵庫で保存しますが、2〜3日が限界です。


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作成:2001年6月
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