■□■野菜事典■□■
*野菜の特徴、効能などについて紹介しています*

12.カボチャ
[特徴]
カボチャは体内でビタミンAに変わるカロチンを豊富に含んでいる緑黄色野菜の代表です。カロチンの他にも、ビタミンB群、C、E、カリウム、食物繊維などが多く含まれており、他の野菜に比べ1度に食べる量が多いため、ビタミン類を摂取するのに適しています。
[効能]
風邪予防、ガン予防、夏ばて防止、食欲増進、視力低下防止
[豆知識]
カボチャが日本に紹介されたのは、室町時代末期の頃だと言われています。カンボジアから入ってきた野菜なので、カンボジアが訛り、カボチャになったとか。
乾物として売られている種子には、リノール酸が多く含まれています。動脈硬化予防や低血圧の改善に効果があると考えられるため、漢方薬として使われています。漢方で「南瓜仁/なんかにん」と呼ばれるものがそれ。
[食べ方]
煮物、天ぷら、炒めもの、コロッケ、サラダ、スープ
[食知識]
見た目より、持った時に重く感じるものが良いカボチャです。へたが黄色く枯れていて、縦に溝が走っているものが完熟品。切り売りの場合は、実の色が濃く、わたの部分がパサパサしていないものを選ぶと良いです。
カボチャを丸ごと1個買ってきた場合は、そのまま冷暗所で長期保存できます。切り売りの物、料理に使いきれなかった余りなどは、わたと種を取り除いてラップに包んで保存します。


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作成:2000年8-9月
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