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文学・芸術など創作方面を中心に、国内外の歴史・時事問題も含めた文化評論weblog

囚人へのペルエムフル

 あまりに一階のカラオケ大会のタイミングが悪く、寝つけなかったので、前々から気になっていたツクール作品をやってみました。


囚人へのペルエムフル公式サイト


 PC−98作品なので、D2win、あるいはPC-98実機かエミュレーターが必要となります。エミュレーターで遊ぶ場合でも、MS-DOSのシステムディスク、及び3modeフロッピードライブかディスクイメージを自由に編集できるツールが必要となります。面倒ですね。
 私はPC-98エミュで遊びました。Anex86を使えばキーボード操作のみの作品でもジョイパットで遊べますので(私は寝ながらやるので、重要なのです)

 ――で、面白かったです。正直、こんなに面白いとは思わなかった。スプラッター・シーンの演出が凄いです。思わず見入ってしまいました。
 11人いる登場人物を死なせないように、クフ王のピラミッドを探索するのが本来の目的なのでしょうが、ゲームとしてもストーリーとしても、登場人物を死なせないことにはその真価が発揮されません。これは間違いなくホラーゲームですから。
 ただし難易度が低いため、プレイヤーが意図的に「殺そう」と思わなければ、太った青年以外、なかなか死んでくれません。そこがちょっと残念。
 1回目のプレイではわけもわからず皆んな死んでしまって(クリアできます)その時の経験を基に2回目に全員救出・ハッピーエンドにできる――くらいの難易度だったらもっと良かったなぁ、と思いましたけど。

 あと、ヒロイン役よりも、小学生女子のイベントの方が質・量共に気合い入っているのは……(笑) ヒロインの影が薄くて、ほとんど感情移入できませんでした。一方で小学生女子は……むごすぎて。

Posted at 2006/10/11(Wed) 11:37:48

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