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中国は平和国家になることができるか

読売online;ダライ・ラマの受勲めぐり、チベット仏教寺院で衝突事件

【北京=吉田健一】21日付の香港紙・明報の報道によると、中国チベット自治区ラサ郊外にあるチベット仏教寺院で17日、チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世が米議会から勲章を授与されたことを祝おうとした僧侶約900人と、これを制止しようとした警官隊とが衝突した。

 ほい、現状では無理。よっぽどの奇蹟でも起きないと。

 ただ、引用もとは香港紙の記事。他の中国メディアでは検閲されているでしょうかね。
 中国が良くなっていくには中国人自身が行動しないことには絶対に無理。

cnn.co.jpダライ・ラマに米議会勲章 米大統領と初めて公の場に

ワシントン──米議会は17日、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世に、市民を対象とする最高勲章「ゴールド・メダル」を授与した。連邦議会議事堂で行われた記念式典では、ブッシュ米大統領が現職大統領として初めてダライ・ラマとともに公の場に姿を見せ、勲章を手渡した。

 ぶっちゃけダライ・ラマが「ホンネ」を吐こうものなら、またチベットで大虐殺が起こりかねないので、中国万歳発言せざるを得ない事情があります。
 中国の経済発展については評価しているでしょうが、本心ではないね。

 また、独立というのは高い代償がつくものなので、元々貧困国歌であるチベットが一から国を建て直すのは難しいかもしれません(例外は日本からの独立のみ)

読売online;ダライ・ラマへの勲章授与、中国外務省が激しく非難

【北京=佐伯聡士】中国外務省の劉建超・報道局長は18日の定例会見で、チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世が17日、米議会から勲章を授与され、ブッシュ大統領と式典に同席したことについて、「中国内政への粗暴な干渉で、中米関係に重大な損害を与えた」と述べ、激しく非難した。

(’ワ’)<マジウケル
 もう掲示板覗かなくてもどういうやり取りがされているのか、簡単に想像がつきます。

CNET Japan;中国が米国の検索エンジンを「ジャック」?--ダライ・ラマ褒章への報復か

 Danny Sullivan氏のブログ「Search Engine Land」によると、中国国内から、あるいは中国のインターネットサービスプロバイダ(ISP)を利用して、GoogleやYahoo、Microsoftの検索エンジンにアクセスしようとした多くのユーザーが、中国の検索エンジン「Baidu」(百度)にリダイレクトされたという。

 シメは、ミックミクの件で話題になったばかりの検索エンジンです。
 Googleは中国共産党へ全面的に協力していますので、何も弾くことはないだろう、と思いますけどね。

 世の中には「陰謀論(笑)」という人も多いですけど、中国に関しては現実にこれ以上爆弾を抱えた国は他に類を見ないわけでして。
 平和路線で行くのであれば、とっくの昔にチベット独立、台湾独立はやっているわけですからね。

 むしろ、これから領土とかガンガン増えます。

Posted at 2007/10/22(Mon) 10:32:48

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