昨日は寝る前にYahoo!コミックで片っ端から立ち読みしていたのだが、嬉しいのがつのだじろうと諸星大二郎の漫画があること。本で欲しいほどの作品ではないものの、ネタとしては欲しい。つのだじろうはともかく、諸星大二郎作品は手に入りにくいこともある。
――で、つのだじろうの恋人は守護霊さま。自称守護霊の金精麻呂は憑りついた女性を寝ている間に襲い、眼の前に男根を突き出す色情霊。(笑) 色情霊……耳慣れない言葉だが、google検索を掛けてみると出るわ出るわ体験談。
http://ww5.tiki.ne.jp/~qyoshida/sinrei/011josei.htm
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=817705&check_ok=1
体験談はあまりに沢山あるので、一番まともそうなもののみにした。
これらの真偽については結論できるほどの知識がないが、私自身金縛りのようなものを体験したことがある。
今のアパートに越してきたばかりのこと、眠っていると一度も見たことのない老爺が出てきた。雰囲気としては川端康成に似ていた(要するに、ギョロ目で怖い)が、成し遂げた人や高貴な人特有オーラは全く無く、人生に失敗したみすぼらしい老人の態であった。
その老人が、私に向かって悪態をつくのである。働くことがなんだかんだと、人生について説教まで垂れていく。腹が立った私は老人に一発見舞ってやろうとするのだが、身体が動かない。すると相手は突然こちらに躍りかかってきて私の頸を締めつけてくる。
私は制御できないほどの猛烈な怒りに包まれ、すると金縛りが解けてその老人を両拳でめちゃくちゃにぶんなぐった。老人は消え、いつもと変わらないアパートの部屋だった。それっきり老人は出てこない。
早速、痛む喉を鏡で確認してみたが、手の痕は無かったので、幻覚だったのかもしれない。しかし、見たことのない老人なんてあまりに具象的で、本当に幽霊だったのかもしれない。このアパートの前住人は若者というよりも、老人だった痕跡(残置物など)が多く、既に亡くなっていたのかもしれない。こんなボロアパートで余生を送らねばならなかったのなら不憫な話だが、それだけに気味の悪い話である。
Posted at 2006/05/31(Wed) 08:39:48
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