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今年二人目、次々と亡くなるジェフリー・エプスタイン関係者達

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 見落としがなければ今年二人目のはずです。
まずは先日の8月25日にBeing Ponzi。
BN; かつて小児性愛者を告発したジェフリー・エプスタインの関係者が死体で発見される
著: カイル・ベッカー 2022年8月25日(米国時間)

亡くなった小児性愛者ジェフリー・エプスタインの仲間であるスティーブン・ホッフェンバーグが、8月25日(米国時間)にコネチカット州ダービーのアパートで死んでいるのが発見された。

 ホッフェンバーグは死亡時77歳で、当局が発見したときには腐敗が進んでおり、法医学専門家は少なくとも死後一週間は経過していると見ている。

 警察は死因を特定しなかったが、当局によると、彼の遺体には目に見える外傷の兆候はなかったという。しかし、彼の遺体は非常に腐敗していたため、さらなる確認のために医療記録が模索されている。警察筋は2日、DailyMailに対し、ホッフェンバーグ氏であることを「極めて確信している」と語った。

 ホッフェンバーグは、ニューヨーク・ポスト紙の一時的なオーナーで、腐敗した「ねずみ講」を運営した罪で有罪判決を受け、重罪で18年間刑務所に入っていた。彼はエプスタインをすべての「黒幕」として名指しした。

「私は、ジェフリーが二足のわらじを履く最高のハスラーだと思っていた。才能、カリスマ性、天才、犯罪の首謀者。大金を稼ぐ可能性のあるものがあったんだ。自分たちはねずみ講(Ponzi)と呼んだ」とホッフェンバーグは述べ、エプスタインを「詐欺の立役者」と呼んだ。

 1995年、ホッフェンバーグは投資家から4億2000万ドルをだまし取ったとして有罪を認めた。このねずみ講は、エプスタインが働いていたホッフェンバーグのタワーズ・ファイナンシャル・コーポレーションから債券を買うというものだった。
エプスタインはこの犯罪騒動で起訴されることはなかったが、ホッフェンバーグはこの計画で何百万ドルも儲けたという。
(以下の記事は過去の事件についてなので、省略)

 次に今年の2月にジャン・リュック・ブルーネル (Jean Luc) が獄中死しています。こちらは以前にも記事にしていますので、概要だけ。
DailyMail;ジェフリー・エプスタインのモデルエージェントの「ポン引き」ジャン・リュック・ブルーネルは何度も自殺を図ったが、パリの留置場で「首吊り」状態で発見されるまでは自殺監視下になかった

・ ジャン・リュック・ブルーネルは、エプスタインのために「1000人以上の女性」を調達したと言われている。
・ 76歳のフランスのモデルエージェントは、2月19日に独房で死亡しているのが発見された。
・ 彼は何度も自殺を図ろうとしたが、自殺監視はしていなかった。
・ しかし、ブルネルは受刑者の暴力の危険がある「脆弱な受刑者」のリストに載っていた。
・ ラ・サンテ刑務所では、弱い立場の囚人のために毎日4〜6回のパトロールが行われている。
・ ブルネルはパトロールの合間に窓を見つけて独房で首を吊ったとみられる。

 エプスタインの相方だったギレーヌ・マクスウェルについては既に実刑判決が出ていますが、肝心のロリータ・エクスプレスの顧客名簿は公開されていません。顧客名簿が流出した場合は、アメリカ司法の重鎮にまで影響が出ると言われています。
 次々と関係者が亡くなっていくのは、恐らく死人に口なしといったところでしょうか。

Posted at 2022/08/27(Sat) 05:42:06

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