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文学・芸術など創作方面を中心に、国内外の歴史・時事問題も含めた文化評論weblog

猫の匂いのする甘酒


 皆さん、あけましておめでとうございます。

 前年ながら写真は用意できなかったのですが、正月に合った話題を一つ。

 長崎県長崎市十人町には、本物の甘酒を作っているところがあります。商売モノではなく、自家製モノ。うちの父方の家と付き合いがあったので、一升瓶に分けて貰っていました。

 本物の甘酒たる由縁。


  • 添加物を加えていない
  • 米と米こうじだけで製造
  • 水で薄めていない

 市販品でこの三つをクリアするものは滅多にありません。無添加でも、濃度や粘度の調整をしないと商品にばらつきが生まれてしまいますので。

 ここで少し話が逸れますが、長崎十人町とは長崎オランダ坂のすぐ近くなのですが、ここが猫ねこ天国なのです。
 ちょっと道を歩けば、10匹くらいの野良&飼い猫に当たります。猫の糞も道端に放置されており、町全体が異常なほどの猫臭に包まれています。猫アレルギーの人は絶対に住めません。(笑)

 さて、自家製甘酒の話に戻ります。表題の通りなのですが、その自家製甘酒、猫の匂いがぷんぷんするんです。間違いなく米こうじの匂いだけではありません。
 猫臭のする町で造られたものなので、染みてしまっているんですね。

 でも、味は最高でした。
 最近はあの猫臭も懐かしく思えます。

Posted at 2007/01/02(Tue) 15:01:54

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