I teie nei e mea rahi no'ano'a

文学・芸術など創作方面を中心に、国内外の歴史・時事問題も含めた文化評論weblog

近所の女の子から誘惑されているような気がする

 どうでもいいことですが、近所に住む中学生くらいの女の子からビシビシ意識の波を感じています。しかも避けられるとかいうよりも、ちょっと誘惑気味。
 もちろんここに書きたくなるくらい水準よりも遙かに可愛い娘さん。やせ形で、できもの一つ無い綺麗な肌。流行りの眼鏡と小さな三つ編み。一見地味で目立たないタイプなのですが、眉もほどほどに手入れしてあって綺麗だし、その気になれば大抵の男心はがっちり掴める。早い話、どんなに憧れようが、私には一生縁のないタイプですね。これでアート系の才能に恵まれていれば、よっぽど私好み。
 こういうのにはあんまり免疫が無いので、妙に緊張してしまう。特に、電車で他に席が空いているのに、すぐ隣に座られたり――っていうのは変にどぎまぎしてしまったり。大人の威厳は完全に失墜しています。(笑)
 ただ、私が一番感じていることは間違っても『こんな素敵な子と付き合ってみたい』ではなく、『あの頃に戻りたいなぁ』って気持ちです。私の中学時代で心に残っているのは、せいぜい本との出会いくらい。急速に孤独を深めていました。人間、小学生や中学生で頭でっかちになったってしょうがない。人と求め合ったり、信頼し合ったりすることを学ばなければ、人として立派とは言えない。それには友情だけではとても足りず、やっぱり異性(同性愛者は違うかも知れないが(笑))との恋愛を知らなければ。いい恋愛を経験すれば、人としての自信もだいぶんつきます。本を読んで自信を身につける人間なんて薄っぺらです。
 そういえば、ラストエンペラーこと溥儀は看護婦である妻の愛情をもって初めて心の底から笑顔を見せたといいます。護るべき者そして、愛する者なしで、人の心の成長など決してありません。もちろんそれは結婚してから芽生えた信頼、でもOK。ただし純粋なものでなくてはならず、金銭づくや、単に性欲のはけ口としての関係はダメです。
 私はまぁ、今となっては色々と遅すぎるために、残念ながらその成長の機会は完全に逸してしまいましたが。

Posted at 2006/03/09(Thd) 02:27:01

日常と雑感 | コメント(0) | トラックバック(0) | この記事のURL

この記事のトラックバックURL ->

↑ページの先頭へ

この記事へのトラックバック

「近所の女の子から誘惑されているような気がする」へのトラックバックのRSS