どれだけ前衛的でも、挑戦であっても、どれだけ技術が優れ、文章が美しかろうと――
他人を貶めたり、傷つけることで芸術にしてやろうって魂胆は、やっぱりダメなんだと思います。
どの作品とは言いませんけれど。
やっぱり小説や物語っていうのは究極的には癒しの行為でなくてはならないんだと思います。
もちろん、行きすぎると卑しくなってしまうし、生ぬるい作品ばっかりになってしまいますけれど、作品の底を構成するものというのはそうであるべきなのね。
ところが純文学を中心にして一般小説はそれがなかなかできない。だから純文学はラノベに敗けるんですよ。ラノベは文章がへったくそでもまだ救いがありますから。
Posted at 2010/09/24(Fri) 17:58:25
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